薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事弁護人

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    長かった…!
    が、後半、真相が徐々に分かってくるので、その過程は面白かった。
    弁護士の仕事は大変だ、と思う一冊。
    色々と逆恨みもされるし。
    皆さんも書いているが、ドラマ化されたら良いと思う。

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    2023年06月30日
  • 神の子(上)

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    ネタバレ

    主人公は戸籍を持たずに育った少年。
    生きる為に様々な犯罪に手を染める。
    ある組織で類まれなる頭脳を買われ
    振り込め詐欺のシナリオを作る役目を与えられる。

    上巻はおいたちと社会復帰を描くが、常に組織から監視されている。
    とある町工場の女社長に身元を引き受けてもらい、
    住み込みで働きながら大学に通うようになる。
    工場の取引先が倒産し資金繰りに窮しその立て直しを

    下巻が楽しみ

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    2023年06月06日
  • 蒼色の大地

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    「螺旋」プロジェクトの5冊目。4冊目から少し間が空いた。時は明治の物語。

    かつて同じ村に住み、沼に落ちたところを救ってくれた灯を探し、鬼仙島にたどり着く鈴。灯は流れ流れて瀬戸内海を根城にする海賊になっており、一方、鈴の兄・新太郎は呉鎮守府の軍人として海賊の討伐に参加させられる。
    蒼い目の灯に大きな耳の鈴と新太郎。このプロジェクトを読んでいれば灯と鈴が交わることがないと分かっていながら、三者それぞれの思いと行動が微妙にすれ違い、出会いそうで出会わない、出会ってもすぐに離れ離れになる前半の展開はサクサクと面白く読めた。
    ただ、灯の人物像にあまり面白みがなく、後半の鈴や新太郎との交情があまり盛り上

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    2023年05月27日
  • その鏡は嘘をつく

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    「刑事のまなざし」はずいぶん前に読んだので、かなりうろ覚え。そんな状態で読むにはふさわしくなかったかも。もう一度「刑事のまなざし」を読もうかな。

    嘘を言っているように感じられない(描写されていない)のに、後で撤回、結果としては検事の予想通りで、え?何?やっぱり噓だったの?! と若干イラッとしたが、夏目さんに中和してもらえた。

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    2023年05月01日
  • 神の子(上)

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    ずっと次が気になって上下巻もあるのに、サクサク読み進められる内容。

    でも心に大きく残ったり、衝撃を受けたかと言われるとそうでもない。

    登場人物全員に想いがあることを、しっかり描いてくれてたから違和感なく読み切れたのかな。
     

    ⭐︎3.8

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    2023年04月12日
  • 悪党

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    15年前に姉を殺された主人公(佐伯)が、
    探偵として働きながら加害者たちを探し出し、
    犯人に姉が感じた以上の絶望と苦しみを
    味合わせて復讐を遂げようとする。

    大切な人を失った瞬間から、心が死んだように
    変わってしまった遺族たちはどんなふうに
    犯人が変われば赦すことができるのか。

    そもそも大事な人の命や尊厳を奪い、その後、
    生き続ける相手を赦すことはできるのか。

    憎しみと悲しさを抱え続ける主人公や被害者
    家族たちが、救われるまでの心の葛藤の物語。









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    2023年04月08日
  • その鏡は嘘をつく

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    夏目シリーズの第2作目の長編。これは好みの問題だが、この後もシリーズは第3、4と続くが短編集の方が面白いと思う。
    この作品は夏目ともう一人志藤検事が主人公のようなもの。最終的には夏目の深い洞察により真実が明らかになるが、志藤の思い込みもミスディレクションの伏線というには物足りなく、かといって痛快な終わり方でもなく、全体に普通の作品で纏まった感じだ。

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    2023年04月04日
  • 闇の底

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    妹を性犯罪者に殺害された過去を持つ刑事が主人公。
    性犯罪で殺害された子供の事件を追うが、並行して過去に性犯罪で逮捕された男が殺害される事件が起きる。その犯人はサンソンと名乗り、警察やマスコミに殺害現場のビデオを送るのだが…。

    という粗筋。
    「天使のナイフ」の次の作品らしい。ストーリーが入り組んでいることに加え、登場人物が多いため、なかなか全体像が理解できずに何となく読み進めてしまった。構成にひねりを加えようとして煩雑になってしまった感じがする。

    しかし、それでも現在の法制度への憤りや犯罪被害者の悔しさなど、作者の思いが伝わってくる。この作者の作人にはソウルがある気がする。「これが書きたくて

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    2023年03月23日
  • アノニマス・コール

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    誘拐モノ。会話主体でテンポよく話が進むのでスイスイ読める。誘拐モノということで、犯人、被害者、警察が登場するが、信用できるはずの人に不審な点があったり、怪しげな人が手助けしてくれそうだったりして一筋縄ではいかない。

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    2023年02月25日
  • 刑事弁護人

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    前半は展開が動かず退屈やったけど、後半から面白くなってきた。ただ、絶賛できるかと言われたらそうでもないかな。重厚な内容ではあったけど。
    弁護士ってそんな綺麗事で動いてないよな。
    真実を明らかにする為に動いてくれたり、被告に耳を傾けて反省を促せる弁護士がおれば、再犯はもっと減るんやと思うけど、そうでもないんやろうな。
    商売としてやってるとしか思えない。
    本を絶賛できないのは凛子に感情移入できなかったのが要因かな。
    綺麗事ばかりで動いてて好きになれなかった。

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    2023年02月22日
  • 神の子(下)

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    現実的に見てしまうとIQ161の描写がちょっと期待はずれで、上下合わせて1100ページもあるのに起承転結の結の部分がちょっと薄い。
    上下に別れてるから上巻を読んで一区切りしてしまい、下巻への期待感は相当高くなって、失速感を感じてしまうのかも。
    1冊として読んだら違う感想になるのかもしれない。
    今まで読んだ本の中でも面白い部類に入るだけにちょい残念。
    読み終わった他の人の感想を読んでみたけど、下巻が弱い感想の理由はすごくよくわかる。
    いや、けど、一気に読めてしまうから良い作品なのかもしれない。

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    2023年02月06日
  • 蒼色の大地

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    螺旋シリーズ4冊目
    海と山の対立が明治という時代背景もあいまって、読みやすかった。いつの時代も、海と山は対立し、一部は惹かれ合う。憎しみと愛情は背中合わせなのか?
    一緒に育ったら、対立しないのか?理解し合えるのか?
    蒼目の海賊と耳の大きい海軍の戦いが鬼仙島周辺で、一般人を巻き込んで、始まろうとしている。

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    2023年02月04日
  • 蒼色の大地

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    螺旋プロジェクト4冊目。
    現状、基本的には文庫の刊行順に読んでいこうかなという方向性。編集者側が何かを意図してこの順で出してるんだろうなと思いつつ。

    この作品は本筋のストーリーが分かりやすかったのでサクサク読めた。

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    2023年02月03日
  • 蒼色の大地

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    螺旋シリーズ4冊目
    今まで読んだ螺旋シリーズの中では一番構成がしっかりしていて、読みやすかった。
    一定のルールに無理やり合わせている感もなく、
    初めて希望を残してのラスト。
    螺旋シリーズの本来のテーマはこの作品中の「手をつないでみる」であってほしいな、と感じました。

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    2023年02月02日
  • 蒼色の大地

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    螺旋プロジェクト(私の中で)3冊目。

    これまでの2冊(死にがいを求めて生きてるの、ウナノハテノガタ)と比べて、非常に分かりやすい作品。海と山の対立がハッキリしていて読み進めやすい。
    映画とかゲームにしやすそうなストーリーでベタな展開ではあるが、それが逆に安心して読める要素かも。
    もう少し心の機微みたいなのをしっかり描いてあると良いなと思ったが、このプロジェクトが当初は連載物だったと知って、それならこのスピード感も納得。さて次はどの螺旋プロジェクトを読もうか。

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    2023年02月01日
  • 悪党

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     犯罪被害者遺族のための犯罪加害者の追跡調査とその後の展開を描く衝撃作。息子を殺された父親、弟を育児放棄という形で失った兄、身内が犯罪加害者になってしまったために苦しみぬいた母娘などなど。どこまで行ってもぬぐい切れない思いがある。
     そんな人たちが犯罪加害者の居場所を知ったとしたらどうなるのか。それが本作のテーマ。初めは連作小説のような展開だが、徐々に主人公である元警察官、今は探偵事務所で探偵をしている佐伯修一が自分自身が巻き込まれた犯罪加害者との対峙という展開に集約されていく。
     本作を読んでいると、加害者を守ることは、被害者遺族が犯罪を犯さないためのある意味での抑止力にもなっているのではな

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    2023年01月31日
  • 誓約

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    初めての、薬丸氏の作品。
    現代社会で、この主人公の様に戸籍を、変える。乗っ取る。事は、良く起こり得ているのだろうか。数々の、小説やドラマででてくる手法だが。
    そこで、この主人公に対して、共感することが、出来なかったな!

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    2023年01月25日
  • 蒼色の大地

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    螺旋プロジェクト。
    私が読んだ順番では3つ目。

    まさかその前に読んでいたものが伏線になるだなんて…
    歴史、時代小説ばかり読んできた私にとっては新たな作家との出会い。これがこのプロジェクトの凄さと実感。

    物語は対立という軸は残しつつも差別という視点が加わった。考えてみればその前の時代も差別だったものが差別という描かれ方をしてなかったが故に気が付かなかったのかもしれない。そして、それが時代の変化なのかもしれない。

    螺旋プロジェクトの次の時代を買いました。

    ※評価はすべて3にしています

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    2023年01月24日
  • 刑事の怒り

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    「刑事のまなざし」「その鏡は嘘をつく」「刑事の約束」に続く夏目シリーズ第四段。
    4編からなる短編集です。
    これまた、重いストーリばかり。しかし、この手の話は大好きです。

    ■黄昏
    第70回日本推理作家協会賞受賞作品。
    母親の死体をスーツケースに隠してもっていた娘。
    母親の死を届けなかった理由とは?
    年金詐欺 ?

    ■生贄
    これは辛い物語。
    公園のトイレで起きた殺人事件。
    レイプから身を守ったと主張する女性。
    しかし、その女性の過去、そして、その真相とは..
    最後、もうひとひねりあったところがすごい。

    ■異邦人
    ベトナム人による強盗致傷事件発生。
    しかし、その事件の真相とは?
    外国人労働者に対

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    2022年12月24日
  • 誓約

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    大切な人ができてから、過去の自分を捨てて、必死に守ろうとする、って当たり前のようですごく難しいことなんだなぁ。そう思わずにはいられなかった。

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    2022年12月19日