あらすじ
少年院入所時の知能検査でIQ161以上を記録した町田博史。戸籍すら持たぬ数奇な境遇の中、他人を顧みず、己の頭脳だけを頼りに生きてきた。そして、収容された少年たちと決行した脱走事件の結末は、予想だにしなかった日々を彼にもたらすこととなる――。一方、闇社会に潜み、自らの手を汚さずに犯罪を重ねる男・室井は、不穏な思惑の下、町田を執拗に追い求めていた。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
「誓約」読んだ時も戸籍がうんぬん、、だったから
主人公に同じ雰囲気を感じた。
第一章、プリズンブレイク(失敗)
第二章、義手(まさかこんな義手の話だなんて思いもしなかった)
為井が軽いのよ。
次期社長自分じゃなかったの悔しい!起業したい!→面白い合成樹脂!これだ!
までの流れ。かるっ。
いや分かるんだけど、町田の義手と工場の立て直しに繋げるためにそうなったのは分かるけど、デキレースすぎて、だったらもっとさらっと繋げてほしかった。これ何の物語?下町ロケット?となってる時間長すぎた。
そして楓がイライラポイント。
殺人鬼の居候いるのうざい!ボコって!→もしかして犯罪してない?ごめん→工場潰れちゃうかもしれないから助けて
なんて都合がいいんだ。しかも結局惚れてるっぽいわ。
あと町田の口調が
「そんな暇じゃないのさ」とか「そうかい?」とか
妙にキザでダサめで、もしやこの本出版されたのだいぶ昔?と思ったら、10年前くらいだった。
これも人とのコミュニケーション不足で、本ばっか読んでるから本に出てくる話し言葉になってるってこと?
最後の数ページ、雨宮のターンは面白いことになりそうだぞー!と思ったけど、どうか杉村が雨宮の父親ではありませんように。そしたら評価2。