感情タグBEST3
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スピンオフで正体を知ってたあのお方がやっと登場(笑))
なるほど、なるほど。
硯の精の過去が切ないなぁ。
喜蔵、少し変わってきたのかな。
この先もすごく楽しみ。
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面白い…なんだかんだと言いながらフルコンプした澪つくしシリーズ同様また追い続けてしまいそうな予感プンプン、だって料理より妖怪の方が私には性に合ってるものな。
エメルさんの魅力の一番はやはり文章の上手さだろう、独特の会話の手法や文間にまるでト書きが入っているような臨場感は抜群のリーダビリティで一気に読ませる。
そしてドタバタながらも悪ふざけせず正統派妖怪譚、お江戸人情噺を創り上げて行こうという真面目な姿勢はとても好感が持てる。
ちょっぴり甘酸っぱいながらも人と人との心の時空を練り歩く物の怪たちの行列を暖かく見守ろうではないか
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硯の精の話は、それだけでひとつの話としてもいいくらい。
温かくて切なくて、ほろりとした。
前作ではその他大勢だった付喪神たちが、ひとりひとり個性的に描かれていて親しみがわく。
前差櫛姫と喜蔵のやりとりが面白くて読み返してしまった。
最後、夕餉くらい一緒に食べて行けば良かったのに・・・と思ってしまうのは、人間的思考回路だろうか。
多聞についても決着がついたようなついていないような・・・すっきりしない部分が残るが、続きに期待ということで。
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硯の精が小道具屋に来るまでの話から始まる下巻。
語られる話を聞くことで、私たちもおそらく喜蔵も、店にいる道具がぐっと近く感じるようになります。
そしてほんの少しずつ、妖怪達と回りの人間に押されて前を向くようになる喜蔵がほほえましい。
これでキャラクターが揃った感じがします、次の話も楽しみです。
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喜蔵不器用すぎる。
不器用な癖に真っ直ぐで、捻くれてる癖に素直で。人間らしく、どこまでも人間臭く。
妖怪が妖怪らしくそこにあるように、人間も人間らしくここにあって、交わっても混じらない。
境を見極められないうちは人間でいられるのかなぁ
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バックトゥザフューチャーという映画がありましたが、それと同じくらいの強さで次の作品へのつなぎをしてくれているように思いました。
飲み口はあっさりしていて決してベトベトせず、クイッと喉を通っていくけれど、気がつくとガツーンときているカクテルのような雰囲気を味わいました。そして、次の一杯、お代わりを所望します。
登場人物の造形が前作よりもはっきりしてきて、各々の動き方が得心できるものだからでしょう。
皆が皆、らしい活躍をします。だから、読んでいて楽しい時間を過ごせます。
綺羅星なんていう語句の使い方におや?と思わないでもありませんが、まあ、些細なことです。この下巻があれば、上巻の冗長な感じも気になりません。
青鬼ってあちらの世界では実力者なんだね〜、天狗の活躍が見たいな〜、なんて思いながら星四つで。
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喜蔵が最後色々いわれてだけど、やっと動いてくれたのが嬉しいよ。
なんだかんだといいながら皆に助けてもらってるんだなあと思いました。あと深雪ちゃんの肝の太さが半端じゃないなと思いました。料理はお兄ちゃんに習えばいいよ。
最後の別れはちょっと寂しいけれど、また小春に会えるのを楽しみにしてる。
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なんだかんだと優しい喜蔵さんが幸せになれて良かった。付喪神たちを回収して歩く喜蔵さん無双が楽しかったです!(笑)
今後多聞さんはまだまだ出てくるのかな・・・?時間も是非読みたいです
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喜蔵さんがドンドン甘くなってきた。
小春が好き何だなぁ。いや、喜蔵さんはどんなに貶してても相手の事を結構好きだったりするけどね。
喜蔵さんの可愛い一面や優しい一面もてんこ盛り。
多聞が良い位置をキープしたまま終わったので、次の登場が楽しみ。過去や未来、現と幻が交差して、面白かった。
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後書きにもあったが、この作品は人と物の怪の交流を描きながらも、互いの線引きがはっきりしている分、どうにも切なくもどかしい気持ちにさせられる。ただ、それでも確かに存在する人と物の怪の絆はやはりあたたかい。そして喜蔵が少しずつ変わり始めている契機を与えたのが今回の事件であるのなら、多聞は喜蔵の為に登場したのではないかとさえ思えてしまう。それにしても硯の精の過去話が良い。その話が伏線となって終盤のたった5文字で泣かされた。
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大好きな「時代モノ+妖怪」という事で、2012年の読み始め(?)に選ばせていただきました。
前作の「一鬼夜行」を読んだ時、面白い!けれど読み足りない!と感じたので、今回は上・下巻たっぷりと堪能させてもらいました。
「妖怪が、妖怪として、妖怪のまま行間を跳梁跋扈する、正統妖怪小説である。」と、帯で京極夏彦氏が書かれておりますが、「妖怪らしい妖怪」も、この作品の魅力のひとつですね。
小春ちゃんはあのままでいて欲しいですが(笑)
是非、更なる続編を読んでみたいです。
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前回の件もですが敵役がかっこいいです。多聞は人間の時も十分怖い。
今回登場する付喪神たちが可愛い!喜蔵とのかけあいも面白かったです。
特に前差櫛姫とのやりとりの喜蔵の素直さに驚いた。
前作の喜蔵のつんけんした態度が若干和らいでるのも喜蔵も成長してるのね…と嬉しかったです。
しかし終わり方から今後小春と喜蔵は会うことがあるのかちょっと心配に。今後小春と喜蔵はどうなるのか…次回も楽しみです。
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小春帰ってしまった。夕餉ぐらい食べていけばいいのに。硯の過去話が結構長めだし、多聞の件も終わったとは言いきれず・・・。いまいちスッキリしない。でも続編があるなら、それを待とう・・・という気にはなる。
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一鬼夜行シリーズ(?)第二作目は彦次や深雪とのなかなか縮まることのない距離や硯の精の過去にスポットを当てたストーリー。
百目鬼の話は何だか消化不良だったが、続編に繋がると思えばこんなもん?相変わらず素直になれない喜蔵に世話を焼く小春達の掛け合いがよかった。キャラクターがイキイキとして面白い。
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とてもよかった。
不思議な世界なのに、違和感なく読めた。
硯の過去の話が泣けて。
ある意味、硯の過去の話が一番よかったかも。
あれで1作できたような気がしないでもない。
喜蔵が変わってきてうれしい限り。
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キャラクターの個性もしっかりしてきたシリーズ2作目。上下巻。
行方不明の幼馴染、お役目だといってまた目の前に現れた小春、不思議に人好きのする男に、妹と再会を果たすもなかなか一緒に暮らそうの一言が言い出せずにいる喜蔵と、その周辺で起こる妖しい事件。
硯の神の話にじんわり。
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2015.2.12
硯の精 が主役だと思う。
綾子さんと上手くいってほしい…
多聞のアレはどこから始まっていたのかな…
そして、またもや次回予告的な人物登場…
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うーん何とも言えず不思議な話。
夢なのか現実なのか、白昼夢の様な。
付喪神の硯、いいやつだなぁ。
こんな素敵な妖怪になるのなら、私も物を捨てずに大切にするのに!!
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硯の精の過去の話からスタート。人に歴史あり、です。人じゃないけど。
このラストと、本編ラストのつながりが、じんわりきます。
喜蔵の偏屈さが、すこしずつすこしずつほぐれてゆく。
ATフィールド全開だったけどね。すこしずつほぐれてきてます。
喜蔵補完計画ってことで。
トリックスター多聞の再登場はあるんでしょうか?
喜蔵としては、宿敵とかじゃないけど、友人でもない。再登場しても、愉快犯なんでしょうけどね。
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妖の想いも、人間の想いも、存在も、みんな不安定だけれど、ともに在ることの喜びと別れて離れる寂しさも知るものは弱くて、強い。小春が現れることで頑ななものがほんの少しずつ解れていくのはやっぱりいい。シリーズは始まったばかり、これから明らかにされていく過去や未来の話が楽しみ。
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読めば読むほど、登場人物たちに愛着が湧く。
硯の精は、こんにゃくに手足が生えたような、他の妖怪に比べると見た目がなんだか少し間抜け。・・・と実はちょっと馬鹿にしてたかもしれない、ごめん。硯の精の過去を知ったら、馬鹿になんて出来ない。彼と直澄の友情に、涙腺が・・・。たかが硯、されど硯。妖怪の過去にも歴史ありだね。ただその後のエピソードが、イマイチかな。
段々とツンデレ気味になってきた喜蔵。よしよし。
次作も楽しみ。
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一鬼夜行シリーズ2作目。
硯の精の妖生の話がとにかく良かった。今作の最大の泣き所じゃなかろうか。
しかしながら、今作の騒動の張本人、多聞の目的は結局何だったんだろう。やっぱり暇つぶしの遊びだったのかなぁ、、、。青鬼が小春をわざわざ遣ったわりには、大した騒動になってなかったような。まぁ、結果的に、喜蔵と深雪が一緒に暮らすキッカケになったから良いんだけども。騒動の結末としては少々中途半端に感じてしまった。
すでに3作目が出ているみたい。喜蔵と小春のコンビはもちろん、彼らを取り巻く人物、妖怪たち、皆好きなので、このままシリーズ続行を熱望。
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上巻で中々厳しい意見を書いたのだが、下巻で素晴らしき巻き返しっぷりを見せてくれた!
本当に上下巻セットで買っておいてよかった。
一緒に買っていなかったら、下巻を読まなかったかもしれない。
下巻では硯の精の今までが語られるのだが、この話がすごく切なくて泣ける。
ベタと言われてしまえばそれまでなのだが、泣けるものは泣ける。
憎ったらしい印象の硯の精だったのだが、下巻でがらりと素晴らしき妖怪に私の中でランクアップした。
さらに、喜蔵が動き出すので物語も大きく進展し、まさに大詰め。
下巻は一息に読み終えた。
仲間外れ巻のあった上巻から一転、すばらしき下巻。
これはもう『一鬼夜行』も買うしかないと心に決めた。
以下、ネタバレ注意。
多聞こと百目鬼はどこまでものらりくらりとしていて、結局真相はわからない。
このキャラはかなり好きなのだが、複雑なことが苦手な私にはどの時代の誰が多聞だったのかいまいち把握しきれなかったのが残念。
入り組んでいるところを確認して読み直すのはやや面倒なので、何となく多聞がいたのねくらいで終わらせている。
ラストの小春のいなくなり方があっさりとしていて寂しくなったのだが、妖怪というのはそういうものだと言われると納得してしまう。
また、帰って来てくれるといいねと思わず喜蔵に言いたくなるラストだった。
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喜蔵のトリッキーさが開花。
硯の精の過去が切ない。 多聞の正体が百目鬼とは。百目鬼自体よくわからん存在だけど、黒でも白でもないグレーさが、余計に生々しく。 小春のおせっかいで、喜蔵の周りが転がる。
喜蔵もね。もう少し素直になればいいのに。って、思うけれど。できないのが喜蔵だよね。