若松英輔のレビュー一覧

  • 別冊NHK100分de名著 読書の学校 若松英輔 特別授業『自分の感受性くらい』

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    とても面白かった!普段話したり聞いたりがほとんどで、読むことや書くことは他人とのLINEや仕事でのメールやチャットでしかできていない。仕事は関係なく自分自身について向き合う際に、他人や自分と話す、聞く、読む、書くことについて、それぞれに特徴があってどれも大切だと感じた。詩について知りたいなと安易な気持ちで読み始めたが、意図せず、コミュニケーション全体について深く考えるきっかけとなった。また、言葉以外の非言語コミュニケーションについても触れていて、本当に大切なことだと感じた。茨木のり子さん、岩崎航さんという素敵な詩人を知ったので、機会を見つけて詩集を読めたらいいなと思った。

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    2023年04月23日
  • 詩と出会う 詩と生きる

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    若松さんの優しい文章に誘われて、何か書いてみようと思った.様々な詩人、詩が紹介されているが、その中から、特に自分に響くものがあることもわかった。

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    2023年04月08日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    いつも生き急いでいて、考えることすら短い時間でしようとする自分にとってはいい教訓となった。
    本を読む時も速読をしてしまうが、一文一文向き合って読もうと思った。

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    2023年03月13日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

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    まずこの本はタイトルの通り、「本を読めなくなった人」への特効薬にはならないという点に注意するべきだろう。
    なぜなら本が読めなくなった人はこの本を読めば治る、と言った明確な答えは示されていないからである。
    しかし、そんな人にとって何の意味もないのかと言われれば否である。「正しい読書の方法」「読書の量は多い方がいい」と言った、読書の悩みを気楽に考える術を筆者の実体験をもとに示してくれている。
    私自身、高校生になって本の内容を完全に読み取ろうとしたせいで、繰り返して読むことが多くなってしまい、本が読めなくなった。
    しかし、この本が教えてくれた「気楽に」ということをキーワードに読書していこうと思う。

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    2023年03月01日
  • はじめての利他学

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    利他ということをこれまで勘違いしていたことに気付いた。自他他利は2つで1つ。そして、ここでも自分を信じること、自信を持つこと、そこから始まるということが書かれており、課題だなと思う。

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    2023年01月24日
  • 言葉を植えた人

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    若松さんの著書を通じて、初めて出会えた書物もある。若松さんこそ私にとって(おそらく多くの人にとって)「言葉を植える人」だ。

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    2023年01月01日
  • 詩集 たましいの世話

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    ネタバレ

    『手』

     やるべきことを
     探して
     長い間
     いろんなところに
     旅をした

     でも 大事なのは
     簡単には語り出さない
     自分の
     心の声に そっと
     耳を傾けることだった

     忙しそうな姿を
     見せないで 君が
     困っているときに
     じっと
     そばにいることだった
     …

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    2022年12月25日
  • はじめての利他学

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    利他を端的に表す言葉は西洋に少なく、東洋には多いために現代日本人には分かりにくい概念となっている。我が国で利他を初めて使ったのが空海であるが、その概念を洗練させたのが最澄であった。そして最澄から親鸞が生まれるのであるが。利他の利を理解するために儒学から解き起こし、利他を生きた人として吉田松陰、西郷隆盛、二宮尊徳、中江藤樹をあげる。西洋のりたはコントから解説し、最後はフロムの愛について、でまとめるが、自分を愛せない人は他者も愛せないということ。

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    2022年12月17日
  • 「利他」とは何か

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    中3生の模試の国語で、伊藤亜紗さんの『「うつわ」的利他』の一部が題材として出題されていて、興味をもったので読んでみました。
    「利他」は「偽善」「自己満足」「押しつけ」と紙一重で、特にネットではそんな言葉で全く関係のない赤の他人から揶揄されたり非難されたりする可能性もあって、最近はうっかり親切な行動もとれないような雰囲気があったりもします。だいたい、「偽善」「自己満足」「押しつけ」をすり抜ける「利他」ってどんなものなんだろう。そんな思いがありました。
    伊藤亜紗さんの章は読みやすく分かりやすかったですが、いちばん面白く興味深く読めたのは中島岳志さんの『利他はどこからやってくるのか』でした。志賀直哉

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    2022年12月15日
  • 「利他」とは何か

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    以前に『借りの哲学』を読んだので、恩を受けると負債の考えが生じるというのは何となく理解してました。利他は自己満足を満たすため、というのも。震災で炊き出しをしていた某有名人に対して「偽善」、「売名か?」というコメントを思い出します。

    思いやりに満ちた世界の方が良いに決まっていても、なかなか利他には難しい側面があるのは事実です。個人の意識に対する小さい時からの教育と社会の制度、インフラ設備など、みんなが意識しないほど社会の仕組みに溶け込ませることが大事だと本書を読んであらためて思いました。

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    2022年11月27日
  • いのちの政治学 リーダーは「コトバ」をもっている

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    大平正芳については、中島岳志さんが以前評価されいたのを知って、「あー、うー」の人が?と意外な感じだった。この本を読んで、確かにリーダーにふさわしい人だったと思った。誰かに書いてもらった原稿を読み上げるだけの政治家、自分の主張だけをペラペラ喋りまくる政治家と比べて、「あー、うー」と逡巡しながら自分の言葉で、内容のあることを、責任を持って話す政治家を持てた時代がうらやましい。薄っぺらで軽く、弱い者に優しくない、冷たい政治家は、私たち国民の鏡なのだろう。

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    2022年10月21日
  • 「利他」とは何か

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    ネタバレ

    「利他」について5人が違うアプローチで切り込んでくる。「利他」を推奨するような本なのかと思っていたが、純粋に「利他」を科学している内容で、これはこれで大変興味深い。仏教的なアプローチはありそうだが、言語的なアプローチなど思いもしなかった。能動でも受動でも無い「中動態」も考えさせられる内容だった。おすすめ。

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    2022年10月20日
  • はじめての利他学

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    利他や愛について知ることができた。知るにとどまらず、実践につなげることの大事さも強調されている。
    【私たちは、なぜ成功や名誉、富、権力に飲み込まれていくのか。それは、自分自身や他者と「つながる」前に、社会の価値と「つながる」からです。造られた成功、作られた幸福を真実だと思い込むからです。】
    【自分の失ってしまえば、自分を愛することはできない。だから、自分ではないものに化けることは、愛を失う最初の大きな罠なのだ。】

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    2022年09月14日
  • 「利他」とは何か

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    利他: うつわになること。意図的な行為ではなく人知を超えたオートマティカルなものであり、そこに利他が宿る。

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    2022年09月13日
  • はじめての利他学

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    仏教・儒教・西洋思想をベースに今の「利他」の成り立ちがわかる入門書。

    ただし、二宮尊徳の「智者」の話にもあったが、知識として得るだけではなく、自分の中で利他をさらに深いものにするために、さらに実践する必要があると感じた。

    「利他」という言葉から外に意識が向きがちだが、「自利利他」という言葉が知れたことでまず自分に向き合い、自分の中にあるものを意識することが大切であることが認識できただけでも良かった。

    『代表的日本人』や『愛するということ』を読んでみようと思う。

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    2022年08月26日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    ソクラテス、デカルト、アレント、吉本隆明を2時間で理解する本ではなく、それらを題材にして「考える」ということの面白さや、読書をすることの面白さ、またその手掛かりを提示してくれる本。
    読書にはいろんな楽しみ方があるけど、本を読むという行為を少し分解して考えてみると、読書とはページに書いてある文字の羅列から情報を読み取ることではなくて、ページに書いてある情報をもとに自分の中で考えをめぐらすこと、ともいえるのかもしれない。
    だから極端な話、書いてある内容や情報をそのまま理解しなくてもよくて、読書という行為の主体はあくまでも読者でしかなくて、そういう意味では読書という行為はすごく自由な体験といえるのか

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    2022年08月14日
  • 考える教室 大人のための哲学入門

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    考えるって大事。自分はこう考えるということを常に意識していたい。「誰が語っているのかではなく、何が語られているのか」。こころ踊り。

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    2022年08月06日
  • 「利他」とは何か

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    ネタバレ

    専門が異なる著者らの視点から「利他」を考察する。利他は主義にすると怖い。なぜって「私の思い込み」でやったことが、結果的に他者の助けになれば「利他」だろうが、時として「余計なお世話」にも「押しつけ」にもなる。自分の思いを正当化して、相手の言葉や反応にほとんど耳を傾けず、独善的な「支配」でしかなかったとしたら……。若松さんの“利他は行うものではなく、生まれる”という意見がストレートに効いた。

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    2022年07月24日
  • 生きていくうえで、かけがえのないこと

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    生きることは、これまで己に紡がれた言葉を他者に共有する行為とも言える。
    自分が郵便箱になって、脈々と受け継がれる意志を伝えていきたい。

    気になった本は積読して読む時が来るまで待つとしよう。
    大事な人の存在を理解し、金を切り離した働くの意味を考えよう。

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    2022年05月25日
  • はじめての利他学

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    空海・最澄から語り起こされ、鎌倉新仏教へと繋げられていく。更には西郷どんや二宮尊徳にまで話題が及ぶんだけど、通底するのは、”利他”とは相反するどころか不可分たる”自利”の概念。いや~、やっぱ良いですね、この”学びのきほん”シリーズ。他のも読まんと。

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    2022年05月09日