あらすじ
大正浪漫の趣ただよう街を歩いては「不思議」を拾う探偵たちがいた。美青年ながら女性を怖れる木下は、女学生の依頼で、開かずの間の調査へ。他人に無関心な小山田は、唯一心を開く私娼の許へ通うライバルの問題に巻き込まれ……。蔓延(はびこ)る謎をランプに集める彼らだが、最近、不思議が減っているらしい。同業者の出現か !? ――「所長」に選ばれし者たちがプライドをかけて挑む探偵物語!
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Posted by ブクログ
彼らの集める不思議とは何なのか?
敵対するような組織も出てきて、次の巻がとても楽しみ。
そして、所長はどちら側なのだろうか……。
気になります。
Posted by ブクログ
プロローグ
蓑介の仇討ち
開かずの間
十二階下の少年
綺羅星
エピローグ
「不思議」を集める探偵社。何のために集めるのか、その後どうするのかそれも不思議
Posted by ブクログ
銀座ともしび探偵社は全2冊とあったので、これで完結 続きはない ということですね
完結するには、些か余韻を残しすぎに思えます。
しかし 膨らませるとどこまでも膨らんでいきそうな話である故、2冊で終わるのもありかもしれません。
前作を読んだ時に、登場人物のバックボーンというか、人物造形についてもっと読みたいような気持ちで読み終えたのですが、今回、その一部を読むことができました。これをもっともっと重ねてくれたら有り難く、面白く読み進めるのになぁ、全2冊ですかあ という気分です。
綺羅星 雰囲気があって良い題名だと思いながらも、私はまだこの語を1単語として認めるところまで行っていないのです。最近の辞書には綺羅星で項目が立っているので、そろそろかなあ、とも思うのですが、必ずというくらい、誤りとか、誤用とかとかの注釈がある。私には抵抗のある語です。だからと言って代案は浮かばないという無責任さですけれども。
全2冊かあという気分が星を減じさせてしまって、三つということで……