薬丸岳のレビュー一覧

  • ラストナイト

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    2016年の藥丸岳作品。
    三十二年間、刑務所を出たり入ったりする男・片桐を中心とする物語。ただ、片桐の観点で物語が語られることは無く、片桐の兄貴分のような男、片桐を弁護した青年弁護士、生き別れの片桐の娘、片桐の真の目的のために利用される女、片桐の真の目的を知る男、という五人それぞれの観点で、片桐の人物像が読者に示されるという展開になっています。
    この片桐という男、顔面に豹柄の刺青を入れているというなかなか突飛な設定なので、どうも真面目な気分で読みづらく、その変な感じは最後までありました。それにもかかわらず感動的なラストには、泣かされましたけど。
    片桐の兄貴分のような男・菊池の観点の第一章での、

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    2019年04月22日
  • ラストナイト

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    ネタバレ

    *顔には刺青、左手は義手。菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、古い友人で刑務所を出所したばかりの片桐達夫が現れた。かつてこの店で傷害事件を起こしてから、自身の妻とも離婚し、32年もの間に何度も犯罪に手を染めてきた男だ。
    獣のような雰囲気は人を怯えさせ、刺青に隠された表情からは本心が全くつかめない――。何故、彼は罪を重ねるのか?*

    壮絶、の一言。よくもこんなストーリーを思い付き、まとめ上げられたこと…すごいとしか言いようがない。

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    2019年05月13日
  • ラストナイト

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    ネタバレ

    復讐というには余りにも悲しい結末。荒木がひかりに本当の事を話す日がくれば少しは報われるのかと思ったけど、片桐にはそれも必要ないんだろうな。
    菊屋での事件がなければ梶原に会わなければと思ってやるせない。

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    2018年05月28日
  • ラストナイト

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    悲しすぎる。
    語り手を変えて同じ時間の話が違う目線で書かれていて面白い。
    梶原がもっと痛い目にあって終わって欲しかった。

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    2018年04月20日
  • 友罪

    購入済み

    考えたことがなかった側面

    考えさせられた。登場人物がみな訳ありだった。

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    2018年03月12日
  • 刑事の約束

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    夏目信人シリーズ3作目。
    前作の事件関係者が出て来るので、1から読むことをオススメします。やっぱり短編が良いですね。

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    2018年03月09日
  • 刑事の約束

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    前回読んだシリーズ第1作と比べて、今回は格段に良かった。どの話も深層には悲しい事実が隠されており、特に表題作は救いようのない絶望感が最後まで解消されなかった。一旦犯した罪は犯人が死んでも償われることはないと思うが、そうだとしてもせめて悔い改めてもらいたい。そうでない悪人がでかい顔をしてのさばっているのがこの国の現実だとしても。

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    2018年01月27日
  • 刑事の約束

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    ネタバレ

    シリーズ3作目。
    表題作がやはり印象的。ついに、といった感じ。ということはシリーズ終わりなのかな。夏目は今後どうするのだろう。

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    2017年12月06日
  • ラストナイト

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    ネタバレ

    薬丸さんらしい重いテーマ。章ごとに別の視点から構成されているので、同じシーンを別の見方ができて面白かった。でも、当の片桐さんの視点はないんだな。そこがよくできているよね。

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    2017年10月19日
  • ラストナイト

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    平凡な男・片桐達夫がある男・梶原史郎と関わったがために
    人生を狂わされ、復讐鬼となる物語。

    すでにまーちさんがレポでも書いているが、
    主人公片桐の執念と意志の強さに驚かされる。
    決意表明ともいうべき、片桐の顔の入れ墨。
    復讐を忘れないためか、人相を替えるためか、
    突然、顔中にヒョウ柄の入れ墨を入れるという
    行為そのものに度肝を抜かれた。

    ・菊池正弘  片桐の恩人でもある菊屋のマスター目線 
    ・中村尚  主人公を救いたい一心の若手弁護士の目線 
    ・松田ひかり 主人公の愛する一人娘の目線 
    ・森口絢子 主人公の仇のヤクザの情婦の目線 
    ・荒木誠二 片桐が身代わりとなって罪をかぶってやった男の目

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    2017年11月09日
  • ラストナイト

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    居酒屋「菊屋」を営む菊池のもとに、古くからの友人片桐が突然あらわれた。
    片桐は32年間、妻子と別れ、繰り返し罪を犯し、刑務所を出たり入ったり。
    その風貌は異様。
    顔中に入れ墨、左手は義手。
    片桐が店を訪ねてくるとを常連客は嫌っているが、菊池には拒まない。
    片桐と菊池の関係は…
    片桐はなぜ顔中に入れ墨をいれたのか…
    刑務所を出入りするわけとは…
    切ないラスト。

    薬丸さんのミステリーは面白い。

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    2017年07月26日
  • 友罪

    ネタバレ 購入済み

    加害者の人生って?

    どうして殺人を犯したのか知りたかった。
    そこが本文になかったのが残念。
    しかし内容はすごく考えさせられた。
    犯罪が蔓延する中、隣の人が前科者なんてこともありうる。どう接する?接する事ができる?自問自答しながら読んだ。
    でも最後私はスッキリした。
    やはり人間と人間の付き合いってもんは愛がなきゃと思った。

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    2016年06月20日
  • ハードラック

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    薬丸さんの本はテンポがよく
    内容が面白い!!
    最後まで、犯人が分からず…
    まさか、この人が!!って感じでした。
    二転三転し、真相に。。。
    一気に読み終えた1冊。

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    まさかまさかの
    二度目(笑)
    最後の最後まで
    犯人がわかりませんでした
    さすが!!
    薬丸岳さま

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    2023年03月17日
  • 刑事のまなざし

    読み終えるのが惜しい傑作!

    本当に丁寧に人間を描く著者の、優しさが詰まった傑作です。これまで少年犯罪の被害者など、つらい境遇が最初から最後まで重苦しく包む作品が多かったのに対して、同じく哀しい過去を抱きながらも、主人公が温かい言葉で事件を解決していく姿を、彼の過去を知った読者は涙なしには追いかけられないでしょう・・・。

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    2013年10月07日
  • こうふくろう

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    もしかしたらこんな組織が本当にあるのかもと思うほどリアルでゾッとした。
    もし自分の子どもが本当の家族を捨ててこんな組織の一員になってしまったら..

    最初〜中盤までいまいちはまりきれず何度も脱落しそうになった。
    時系列があっちいったりこっちいったりするし、通名と本名がごっちゃになったり(ll゚д゚)
    集中力がないと読みきれない。
    時間を置いて読むより一気に読まないとわけがわからなくなるかも。
    薬丸岳氏の小説の中ではあまり好きではない(ごめん)

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    2026年06月13日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    ネタバレ

    従兄弟のブラザーフッドの物語
    20年ぶりに再会というストーリーだが、ここまで情が湧くものか?とは思った。

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    2026年06月09日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    贖罪と再生、憎しみと愛情の物語でした。
    人生において縁というもの、人と人との繋がりはもはや生きる糧なのではないかと思う。人はそんなに簡単には変われないよなー、皆がそんなに優しいことはないよなー、と思う部分もあったけど、こんな思いが広がって、紡いでいけたらいいなと思います。

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    2026年06月07日
  • 誓約

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    ★4は高いし3じゃ低いかな…で気持ちとしては★3.5という感じ。
    大好きな薬丸作品。面白くていつも通りスイスイ読めたけど、今回はちょっと複雑な気持ちだった。
    薬丸作品に出てくる主人公は、誤解されてしまったり本人のどうしょうもない事情で悪の世界に足を踏み入れざるをえなかったけど心根は繊細で人思いの優しい少年…という感じが多かったけど、今作品は、今でこそまじめに家庭を持っているけど、少年時代は本当に悪だったのね…と思ってしまった。
    もちろん、芯の芯の部分は本当の極悪人ではないのだけれど。
    それとドンデン返し要素が、薬丸作品にしては珍しいような気がしました。
    何も考えずに読んでいたから、ええぇぇぇ〜

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    2026年06月07日
  • 刑事弁護人

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    夏目刑事とはまた別の、人間味ある登場人物西弁護士が出てきて、好きになった。綺麗事だと思うが、弁護士には依頼人の要望に応えつつも真実を追究してほしい。もしくは、犯人だった場合に自分の罪に向き合うきっかけを作ってほしい。

    謎の答えが二転三転しておもしろかったけど、少しこじつけだと感じるというか、違和感のある(現実的でない)部分が散見されたなと思う。最終的な真実も、嘘かなと疑うくらいに、真実と偽りの境の表現が曖昧だったように思う。

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    2026年05月31日
  • Aではない君と

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    ところどころ、その設定や描写は必要なのかとおもうところがあったり、魅力のあるキャラクターがいなくあまりのめり込めなかった。
    母親の存在感なのか?こんな感じで父と息子を書くならば、母親は育児放棄くらいのほうが説得あるし、始終母親が中途半端に感じてしまった。

    薬丸岳さんは天使のナイフは、かなり昔に読んで内容すっかり忘れてしまっていて、でも虚夢がとても面白くて読みやすさに惹かれて最近また読み始めて、
    とりあえずあと2冊積読があるので、読んでみます。
    虚夢超えあるかなぁ

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    2026年05月23日