【感想・ネタバレ】一鬼夜行 花守り鬼のレビュー

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裏表紙にあった綾子さんのかなしい過去が予想以上に悲し過ぎてこれからが心配。りつと桃爺はどうなるのか、これは楽しみ。

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2014年01月21日

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やっと兄妹2人で暮らせるようになり幸せは続くかと思えた。けれど、影の存在や喜蔵の本心が分からない妹は不安がやがて苛々に変わってきた。妹がなぜ怒っているのか見当もつかない喜蔵であったが、彦次らに花見に誘われて・・・。あまりにも言葉が足りない、表情に出ない喜蔵。そんな喜蔵に問いただすことができない妹。不安になる気持ちも分かるし、喜蔵の気持ちも分かる。また一つ、教訓を得た喜蔵でした。綾子さんの過去も深雪の過去の話も少し出てきてよかった。次も楽しみ。このお話は最終的にどこへ向かっているんだろう?

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2013年03月01日

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幻想的な花の宴での一日の出来事が描かれ、続編というより番外編のような感覚でした。
今回は人に重点が置かれ、それを妖たちが彩っていて、読んでいてこちらもふわふわしたような不思議な空間に誘われます。喜蔵の見えない優しさも十分発揮されて、読後感もいい。早く続きが読みたくなってしまいました。

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2012年09月08日

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鬼面の人間、喜蔵と、人間みたいな鬼、小春が巻き起こす妖怪記譚第3段。喜蔵の妹の深雪、お馴染み彦次、裏店の綾子、平吉に、旅から戻った高市を交えて、お花見に訪れた待父山で、この世とあちらの世、現と夢が混じりあい、またもや妖怪騒動に巻き込まれてしまう。

深雪、綾子の過去と人から妖になってしまった妖怪の話し。喜蔵が少しづつ素直で開けてくるのににやにや。深雪とやっと本当に兄妹になれたシーンはほんとよかった。小春とのお互い信じきっちゃってるやり取りもすき。綾子との仲がどうなるのかも気になります。すっかりお気に入りシリーズになりました。

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2013年12月14日

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綾子の秘密や、深雪の抱えるものを知ることができる話。
喜蔵とその周りにいる人間は本当に妖怪に好かれる。
そのお陰なのかはわからないが、人付き合いの苦手だという喜蔵を中心にコミュニティができつつあるな、とそう感じた巻でした。
最後は、想像していた通りでやはりほんのり寂しい終わり方だが次があると楽しみになった。

難をいうと、誰がどの台詞を言っているのか少し判りにくいシーンがいくつかあった。

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2013年02月12日

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深雪ちゃんのあれこれ。
この子頑張り屋さんで、気遣い屋さんで、やさしい子で、いい子なんだけどもうちょっと兄に甘えてやればいいのにと思う。甘えさせてはくれないかもしれないけど、それに気付けば喜蔵だとて無下にしまい。
兄弟メイン+サブメンバーのこもごもでした。

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2012年10月24日

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ネタバレ

一鬼夜行のときからだけど、このシリーズは読むと胸を締め付けられるような切なさがある。「切なさ」とは決して正の感情ではないのだけど、喜蔵や小春たちに感じる「切なさ」は心地よささえある。みんな、不器用だね。

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2012年10月21日

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はれて、妹深雪と一緒に住むようになった喜蔵だが、なぜか、互いにぎくしゃくしてしまう。
いつもの面々で花見に出かけるが、
見事な桜の木の元で、現実と妖の世界が交錯する。

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2012年05月16日

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ネタバレ

一鬼夜行シリーズ第3巻。花見に向かった一同が出会う不思議な出来事のお話。
今回は付喪神はほとんど登場せず、人間にスポットが当てられています。
文が?なところもありましたが、前回一緒に暮らし始めた兄妹間の距離もさらに縮まり、最後はほっこりさせられました。

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2012年03月21日

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シリーズ第3弾4冊目…そろそろ物語の行方を定める時期に来ているのだがエメルさんの生真面目さというかサービス精神の旺盛さというかそんかところが裏目に出てしまったような気がする。
話を盛り上げ深みを増していくために登場人物の過去を遡るのはよくある手法なのだがそれをサブのキャラクターまで拡げてしまうのはいかがなものだろう、言い換えればそれらは伏線ともなるだけにこれから収拾していくためにはかなり難しくなると老婆心ながら思うのだが…
よきお手本の鬼平犯科帳のようにシンプルに一話完結としていくほうが読み手もわかりやすい、書き手も描きやすい、そしてなにより主人公が活きてくる

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2015年08月31日

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シリーズ3作目。
前作から少し時間が経って読んだので
忘れていた箇所もありましたが、面白く読む事が出来ました。

桜が沢山咲く所には妖怪が集まる。
何だか頷けてしまう。
桜って一瞬だけブワーっと咲いて、いつの間にかに散ってしまって
何だか夢の中の出来事みたいな感覚、私もわかるなぁ。

綾子の話は結構衝撃的で、これからどうなってしまうのかと気になってしまいますね。
次作も楽しみだなぁ。

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2015年08月27日

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2015.2.15

桜の季節みんなでお花見きました。

今までただのご近所のお姉さんだった綾子さんや深雪ちゃん、前回最後に登場の旅人 高市やらの生い立ちや想いやら…

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2015年02月15日

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一緒に暮らし始めた兄妹にの可愛さにニヤニヤしたくなる。強いと言われている深雪ちゃんのいじらしさと、大事なことはちゃんと口にしないとな喜蔵。
あと綾子さんの話も気になるところ。

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2014年10月05日

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一鬼夜行シリーズ3作目。
桜の下で眠ってしまって、夢から覚めたようなふわふわした雰囲気。
今回は深雪と綾子の話がメイン。

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2019年05月18日

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シリーズ第3弾
前作で登場した岡場所の平吉や、記録本屋を生業にしながら
古道具を集めている高市も登場して、裏長屋の綾子や
彦次達と花見に行くことになったご一行。
喜蔵は不参加だったが、多聞の出現により、慌てて後を追うが
夢か現かわからないような曖昧な世界で、深雪や綾子や小春の
過去が語られるのだが、どうもスッキリしない。
多聞が何をしたいのかがわからないからだろうなぁ~

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2014年03月02日

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前作までに比べて、話の入り方が強引と感じた。

キャラクターが増えてきて、それぞれの逸話を前提に話が展開していくため、話の継ぎ目が読みにくいことがある。

キャラクターの魅力は変わらず健在、次作は読みやすて面白いといいな

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2014年01月26日

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楽しく皆でお花見。
そこでまたまた多聞出現・・・。こいつは何がしたいのだ??
今回もなんだかんだとやってくれちゃう小春。

喜蔵さんの表現薄はそろそろ腹が立つ。
成長してよ~

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2012年12月08日

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前作から読むのに時間が空きすぎたせいか、全然頭に入ってこない。
連作短編より、ただの短編のほうがすっきりした気がする。
「二人のわらしべ長者」と「飛閻魔の系譜」か良かった

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2012年08月15日

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ネタバレ

丁度桜が咲き始めたころに読んだので臨場感満載で読めました。
いつもの喜蔵、小春、深雪、彦次に加え前巻登場した平吉、高市と綾子も加わってお花見のお話。
多聞一行にちょっかいだされたり桜で気の緩んだ妖怪に絡まれたり綾子の秘密が明らかになったり、盛りだくさんでした。
荻の屋の付喪神たちの出番が少なかったのは寂しかったですが、いつもより喜蔵が優しい感じがして喜蔵も成長してるんだなあとしみじみ思いましたw
表にだす性格は厳しいけれどたまに内の優しさが見える兄と表面的には穏やかで優しいけど心の内は誰にも頼らない強い決意のある妹という対比がはっきり見えて、それゆえ歩み寄れない二人が切ないです。
最後の喜蔵の言葉はじーんときました。

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2012年04月14日

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