薬丸岳のレビュー一覧

  • アノニマス・コール

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    薬丸岳さんの本は好きでほとんど読んでます。が、この本は本当に薬丸さんの本なのか?と思うほど今までのものとは趣向が違っていたように思います。
    少年犯罪がテーマになることが多く、それに関する法律だったりが主軸に据えられて、家族愛などが絡んでくるものとは異なり、ハードボイルドな主人公が仲間と犯人に迫るという今までにはない世界観でした。でも何か薬丸さんらしさとかが少なかったように思います。
    読んでる途中で誰の本を読んでるのか忘れてしまうことが何度かありました。

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    2019年04月13日
  • アノニマス・コール

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    ネタバレ

    社会派ミステリという点がピックアップされがちな著者。本作も裏表紙に「社会派ミステリの旗手による〜」とあるので、そちら方面の内容を期待したのですが、あまり社会派ミステリ感はなくて肩透かしを食らったような感があります。

    内容に関してもオーソドックス感が強くて…… 例えば真犯人。こうしたエンタメ作品では一番犯人らしくない人が黒幕だったりしますが、本作はまさにそれ。意外性があまり感じられず、全体的に「普通」という印象を受けてしまいます。

    また、主人公の相棒となる岸谷が協力する理由に、もっと説得力のある設定がほしかったかも。序盤、朝倉が岸谷を雇う理由に(岸谷の立場からすると)胡散臭さが感じられるので

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    2019年04月11日
  • 悪党

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    なにをもって罪をつぐなうのか - ?薬丸岳「悪党」 ★★★☆☆

    被害者側の視点だけでなく、加害者側の視点も余すことなく記載した点が秀逸。ただあまりに暗いのでよんでいてどんよりしてきます。
    刑期を終われば罪は消えるのか?何をもって罪は償われるのか?
    考えても考えてもその答えは出ない。罪は本人だけでなくその加害者・被害者の関係者全員に深い爪痕をのこす。
    永遠に答えの出ない問題。それに人間は刑期という線引きを行った。それは悪いことではないが、完ぺきではない。ただ、世界に完璧なんてない。
    #引用
    ・法律を犯すことだけが罪じゃない。たとえ罰せられなかったとしても、犯した罪は人の心に一生消せない傷を残す

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    2023年10月27日
  • 逃走

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    ネタバレ

    評価は3.

    内容(BOOKデーターベース)
    死んだはずのあの男がいた。小さかった妹とふたりで懸命に生きてきた21年間はなんだったんだ?傷害致死で指名手配されたのは妹思いで正義感が強い青年。だが罪が重くなるとわかっていても彼は逃げ続ける。なんのために?誰のために?渾身の全面大改稿、ほぼ書下ろしの秀逸ノンストップ・エンタメ!

    流石の自分でも謎解きは容易に出来た・・読みやすいが全体的に薄い内容であった。もう少し誰かにスポットを当てて個性を出しても良かったのでは?全員特に印象に残らず。残念。

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    2018年11月14日
  • ラストナイト

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    ある男の最後の夜を、一瞬でも共に過ごした5人の目線で描かれた物語です。32年前に起こした傷害事件を契機に、約20年ほど刑務所を入退所を繰り返す意味は・・・顔に豹柄刺青をした理由は・・・疑問は深まるばかり。我が家のように思う下町の飲み屋がすべての始まり、で終わりだった。5人の心には彼の最後はどう映っているのか。。。

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    2018年10月15日
  • ラストナイト

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    ストーリーとしてはとても悲しい、皆がこれで報われたのかどうか悩ましいものでした。梶原というどうしようもない人間のために、このお話に出るすべての人が不幸を背負わされているのですが、彼はこれからも生きながらえる。個人的にはどうにも納得しがたいものがありました。また、顔に刺青をする必要性がそこまであったのか、なぜ片桐は400万以上ものお金を持つことができたのか、など疑問に思う点もいくつかあり、、この評価となりました。

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    2018年03月26日
  • ラストナイト

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    ああ、薬丸岳さんだ~。お終いまで読んでそう思った。
    第5章読むまで、片桐の行動に全く理解が出来なかったし、全く面白さが解らなかった。しかし、途中でやめなくて良かった~。第5章で納得。
    陽子を本当に愛していたんだね。ひかりも。だから、絢子にも、荒木にも…。
    梶原さえいなければ、幸せになれたはずなのに。虚しさが残る。

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    2017年10月11日
  • 友罪【電子特別版】

    購入済み

    キャラの

    立ち過ぎは現実味を削ぐ?

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    2013年06月28日
  • 悪党

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    帯にタッキーが写っているけど、TVドラマになるわけね。
    最近、こういう感じが多いけど、小ネタを潰しながら、お話全体としてはひとつの謎を追うというのは、確かにTVドラマ向きな話ではあるわな。
    少年の頃に姉を暴行で殺された主人公が、警官経由探偵になり、依頼人(主に犯罪被害者)からの調査をこなしながら、独自に姉を殺した犯人のその後を追うというお話。
    心の底に憎悪の焔を隠し、いつ爆ぜるともしれない感情を抱えて、刑期を終えて出てきた犯人の生活を探り、彼らが赦すに値するか否かを問い続ける。
    前半、40頁程度の話が連なって進む話は、登場人物のそれぞれが罪を犯したか、あるいは犯罪によって肉親を喪ったり家庭を壊

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    2025年03月18日