感情タグBEST3
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「100分de名著ブックス」の「苦海浄土」のテキストを読んで、内村鑑三のことを知りたくて読んだ本。内村のことや思想をわかりやすく知ることができて良かった。テキストを読んで内村の思想は「悼む人」や「燃えあがる緑の木」、「大衆の反逆」と似ているところがあると思った。
Posted by ブクログ
内村鑑三の「代表的日本人」を簡略化し紹介した本。確かケネディ?大統領が尊敬する日本人ということで上杉鷹山を挙げていたのは、この内村鑑三の著書によるところが大きいのであろう。(余談ではその時の日本人が恥ずかしながらも上杉鷹山?と知らなかったとか)
勿論この著書を紹介しているものの、どちらかと言えば内村鑑三の思想の一端、内村鑑三を解釈した著者の思いも十二分に表していよう。
神、天とは、紹介する人物やキリスト教を通して内村自身がまさに人間を超越した何かを感じ、寄り添おうとしていたのであろう。
最後の方は、読むこともだいじであるが、書くこと、さらにありのままに書くことの大切さ、その書くことで自身の内面と向き合うことを薦めており、物書きでないものにまで勇気を与えているかのようである。
Posted by ブクログ
力のあるものが弱き者のところに出向く。そうしてみなければ、隠れているものなど見えてこない
東洋思想たちは、富は常に得の結果であり、両者は木と実との相互の関係と同じであると思います
信頼を失ってみて初めて、信頼は生まれてくるものではなく、築きあげなければいけないものだと気づいたのです
金銭は、有効に使うものへと受け継がれ得る。金銭を使って他の人の役に立つ事業を行うことも、事業をより発展させるものへと継承され得るので遺物になる
私が少年の頃もお月見の習慣は残っていました。月を愛でるだけではなく、今に感謝し、家族の無事を祈るのです
影響の深度を考えたとき、身近に示した人々は、どの歴史的な人物よりも強く、濃く、また激しく、私たちの人生にその足跡を残しているのではないでしょうか