薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事のまなざし

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    幼い娘を植物状態にされた夏目という刑事が、様々な事件にかかわっていくという短編集だった。400ページ近くあるが、何度読んでも薬丸さんの本は読みやすく、ストレスなく一気に読める。薬丸さんの本を読むと、親と子ども、近いようで遠い関係であることがよくわかる。子どもの事を本当に理解してあげる事ができるのか不安になるが、親はずっとそばで子どもを支えていかなければいけない責任があるというのをいつも本を読み終わったら後に感じる。

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    2025年08月18日
  • 告解

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    主人公の気持ちの移り変わりにはヤキモキさせられた。
    先が気になり途中から一気に読み切った。
    現実的にはこんな結末があるのかとも思ったが
    最後は少しは救われる思いだった。

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    2025年08月17日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    待って、待って、手にした
    どちらも・・・辛いな
    そういう身の振り方には、有り余る覚悟の強さを感じる
    一気に読み終えた

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    2025年08月16日
  • 刑事の怒り

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    大好きな薬丸岳作品。
    今回は短編集で、話の内容はどれも重たいのだけど、あっという間にサクッと読めました。
    印象に残ったのはやはり表題作の「刑事の怒り」と「異邦人」。
    内容が重たくてもなぜかそんなに後味が悪くないのがすごいな…と思います。

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    2025年08月15日
  • 友罪【電子特別版】

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    読み進めているうちに息苦しい感じと読み飛ばしたい感じが時々あった。本当の勇気って何か考えさせられた。
    久しぶりに重い小説を読んだと思ったが、最後の益田君の手紙に救われた。

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    2025年08月11日
  • 刑事弁護人(下)

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    人を許せる心、、、

    無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理~ッ!!WRYYYYYY

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    2025年08月11日
  • 刑事のまなざし

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    ネタバレ

    自分の娘を植物状態にした相手を前にそんな冷静でいられる人間がいるか?夏目はちょっと人間ができすぎでは…というのはともかく、自分も被害者の家族でありながら、同じ被害者遺族(犯人は違うが)の捜査に向かう姿がとても良かったです。 
    ただラストの話で塚本は太田をいじめていた件はそれほど悪いと思ってなさげですよね。殺人や恐喝、強姦という犯罪のせいで「子供の頃のいじめ」が「その程度」感を出してしまっているのが残念です。

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    2025年08月08日
  • アノニマス・コール

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    逮捕をきっかけに離婚し家族と離れ離れになった元刑事
    娘が誘拐され救出のために奔走するが、多方面から横槍が入り…
    ひととおりの事件の黒幕は想像できたけど、誘拐犯とその動機が意外だった
    ハードボイルド系や青臭いほどの正義感が好きな人は好きな作品だと思います

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    2025年08月06日
  • 刑事のまなざし

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    幼い娘が通り魔にハンマーで殴られて植物状態になってしまった。
    夏目信人は当時、法務技官だったが、その事件後に刑事になった。
    刑事には見えないという柔らかい物腰、ただ優れた洞察力で、様々な人から真実を聞き出す。
    そんな夏目の強い意思と優しさ、時に見せる鋭さに心を捕まれる。

    2025.8.2

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    2025年08月02日
  • 罪の境界

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    加害者の恵まれない環境で育った背景には同情するけど、それでも越えてはいけない一線がある。
    越えてしまえば、いつかどこかで報われる可能性も失われる。
    加害者側の立場で児童虐待への問題提起をしつつも、それでも罪の境界を超えずに生きていくことの大切さを解く社会派小説。
    事件の被害者の状況は想像以上に過酷だった。
    以前と違う人間になって、本人も周りも悲惨。
    加害者はどんな過去を背負っていようと決して許されない。

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    2025年07月31日
  • 天使のナイフ 新装版

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    Audibleにて。聴きおわるまで知らなかったけど薬丸さんのデビュー作にて2005年の乱歩賞受賞作。少年犯罪における可塑性の問題はかれこれ40年以上前の刑法の被害者学のテーマであり、ちょっと古いかなと思ったけど、発表年からまずは納得した。少年法は適宜改正されているが、本作は、被害者による事件記録の閲覧権が法改正で認められた前後の時代をテーマにしたもので、単なる復讐ものでなく、意外性も非常に凝っていてなかなか面白い。もう少し薬丸さんの作品をAudibleで追ってみたくなった。

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    2025年07月29日
  • 刑事の約束

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    「刑事のまなざし」から始まった夏目刑事シリーズ。犯人を捕まえるだけでない人間的な視点が悲劇であっても光明が差し込むような短編集。特に何年にも渡って意識不明だった娘に回復の兆しが表れてくるところは目頭があつくなった。しかしラストの「刑事の約束」は心を壊すされた犯罪被害の悲痛な叫びが聴こえてきて来そうな作品。「刑事のななざし」からの絡みでもあり、このシリーズを通して解決されていくのだろうか?

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    2025年07月28日
  • 逃走

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    タイトル通り疾走感のあるミステリーですぐ読破。

    彼はなぜ投降せず、なにかを探し続けているのかという点について探っていく物語。

    裏のテーマとして兄と妹(兄弟)との関係かな?
    2人のお互いを思う描写に心がほどけたような気がした。

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    2025年07月26日
  • 虚夢

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    実際に類似の事件が起こる度に同じ様な疑問を持ち、悩まされる。刑法三十九条の適用…罪に問えるか問えないか、その判断は正しいのか。
    この作品もスピード感があり一気に読めた。特にラストの展開にはかなり引き込まれた。

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    2025年07月26日
  • Aではない君と

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    最後に何が起こるのか?何が隠されているのか?
    何も起こらなければ何も隠されてなくどんでん返しもなくて。
    ミステリとは違って少年犯罪における加害者の両親の気持ちを切実に描いている。

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    2025年07月25日
  • 死命

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    ネタバレ

    先が気になって一気読みだった。
    動機が幼少期のトラウマだったのが、やり切れなかった。
    犯人はすでに分かっている中で、殺人衝動の原因を探ることがメインの軸になっていて、面白かった。

    ただ、どんな理由があっても、何の罪もない女の人を次々に殺していったのはやるせない。

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    2025年07月19日
  • 告解

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    薬丸岳さん「告解」
    「告解」、自分は高校の約3年間を米国オレゴン州でホームステイしながらクリスチャンハイスクールに通っていた。クリスチャンではないため学校そのものや英語という言語、その異文化異宗教に戸惑ってばかりだったが、貴重な体験だったしその米国での3年間は精神的に自分の今の財産になっていることが多い。

    その当時、学校や教会に「Confession Room」という場所があった。日本語に訳すと告解室、自分は入ったことはなかったが。
    カトリックでは罪の告解、懺悔することを一つの儀式としている事を学んだ。
    罪を告解することで自分自身と正直に向き合う事ができ、しっかりとした意識を得る事が目的なの

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    2025年07月20日
  • 逃走

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    辛い結末。子供を持つ親の弱みに漬け込んだ詐欺が元凶。どの時代もそういった親心を出しに使う輩が本当に憎い。そしていろんな事情で児童相談所に預けられる子供達。たとえひどい親でもたった一人の親なんだな。文恵をひどい親だと思っていたけど、親心につけ込まれた故だったんだな。なんだか可哀想な一家。せめてこれからは幸せになってほしい、と心から思った。

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    2025年07月17日
  • 神の子(上)

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    人間は集団行動を経て、心の痛みや喜びなどを知るんだろうね。面倒だったことが生きていく上で必要なんだ。悪いことをしていたとは言え、ヒロシが不憫でならない。それを少しでも気にかけてくれる大人がいるのが救い。子供は成長していく上で、心ある親や近しい大人が必要なんだな。美香のムロイに対する気持ちはわからなくもないが、彼の奥底にあるモノに早く気づいてほしい、手遅れになる前に。それにしても小杉がものすごく胡散臭い。どっちサイドの人間なんだろう。続きを早く読みたい。

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    2025年07月17日
  • 悪党

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    現実でレイプ事件に関しての理不尽な判決を耳にしてたのでなんだかとてもやりきれない気分になる。被害者遺族は何をもって赦すことができるのか、答えがでない永遠の問い。修一の最後の葛藤が辛すぎる。

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    2025年07月17日