若松英輔のレビュー一覧
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ネタバレ表紙の絵に惹かれて。
すべてをしっくり理解できたわけではないが、ところどころおお!と自分の興味や、囚われに関係するところがあった。
好奇心について
真の問いとは内発的であり...容易に答えの見つからない人生からの呼びかけ
→ずっと何か知識を得るスキルアップすることが正義と思っていたが、それはどん詰まりで、
自分の人生における(そんな大きなことでなくても)問いを見つけていくことではと気づいてきて、、その思いとこの話が重なってしっくりきた
手放すとは
生きるとは...誰かに先んじて獲得することに満足を感じようとしていた...生きるとは手放していくこと
→まさに人と比較して満足する、ことに意識 -
Posted by ブクログ
遊びと利他を読んで、利他を、もう少し知りたくて。
後半になるにつれて、どう利他に関係するんだろうとかわかりづらくて飛ばし飛ばし読んでしまった。
数値的利他は、違和感を感じた
数値ですぐに結果がでない社会課題への支援や関心を廃れさせてしまうのかなぁと。、
利他というと何か押しつけがましく、意識高い系に思ってしまっているけど、
うつわ的利他、、、
自分のやったことをいいでしょ、ではなくて、
その結果自分に戻ってまた変化の可能性がある余白があるものとして捉えた方がよいのでは
ということかなぁと。この考えはしっくり来るし、自分のボランティアのスタンスと同じだなぁと思った。 -
Posted by ブクログ
心に沁み入る言葉。
◯祈ることと、願うことは違う。願うとは、自らが欲することを何者かに訴えることだが、祈るとは、むしろ、その何者かの声を聞くことのように思われる。
◯生きるとは、人生とは何かを問うことではなく、人生からの問いに応えること
◯人生は、答えを出すことを求めない。だが、いつも真摯な応えを求めてくる
・花の供養に、春、花びらを1枚拾う。
◯愛する気持ちを胸に宿したとき、私たちが手にしているのは悲しみの種子である。その種には日々、情愛という水が注がれ、ついに美しい花が咲く。悲しみの花は、けっして枯れない。それを潤すのは私たちの心を流れる涙だからだ。生きるとは、自らの心のなかに一輪 -
Posted by ブクログ
「利他」について様々な分野の方が論じた本。
ちょっと「利他」との結びつきがよく分からないとか取って付けたようとか思うところもあったが、それが利他という概念の広さや説明の難しさということか。
結論としては、利他とは「うつわ」とか「余白」であるということのようだ。
中動態についての話の中で「人間的因果性(=そ人が加害者として行う行為)」と「神的因果性(=運命の被害者としての行為)」は混じり合うが混同されない、というヴェルナンの定式が紹介されている。どういうことかというと、「人は加害者であり被害者であるという二律背反が肯定されている」ということ。被害者性をとらえることで、加害者性もとらえられるよう -
Posted by ブクログ
作者からの手紙、というスタンスで書かれたエッセイ。読書論がメインかなと思って手にしたが、どちらかというと言葉についての話が中心だった。
ちょうど『言語の本質』という本を読み終えたあとだったので、言葉つながりで面白く読んだ。『言語の本質』とはまた視点の違う言葉の本質を見た。
先人の言葉や作品、詩歌が多く引用されていた。作者が生きてきた中で影響された人や作品、そして言葉たち。言葉の持つ力を読んでいて感じた。
社会問題にも触れていて、読み応えのある一冊だった。
私にとっての『読み終わらない本』は何だろう……。もう出会っているかもしれないけれど、これから新しく出会うこともあるかもしれない。これから