内藤了のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレシリーズ5作目。
コロナ禍における人間関係の希薄さや困窮、鬱屈感を味方につけた裏社会が、闇のビジネスのため引き起こしたホームレス連続誘拐殺人事件に恵平たちが挑んだ今作。
繋がっていく謎と闇、スリル満点のラスト、一気に読み切ってしまった。
いつも分け隔てなく誰にもでも真っ正面から向き合い、誰かのために東京の街を奔走する恵平には励まされるし応援したくなる。
目先の問題に囚われがちな彼女を窘めつつ、一緒になって考え行動を共にしてくれる先輩、平野と桃田の3人の関係性が光っていた。
今まで恵平が関わってきた街の人々、先輩警察官たちの名前が記された嘆願書の場面はウルっとした。物語は不穏な気配が色濃くな -
ネタバレ 購入済み
感想
最終巻、もう最初からずっと泣きっぱなしで読み進めました
棟梁と棟梁の奥さんの想いに始まり、生きていてはできないことを背負う覚悟を決めた棟梁のおかげで隠温羅流と仙龍チーム以外の人達までが協力してくれる熱い展開で泣けたし、あのパグ男先生が協力を申し出てくれる上にいい人まで!っていうのもよかったねぇって泣けたし、最後のシーンはすべてが悪いほうに転がりだすところで歴代導師達が支えに来てくれるところでもう号泣…
コーイチがしぬんじゃないかとハラハラしてしまった
春菜ちゃんはもうなんか信頼があって、やってくれると信じられてしまった
本当にドラマチックで最高のクライマックスでした
これでお別れなんだと思うと -
ネタバレ 購入済み
感想
ついに最終巻の手前まで来ました
春菜ちゃんだけでなく皆(パグ男先生も笑)が少しずつ成長して変わってきたなぁと感じるしここまで一緒にやってきたのが感慨深く思い出されます
血反吐をはきながらも戦おうとする春菜ちゃんかっこいい、ほんとどんどん好きにさせる
因縁の源も明らかになり、あとはどうなるか
どきどきしながら最終巻に向かおうと思います
それにしても最後のキスシーンは泣けました!告白も、想いが通じ合うシーンもあったけど、皆に祝福されながらのこのシーンはひとしおで、ここまで長かったけど積み重ねてきたからこその感動だなぁと噛み締めてしまいました
失恋したはずなのに、諦めててもう既に思い切ってるのかもし -
Posted by ブクログ
ネタバレホラーを読もうと手に取ってみたらミステリー要素の方が強かったけど、面白かった。気付いたら胸が熱くなってて吃驚した。初めての体験。
グロい描写が平気だったので、この作家さんとは相性良いんだと思う。
脳内にポリープ作る方法が思ったより簡単で吃驚した。一瞬で出来るの怖いわ。死角からやられたら全く気付かないし、見ていたとしても、何をされたのか全く分からないし。スイッチが入らなければ大丈夫だから、まぁそこが救い…?
何人も自分の快楽の為に殺人犯してる奴を、自分がやった分だけ経験してから死なせたい、という気持ちは解る。まぁグロいけど、それはそもそもやったの本人だしなと思うし。実際問題この方法が使えるなら、 -
ネタバレ 購入済み
読了
いやーこんなに積極的にやりにくる怪異はシリーズ初でしたね。
すごくホラーしててドキドキしてしまいました。
それにしても春菜ちゃんは「仕事をナメてた」と言ってましたがそうじゃなくて、
ナメられないようにと意気込むあまり視野が狭くなってただけじゃないかなぁ。
一巻の頃から不気味さに左右されずに慈しんだり憐れんだりする心は持っていたし、
こらえるところは堪えていたし、それが仙龍と関わるようになって色んな立場の人と出会い、
狭まってた視野が広がっただけなんじゃないかな、という気がしました。
ただ本人はすごいストレスだろうけどやっぱりパグ男先生を一番うまく操縦できるのは春菜ちゃんだろうなぁ…。
それにし -
購入済み
感想
シリーズでも一番人気の高い巻だと聞いていましたがよくわかった。
関わった因縁自体もドラマチックなもので、最後のシーンは本当に綺麗で切ない光景が浮かんでくるようで、
すごく素敵だったけど、関わっていく中で自分がどうありたいのかを悩んでいく春菜ちゃんの姿が
ますます魅力的に見えてどんどん好きになった。
気の強さやつんけんしたところで読者に敬遠されることのある春菜ちゃんだけど
きっと作品世界の中での周囲の印象も似たようなものなのだろうなと思わせるのは内藤先生の描写力の高さゆえでしょうか。
でも深く知ると、不器用なところや頑なで融通のきかないところを自分で短所だと思ってるし
そうありながらも自分らしく -
Posted by ブクログ
ネタバレ安田さん、出生の秘密が明らかに。
小埜さんと親戚というのが中々の衝撃。
安田さんの両親も広目さんの両親も、命を賭して子を守った。
死んでも狙われるとは。
悪魔は狡猾で悪どいが全てを知っている訳では無い。
でもずっと狙われている緊張感がある。
時が近付いてきているし、極意さんの悪魔化も進んでいるし落ち着かない。
極意さんの声、ずっと甘いテノールと表されていて気にはなっていたけどまさか神に届く声だとは。
それが原因で悪魔に狙われたとは。逆に今までよく持ち堪えたのでは?
自分が何故悪魔に狙われたのか、自分の声がどういったものなのか分かった瞬間、慈堅さんの死。
何をどう受け入れればいいのか。