薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事の約束

    Posted by ブクログ

    夏目刑事シリーズの第三弾。
    薬丸岳さんのお話は大好きです。
    すごく重たいんだけど私にとっては文体が読みやすいみたいでサクサクと読めます。
    今回は珍しく…おそらく私が読んだ薬丸作品では初めて短編集でした。そのつもりで読み始めてなかったので一話目があっという間に終わってびっくりしました。
    今回重たかった…いい意味で。
    薬丸さん…真面目な方なんだろうな…と勝手に思っています。

    0
    2024年07月13日
  • 逃走

    Posted by ブクログ

    新聞連載から単行本、そして文庫に至るまでに改稿を繰り返してきたという本作品。
    母親が殺人を犯したことから、児童養護施設で育った兄の裕輔と妹の美恵子。
    そんな2人は大人になり、普通の暮らしを送っていた。
    そんな最中、裕輔がラーメン屋の店主を殺害して逃走した。
    一体、兄に何があったのか、何故逃げなければならないのか…美恵子は兄の行動がわからず、動揺する。
    裕輔が罪が重くなるかもしれない逃走してまでしなくてはいけないこととはなんなのか。
    薬丸さんの作品の中では、読後がスッキリした感じがする。

    2024.7.7

    0
    2024年07月07日
  • ラストナイト

    Posted by ブクログ

    主人公が最初の犯罪から堕ちていった理由が理解できず疑問を感じながら読み進めていった。
    しかし最後にそれらの謎が解け、そうだよなぁと思ったが、それでも展開にやや強引さを感じた。

    0
    2024年06月18日
  • 告解

    Posted by ブクログ

    ミステリーを読みすぎているせいか、なぜか主人公が本当は人を轢いておらず、誰かが罪を被せるために仕組んだものでは?と穿ったみかたをしてしまった、、
    そのためあまり深く読めなかった、、

    本当に嫌なやつらは探偵の人、前園達なのでは。

    0
    2024年06月06日
  • その鏡は嘘をつく

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    このシリーズは少年鑑別所の法務技官であった夏目
    の人間への深い洞察力により、絡み合った事情から
    生まれた悲しい事件が解決される
    ネタバレだが誰かへの大事な思いが事件をつくる
    エリート医師が謎の一室で遺体となり、志藤検事だ
    けが他殺を疑う
    並行して夏目刑事がいたずらと思われた暴行事件を
    調べ、2つの事件が関連してくる
    夏目刑事の風評が広まりつつあり、特別視している
    志藤検事という構図であるが、変な邪魔をしてくる
    という作品ではない

    0
    2024年06月03日
  • 蒼色の大地

    Posted by ブクログ

    海と山、争う運命にありながら、惹かれ合うこともある。憎悪を抱き、それでも助け合い正しい生き方をしようと奮闘する主人公たち。引力のぶつかり合い、反抗心…。程よい重みもあり、文体や展開も読みやすかったです。

    0
    2024年05月27日
  • 告解

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    毎度毎度の社会派力作だった。
    人は弱いしズルいし自分勝手なもんだ。だからこそ加害者に人間味を感じていたが、最後の最後で急転直下。
    しかも被害者遺族からすると、自分の親を飲酒運転でひき逃げした輩など、何があっても許せないはずだと思い、現実離れを感じた。

    0
    2024年05月16日
  • 闇の底

    Posted by ブクログ

    読んでて辛くなる物語。
    社会的問題を描く薬丸岳さんの作品を読むたびに深く深く考えさせられる。自分ならどうするだろうって。
    ラストには賛否両論あるだろうけど、個人的にはここまで警察官としてよく頑張ったなって思ってしまった。

    0
    2024年05月08日
  • 誓約

    Posted by ブクログ

     過去に罪を犯した者は、終生その罪から逃れることはできないのか。
     本作の主人公は、葬り去ったはずの過去によって、今の順風な生活が壊れ、その過去と強制的に向き合わなければならなくなる。誰が何のために、そんな過去を持ち出したのか。過去の悪事をひた隠しにしてきた上で今の生活があるので、家族にも警察にも相談できず一人苦悩し、向き合う決意をするが…。一気読みのノンストップサスペンス。

    0
    2024年05月06日
  • 友罪【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    仲良くなった職場の同僚が、過去に凶悪犯罪を犯していたらどうする?今の彼をみて関係を続ける?それとも今をどんなに真摯に生きていても関係を絶つ?
    まあまあ難しい問題で、自分だったらどうするか考えちゃいますよね。

    0
    2024年04月26日
  • ラストナイト

    Posted by ブクログ

    サラッと読める本ないかなーと手に取った友罪以来の薬丸さん作品。サラッと読み進めてみたけど、そんなサラッと読むものではなかった。もっと時間をかけてじっくりと考えて読む必要がある。片桐の想いがあまりにも強くて汲み取れないから。

    0
    2024年04月20日
  • 悪党

    Posted by ブクログ

     被害者遺族と加害者の問題。赦しとは、更生とは何か。犯罪者は何をすれば赦してもらえるのか。その答えは簡単に出ないが、ここから『Aではない君と』で更生への1つの道標が示されたと思うとグッとくるものがある。仕事として犯罪者の弁護を引き受け量刑を軽くするために闘ってきた弁護士が、自らの娘が被害者となったことで過去に担当した犯罪者に贖罪の気持ちを芽生えさせようとするくだりに様々な思いが浮かぶ。加害者が自らに課した罰と、その罰を否定することで贖罪へ向かわせようとする弁護士の行動はどちらが良いとも言い切れない。

    0
    2024年04月18日
  • 闇の底

    Posted by ブクログ

    女性や子どもが性被害にあう話は本当に吐き気がする
    この世から男はいなくなった方がいいんじゃないかと思う
    被害者家族なら性犯罪者を殺してくれる犯人が捕まらなければいいと思ってしまうかもしれない

    0
    2024年04月11日
  • 友罪【電子特別版】

    Posted by ブクログ

    事件と全く関係のない立場なら犯人が人間らしい生活をしてもいいんじゃないかと思うけど被害者の関係者なら犯人が普通の生活するのは絶対に許さないと思う
    毎日苦しんで苦しんでのたうち回っていてほしい
    笑ったり、楽しい事があるなんて許せない

    0
    2024年04月09日
  • 刑事弁護人

    Posted by ブクログ

    前半の凛子、西のバックヤードの説明的な内容が長かった。
    途中から涼香のウソが分かり、なぜ、何のためのウソなのかを探り始める。
    が、なんとなくの理由は早いうちに分かってしまい、詳細を追っていく感じ。
    弁護士という職業のジレンマをよく捉えた本。

    0
    2024年04月01日
  • 蒼色の大地

    Posted by ブクログ

    螺旋プロジェクト、3作目として読んだ。スケールが大きいのに、スっと読める作品。本当に凄い。海族、山族、因縁の争いをずっと仕掛け続けて来たのが終わったのか?と思ったが、その争いはスケールの大きさ問わず、ずっっと続いてることを再起して(個人間での対立や都内での対立のこと。国同士や銃、武器を使わずとも。)、なんとも言えない気持ちになった。山族と海族はやはり一緒に居ることは出来ないのだろうか。鈴も無くなってしまい、灯も帰ってきた瞬間、新太郎はまた争いに出かける。
    「対立したい」という気持ちがなくても、一緒に時を過ごせる運命には無いのだろうか。

    展開はベタだなと思った。海と山の戦い呑みを背景に書いてい

    0
    2024年03月31日
  • 悪党

    Posted by ブクログ

    探偵事務所で働いている佐伯には姉を殺された過去がある。
    ある時、事務所を訪れた老夫婦から、息子を殺した男が少年院を出たので調査して欲しいという依頼を受ける。
    そして、その後は所長の木暮が犯罪加害者の追跡調査を売りにし始める。
    佐伯は自然と姉を殺した犯人を探し始める。
    家族を殺された遺族は、その犯人を赦すことは出来るのだろうか。
    そして、加害者たちの反省はどういうことで示されるのか…難しいテーマだと思う。

    2024.3.25

    0
    2024年03月26日
  • 刑事のまなざし

    Posted by ブクログ

    薬丸さんの作品を読むのは初めてだが厳しい話を書かれるのは知っていたので心して臨んだ。自分の子供が事件に巻き込まれたのをきっかけに刑事へ転職した夏目を主人公にした短編集。予想通りヘビーな内容が多かった。その中でミステリー的な技巧としてある種の驚きを持ってくる辺りはすごいと感じる。特に推協賞の候補にもなった「オムライス」は別格。ラストに明かされる真相に驚かされるとともに胸が苦しくなる。ここまで迫ってくるかと。

    0
    2024年03月12日
  • 誓約

    Posted by ブクログ

    過去に罪を犯し その過去を捨てて自分の大事なものを守ろうとする。
    犯人がわかり 人間関係がわかっていく
    真実がわかって 家族はこれからどうなるんだろう?その人の過去を受け止められるだろうか?
    そんな思いでモヤっとした気持ちになった。

    0
    2024年03月11日
  • 虚夢

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    佐和子が約4年も精神障害者と思われるように行動していたことに驚いた。
    単純に事件解決して終わりっていう作品なのかと思って手に取ったけれど、物語を通して読んだ人に刑法39条について考えさせる本だった。被害者や加害者、その周囲の人の苦悩がよく書かれていて、現実にあった話を本にしたのではないかと思った。
    今も刑法39条が絡む事件を目にするので多くの人に読んでもらいたい作品だと思った。

    0
    2024年02月22日