薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事の約束

    Posted by ブクログ

    夏目信人シリーズ3作目。
    前作の事件関係者が出て来るので、1から読むことをオススメします。やっぱり短編が良いですね。

    0
    2018年03月09日
  • 刑事の約束

    Posted by ブクログ

    前回読んだシリーズ第1作と比べて、今回は格段に良かった。どの話も深層には悲しい事実が隠されており、特に表題作は救いようのない絶望感が最後まで解消されなかった。一旦犯した罪は犯人が死んでも償われることはないと思うが、そうだとしてもせめて悔い改めてもらいたい。そうでない悪人がでかい顔をしてのさばっているのがこの国の現実だとしても。

    0
    2018年01月27日
  • ラストナイト

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    薬丸さんらしい重いテーマ。章ごとに別の視点から構成されているので、同じシーンを別の見方ができて面白かった。でも、当の片桐さんの視点はないんだな。そこがよくできているよね。

    0
    2017年10月19日
  • ラストナイト

    Posted by ブクログ

    平凡な男・片桐達夫がある男・梶原史郎と関わったがために
    人生を狂わされ、復讐鬼となる物語。

    すでにまーちさんがレポでも書いているが、
    主人公片桐の執念と意志の強さに驚かされる。
    決意表明ともいうべき、片桐の顔の入れ墨。
    復讐を忘れないためか、人相を替えるためか、
    突然、顔中にヒョウ柄の入れ墨を入れるという
    行為そのものに度肝を抜かれた。

    ・菊池正弘  片桐の恩人でもある菊屋のマスター目線 
    ・中村尚  主人公を救いたい一心の若手弁護士の目線 
    ・松田ひかり 主人公の愛する一人娘の目線 
    ・森口絢子 主人公の仇のヤクザの情婦の目線 
    ・荒木誠二 片桐が身代わりとなって罪をかぶってやった男の目

    0
    2017年11月09日
  • ラストナイト

    Posted by ブクログ

    居酒屋「菊屋」を営む菊池のもとに、古くからの友人片桐が突然あらわれた。
    片桐は32年間、妻子と別れ、繰り返し罪を犯し、刑務所を出たり入ったり。
    その風貌は異様。
    顔中に入れ墨、左手は義手。
    片桐が店を訪ねてくるとを常連客は嫌っているが、菊池には拒まない。
    片桐と菊池の関係は…
    片桐はなぜ顔中に入れ墨をいれたのか…
    刑務所を出入りするわけとは…
    切ないラスト。

    薬丸さんのミステリーは面白い。

    0
    2017年07月26日
  • ラストナイト

    Posted by ブクログ

    非常に切ないストーリー。

    著者の作品は少年法に関わるストーリーを書かれますが、今回は初老の男性。
    彼の深層心理が読みきれないままに、関係者の視点を章ごとに切り替えて物語が進む。
    そのせいだけではないだろうが、どんどんと惹き込まれていき一気読み。

    犯罪者、前科者というとそれだけで人は避けて通る。
    そんな彼らにも人生があり、様々な選択肢がある中で判断をしながら人生を歩んでいく。
    その判断をどうこういうのは難しい。それが良かったのか?ということは判断してからでないとどうかはわからない。
    社会通念上とか世間体とかをベースに判断するとこちらのほうが良かったのでは?ということをアドバイスや指導する人の

    0
    2017年05月30日
  • 友罪

    ネタバレ 購入済み

    加害者の人生って?

    どうして殺人を犯したのか知りたかった。
    そこが本文になかったのが残念。
    しかし内容はすごく考えさせられた。
    犯罪が蔓延する中、隣の人が前科者なんてこともありうる。どう接する?接する事ができる?自問自答しながら読んだ。
    でも最後私はスッキリした。
    やはり人間と人間の付き合いってもんは愛がなきゃと思った。

    0
    2016年06月20日
  • ハードラック

    Posted by ブクログ

    薬丸さんの本はテンポがよく
    内容が面白い!!
    最後まで、犯人が分からず…
    まさか、この人が!!って感じでした。
    二転三転し、真相に。。。
    一気に読み終えた1冊。

    - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
    まさかまさかの
    二度目(笑)
    最後の最後まで
    犯人がわかりませんでした
    さすが!!
    薬丸岳さま

    0
    2023年03月17日
  • 刑事のまなざし

    読み終えるのが惜しい傑作!

    本当に丁寧に人間を描く著者の、優しさが詰まった傑作です。これまで少年犯罪の被害者など、つらい境遇が最初から最後まで重苦しく包む作品が多かったのに対して、同じく哀しい過去を抱きながらも、主人公が温かい言葉で事件を解決していく姿を、彼の過去を知った読者は涙なしには追いかけられないでしょう・・・。

    0
    2013年10月07日
  • こうふくろう

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3.5
    ナイトの変わりようが凄いな。
    時系列がバラバラでわかりにくかったが、何となく、あれは誰これは誰と予測が出来たのでok。根深いな。
    単純に面白かった、まさか父がそんなことになるとは………だった。なんか最後は事件解決して父娘は和解して終わるのかなと思ったが、あきらかにページ数的にどうなるん?って感じだった。闇深いわ。
    もっと長編で読みたかった。
    薬丸さんの本は初読み、他の本全部が高評価なんだよな、凄い。次は神の子読んでみたいな。

    0
    2026年08月15日
  • こうふくろう

    Posted by ブクログ

    重厚感ある、、、

    思い返すとコロナってほんと世間をめちゃくちゃにしたよね、思い出した
    どうしようもない塞ぎ込んだ気持ちも分かるし
    そんなとこで未成年と悪知恵の働く大人が数人混じったらまぁこんなことになるよなぁ、と

    お父さんいい人だよあんたは

    私は誰よりもナイトが胸糞悪くて嫌い

    0
    2026年08月14日
  • 刑事弁護人(上)

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    持月凛子は現役警察官の垂水涼香がホストを殺害した弁護士。同僚の西大輔は元警官、持月と西は共に親しい人を殺害されている。できすぎ感はある。涼香が弁護士に対して真実を語らない。どうつながるのかわからずページが進まず…外堀を固め下巻へ。

    0
    2026年08月12日
  • 怪物の祈り

    Posted by ブクログ

    殺された娘のために、悔い改めない死刑囚に主人公である教誨師は生きたいと渇望させた上で死刑に処す。その設定自体が面白い。本来見たくない、見てはならない人間の暗闇を覗き込んでしまった。赦される罪などこの世にあるのか、そういう問題を突きつけてくる。加害者が殺人に に至る過程には運悪く辿り着いてしまった生への罪悪感と放棄を抱えていて、同情もした。それでも赦せるのか。その葛藤を教誨師という目線を通して色濃く描いた物語だった。死刑に処される罪、そこに至るまでの同情する過程、殺した事実、それらを無意識下で背負う加害者と向き合い、心を慰め死刑に処されるまでに人間感を取り戻す。死刑に処される頃にはただの普通の人

    0
    2026年08月07日
  • 怪物の祈り

    Posted by ブクログ

    ニュースで「今日〇〇の死刑が執行されました。」って聞いた事があるけど その日をいろいろな思いでむかえている人がいるんだなと思った。 
    その場に立ち会う刑務官の心情も大変な事なんだと思った。

    0
    2026年08月01日
  • 罪の境界

    Posted by ブクログ

    読み終えてタイトルを改めて見ると沁みる。
    罪の境界を超えてしまうのか、踏みとどまって「人間」のままでいられるのか。
    小野寺の母親がまともに見えてくるから不思議。境界は超えなくても虐待で我が子に消えない傷を負わせているのに。
    なにが正しいのか、考えてしまう。

    通り魔事件の被害者となってしまった明香里の描写がすごくリアルだった。命が助かってもこんなふうに心に傷が残ってしまうのか。わかっているようで全然わかっていなかった。助かったんだからよかったじゃん、なんて軽く言えないな。

    0
    2026年07月28日
  • 悪党

    Posted by ブクログ

    【良かった点】犯罪の加害者と被害者には埋めがたい大きな隔たりがある一方で、その境界はほんの少しの違いで入れ替わり得るのではないかという恐ろしさを強く感じた。その問いを最後までぶれることなく描き切った構成は見事で、読後には静かな希望も残り、重いテーマながら爽やかな余韻があった。【気になった点】文章は非常に読みやすい反面、人物描写や会話はやや淡泊で、もう一歩踏み込んでほしかった。【おすすめ度】★★★☆☆【ミステリーとしての意外性】★★★☆☆派手な展開よりテーマ性が印象に残る作品だった。

    0
    2026年07月28日
  • アノニマス・コール

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クライマックスの辺りで、かつて仲間だった者の罪を見逃さなかった朝倉と逆に罪を見逃し隠蔽にさえ協力してしまった奈緒美の父との対比が見事だと思った。

    0
    2026年07月24日
  • 怪物の祈り

    Posted by ブクログ

    最初から最後までかなり苦しい読書体験でした。全体を通して、死刑囚に関する話なので執行されるシーンや、被害者が殺される描写などが所々にあり、終始鬱々としながらでした。でも物語全体はとても読みやすかった印象です。
    死んでしまった人は誰かに何も伝えることができない。忘れずにいたいと思います。

    0
    2026年07月18日
  • こうふくろう

    Posted by ブクログ

    読みやすかった。ただこの人誰だったっけ?はあったから一覧あるとよかった。
    みんなを救いたい気持ちは分かるけど、家族が90人とかになれば統率取れないに決まっているし、変なやつも紛れてくるだろうな。
    共有みたいなスマホチェックや他の人とはなるべく関わらないルールは…それって家族なのか?というところで涼風の作りたかったものは何だったんだろう?と思った。

    0
    2026年07月17日
  • Aではない君と

    Posted by ブクログ

    「どうして動物を殺すことは許されるのに、人を殺すことはゆるされないの?」
    もし、自分の子どもが殺されたら、どんな理由があろうとも相手のことを憎むに違いない。絶対に許すことなんかない。
    だから、「人を殺すことが許されないのだ」が分かります。

    0
    2026年07月16日