薬丸岳のレビュー一覧

  • 宮辻薬東宮

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    宮部みゆきさん→辻村深月さん→薬丸岳さん
    →東山彰良さん→宮内悠介さん。

    不思議な話、ともいえる短編でした。
    ちょっと繋がってみたり、そのままだったり。
    見つけられなかっただけで、繋がってるのやもしれませんが。

    最初からぞっとする話でしたが、それを語った人物も…。
    そこからすると、まだ2話目は大丈夫でした。
    本人になったら、と考えるとぞっとするどころじゃないですが。
    3話目は分かればほっとする状況です。
    語られている間は、ひたすらに怖いだけ、でしたし
    最後の方になって、ようやく違和感が、な状態。

    4話目は、都市伝説のような内容でした。
    行き着く先は当然、という感じでしたが
    主人公は結局ど

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    2020年06月29日
  • 刑事の怒り

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    罪と戦う刑事夏目シリーズ。短編4作。優しさとこだわりと人柄が自身の教えになるミステリ。色々なことを考えさせられるのが薬丸岳作品。面白いよ。

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    2020年04月27日
  • 刑事の怒り

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    夏目シリーズの第4弾。4編からなる連作短編。亡き母の想いに胸を締め付けられた”黄昏”,強姦事件の傷が招いた悲しい悲劇”生贄”,出稼ぎ外国労働者のやりきれない境遇”異邦人”,そして相模原障害施設殺傷事件の嫌な記憶がよみがえる表題作の”刑事の怒り”。どれも心揺さぶられる良作でした。
    あらすじ(背表紙より)
    スーツケースに入った高齢女性の遺体。隠していたのは娘だった。母の死を届け出なかった本当の理由とは(「黄昏」)。公園のトイレで起きた殺人。容疑者はレイプから身を守ったというが(「生贄」)。犯罪者自身が抱える壊された心、それでも許されない罪の重み。現在をまっすぐ見つめる刑事・夏目の傑作ミステリー。

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    2020年04月16日
  • アノニマス・コール

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    現代の社会派ミステリーの旗手が放つ渾身のストーリー。フーダニットとホワイダニットを巧みに織り交ぜつつ、スピード感のある展開。400頁をはるかに超える紙面ながらも一気読みさせる展開は見事!根底に流れるテーマは不変。読ませるなぁ...。

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    2020年03月24日
  • 神の子(上)

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    天才が人間になるまで - 薬丸岳「神の子」 ★★★☆☆

    千ページ超の大作です。
    主役のハズの町田が自分を話す部分はなくて、すべて周りの人物たちの話から町田の姿が浮かんできます。
    前半、中盤は抜群に面白くてどんどん進むのですが、後半の悪の組織の目的と動きが常軌を逸していてついていけなくなります。単純に町田が天才から人間に戻るお話にしたほうがスッキリしたかと思います。
    悪の天才も天才のわりに、目的がイマイチだとおもう。

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    2023年10月27日
  • 宮辻薬東宮

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    タイトルが目について手を出す。著者のうち薬丸岳さんの作品は初めて読んだ。アンソロジーの趣向がおもしろい。そうくるのかという、小説での連歌のようだった。

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    2020年03月14日
  • ガーディアン

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    学校はある意味社会から隔離された空間である。その中では時として独自の価値観が生まれる。たまに話題に上る不思議な校則もその一つなのだろう。今作はそんな学校のありえそうな進化の物語。薬丸作品なので,あっと驚く結末を期待していたが,現実に起こりそうな結末に,少し落胆してしまった。常々思う。大人と子供の境界線は何なのかと。
    あらすじ(背表紙より)
    中学教師、秋葉が赴任した学校は、いじめも少なく問題を起こす生徒もいないが、長期欠席の生徒数が増え続けていた。元気だった演劇部員の一人が急に不登校になったことに違和感をおぼえる秋葉は、背後に生徒の「自警団」がいると耳にする。姿は見えず絶大な力を持つ、そのグルー

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    2020年03月14日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部作品・辻村作品は満足できましたが、それ以降はどんどん下がってしまった感じ。

    初読み作家というのもあるが、残念ながら(ふーん)(はぁ)(はあ?)位のリアクションしかできなかった。
    勿体ない。

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    2020年01月17日
  • 刑事の約束

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    夏目信人シリーズの第三弾。5つの短編連作。様々な社会問題を織り交ぜながら、事件の解決だけでなく、人の裏側・内面を鋭く浮彫にする夏目の深い洞察...。本作も圧巻の展開。他編にさりげなく置かれたプロット。ああそういうことね、と最終編で納得。
    「終の住処」は調査不足の感が否めない。残念。この編だけ細かな点が気になり、感情移入できなかった。

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    2019年12月11日
  • ハードラック

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    面白かった
    薬丸岳の社会派ミステリー!
    しかし、残念なのは、ミステリー色、エンターテイメント色が強くて、読後に考えさせられるような重いテーマを感じられなかったこと。胸打つ展開ではありませんでした。

    ストーリとしては、
    25歳の主人公仁。ネットカフェで暮らす仁は、日雇いの仕事も失い、さらには、だまされて今日を暮らす現金さえもなくなってしまいます。切羽詰まって、闇の掲示板で4人の仲間を募って、でかいことをたくらみます。
    結果、軽井沢で起きた放火殺人事件の汚名を着せられることに。
    誰が仁をはめたのか?
    その4人の中の誰かか?
    その目的は?
    仁を追う刑事。
    出頭すべきか?信じてもらえるのか?
    闇社会

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    2019年12月01日
  • 宮辻薬東宮

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    リレー小説って、テーマ型のアンソロジーにも、一人の作者による連作短編集にもない、独特の味わいがあるんだと知った。

    宮部みゆきのパワーが半端ないのだけど、辻村深月も負けてはいなくて、どうなるかと思いきや、クローザー宮内悠介の絶妙なバランス感(笑)
    あ、ちゃんと、一冊になったな、と。

    個人的に好きなのは、冒頭二作だけど。
    宮部みゆき「人・で・なし」。
    社会小説かと思わせる出だしの、お前らが俺に合わせろ系社員栗田くんエピソードが、ある種、自分的には身近で怖い。『名もなき毒』みたいな。
    ただ、そこから俺に合わせろ系「家」のホラーに変わっていく所や、居酒屋での絶妙な相槌に、スコーンと読まされました。

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    2019年11月23日
  • 刑事の約束

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    夏目刑事シリーズ。
    久しぶりにこのシリーズを読んだので 
    なんで娘は昏睡状態になったんだっけ?など
    忘れているところが多々あった。
    短編なのでもうちょっと長めに
    読みたいなぁというのが正直なところ。

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    2019年11月22日
  • アノニマス・コール

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    面白かった
    薬丸岳のハードボイルドミステリー!
    こんなエンターテイメントストーリも書くのかとびっくり!

    ストーリとしては、
    3年前の事件が原因で警察を辞めた主人公朝倉。
    家族ともわかれて、自暴自棄の生活を送っています。
    そんなとき、別れた娘が誘拐されてしまいます。
    娘を救うべく奔走する朝倉
    警察に知らせることなく誘拐犯と敵対します。
    誘拐犯に翻弄される朝倉
    娘は無事なのか?
    そして、誘拐犯の真の目的とは?
    3年前の事件の真相とは?
    といった展開です。

    いろいろと怪しい人物が出て来て、楽しめます(笑)
    社会派ミステリの薬丸岳がこの様な話を描ということで、ちょっと違和感がありました。
    しかし、

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    2019年11月16日
  • ガーディアン

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    うーーん。って感じかな

    最後の4行でよくわからなくなってしまった。
    薬丸さんの新しい試みではあったけど今回はあまり肌に合わない感じがしました

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    2019年11月09日
  • 逃走

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    家族という最小の幸福追求単位が崩壊しつつある、否、崩壊しているところもある日本において、家族の絆を問う本作。登場人物、それぞれのモノローグ移行フェーズがスピード感を生み出し、どんどん引き込まれる。ただ、始まりは所有欲求なんだよなぁ。存在欲求が満たされることで幸せを希求する世の中に移行するには何が必要なのか...。慎ましやかに生きようよ。

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    2019年10月06日
  • ガーディアン

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    ネタバレ

    また薬丸岳さん読みました。今後は中学校を舞台にしているもの。なので、ちょっと「それはないなぁ」と、感じる部分が多かった。
    私の感覚では、中学生のスマホの所有率が上がりつつあるとはいっても、地方ではそこまでではない。スマホを与えるときには、まともな親ならもう少し注意を払うし、学校に持って行かせたりしないし、使用を制限したり、メールをチェックしたりする。全校生徒がある組織からのメールの指示に一斉に従うなんてことは無理かな。数百人単位の中学生が、全員大人に対して秘密を守るなんてことも、まぁ、無理かな。
    教師像や職員室像も、私の身近の中学校の実態とはかけ離れている。でも、そういうところはちゃんと編集者

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    2019年10月05日
  • ハードラック

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    どん底のその日暮らしから一発逆転を狙い
    裏サイトで強盗仲間を集めた主人公

    相手を傷つけることなくお金だけ奪って逃げるはずが
    気が付いたら3人もの殺人事件の容疑者に?!

    ハメたのは誰か
    真の犯人は誰なのか
    中盤からは一気怒涛の展開

    一度こぼれ落ちたら2度と這い上がれない格差社会の闇

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    2019年09月28日
  • ラストナイト

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    とても好きなのですが精神削られる作家のひとりであります薬丸岳さん。本作は舞台装置としては渦中の人物の風貌が派手です。左手が義手で顔に豹柄の入れ墨の片桐達夫が、何故犯罪を繰り返してしまうのか。その粗暴な言動と見た目にに関わらず、関わった人間はその奥底に優しさを感じるのであります。さて何故?何故犯罪と服役を繰り返すのか?
    彼と関わった人々の視点ごとの章立てとなっている為、読むごとに片岡の姿が立体的になっていきます。どちらかというとオーソドックスな話なのですが、そのオーソドックスな話を興味深く書けるという事が一番大切な事だと思います。薬丸岳さんはその辺りの信頼度が非常に高い作家です。
    星が少ないのは

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    2019年09月26日
  • 逃走

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    ネタバレ

    タイトルにも惹かれるし、最初の方の展開はワクワクさせられた。徐々に謎が解明されるが、何故逃げるのか、妹に隠す必要あるのか、など共感できないところ多々あり。惜しいなぁって感じ。

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    2019年07月04日
  • ラストナイト

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    顔中に豹のイレズミを入れた男の話。
    なぜ男は誰しもが恐れるようなイレズミを入れたのか、何十年も全国各地で罪を犯して刑務所を出たり入ったりするのか、単に、一度犯罪に手を染めたらそうなってしまうのか、、と思った感じで始まる物語なんだけど、なぜか、がわかるにつれて悲しくやるせない話になっていく。

    たしかに、ここまでするか?という感はあるしご都合主義的な偶然もあるんだけど、そりゃ小説なんだからアリっしょ、てことで楽しめた。

    また、章ごとに視点が5人変わって、同じ場面でも見方が変わるのはこういった手法のおもしろいところだな。でも衝撃というほどの変わりようはないので、人の気持ちのゆらぎ程度を楽しめれば

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    2019年06月20日