あらすじ
銀座の街に溢れる「不思議」を集めるのが、この探偵社の仕事である。踊り狂う亡霊が出る、鬼が迷子になっているなど、不可解な出来事は後を絶たない。不思議は、宿っていた存在から離れると橙色のともしびとなり、探偵たちのランプに収まる習性を持つ。事務所に持ち帰られた灯の行く先は、所長だけが知っている――世に蔓延(はびこ)る謎に迫る探偵たちの活躍を描く、大正浪漫ミステリー!
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Posted by ブクログ
市井の人が出会った不思議を集めるのかと思ったら、探偵さんたちがそれぞれに出会った不思議が集まったみたい。
それにしてもまだまだ分からない事があるよね
Posted by ブクログ
ファンタジーではないよなあ。でもファンタジーのカテゴリーに入れました。
この作者は小鬼が出てくる別シリーズを大層読み面白く感じていました。
今回は、ウーン、どうだろうかなあ、という感じでした。自分が外出しないたくさんの時間の中で一気に読み終えました。
多様なキャラクターの登場人物、そして、そのキャラクターにあった短編による1冊です。
一編一編が短く感じたのでしょうか。登場人物一人につきもう一遍程度の短編がないと消化不良になる感じでした。理由のない不思議、というのとはちょっと違う、ただ、登場人物について、なぜあなたはそうなのか、というところをもっと読みたく思います。収録されている一編一編も短く思いました。
銀座が題名に入っているのですが、まあ、銀座が舞台になっているのですが、大正の銀座をもう少し感じたいとも思いました。
登場人物をもう少し掘り下げた作品が出たら、是非続けて読みたいと思います。