小松エメルのレビュー一覧

  • 一鬼夜行 鬼やらい 下

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    硯の精のくだりが秀逸!
    むしろ、そこだけで一つのお話になるほど…
    まさか、彼にここで泣かされるとは。

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    2013年02月08日
  • 一鬼夜行 枯れずの鬼灯

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    ネタバレ

    終盤の、連判状にグッときた。
    人付き合いを極力避けてきた喜蔵が、今まで騒動に巻き込んできた1人ひとりに説明して名前を書いてもらうなんて…!

    喜蔵の成長変化が、凝り固まった偏角が少しずつ少しずつ丸くなるのがわかって、なんだか嬉しくなる。
    それとは別に、素直じゃない捻くれた発言に気付かないフリしてボケてくる小春がなんともワザとらしかったな(笑)

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    2013年01月15日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 上

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    一鬼夜行の2作目上編。
    1作目から半年後の話。
    主人公達のその後を覗きつつ、また事件に巻き込まれるのですが、
    その巻き込まれ方がなんとも彼ららしいと読んでいてつい笑みがもれました。
    後編は?この謎はどうなるの?と先が気になります。

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    2012年12月25日
  • 一鬼夜行 花守り鬼

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    幻想的な花の宴での一日の出来事が描かれ、続編というより番外編のような感覚でした。
    今回は人に重点が置かれ、それを妖たちが彩っていて、読んでいてこちらもふわふわしたような不思議な空間に誘われます。喜蔵の見えない優しさも十分発揮されて、読後感もいい。早く続きが読みたくなってしまいました。

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    2012年09月08日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 下

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    硯の精の過去が哀しすぎる。
    買われた付喪神たちを取り返すために、あの手この手を尽くす。
    でも、終わりがはっきりしてなくて煙に巻かれた感じ。

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    2012年08月11日
  • 一鬼夜行 鬼やらい 上

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    喜蔵さんが前作よりも穏やかになった気がする。
    家族が出来たり、友達が出来たり、なかなか楽しそうなのに、月夜の晩に空を見上げる喜蔵さんは切ない。
    今回も慌ただしく賑やかだけど、喜蔵さんが落ち込んだり寂しがったり、情けない姿が多い様な。
    夢中で読んでいるつもりはなかったけど、止まらず、そのまま下巻まで読みふけってしまった。

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    2012年05月30日
  • 歳三の剣

    匿名

    ネタバレ 購入済み

    鬼は誰なのか?
    との問いかけが何度も出てきました。
    武骨で正義感あふれる好人物に見せかけながら、良心の呵責もなく人を斬る裏の顔を持つ近藤勇。
    その裏の顔を知ってしまったがために苦悩しながら共に生きることになった土方歳三の、(意外と)苦悩多き人生、といったところかな?
    近藤が意外と策士なので(伊東甲子太郎が嵌められるほど)、土方が振り回されている感じもあったり。
    どうしてそこまで近藤に振り回されなければならないのか、というところが、少しわからなかったかも。

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    2026年03月22日
  • 猫ミス!

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    今まで4作品くらい"猫のアンソロジー"を読んでいるけど一番面白かったかも。

    ただ、
    ミステリーというよりイヤミスっぽかったり、
    ホラー要素もある作品もあるので、表紙のポップさには似つかわしくないかな。

    後半の作品が特に楽しかった。
    個人的には、『オッドアイ』が好きかな。
    『呪い』の嫌な後味の終わり方も好き。

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    ↓以下、大まかなあらすじ。

    ●新井素子『黒猫ナイトの冒険』
    ⇒日常ほんわか系。
    まだ子猫で元野良、黒猫(ナイト)目線の話。
    カラス(キング)との戦い。

    ●秋吉理香子『呪い』
    ⇒日常~イヤミスへ。
    猫好きな大学生…ぼく
    猫好きなおばさん…荻野さん
    役所の動物管理課…瀧本さん
    ⇒異色の野良猫見守り隊!
    責任を持って地域ねこの世話をしていたが、それでもよく思わない人が現れて…。

    ●芦沢央『春の作り方』
    ⇒日常ほっこり系。
    亡くなった祖母が毎年作っていた桜の塩漬け。
    それを毎年楽しみにしている祖父。ぼくが不注意で塩漬けの入った瓶を割ってしまう。友人の少年名探偵にアイデアを貰い、こっそり作り替えようとするが…。

    ●小松エメル『一心同体』
    ⇒もろイヤミス。
    わたし(茜)と葵はいつも一緒だった。
    でも性格は全く違う。茜のが勉強はできるが、どこか抜けた所のある葵はイジメてきた相手とも友人になれた。そんな葵はずっと猫になりたがっていた。人間の葵がある日いなくなり、猫になって帰ってきた。でも本当の理由は…。

    ●恒川光太郎『猫どろぼう猫』
    ⇒怪奇ホラー系。
    架空の妖怪"ケシヨウ"は、人間社会の中に化けて溶け込み、猫・犬・人間などを食べる。
    ある日、空き巣をしていた女が、ケシヨウを長年追う変な老人に出会ってしまい、更に偶然が重なり悲惨な結末へ。

    ●菅野雪虫『オッドアイ』
    ⇒日常ほっこり系。
    行方不明になった飼い猫のオッドアイと、あだ名で「死神」と言われる友人の冬路。川原で死んでいた猫をつかんだのを見られたのがキッカケで死神という嫌なあだ名をつけられてしまったが、それには優しい訳があって…。

    ●長岡弘樹『四月のジンクス』
    ⇒少しイヤミス~ほっこり系。
    縁起が悪いことが嫌いな主人公(高齢女)
    長年、隣に住む同級生だった加寿子とは競いあってきた。どちらもボロ屋に住む単身高齢者。
    ある日、加寿子の飼っていた猫を預かることになったが縁起の悪いと思っている黒猫で…。

    ●そにしけんじ『猫探偵事務所』マンガ

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    2024年11月12日
  • 猫ミス!

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    どの作家・作品も、作り込まれていて面白かった。
    芦沢央さんの『春の作り方』。電車の中で読んでたんだけど、泣きそうになった。
    最後は、そにしけんじさんのマンガに、笑わせて貰った。

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    2024年03月25日
  • 梟の月

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    梟と共に妖怪の世界に迷い込んでしまった「先生」の話。不思議だけど、なんだか温かいけど、哀しくもある話。

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    2023年11月25日
  • 猫ミス!

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    猫を題材にした物語を8人の作家が持ち寄った短編集。

    個人的に猫好きじゃし作家の1人が芦沢央だったから手に取った。心温まる話や胸糞悪い話や切ない話など、それぞれの作家の個性が滲み出て、どの物語も読みやすくて面白かった!

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    2023年06月24日
  • 一鬼夜行

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    夜行から落ちてきた小鬼の小春と、人間嫌いの喜蔵が中心となって、河童の頭領や牛鍋屋の娘も出てきて妖怪沙汰を解決していく日常系の話。大きな事件が起きるわけではないけど、ちょっとした出来事を解決しながらみんなの仲が深まっていって、小春の正体や喜蔵の先祖との関わりが終盤で出てくるほっこりするお話だった。

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    2023年05月26日
  • 猫ミス!

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    ネタバレ

    猫を撫でながら読みたくなる本かと思ったら全然そんな事なかった笑

    秋吉さんの「呪い」と菅野さんの「オッドアイ」が良かった!!



    ・黒猫ナイトの冒険 ★★★★
    新井素子さんという初めて読む作家さんの話。
    カラスのキングとの関係が良い!

    捨て猫だったのを保護されたけど、あったかいものを助けにまた迷い猫に。
    その後カラスのキングのおかげ?で元のお家に戻る事に。

    飼い主さんの心配な気持ちがクソわかる〜
    最後はほっこり。


    ・呪い ★★★★★
    イヤミスの女王、秋吉理香子さんの話〜
    この前の話がほっこり系やったしこの本はそーゆー系の短編かと思ったら通常通りの秋吉さんの話やった。
    大好き!!


    ・春の作り方 ★★★
    芦沢央さんの話。
    猫の話というより桜の塩漬けっゆー印象の話やった。

    アーモンドの木とか、その辺にあるようなもんなんかしら?


    ・一心同体 ★★★★
    小松エメルさんと言う初めて読む作家さんの話。
    ちょっとファンタジー感ある話かと思ったら、途中から雲行きが怪しくなっていった。

    お父さんはお母さんを崖から突き落とすし、茜は葵を崖から突き落とすし。

    まあまあダークで悪くない!


    ・猫どろぼう猫 ★★★
    久しぶりの恒川さんの話!
    好きな作家さんなので、もうちょっと不気味感とかホラー感とかが欲しかった。


    ・オッドアイ ★★★★★
    菅野雪虫さんという初めての作家さん!
    良かったー!小学生が主人公の話。
    冬路がかっこよくて素敵や!

    この作家さんの他の作品が読みたくなった。


    ・四月のジンクス ★★
    長岡弘樹さんという初めて読む作家さん。
    加寿子が意地悪でなんか嫌なやつだった。


    ・そにしけんじ ★★★
    ラストはまさか漫画とは!
    久しぶりにこんな漫画読んだ。

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    2023年03月03日
  • 時代小説アンソロジー てしごと

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    春雀二羽:澤田瞳子/藍の襷:志川節子/
    掌中の天:奥山景布子/姉妹茶屋:西條奈加/
    浮かれの蝶:小松エメル/おもみいたします:あさのあつこ

    薬師、麹造り、根付職人、そば打ち職人、口寄せ、揉み屋

    様々な職を持つおんなたち。
    手の仕事は人の息と想いがほんのり薫るのが良いなぁ

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    2022年12月31日
  • 梟の月

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    湖底の都/仮の宿り/腹北山/あやし夜/夢の通い路/
    梟の月

    不思議な感触。さっきも読んだよね?
    少し変化があるけど途中までさっきと同じだよね?
    私が変なの?自分が信じられなくなる……
    朋は本当はだれ?

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    2021年06月06日
  • 綺羅星―銀座ともしび探偵社―(新潮文庫nex)

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    プロローグ
    蓑介の仇討ち
    開かずの間
    十二階下の少年
    綺羅星
    エピローグ

    「不思議」を集める探偵社。何のために集めるのか、その後どうするのかそれも不思議

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    2020年03月28日
  • 総司の夢

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    物語沖田総司。
    幕末の数多あった戦いにはスポットライトをあてず、総司の心情でストーリーを展開した話。
    沖田総司ファンにはたまらない一冊だと思うが、司馬遼太郎の新撰組から山崎丞が好きになった私としては、もうちょっと山崎をだして欲しかった。

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    2020年01月22日
  • 歳三の剣

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    土方歳三と言えば後にも先にも超メジャー「燃えよ剣」が存在するわけでその向こうを張るとなると並大抵なことではないのだがそんなことも易々と乗り越えてしまうのはエメルさんの強い新撰組ラヴ❤️の気持ちなのだろう。
    鬼の副長が自らの優しさを封印し鬼に成らざるを得なかった所以はもとより沖田にからかわれ斎藤に毒づかれるどことなく中間管理職的な人間味ある切り口は新鮮で新たな魅力を見せつける。
    ラストは足早になってしまったがたったひとり近藤との奇妙な友情に殉じる姿にはあしたのジョーの感動が甦る。
    燃え尽きたよ…真っ白にな

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    2019年05月11日
  • 銀座ともしび探偵社(新潮文庫nex)

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    市井の人が出会った不思議を集めるのかと思ったら、探偵さんたちがそれぞれに出会った不思議が集まったみたい。
    それにしてもまだまだ分からない事があるよね

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    2019年04月15日
  • 総司の夢

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    沖田総司。 色々な出会いがあったけれど、表向きの部分しか見ていなかったと思う。ここで語られた作者が思う総司の内面、そうだったかもしれないと思える彼の内側を想像できて何だか嬉しい。

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    2019年03月30日