内藤了のレビュー一覧
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ネタバレ睡眠は大事。4巻もこれです。
夢にはストレスやフラストレーションを浄化する作用があると書かれているし、夢を覚えてなくとも、睡眠中に脳のなんか…ゴミみたいのを洗い流す液が出てるらしい。寝よう。
「夢売り」も幼少期から歪められてたってことか。代理ミュンヒハウゼン症候群、他人に対して発動するケースもあるんだろうなぁ。このお話みたく「あの子を救助する私は素晴らしいでしょう?褒めて」が強く出過ぎたり。これは闇が深い。
夢科学研究所の3人、お人好しです。フロイト先生のお祖父ちゃんと学長とタエちゃんたち、全共闘世代だけじゃない関係があるのかな。夢の中のお祖父ちゃんが幽霊森歩き回ってるの含めて、今後描かれるの -
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Posted by ブクログ
スイッチを押すもの、のび先生こと中島保について書かれている。猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子シリーズのスピンオフである。
ONから始まったこのシリーズもOFFで終わるのだろうか?
シリーズを読んでいれば、概ね内容は理解していると思うのだが、どこにスポットを当てるのか興味深い。
早坂院長の犯罪者への思いは、気持ちはわからないでもない。壬生が言った言葉も響く。綺麗事ではないが、理由はどうであれ、やはり人を殺めることはあってはならない。それでは犯罪者と同じである。そして、仕返しは何も産まないと思うのである。むしろ悲しみや怒りや絶望を味わうことになると思うのである。
のび先生の葛藤が上手く表現されている -
Posted by ブクログ
猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子のスピンオフだが、死神女史に続いて第二弾。死神女史とガンさんのはじまりの関係が明らかになる作品。この作品により、シリーズ全体に厚味が出る。
この作品の題名は「サークル」、いつものように題名の意味を考えてから読み始める。サークルというと部活、空飛ぶ円盤が飛び立った跡、コンビニ、惑星の軌道、ヒノカミ神楽の円舞がイメージされる。私の貧困な頭脳ではこれ以上は思いつかない。サークルとサイクルって似たような感じがするがほぼ違う。ライフサイクルというが、ライフサークルとは言わない。と、まぁ余談はさて置き、そのサークルには重要な意味が隠されている。
魔法円殺人事件と銘打った事件か