【感想・ネタバレ】一鬼夜行 鬼が笑うのレビュー

あらすじ

閻魔顔の若商人・喜蔵の許を、記録本屋の高市が訪ねてきた。 旅先で小鬼の小春と会ったという。 小春と猫股の長者の戦いが迫っていることに心乱れた喜蔵は、妖怪が行き来する「もののけ道」に足を踏み入れ、意外な場所に辿りついてしまう。 混乱する喜蔵に手を差し伸べたのは、決して会えるはずのない人物だった――。 過去の点は線へと繋がり、物語は心揺さぶるクライマックスへ。 明治人情妖怪譚・第五弾&シリーズ第一部・完結編!

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

夢中で読んでいたシリーズが、とうとう完結して
しまった。
寂しい~。
喜蔵の曽祖父まで登場して、ぜいたくな展開。
青鬼さんもいいとこ持ってったなぁ(笑)

完結は「第一部」とのことなので、第二部の
開始を楽しみにしよう。

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2014年11月28日

Posted by ブクログ

この一鬼夜行シリーズは読むと周りの人を大事にしようと思える。一人で生きていくより、他者と心を通わせることは時に面倒だけど、有り余る尊さがある。いい作品だったなぁと思ったら、なんと終わりではなく続くとのことで。これからも見守り続けたいと思える登場人物たちとまた会えるのがうれしい。
あと、248ページを読んでいたら久々に京極堂シリーズを読みたくなった。京極ファンならニヤリとしてしまう妖怪の羅列でした。

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2015年07月20日

Posted by ブクログ

喜蔵の小春に対する想いって何なのだろう?自分に閉じこもっていた男の心にこんなに関心を持たせることが出来る小春ってホントに変な妖怪だ。

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2015年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

小春と喜蔵とそして皆の始まり。
謎はまだ残っているが、一部完結という点ではよい終わりかと。猫又の長者と小春の因縁って、関係を知ったらそりゃ深いなあ。本人はすごい落ち込んでるんだろうけど、無事でよかった。
喜蔵がすこーしだけ丸くなったような気がしないでもないのがなんかいいね。

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2014年12月19日

Posted by ブクログ

一鬼夜行シリーズ 6作目。そして第1章完結。
猫又長者との戦いのために喜蔵の元を去った小春
そんな小春が心配でしょうがない喜蔵や深雪達。

6作目までくると喜蔵もだいぶ変わったなぁと思う
1人の時って周りに煩わされることもないし現状それで何も不満を感じてないのに、人の温かさに触れた後また1人に戻ると寂しく感じるんだよねぇ
第2章も読むのが楽しみです

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2019年09月04日

Posted by ブクログ

読みも読んだりシリーズ5弾の6冊完結版、全体を通してみれば「面白かった!」となるのだがそれと同じくらいに「え、これで終わりなの!」という感も強いのが正直なところなのである。
前の巻では広げた大風呂敷を纏めに締め上げるところで結び目からこぼれる云々の例えをしたのだが今回は風呂敷が破れてしまったような気がする…巻を追うごとに登場した結末への鍵を握るであろう人と妖たちはいったいどこへ行ってしまったのだろう(最終巻でも更に登場した猫たちはスピンオフにつながるようだが…)
最後は酷評になってしまったがこの作家さんはあらゆる面で上手いと思う、それだけに企画を膨らませ過ぎたことが残念でならない
第二部へと続くようだが私的には積んである一部番外編で完結にしたいと思います

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2015年09月27日

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