薬丸岳のレビュー一覧

  • 宮辻薬東宮

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    宮部さんから始まり、他4人の作家さんたちが繋いでいくアンソロジー。どれも、意思を持っているかのように思える無機物に人生を翻弄されてしまった人たちが出てくるところが共通してたように思う。最後の宮内さんの作品だけ違ったかな。辻村さんの「ママ・はは」は「噛み合わない会話と〜」で読んだことがあったのだけど、今作で宮部さんの作品を受けて書いたものだと分かると理解が深まった気がして良かった。

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    2024年05月16日
  • 虚夢

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    刑法三十九条を題材にした作品。
    通り魔事件により娘を殺された夫婦は、犯人が犯行時に心神喪失であったことから罪に問われることがなかったことに憤りを感じて、その後の人生を送ることになった。
    夫婦の生活は上手く行かなくなり離婚していたが、事件から4年が経ったある日、元妻から犯人の藤崎を見かけたと連絡がある。
    娘の命を奪った犯人は、どうなっているのか…病気は治っているのか…あの事件をどう捉えているのか…様々な思いが過る。

    2024.5.14

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    2024年05月15日
  • 友罪【電子特別版】

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    自分だったら‥
    どーしてたかと‥
    考えてしまいました。

    鈴木が最後に手紙を読んでどー思うのか‥
    そこも知りたくなりました。

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    2024年04月30日
  • 刑事の約束

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    ネタバレ

    夏目刑事シリーズの短編集。
    娘さんが!
    そこの展開は予想していなかったのでびっくりした。
    夏目刑事の素晴らしい人柄に尊敬する。

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    2024年02月13日
  • 虚夢

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    本当に辛い病気なんだろうなと。当人の気持ちを、わかろうとしても、わかってあげることができない。んー、辛いですね。

    三上さんの漢気、素晴らしい。

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    2024年01月25日
  • 誓約

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    逃げても逃げても追いかけてくる過去に、向井が幸せにさえならなければこんな苦しみを味わうこともなかったのにとさえ思わされてしまう理不尽な恨めしさ。周りの優しい人たちが次第に不信感を募らせていくのも苦しい。吐き出してしまうことができるならばどんなに楽か。読む側も向井と同じ感情になっていく。
    薬丸岳氏の作品はどれも先が気になって一気読みしてしまうものが多いが、脅迫者の正体が最後まで読めないことや、章が分かれてないのもあっていつも以上にノンストップで進んでいく。

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    2024年01月19日
  • ラストナイト

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    読みやすい。知らぬ間に読み終えてしまった。
    人生の半分を刑務所で過ごし、それにも意味がある。
    犯罪はよくないが、意味がある犯罪。
    主人公に感情移入してしまうようなストーリー。形は間違ってるかもしれないけど…愛を貫き通す…主人公にとってかけがえのない一番幸せな時間。その時間のために人生かけて守りたかった。
    初めて薬丸岳さんの作品を読ませてもらったが、心がなぜかほっとする、温まる。最後の最後、涙なしでは読めない物語

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    2023年12月24日
  • 悪党

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    薬丸岳さん!って感じの内容。社会派ミステリーなので考えさせられることが多い。
    犯罪被害者遺族はどうしたら犯人を許せるのか。許せる時なんて来るのだろうか。って自分に置き換えて考えてしまった


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    2023年12月20日
  • 刑事弁護人

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    話が進むにつれて真実は何??って気になってページ数多かったけどすらすら読めちゃった!
    プロとしての信念に心打たれた。。

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    2023年12月16日
  • 誓約

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    ネタバレ

    久々の薬丸岳さん。やっぱり面白くて(面白いってちょっと、語弊があるんだけど)、夢中になって一気読みしてしまいました。
    薬丸岳さんは犯罪を犯した人の心の変化(人間的成長)を描くことが多いように思う。
    この小説では、過去に犯罪を犯して逃げ回り、素性を隠して結婚し子どももいるバーテンダーの主人公が、過去に自分が犯した罪と向き合わなくてはならなくなる、という設定。
    正体不明の何者かから、「あの約束を履行せよ」と迫られ、殺人を犯さなければならなくなる…。
    15年前、新しい戸籍と顔を手に入れるためお金が必要だった。犯罪被害に遭い、犯人を激しく憎む女性から、復讐を果たす約束と引き換えにお金をもらった。その女

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    2023年11月23日
  • 刑事弁護人

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    ネタバレ

    流石、この手の話が得意な薬丸さんですね。重めで話もゆっくり進みますが、重みと痛みを伴ってラストに至ります。

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    2023年11月12日
  • 告解

    匿名

    購入済み

    悲しい話しでした。
    被害者の家族の気持ちと、加害者の目線からの物語を見て、加害者のした事は到底許せる事ではないけれど
    本気で罪を償うという気持ち、辛くとも周りに流されない強い気持ちを持つのが大事なんだと思いました。

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    2023年10月31日
  • 友罪【電子特別版】

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    酒鬼薔薇聖斗の事件をモデルにした、少年Aのその後と彼に携わった人々の物語。

    大なり小なり、誰もが持ち得る「罪」の意識。社会で生きる中で、どう向き合い、どう「償う」べきか。様々な人間模様と生き方の中で、自分だったら、自分の友人だったら、自分の家族だったらと、常に問いかけられ、考えさせられる本だった。

    長編ながら、一気に読み進めたくなる話の展開と最後の締めくくり方に感心させられました。
    人生とは、いつまでも答えを探し求め続ける旅の途中なんだと思います。


    【追伸】
    とても人間味溢れる登場人物ばかりで、薬丸岳さんのお人柄が伺えるようでした。しかし、実際の少年Aはどうだろう…彼の強い自己顕示欲に

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    2023年10月31日
  • 告解

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    一瞬で人生が崩壊する恐怖とか、それを背負う十字架の重さとか、罪と真正面から向き合う葛藤とか
    リアリティには欠けるけどそれでも読み進めてしまう 薬丸先生強烈〜
    結局人との関わりの中でしか、人間前に進めないな、というのが一番先に出た感想

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    2023年10月26日
  • 誓約

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    妻と娘と幸せな日々を送っている向井の元に届いた手紙。
    「あの男たちは刑務所から出ています」…向井は届くはずのない、果たす必要のない約束に怯える。
    自分の過去と罪は、誰にも知られるわけにはいかない。
    正体不明の相手に怯えながらも、大切な家族を守るために究極の選択を迫られる。

    2023.10.15

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    2023年10月15日
  • 刑事弁護人

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    ネタバレ

    やるせない気持ち……になる話だった。
    加納がああなってしまったのは子供の頃の酷いいじめと母親も原因であることが分かったけど母親のくだりはちょっと弱かったかな。。
    加納と母親との関係性をもう少し掘り下げて欲しかったかなと。。そこだけがちょっとモヤモヤ。。

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    2023年10月11日
  • 友罪【電子特別版】

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    同日入社した同期が、児童連続殺傷事件の少年犯だったら…話の展開が気になり、一気読み。 この本を読んでいると、そういう罪を犯した者でも、反省し、全うに生きて行こうとするなら、擁護したい気持ちになる反面、どこかでのうのうと生きていると思うと憎悪さえ感じるような、本当に難しく、重いテーマだけど、とても読み応えのあるものでした。

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    2023年10月04日
  • 刑事の怒り

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    安定に面白いです。薬丸岳さんの作品は本当に全部好き。
    重めのストーリーでも夏目さんのあたたかい人柄に救われる気持ちになれます。

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    2023年09月24日
  • ラストナイト

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     薬丸岳さんの作品の中でもかなり好きなものとなりました。犯罪は絶対的ににいけないことだけど、罪を犯すものの悲しさ、支える人の暖かさが、薬丸岳さんの作品にはいつもありますが、これは特にそう感じます。登場人物全員が辛い事と向き合っていますが、最後は少し安心できる終わり方です。「そうきたか、、」というかんじです。

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    2023年09月24日
  • ハードラック

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    大どんでん返し。
    ミステリーと言えば読んでいて一番気持ちが良い瞬間がソレを味わう瞬間。
    本作は序盤から気付かない程度の伏線を少しずつ残していきラストに繋げていくという王道のミステリーだが、ラストまでの繋げ方がとても巧妙なので、普段からミステリーを読んでいる人でも存分に楽しめる一冊となっている。

    主要登場人物は主人公を含め「人生がうまくいかず、日々なんとか食いつないでる」という点で共通している。
    そんな同じ境遇の人間同士が集まって何か大きな事をして一発逆転を狙うというのが冒頭だが、想定を遥かに超える事態に巻き込まれていくというものになっている。

    だが正直なところ、境遇に関しては自業自得な部分

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    2023年08月25日