薬丸岳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ登場人物が多く、かつ子供たちが被害者になるのだろうなと思って最初は読むのがしんどかった。
けれど、職員会議で泣いてしまった。
そこまで、子供に寄り添わない、子供を抑えつけて教育しようとしているように描かれていた先生達の行動は全て生徒のための努力だった。
理不尽に思われる指導は、生徒に嫌われてでも苦しむ子供を見つけたいという先生の作戦だった。
それは、結局意味がない作戦もあったし、実は子供たちを救っている作戦もあって、敢えて存在感が薄く描かれている同僚の先生達は実は子供のことを考えて戦っていた。
前半が場面転換や登場人物が多く読みにくい分、終盤のカタルシスが気持ち良かった。
そして最後に -
Posted by ブクログ
昨日モデルナの2回目を打ってきた。
翌日は明け方から猛烈な頭痛と、発熱。
副反応が強いと聞いていたので、日曜は只管寝よう!と決めていた。
午前中はまだ耐えられそうだった為読書をしてみた。
この本は、
父親を亡くし、母親が再婚し、再婚相手の連れ子が自分より出来が良く、あらゆる場面で比較され、傷つき、高卒で家を出て働くもうまくゆかず、なけなしの貯金も騙されて全て取られてしまう。
闇サイトで知り合った複数人と強盗の計画を立てるも、裏切られ、自分が犯人に仕立てあげられる。
誰が自分を裏切ったのか??
この事件の真相を知る為に、警察に追われながらも仲間を探し、真相に辿り着く。
いやぁ、最初は、お -
Posted by ブクログ
ネタバレおもしろくて一気読みしたんです。
でも、読み終わった後、
要所要所に「ん?」と思う点があり、
沸き起こる違和感に、
しばらく自問自答していました(笑)
妻(私)の立場からの視点なんですが、
こんなにも娘への愛情に溢れた夫なのだから、
そもそもの逮捕劇は何かの間違いだと、
妻の立場なら信じ続けるんではないかと。
たとえ、ひどいことを言われ、
突き放されたとしても。
10年連れ添えば、嘘の違和感はわかるような気がしてならなくて・・・。
となるとこの設定に無理があるような気がしてきたのでした。
とはいえ、私自身一気読みした訳で、
展開にドキドキしながら読破しました! -
Posted by ブクログ
*菊池正弘が営む居酒屋「菊屋」に、刑務所を出所したばかりだという片桐達夫が現れた。三十五年来の友人を迎える菊池だが、刑務所から離れられない人生を送る彼に、忸怩たる思いを持っていた。片桐が犯罪に手を染めるようになったきっかけは、彼が「菊屋」で起こした傷害事件だった。しかしそれは因縁をつけてきた暴力団員から、店と菊池の妻を守るための行動だったのだ――。片桐は、なぜ、罪を重ねることになったのか? 涙腺崩壊必至! 心奪われる、入魂のミステリ*
”片桐達夫、五十九歳。顔には豹柄の刺青がびっしりと彫られ、左手は義手。三十二年の間に誘拐事件を三回、強盗を一回起こし、刑務所を出たり入ったりの生活を送る男には -
ネタバレ 購入済み
考えさせられる重たい内容でした
『物事の良し悪しとは別に、子供がどうしてそんなことをしたのかを考えるのが親だ』
という会話での一言があるのですが、すごく自分の心に響いた言葉でした。
親目線、子供目線、色々な感情で溢れました。
被害者も加害者もその家族も立場は違えど一生背負って生きていかなければならないのが辛いなぁと思いました。