【感想・ネタバレ】神の子(上)のレビュー

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Posted by ブクログ

本から遠ざかっていた頃、ふと手に取り気になって読み出したら止まらなくなる話の展開と没入感。薬丸岳さんの作品を読むきっかけになった本です。

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2023年11月11日

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頭の良い登場人物がいる作品が好きで、伊坂幸太郎のマリアビートルや甲斐谷忍のONEOUTSの様に頭の良い登場人物が出てくる作品は実際に作家が頭良くないと書けないと思う。
で、この作品を読んでみたけど直接的に頭の良いと感じる描写は無くて考えさせられる事はほぼ無く少し残念に思ったけど、ストーリーが相当面白く、クライムサスペンスが好きなら映画の様に純粋に楽しめるという印象の上巻。

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2023年01月30日

購入済み

話の展開がすごい!

まだ10代の少年達がそれぞれ抱える悲しみや怒り諦め、など、子供達の力だけではどうしようもなかった少年時代が読んでいて切なかったです。
これからどんな人生を歩んでゆくのか続きが気になります。

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2022年09月03日

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薬物ジャンキーな母親から生まれ、無国籍で育った少年。
しかし、実はIQ161以上を持っており、物心ついた時はその頭で生きてきた町田博史。その町田を欲しがる謎の闇の組織の男・室井。殺人で少年院に入り、脱走するが失敗。その事件後、社会に出た町田はある工場の家族のもとで居候することになり…。

おもしろかった~
町田を手に入れるために二重三重に網を張るとことか
後半の雨宮とスギさんの関係性とか
ちょっと奇人な天才繁村とか
でもって町田の変化とか…

わくわくしすぎてあっという間に読んでしまった!

下巻が楽しみすぎる~!
どうなるの~!?

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2022年08月09日

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ネタバレ

虐待による両親に対する不信感。
周りに信頼できる人がいない事。
帰る家がない事。
当たり前だと思う事が奪われる想いは想像を絶します。

口うるさく心配する両親を疎ましく思ったり、毎日面倒だなと思いながら通った学校。
そんな自分が恥ずかしく思いました。

信用出来るのは自分だけ…。
その言葉に 胸が痛かった…。

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2022年01月22日

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ネタバレ

色んな場面が最後繋がって面白かった!
ムロイさんの力すごいなぁと思いつつ、その恐ろしさに震えた
上下あるから読み応えあった

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2021年12月22日

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上巻だけで500頁以上のボリュームが有るのですが、物語に引き込まれてしまいアッという間に読めてしまいます。読むのが止まらなくなってしまう感覚は、東野圭吾さん作「白夜行」を読んでいる時のワクワク感に通じるものを感じました。ストーリーなのですが、上巻はIQ160以上の天才少年・町田博史は最悪の幼少時代を過ごしながら生きる為に悪事に手を染め、少年院に入院、その後は身元保証人の下で大学生活を送る迄が書かれているのですが兎に角、内容が濃い!下巻が本当に楽しみであるのと同時に、ちょっとした不安や怖さを感じているのが正直なところです。早く読もっと。

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2021年11月25日

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町田という、最初は戸籍もなく学校にも行ってない、親に放置されて育ったのですが、記憶力というか、頭がものすごくいい!

ということで、彼を利用したいという人がいるわけで。

利用したいと考えている人は、闇の方の社会にそれなりに権力を持っているようで。

町田が彼に組みしてしまうのか、それとも抵抗し続けるのか?

続きは下巻。最後の雨宮が気になる!

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2020年07月24日

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戸籍を持たない天才少年町田が、自らの頭脳だけを武器に巨大な敵に立ち向かうストーリー、、

と書くと何とも陳腐に聞こえてしまうが、この物語の重厚感を上手いこと表現できないのがもどかしい。

上下巻で長いストーリーだが、この作者の作品には一気読みさせてしまう不思議な魅力がある。

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2020年07月05日

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友人に勧められて購入。
上下巻それぞれ550ページ以上あり、正直大丈夫かなと思いましたが、スラスラ読めました。
上巻のみ読んだ時点で、感想を。

薬丸さんの小説は、筆者独特の視点で、罪や罰について書いていて、印象深い小説家の一人です。
一つの話から枝分かれしていき、複数の話が同時進行で、下巻に進んでいくので、どういう展開になっていくのか楽しみです。読み進めるたびに頭の中で情景が浮かびやすく、気が付けば上巻が終わっていて、読みごたえがありました。

もし実写化するのであれば、主人公の町田は成田凌さん、雨宮は山田裕貴さんがふと浮かびました。

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2019年03月30日

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読む手がとまらないくらいおもしろかったです。
家族で回し読みしました。
上下を2日間で読み終え、神の子ロスにしばらくなるくらい面白かったです。
何気なく手に取った本でしたが、この本をきっかけに薬丸岳さんの本をかたっぱしから読んでいきたいと思います。

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2019年03月22日

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上下巻で長いお話。読めるかどうか不安だったけど、読み進めていくうち面白過ぎて夢中になって読んだ。私にしてはすごく早く読み切ったと思う。

戸籍を持たない天才少年の生きざまを描く。物心ついた時から犯罪と背中合わせの生活、環境に関しては親が悪いと思う。町田君は生きていくために悪事に手を染めていく。。
幸な生い立ちでも、今後に出逢っていく人たちが暖かく彼に接していったら彼も変われるんだと思いたい。

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2018年12月20日

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4.4

かなり面白い。
主人公である天才少年の魅力にそれぞれ全く違う環境の人々が集まってくる感じが良かった。

物語自体もこの先どうなるかが分からず、下巻が楽しみ。

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2023年06月13日

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詐欺グループ、少年院、大学生とテンポよく話が進んでいくので読みやすかった。
語り手が為井、楓、雨宮と変わって話が進んでいくが、それぞれの話がどう繋がっていくのか楽しみ。

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2023年04月06日

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上下巻かつ1冊が分厚いけど、読みごたえ満載なのでサクサク読めました!
薬丸岳さんの本で個人的に好きな作品上位にランクイン。

殺人の罪で少年院に入所した主人公:町田は、18年間戸籍を持たず「自分が生き残るためにできることは何でもやる」精神で生きてきた。
人並外れた知能指数を持ち、その能力ほしさに闇の組織からも執拗に狙われるが、町田自身は他人に関心なく我が道を行く。その人格形成や行動には少なからず生い立ちが関係しているのだろう。

町田目線での話は少なく、様々な人物が登場してどんどん物語が進んでいくから思わず集中してしまう。町田のもつ能力に興味を持つ者・嫉妬する者が物語を盛り上げる。水面下で動く闇の手から町田は逃れられるのか、味方はできるのか。
すぐに下巻が読みたくなる1冊。

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2022年01月26日

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描写で読ませるのではなく、ストーリーとキャラクターで読ませるタイプ。ぐいぐい来ます。
まだ下巻を読んでいないので感想はこれからですが、ひとつだけ。
楓ムカつく。

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2021年07月27日

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ネタバレ

新興宗教の絡むミステリかと思って読んだら、さすが薬丸岳氏、一筋縄とはいかない、少年の成長冒険譚、かつ青春群像劇だった(ミステリ的色合いは薄い)。
かなりの長尺だが、リードが巧みで、油断できない展開に引っ張られ、一気に読んでしまった。
正直、荒いな、長いな、と思わせる部分はあった。
特に、黒幕の室井が、あれだけ恐怖されているにも関わらず、殆ど出てこない。得体のしれない闇を煽る演出にせよ、あまりにも不可解で、(自分には)ほぼ彼の心理や正体が明らかにならずに消えてしまい、消化不良気味。キャラクターとして魅力的だったので残念。
また、雨宮がホームレスに化けて、稔を探す場面が長すぎる。下手をすると、主人公の町田よりページを割いているのでは(笑)。姉への伏線回収が準備されていることは分かるが、ここがやや冗長だった。
為井を等身大の若者(しかもちょっと屈折したボンボン)に描いたのは、町田と好対象になって良かったし、奇っ怪な繁村の存在も、晶子のことを考えれば、軽妙でいいアクセント。
(私はリサが怪しいと思っていたのに!引っ掛かりました)
少年院パートの磯貝、内藤の再会は胸に熱く、前原家での楓との出会い、彼女の心揺れながらの成長と活躍も、後半非常に頼もしく、皆それぞれに守るべきものを守り抜き、ラストの温かさに、薬丸さんの作品らしい優しさを感じた。
長編の醍醐味を存分に味わえる物語。ステイホームの日々にぜひおすすめします。

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2021年05月21日

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超大作でした!東野圭吾さんの白夜行に近いノワール感を漂わせながら、薬丸岳さんの強みである少年犯罪の社会問題に加えたクライムサスペンス。
全体を通して、少年院を出てからの日常を淡々と過ごすIQ161神の子町田と、組織の立場として町田を呼び戻すように仕向ける雨宮を軸に、その周囲の人々の視点からも物語を進めていく。
前半の少年院〜学生起業はアップダウンが激しいだけに読み応えあった感じだったけど、最後のオチがちょっと収まりよくし過ぎた感じがあったかな。救えない感じの方が個人的には好みではあった。
とはいえ、ジェットコースターに乗っているかのような上昇下降はかなり楽しめた!薬丸岳さんの他の作品もどんどん読んでみたいと思う。

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2021年03月01日

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ヒロシが表面は変わらないように見えて、少しずつ中身が変わっていっていてその変化が下巻でどう進むのか楽しみ。
周りの環境に恵まれるか否かは重大だな。
自分で恵まれる環境を作っていくのも大事だな。

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2021年01月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

長編小説というボリュームもさることながら、興味をわかせる書き方にも憧憬の念を抱きました。
人間の宿命が書かれた厚く濃い内容でした。


✳ネタバレ

主人公が授けられたのは天才的頭脳と絶望的な孤独だけだった。
殺人事件を起こし、少年院や教官を通して出会う人々と心を通わせようとすることで人間性を少なからず身につけていく話です。

教官の優しい知り合いの人のが身元を引き受け人となり、そこから大学に通うようになった。
また、大学で出会った人と共に起業をすることになった 。

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2020年02月21日

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18歳まで戸籍を持たず、義務教育すら受けてこなかった青年。
しかし彼はとんでもない頭脳の持ち主だった。

犯罪~少年院
そして出所後。
彼の新しい人生は?

かなりのボリュームだが、内容に引き込まれ
長さを感じない。
下巻へ続く・・・

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2019年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公は戸籍を持たずに育った少年。
生きる為に様々な犯罪に手を染める。
ある組織で類まれなる頭脳を買われ
振り込め詐欺のシナリオを作る役目を与えられる。

上巻はおいたちと社会復帰を描くが、常に組織から監視されている。
とある町工場の女社長に身元を引き受けてもらい、
住み込みで働きながら大学に通うようになる。
工場の取引先が倒産し資金繰りに窮しその立て直しを

下巻が楽しみ

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2023年06月06日

Posted by ブクログ

ずっと次が気になって上下巻もあるのに、サクサク読み進められる内容。

でも心に大きく残ったり、衝撃を受けたかと言われるとそうでもない。

登場人物全員に想いがあることを、しっかり描いてくれてたから違和感なく読み切れたのかな。
 

⭐︎3.8

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2023年04月12日

Posted by ブクログ

以下不満点

・ 場面が急に飛ぶ 
 部屋の中で話していたのに次の段では「後ろを車が通った」など、何の説明もなしに場所が変わり混乱する。

・人物の心変わりが雑
 やる気のない法務教官が何故か主人公のために頑張る 気がつけばキャラが変わってる。

・人物の容姿に対しての描写がない
 背が高いとか体格ががっしりしているくらいの説明しかないので、キャラに対して愛着が湧かない

・役割がないのに名前有りのキャラが多数登場する
 覚えるの大変。

 天才少年がその頭脳を活かして闇社会で生きていくというストーリーを想像していたが、実際は、人との触れ合いの中でどう変化していくのかといった内容だった。
神の子ぶりが未だ発揮されおらず、下巻に期待。

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2021年04月21日

Posted by ブクログ

虐待され、戸籍さえ持たない町田だか、天才故にその状況を乗り越えてきた。例え、非情なやり方だとしても。
ただ、弱い者に対しての情があることが垣間見れ、これから先、どのような展開になるのかが気になる。

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2021年03月13日

Posted by ブクログ

ちょっと残念
上巻の盛り上がりに対して下巻の最後がなんともいまいち
陰謀もの?
テーマは「仲間」かな

主人公はIQ161以上をもつ町田
上巻では、
戸籍を持たない町田は、振り込み詐欺など犯罪を犯しながら、学校も行かず、18年間を過ごします。
その振り込み詐欺の親玉が室井
室井が町田を取り込もうと、その手先を町田のもとに送り込みますが、結果、町田はその手先を殺し、殺人罪で少年院へ
少年院では、町田が唯一心を許していた稔に似た雨宮と出会います。
しかし、雨宮も室井の手先..
雨宮は町田を脱走させて、室井のもとに届けようと画策します。
そして、町田、雨宮、さらに振り込み詐欺をやっていた磯貝と3人で脱走を試みるも失敗
磯貝は事故で両手を失い、3人はばらばらになります。


少年院を退所後、町田は前原製作所にお世話になることに。
ここで、工場を経営する悦子、その娘の楓、さらに大学にも通い、大学では為井、夏川、繁村と知りあうことに。
町田、室井、重村、夏川で会社を立ち上げることになり、結果、工場の窮地を救うことになります。

一方雨宮は、室井の指示のもと、ホームレスに成りすまし稔を探します。

執拗に町田の周りを追い求める室井
なぜ、室井が町田にこだわるのか?
稔を見つけることができるのか?
室井の組織ってどんなに大きいの?
町田の周りの人間たちはどうなるの?
っという展開で下巻に続く!

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2021年02月07日

Posted by ブクログ

薬丸岳の作品は『少年犯罪』がテーマになっているものが多いが、今回は少年犯罪から闇組織まで幅広い。
町田のキャラがひたすらイケメン。

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2020年08月09日

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天才が人間になるまで - 薬丸岳「神の子」 ★★★☆☆

千ページ超の大作です。
主役のハズの町田が自分を話す部分はなくて、すべて周りの人物たちの話から町田の姿が浮かんできます。
前半、中盤は抜群に面白くてどんどん進むのですが、後半の悪の組織の目的と動きが常軌を逸していてついていけなくなります。単純に町田が天才から人間に戻るお話にしたほうがスッキリしたかと思います。
悪の天才も天才のわりに、目的がイマイチだとおもう。

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2023年10月27日

Posted by ブクログ

同じ言葉の表現が複数出てくることがちょくちょくあり気になる。例えば「〇〇は窓外を見た」「荒唐無稽に思える」「〇〇は顔面が粟だった」などなど、複数の人物で使用されるのでその度に引っ掛かる。

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2019年11月28日

Posted by ブクログ

判断が難しい。
誰の主観で描かれているのかもわからない。
とりあえず、総評は下巻を読んでからにします。

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2019年06月29日

Posted by ブクログ

ハッピーエンドのアッシュ・リンクスかw
ちょっと吉田秋生のあのシリーズ設定が浮かんじゃうね。小粒だけど。

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2019年03月20日

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