内藤了のレビュー一覧
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ネタバレ永久くんがZEROからONEになり、自分の過去と向き合って成長し始める物語。
永久くんが「人の命を奪う」事の意味に気付けたのが良かった…彼の罪は無くならないけど、罪の意識すら無かったこれまでに比べたら大きな違いです。
保先生や周りの大人のサポートはあれど、自ら思い至ったというところにグッときました。
ミクくんとの関係も良かった。彼はコミュニケーション取れないからわからなかったけれど、永久くんよりかなり内面は大人なんだな。ミクくんの気遣いが凄い。
事件は恵平ちゃんシリーズを思わせる、主犯格と殺人請負みたいな闇が凄かった。カタログ……
猟奇犯罪捜査班に入った恵平ちゃんは新人というのもあって、サ -
Posted by ブクログ
あんまり出番はなかったけど、比奈子さんと恵平ちゃんが出てるだけでも、★5です。その後の、2人に会えることは、嬉しさと同時に辛い部分も思い出され、複雑な感じもありますが、それも良しです。
そして、期待と優越感も混じっていて、物語の面白さ以外に、付加価値が大きかった作品でした。
児玉永久が、主人公というのに興味が惹かれます。連続殺人を犯した少年が法医昆虫学の研究を続けていて、捜査に関わる中で、いろんな思考を巡らせていくのが面白かったです。
生い立ちと罪を背負った人間が、直面した問題を前にして、考える事、行動すること、その描写にぐいぐい惹き込まれました。虫で、ちょっと離れましたが。(笑) -
Posted by ブクログ
ネタバレ前作のなかで感じた春奈のイラつく感じがなくなっていて安心した。
今作でもこれまでと同じ感じで心霊的な事象を(バカみたいに)否定し続けるのなら、作品全体は好きでも読み始めから中盤までが不快すぎるので切ろうかと考えていたところだった。本作の流れなら次作以降も安心できそうでよかった。
"現在"の時間軸での被害者が多く、これまでのシリーズの中でも救われることの少ない作品のような気がするが、読後に不快な感じはしない。
前半は、悪魔が心理的な介入だけでなく物理的にも影響力を行使してくる描写に、怖いと言うよりも不安(絶望感)が大きく、仙龍らが合流した時の安堵感がすごかった。
中盤で状