若松英輔のレビュー一覧

  • 悲しみの秘義

    Posted by ブクログ

    詩を読むことがほとんど無かったので読んでみたが、自分には合わないと分かった。だから評価はどちらとも言えない。

    0
    2025年04月04日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    先日、ボランティアに参加する機会があった。
    その時の相手の反応が、自分が思い描いていたものとはちょっと違っていて、一人でモヤッとしていた。
    そう感じた気持ちの答えが、この本には書かれていたように思う。
    5人の著者の中で、伊藤亜紗さんが書かれた内容が一番しっくりきた。
    「他者のコントロールが利他の一番の敵」
    誰かの為に行動する→プラスの反応が返ってくると、知らず知らずのうちに期待してしまっていたのだと思う。
    「利他」という漠然としたものの輪郭が見えてきたようで、すっきりした。

    0
    2025年02月15日
  • 読み終わらない本

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    “愛すれば愛するほど、悲しみは深くなる。”であるならば、“愛する人を喪うときも、(略)、耐えがたい痛みとしてだけでなく、情愛の証しとして受け取ってもよいのかもしれない。”心がひどく痛むのはそれだけ大切だったから、と大切の方に焦点をあてる考えの転換が素敵だと思った。
    すべては自分の受け取り方次第、日々を心地よいものにするのも自分自身にかかっていると気づかせてくれる本だった。

    0
    2025年02月08日
  • はじめての利他学

    Posted by ブクログ

    利己と利他はつながっていると看破し、「自利利他」を唱えた空海は偉大だ。

    又、少しでも身近な所から学ぶとしたら二宮尊徳か。その考えは無尽や信用金庫につながる。

    谷島屋書店連雀店にて購入。

    0
    2025年02月03日
  • 新編 志樹逸馬詩集

    Posted by ブクログ

    10代の頃にハンセン病を患い、あるがままの思いを言葉にされている詩集。
    死に向かうことへの恐怖や覚悟、生きるよろこびなどを思いそのままにやさしく、そして力強く表現されていると感じた。
    「土壌」「人はだれでも」が特に好きな詩。

    0
    2025年01月20日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    5人がそれぞれ違う専門分野から利他の解釈を論じる。その発想の違いは面白い。「おわりに」でも中島氏が「うつわ」と表現しているが、私は自然と生まれる見返りを求めない人間性、と解釈した。

    0
    2025年01月16日
  • 探していたのはどこにでもある小さな一つの言葉だった

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    表紙の絵に惹かれて。

    すべてをしっくり理解できたわけではないが、ところどころおお!と自分の興味や、囚われに関係するところがあった。

    好奇心について
    真の問いとは内発的であり...容易に答えの見つからない人生からの呼びかけ
    →ずっと何か知識を得るスキルアップすることが正義と思っていたが、それはどん詰まりで、
    自分の人生における(そんな大きなことでなくても)問いを見つけていくことではと気づいてきて、、その思いとこの話が重なってしっくりきた

    手放すとは
    生きるとは...誰かに先んじて獲得することに満足を感じようとしていた...生きるとは手放していくこと
    →まさに人と比較して満足する、ことに意識

    0
    2025年01月02日
  • 悲しみの秘義

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    若松英輔さんのエッセイ。
    一番胸が締め付けられたのは、
    14 花の供養に
    桜が咲く春になったら、花びらを一枚拾いたいと思いました。それが少しでも供養になるのであれば。

    0
    2024年12月31日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    遊びと利他を読んで、利他を、もう少し知りたくて。
    後半になるにつれて、どう利他に関係するんだろうとかわかりづらくて飛ばし飛ばし読んでしまった。

    数値的利他は、違和感を感じた
    数値ですぐに結果がでない社会課題への支援や関心を廃れさせてしまうのかなぁと。、

    利他というと何か押しつけがましく、意識高い系に思ってしまっているけど、
    うつわ的利他、、、
    自分のやったことをいいでしょ、ではなくて、
    その結果自分に戻ってまた変化の可能性がある余白があるものとして捉えた方がよいのでは
    ということかなぁと。この考えはしっくり来るし、自分のボランティアのスタンスと同じだなぁと思った。

    0
    2024年12月22日
  • 悲しみの秘義

    Posted by ブクログ

    心に沁み入る言葉。

    ◯祈ることと、願うことは違う。願うとは、自らが欲することを何者かに訴えることだが、祈るとは、むしろ、その何者かの声を聞くことのように思われる。

    ◯生きるとは、人生とは何かを問うことではなく、人生からの問いに応えること
    ◯人生は、答えを出すことを求めない。だが、いつも真摯な応えを求めてくる

    ・花の供養に、春、花びらを1枚拾う。

    ◯愛する気持ちを胸に宿したとき、私たちが手にしているのは悲しみの種子である。その種には日々、情愛という水が注がれ、ついに美しい花が咲く。悲しみの花は、けっして枯れない。それを潤すのは私たちの心を流れる涙だからだ。生きるとは、自らの心のなかに一輪

    0
    2024年11月14日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    「利他」について様々な分野の方が論じた本。
    ちょっと「利他」との結びつきがよく分からないとか取って付けたようとか思うところもあったが、それが利他という概念の広さや説明の難しさということか。
    結論としては、利他とは「うつわ」とか「余白」であるということのようだ。

    中動態についての話の中で「人間的因果性(=そ人が加害者として行う行為)」と「神的因果性(=運命の被害者としての行為)」は混じり合うが混同されない、というヴェルナンの定式が紹介されている。どういうことかというと、「人は加害者であり被害者であるという二律背反が肯定されている」ということ。被害者性をとらえることで、加害者性もとらえられるよう

    0
    2024年10月09日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    伊藤さんの内容が読みやすく面白かった。
    特に、測りすぎたり数値で細かくすることで、人々の別の意識を生み出してしまうというところに、実感を持って共感。
    毎日の労働時間を日によって変えて管理することで、働くことの大らかさがなくなってくるという皮肉を目の当たりにしたから、特に刺さった。

    0
    2024年10月02日
  • 読み終わらない本

    Posted by ブクログ

    作者からの手紙、というスタンスで書かれたエッセイ。読書論がメインかなと思って手にしたが、どちらかというと言葉についての話が中心だった。
    ちょうど『言語の本質』という本を読み終えたあとだったので、言葉つながりで面白く読んだ。『言語の本質』とはまた視点の違う言葉の本質を見た。

    先人の言葉や作品、詩歌が多く引用されていた。作者が生きてきた中で影響された人や作品、そして言葉たち。言葉の持つ力を読んでいて感じた。

    社会問題にも触れていて、読み応えのある一冊だった。
    私にとっての『読み終わらない本』は何だろう……。もう出会っているかもしれないけれど、これから新しく出会うこともあるかもしれない。これから

    0
    2024年09月26日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    利他の本質はは余白であり、それを作るためのうつわになることこそが重要であるという本書の見解には納得できるものがあるかと思います。

    正直、後半になればなるほど訳が分からなくなってくる点は否めませんが、伊藤さんの数値化という欠点や中島さんの意思が介在しすぎる世界というものは示唆に富んでいるのではないでしょうか。

    0
    2024年09月23日
  • いのちの秘義――レイチェル・カーソン『センス・オブ・ワンダー』の教え

    Posted by ブクログ

    「読むと書く」という講座からうまれた、「センス・オブ・ワンダー」の批評

    良い教科書のような綺麗な文体と内容。
    日本語で出版された本の後半の4人の解説はそれぞれの立場から書かれているが、こちらは批評家らしくもっと直接的に一冊の本とするほどの分量で取り組んでおられる。

    素敵過ぎる元の本を繰り返し読んだ方が良い気もするが、この本を読んで良かったとも感じる。

    0
    2024年08月16日
  • 「利他」とは何か

    Posted by ブクログ

    利他とは器である。関わる人々への余白、予定しない意外性を受け入れる。最初から計算された利他、見返りを早退した利他は利他ではない。

    そういえことを5人の人が異なる領域から語る。

    個人的には中動態のことをもう少し読んでみたい。

    0
    2024年08月17日
  • 詩と出会う 詩と生きる

    Posted by ブクログ

    本で伝えたいキーコンセプトは非常にためになるが、文章の構成と書き方が情緒的で正直読みにくい。
    若松さんの詩は好き

    0
    2024年08月12日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

    Posted by ブクログ

    読むことと書くことは呼吸のような関係。読めなくなっているのは、吐き出したい思いが、胸にいっぱいたまっているからかもしれません。
    食べ物には賞味期限があるのに対し、言葉にはまったくといってよいほどない。
    本はゆっくり、ゆったり、たしかに読んでいきたいと思った。

    0
    2024年08月05日
  • 本を読めなくなった人のための読書論

    Posted by ブクログ

    ここで本が読めないは、重い考える本だろうか。エンタメ本や軽いエッセイしか読めない時は確かにある。考えさせられるノンフィクションは読めるときと読めない時がある。でも長く読めない時が続いたことがないのと、愛読本との出会いをそれほど意識して読んでいないので、現在の私には刺さらなかった。

    0
    2024年08月05日
  • 自分の人生に出会うために必要ないくつかのこと

    Posted by ブクログ

    『悲しみの秘儀』に感銘と衝撃を受けて以来、若松さんの本を読むのは背筋がピンと伸びる感覚になる。
    どこまでも深い。本一冊としての重みだけでなく、言葉や表現一つ一つに質感があり、厳密だけど限りなく余地がある。
    私がこの本を本当の意味で読むには、まだまだ何もかも未熟なのかもしれないと思わされた。いつかまた読み返したい。

    0
    2024年07月21日