薬丸岳のレビュー一覧

  • 告解

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    罪を犯し償っていこうとしている人が近くにいたら、自分ならどう接するのか正直分かりません。

    社会復帰に寛容であってほしいけれど、身近な出来事になれば綺麗事ではすまないような気がしました。

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    2025年01月26日
  • ラストナイト

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    いろいろな人物の話からひとつになる過程で哀しくなりましたが、一人でも理解してくれる人がいたのならば、最期は救われた気持ちだったのかもしれません。

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    2025年01月19日
  • 虚夢

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    当たり前だけど、明るい内容の話ではない。
    読んでいてずっと重苦しくて仕方なかった。
    でも、三上夫妻、ゆき、藤崎の最後がどうなるのかが気になって時間も忘れて読んでいた。

    クライマックスに近づくに従って明かされてゆく真実に驚かされっぱなしだったが、刑法39条という難しいテーマを分かりやすく取り込んだ作品。

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    2025年01月13日
  • 友罪【電子特別版】

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    薬丸岳さんの著書は2冊目です。
    益田の煮え切らない言動に少し苛立ちを覚えました最後の手記で納得することが出来ました。重大犯罪を犯した加害者を決して許しはしないが、奪った命の大切さを噛み締めるためにも、加害者にはきちんと生きて欲しいというメッセージを感じ取りました。ただ、実際に自分が加害者と関わることになったら、すぐに縁を切ってしまうだろうなと思います。恐らく世間一般の多くの方も。だからこそ、加害者の更生は本当に難しいことなのだと感じます。

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    2024年12月29日
  • 告解

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    人生を振り返ったときに、あの時もしこうだったら加害者になってしまっていたかもしれないと思うことは人間誰しもあるだろう。
    軽い気持ちで、たまたまが重なり、実際に加害者になってしまうこともあるだろう。
    起こしてしまった罪を消すことは当然できない。
    その罪にどう向き合っていくのか大変考えされられた。
    当人がどれだけ反省しているかは周りはわからない。
    罪に向き合い、正直に、誠実に生きていこうとする姿が描かれているが、自分が被害者遺族の立場であったらどう思うのだろうか。自分だけスッキリすんなとでも思ってしまうかもしれないな。
    誰にでも起こり得る可能性がある題材で、良く考えされられた良作であった。

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    2024年12月13日
  • ブレイクニュース

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    ある目的のため、女はひとり、立ち上がった。

    ユーチューブで人気のチャンネル『野依美鈴のブレイクニュース』。児童虐待、8050問題、冤罪事件、パパ活の実情などを独自に取材し配信。マスコミの真似事と揶揄され、誹謗中傷も多く、中には訴えられてもおかしくない過激でリスキーな動画もある。それでも野依美鈴の魅力的な風貌なども相まって、動画の視聴回数は1千万回を超えることも少なくない。年齢、経歴も不詳で、自称ジャーナリストを名乗る彼女の正体を探るべく、週刊誌記者の真柄は情報を収集し始める。すると彼女の過去が見えてきて……。
    デジタル社会の現代へ警鐘を鳴らす、SNS時代の新たな社会派小説。

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    2024年12月10日
  • アノニマス・コール

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    元警察官の朝倉は3年前に妻と別れ、娘とも離れて暮らしている。その娘が誘拐されてしまったところから物語がスタートする。機械で声を変えて電話をかけてくる誘拐犯。その声を想像しながら、朝倉とともに誘拐犯と真相を追いかけて、読む手が止まらない。少しずつ真相解明されていくのが面白く、さすが薬丸岳!という1冊。

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    2024年12月04日
  • 誓約

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    「あの男たちは刑務所から出ています。」
     
    犯罪者は幸せになってはいけないのか。
    人生のやり直し。どこまでいけば許してもらえるのか。
     
    薬丸さんの書く犯罪を犯した人の心情ってなんでこう重く辛いのに引き込まれるんだろう。
    犯人、真相、ゆっくりと分かってくるんだけどこれも辛い。
     
    でもね、犯罪を犯して一定期間経てば許されますよってのもオカシな話。
    モンスターだから許されるものでもないし。
     
    それにしても脅迫者
    わからなかったなぁ。
    そこにいたかぁって感じ。
    すごく辛い時間だったろうなぁと思いながら
    わたしはこういう復讐はできないと思う。

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    2024年11月28日
  • 虚夢

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    薬丸さんの少年犯罪が好きでいつも読んでいるが、今回は心神喪失者の犯罪、刑法三十九条について描かれていてとてま興味深く読ませてもらった。考えさせられる一作でした。

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    2024年11月22日
  • 告解

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    加害者にも被害者にも、どちらの立場にもなる可能性は誰にもある。
    どちらも苦しいと思うが、本書の幾人かの登場人物のように、捉え方も様々となる。
    相手だけでなく自分に赦しを請うことは難しい。

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    2024年11月20日
  • 告解

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    "自分を赦す"
    これは容易に出来ない事ですよね。
    読んでいて共感というか、実際に当事者となった時
    近い考え方になってしまうのでは?と思ってしまいます。

    主人公の翔太が自己嫌悪に陥るのも分からなくもないです
    人を撥ねての殺人を犯したのですから
    生きている間は亡霊も視ますし、十字架を背負って
    人生を全うしなければいけない。

    どこかで自分を赦すという事をしないと
    "更生"というレールに入らないかもしれないですね!
    作中では二三久がある意味での共感者がいてこそ
    翔太は少し早く立ち直る事が出来ているハズです。
    勿論、加害者や被害者の家族も支え合っていた。

    人間は独りになると弱い生き物かもしれない。
    一人でやる事は限界があるんですよ。
    支え合い・助け合い、共感・共鳴(難しいかもしれない)
    作者の薬丸先生はそれを伝えたかったのかも。

    作品は読んでいて重い空気になっていき
    僕も考え込んでしまい、口を塞がってしまいました。

    ベクトルが違いますが
    仕事上や友人関係などで「やらかしてしまった。」とかでも
    ふかーく考えてしまう時が私にはあります。
    案外と根に持つタイプなのかもです。
    ※真面目なのだろうか。。治したいなぁ。

    頭の片隅に置いておくというマインドが
    大切なのかもしれませんね!

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    2024年11月03日
  • 告解

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    ネタバレ

    薬丸さんのディープな小説は本当に考えさせられる。
    自分が誰かを轢き逃げしてしまった時、冷静に対応出来るだろうか。改めて、車に乗る時は誰かの命を奪うかもしれない。その意識を持つ必要があると感じた。
    犯罪者の更生。確かに大事。それは分かる。でも、今自分が管理者という立場に立っており、採用面接に来た方に前科があったとしたら。
    おそらく怖くて採用出来ないだろう。
    更生は願うが、自分がその責任を負うのは憚られる。
    何かいいシステムがあればなと思わされる作品だった。

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    2024年10月30日
  • 闇の底

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    女児への性犯罪事件が起こる度、女児への性犯罪で捕まったことがある犯罪者が次々に殺害される“犯罪抑止の為の殺人”事件。
    犯人は処刑人『サンソン』と名乗る人物。
    性犯罪の抑止の為の見せつけ殺人は正義なのか。

    深い心理描写と緊張感あふれるストーリー展開が印象的だった。被害者家族の内面の葛藤や、人間の暗い部分を鋭く描いており、読み進めるうちに引き込まれた。
    再犯の可能性が高い犯罪者に対しては、司法が十分に機能していないと感じるが、私刑や自らの手で正義を執行することは、さらなる混乱や暴力を生む可能性が高くなる危険も感じた。

    このテーマは非常に難しい。正義や復讐、倫理的なジレンマが絡み合っていて、感情的にも考えさせられる要素が多い。
    驚きの結末に賛否両論ありそうですが、個人的には良かった。賛否が分かれる結末でも、こうした深い感情や状況を考えることで、物語が持つメッセージやテーマがより強く感じられるのが良い。長瀬刑事の選択が彼自身にどんな影響を与えるのか、また、その後の彼の人生がどう変わるのかも気になるところ。

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    2024年10月24日
  • 闇の底

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    子供に対する性犯罪の加害者と被害者家族どちらにも消すことのできない傷がある。特に被害者家族は救われることのない思いを一生抱えて生きていく。こいつが犯人だとしたらあまりにも分かりやすすぎるし、もしかしたらこの人が、と最後まで犯人が分からず、そして衝撃のラストだった。

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    2024年10月10日
  • ガーディアン

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    薬丸岳さんには珍しい学校が舞台の作品。
    平穏で晴れやかなラストと思いきや、鳥肌が立つ不穏な4行が待っていた…

    中学校に赴任した秋葉は学校内の雰囲気に違和感を持つ。学校に問題行動を起こす生徒がいない、いじめの兆候も窺えない、平和すぎるのである。 しかし、水面下には生徒たちによる自警団ガーディアンの存在があった。
    正義の名のもとに『悪』を排除するネットワーク。
    ガーディアンは本当に必要なのか、学校に平和をもたらしているのか。

    首謀者を見つけ出すと言うよりも、現代社会の問題を取り上げた作品。ガーディアンの存在は本当は無い方が良いと思うが、個人的には必要悪な存在でもある気がした。教師が抱えるもどかしい思いや、友達という存在の大切さが伝わった社会派サスペンス。
    夏目刑事の特別出演に緊張感が和らいだ。ここでも良い仕事している笑

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    2024年09月21日
  • 誓約

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    2024.09.05
    考えさせらた。
    やり直しはどうすれば認められるのか?
    やり直しはどんなレベルの「罪」までは許されるのか?
    おそらく「被害者」はそれを決めるのは被害者だ。と断じるだろう。
    しかし、その基準が知りたいと読み終わって感じてる。

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    2024年09月05日
  • 刑事弁護人

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    読みごたえかあった!なんだかんだと西も面倒みがいい。引きこもりだった匠海が証言のために、一歩前進できたのが良かった。証人尋問前の西からの言葉と、検察官の桧室からの言葉にグッときた。新たな人生を歩んで欲しいと思った。

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    2024年09月04日
  • 刑事の約束

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    【夏目シリーズ第3弾】
    簡単に思えた事件が夏目の手にかかると、その裏にいろんな思いが隠されている事がわかってくる。関わった人々の心の闇も解決する夏目の優しさが詰まった短編集。

    本書には『刑事のまなざし』の“オムライス”の続編がある。“オムライス”の事件の真相は衝撃的でやるせない気持ちになったが、続編はそれの更に上をいく切なく辛い結末だった。容赦ない結末だったけど、事件で傷ついた心はそう簡単には癒える事はできないと思い知らされた。
    “オムライス”の彼がその後どうなっていくのか夏目刑事と共に見守りたい。

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    2024年08月30日
  • 籠の中のふたり 【無料お試し版】

    購入済み

    推理小説?

    最初は「籠の中のふたり」がタイトルで推理小説だと思い読んでいました。今、95%読み終えましたが、やはり推理小説ではなかった。
    では、この小説は何、小説?今日中にあと5%を読み、結論を出したいと思います。以上です。

    #癒やされる #共感する #ダーク

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    2024年08月20日
  • 蒼色の大地

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    螺旋プロで小生初、薬丸岳さん。同性の男性の作家さんとしてはテーマの選定やストーリー展開、語り口など、好きなタイプと感じました。他の著作もトライしたいです。

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    2024年08月12日