薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事の約束

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    面白かった
    「刑事のまなざし」「その鏡は嘘をつく」に続く夏目シリーズ第三段
    5編からなる短編集です。
    今までの物語同様、単純な謎解きではなく、人の心の複雑さをあぶりだす人間ドラマとなっています。この手の作品は大好き。
    しかし、第一作、第二作に関連している人物が出てきているようですが、ほぼほぼ前作の内容を覚えておらず、その辺は楽しみ半減でした。残念。

    ■無縁
    DVD販売店で万引きをした少年の物語。
    少年は得体のしれない女性と暮らす戸籍のない子供。
    黙秘を貫く子供の正体は?
    なぜ戸籍がないのか?
    家族とは?深い...

    ■不惑
    ホテルで結婚式のビデオ制作する男の物語。
    同じ場所で開かれた高校の同

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    2020年08月02日
  • ガーディアン

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    中学校を舞台にした、社会派サスペンス。自警組織の粛清によって秩序らしきものをもたらそうとする生徒たちと、それに違和感を感じる生徒たち。その組織の存在に気づき実態を暴こうとする主人公の教師と無関心な教師たち。色々な人物が入り乱れ、名前とプロフィールを覚えながら読むのが大変。とは言いつつ、物語に引き込まれて、一気に読み終えてしまった。やるせない思いが積み重なっていくが、最後は薬丸岳スタイルの温かさに包まれる。薬丸作品の中では最も人気が高いと思う「刑事のまなざし」などのシリーズの夏目刑事が脇役的に出てくるが、彼が登場しただけで安心感が広がる。

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    2020年06月19日
  • ハードラック

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    ネタバレ

    切ないラスト。
    ミステリとしてもミスリードが参考になる。
    詳しく書くとネタばんれになるのでかけぬ。
    貧困、犯罪描写のリアリティがすごくある。
    反社の描写も説得力あった。

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    2020年06月01日
  • 刑事の怒り

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    単行本で一度読んでいた。文庫本で再読。
    夏目シリーズ第4弾。錦糸署に異動辞令がでた所から始まる。表題作の『刑事の怒り』は実際にあった事件を思い出しやり切れない思いです。新しい相棒の本上さんもまだ謎を抱えていそうですし、このシリーズはまだまだ読みたいですね。

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    2020年05月14日
  • アノニマス・コール

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    クライマックスは読みごたえ抜群。その時、床屋で順番待ちだったが、奈緒美の言葉に人目も憚らずに号泣。やっぱり『薬丸印』。傑作。

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    2020年04月26日
  • 刑事の怒り

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    ネタバレ

    薬丸さんも好きな作家さんのひとり。
    薬丸さんのミステリーは、胸が締め付けられるテーマも多いけど…
    とても興味深く、惹きつけられます。

    この本は、夏目刑事シリーズ。

    ・刑事のまなざし
    ・その鏡は嘘をつく
    ・刑事の約束

    に続くシリーズ第3弾。

    夏目信人。
    一人娘の絵美が通り魔事件の被害者となり、意識不明となる。
    当時、法務技官だった夏目は、犯人を捕まえたいとの思いから、警察官となった。

    警察小説はちょっと苦手なのですが、このシリーズは別。
    夏目の人間的魅力に惹きつけられる。

    【刑事の怒り】は4編の連作短編集。

    ・黄昏
    ・生贄
    ・異邦人
    ・刑事の怒り

    どの作品も社会問題をテーマにして

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    2020年04月13日
  • ガーディアン

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    ネタバレ

    面白かった。
    平和な中学校には、平和を維持するために実は自警団が存在した。
    自警団は、本当に必要なのか?
    「臭いものには蓋をする」ではないけれど、根本を解決せず上辺だけきれいにする。
    一時的には生徒みんなに安心と平穏をもたらすけど、本質的には何も解決はしていない。
    まだ未熟な中学生にはそれで平和に卒業できれば何も問題はないと考えるのは当然の事。
    秋葉先生が、それに必死に立ち向かい、生徒一人一人に向かい合う姿はとても感動した。
    それなのに。。。。最後の一文。
    えっ?!今までの感動は?
    世の中、綺麗ごとだけでは平和は維持できないということか。

    でも、友情とか先生の熱い思いとか、とても良かった。

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    2020年03月10日
  • 宮辻薬東宮

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    「みやつじやくとうぐう」と読むんだそうです。
    好みの作家さんが名を連ねていて、その豪華な面々に、思わず即買い。
    ミステリーというよりはホラー寄り。勝手にリレー形式のミステリーだと思っていたので、連作短編集のようなものをイメージしていましたが、それぞれが独立したアンソロジーですね。
    リレーだと思うと、前の作品を強引に入れ込んだでしょ感が出ちゃってる。でも、宮内さんの作品のラストは秀逸でした。リレー形式ならではの〆だと思います。

    アンソロジーって、好きな作家さんの作品を、濃密に、いいとこどりしたような感覚で楽しめるのはもちろん、知らなかった作家さんや、興味はあったけれどまだ読めていなかった作家さ

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    2020年03月07日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部みゆきの書き下ろし短編を読んだ上で、辻村深月が短編を書き下ろし、以後、薬丸岳、東山彰良、宮内悠介と計5人の人気作家がバトンを繋いて仕上げた豪華なリレーミステリーアンソロジー。
    前の作品から何が繋がってるのかは読んでのお楽しみだが、テーマはちょっと恐いホラーかな。
    しかし何れも短編の名手。思わず唸る作品。楽しめました。

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    2020年03月01日
  • 宮辻薬東宮

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    再読。ホラー・ミステリーのアンソロジー。前の作者の作品を読んで、そのテーマをつないでいく。
    かなり怖いです。

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    2020年02月01日
  • ガーディアン

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    平和な中学校生活を送るために、SNSを使った、生徒達による自警団は必要なのか。
    
    中学時代は、友達間のいざこざや、学校でのトラブルは、つきもの。
    
    ガーディアンと呼ばれる自警団が、加害者や問題児を色んな手段で、不登校に追い込むので、この学校は一見平和です。
    
    赴任したばかりの秋葉先生は、その妙な雰囲気に違和感を覚え、真相を調べ始めます。
    
    こんな組織が、必要なのか、不要なのか。
    それは、ガーディアンのおかげで、直接的な被害を受けなくなった生徒の言葉にあると思います。物語の要なので、その言葉は言えないけど、心に響く、深い言葉でした。
    
    大人になっても、人間関係のトラブルは

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    2020年01月27日
  • アノニマス・コール

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    おもしろかった!
    前半は馬鹿丁寧にだらだら進むな〜と感じていたのですが後半は一気読みですね。
    済し崩しに真相が明らかになっていくのが楽しい。
    ただひとつ、朝倉の今後が気になってしまってやや消化不良。これぐらいが潔いのかもしれないけど、いや、まだ結構な壁が立ち塞がってるぞ…どうなる朝倉…

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    2020年01月08日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部→辻村→薬丸→東山→宮内

    リレーミステリーアンソロジー。それぞれの味があって恐ろしく面白く読みました。

    記念写真は撮られたのでしょうか?

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    2019年12月31日
  • 宮辻薬東宮

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    不思議なアンソロジー。
    微妙な繋がりで前作を受けて話が展開する。
    個別に読んでも面白い。
    普段はめっに読まないホラー系でした。

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    2019年12月26日
  • ラストナイト

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    ネタバレ

    評価は4.

    内容(BOOKデーターベース)
    菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、古い友人で刑務所を出所したばかりの片桐達夫が現れた。かつてこの店で傷害事件を起こしてから、自身の妻とも離婚し、32年もの間に何度も犯罪に手を染めてきた男だ。獣のような雰囲気は人を怯えさせ、刺青に隠された表情からは本心が全くつかめない―。著者新境地!魂を震わす衝撃のミステリー。

    片桐の気持ちも分からないことは無いが・・・しかし一方で心配する菊池くらいにはもう少し心開いても良かったんでは?

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    2019年11月07日
  • ハードラック

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    派遣、日雇い、ネットカフェ難民、闇金、振り込め詐欺...。他作品とは趣を変えつつも、社会の闇に切り込んでいく。衝撃のラストは圧巻。序盤から終盤まで目の離せない展開で、一気読み間違いなし。

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    2019年11月05日
  • ラストナイト

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    2016/12/7いつもの薬丸ワールド、人物ごと絡めて節とする書き方は面白いが少しわからなくなった。★4甘

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    2019年09月01日
  • ハードラック

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    ネタバレ

    日雇いでネットカフェに寝泊まりしながら、その日暮らしをしていた主人公。ルームシェアを持ちかけられた男に裏切られ、わずかな財産も全て失ってしまう。仕事もお金もなくなった主人公は闇掲示板で集った仲間と強盗に押し入った。最中、主人公は何者かに殴られ意識を失う。気付いたときには屋敷は燃やされ、中からは3人の遺体が見つかる。主人公は身に覚えのない放火と殺人の容疑をかけられ、警察から逃亡しながら真犯人を探すことになる。

    主人公がどん底と呼ばれるところまで堕ちていくのが、とてもリアルだった。しかし、真犯人の絶望や悲しみは想像を絶するものだった。それで人を殺していいとはならないが、だったらどうやって彼は幸せ

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    2019年08月25日
  • 悪党

    ネタバレ 購入済み

    よかった。

    犯罪者遺族の苦悩が色々な立場から描かれていて、読んでいて辛くなりました。
    でも、人はこうであってほしいというラストにたどり着けて、よかったです。

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    2019年08月05日
  • ラストナイト

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    ネタバレ

    1人の犯罪者を、その周りにいる立場の違う5人の視点から見た話。

    5人の話を全て読んでやっと、その犯罪者のラストナイトの真実、そうなるまでの彼の人生がわかってくる。

    なかなか上手い手法で、最後は救われた気がした。

    少年犯罪じゃなく、こういうのもあるんだと、次を読むのが楽しみだ。

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    2019年06月17日