あらすじ
少年院入所時の知能検査でIQ161以上を記録した町田博史。戸籍すら持たぬ数奇な境遇の中、他人を顧みず、己の頭脳だけを頼りに生きてきた。そして、収容された少年たちと決行した脱走事件の結末は、予想だにしなかった日々を彼にもたらすこととなる――。一方、闇社会に潜み、自らの手を汚さずに犯罪を重ねる男・室井は、不穏な思惑の下、町田を執拗に追い求めていた。
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Posted by ブクログ
プロローグ
ひろし
詐欺の計画を考えてシナリオを作る。名義上の名前は小沢稔。戸籍がない。稔の住民票を使い原付免許を取得。
稔
百八十センチ百キロ以上の体格。
伊達
闇サイトで仲間を集めて、仕事の指示をする実働隊のトップ。室井の命令でひろしに稔を殺すように指示するが、稔に殺される。
室井
ひろしや室井の雇い主。
アカギ
室井のスポンサーのようなもの。
第一章
内藤信一
法務教官。町田の個別担任を受け持つ。二年前に神奈川県にある少年院から栃木にあるこの少年院に転任してきた。二十四年前に法務教官に拝命された。
塩谷
少年院の鬼教官。
町田博史
教官たちの間で話題になっている少年。三ヶ月前に殺人を犯して逮捕された。つい最近まで戸籍がなかった。IQ 161以上。
町田典子
博史の母親。覚せい剤の所持で逮捕され、現在は刑務所に服役。服役後は飯能市内にある女性専用の更生保護施設に入所。
鈴本
若手教官。
和也
内藤の息子。三年前に十五歳で亡くなった。悪い仲間と一緒に、盗んだバイクを走らせているときに事故に遭った。
磯貝隼人
二号室。雑司ヶ谷の事務所で役者として一ヶ月ほど仕事をしていたけど、使えないと伊達に切られた。
朝倉
第一学寮の寮長している。教官の前ではいい子ぶっているから寮長を任されているが、裏ではえげつないことをしている。
新田
二号室。
雨宮一馬
少年院の新入生。十八歳。罪名は殺人。建築工事現場から金属ケーブルをは盗んだりする窃盗グループの一員だった。警備員に見つかり、追い詰められた際に警備員を殴って死なせた。知能指数は57。軽度の知的障害。小沢稔の役作りをし、町田と仲良くなろうとしている。
熊田
首席専門官。少年院のナンバー3で、教育部門の現場責任者。
菜摘
磯顔の彼女。
静江
内藤の妻。
美香
一馬の姉。
蛭海
綾瀬で活動する不良グループのメンバーで、磯貝が所属しているグループと反目している。
渡辺
女性専用の更生保護施設の職員。
江原
教官。
平沼
老人ホームの施設長。
西村諒一
祖父が老人ホームに入っている。磯貝の幼馴染。
テツ
町田たちが逃げ込んだバーの男。
ミツイ
組織の人間。
第二章
為井純
父から弟に会社を任せてると伝えられ、ある私立大学の経済学部から、東協大学理工学部に転学した。晶子が入っているサークルに入った。
夏川晶子
純の高校の同級生。
為井光彦
純の父。大手ドラッグチェーン『タメイドラッグ』の社長。
為井明
純のひとつ年下の弟。子供の頃から勉強ができ、一流大学の傾西大学経済学部にストレートで入学した。
高垣
理工学部の教授。
町田博史
一年生であるにもかかわらず、高垣教授が舌を巻くほどの秀才。
水木加奈子
サークルのOG。理工学部の高垣教授の研究室に在籍している大学院生。
前原悦子
博史と知り合って一年。夫の友人の内藤に頼まれて博史を預かることになった。夫が亡くなって専業主婦だったが工場の仕事を必死に覚えて切り盛りしている。
徳山源次郎
祖父の代から工場で働いている。
前原楓
悦子の娘。
拓也
楓が通っている中学校の卒業生。武闘派で知られる暴走族に所属している。
健吾
雄太
智美
楓と同じ母子家庭。クラスで一番仲がいい。母親は近くの総合病院で看護師をしている。
千里
前原正彦
悦子の夫。五年前に工場を仕切ってきたが脳溢血で亡くなった。内藤とは小学校、中学校と同じ学校に通っていた親友。
内藤信一
法務教官。
静江
内藤の妻。
磯貝隼人
町田たちと脱走をしたときに、事故により両腕の肘から先を切断した。
雨宮一馬
ホームレスになり稔を探す。加藤信二という偽名を使う。
千春
磯貝の介護士。
福富
ばばあの介護士。
エリカ
雨宮と美人局をしている。
華原恭子
雨宮美香から名前を変えた。
室井
伊達祥平
牧田
為井のサークルで利用するコテージの支配人。
瀬戸
為井と同い年のサークルのメンバー。
須藤
サークルのメンバー。
シゲムラ
繁村和彦。昔のサークルのメンバー。三年留年している。変人。
白髪の男
ホームレス。
スギさん
スエットの男。ホームレス。小杉。
ドク
繁村の飼い犬。
トミさん
ホームレス。
マナブ
松ちゃん
ホームレス。
ケン
ホームレス。
Posted by ブクログ
「誓約」読んだ時も戸籍がうんぬん、、だったから
主人公に同じ雰囲気を感じた。
第一章、プリズンブレイク(失敗)
第二章、義手(まさかこんな義手の話だなんて思いもしなかった)
為井が軽いのよ。
次期社長自分じゃなかったの悔しい!起業したい!→面白い合成樹脂!これだ!
までの流れ。かるっ。
いや分かるんだけど、町田の義手と工場の立て直しに繋げるためにそうなったのは分かるけど、デキレースすぎて、だったらもっとさらっと繋げてほしかった。これ何の物語?下町ロケット?となってる時間長すぎた。
そして楓がイライラポイント。
殺人鬼の居候いるのうざい!ボコって!→もしかして犯罪してない?ごめん→工場潰れちゃうかもしれないから助けて
なんて都合がいいんだ。しかも結局惚れてるっぽいわ。
あと町田の口調が
「そんな暇じゃないのさ」とか「そうかい?」とか
妙にキザでダサめで、もしやこの本出版されたのだいぶ昔?と思ったら、10年前くらいだった。
これも人とのコミュニケーション不足で、本ばっか読んでるから本に出てくる話し言葉になってるってこと?
最後の数ページ、雨宮のターンは面白いことになりそうだぞー!と思ったけど、どうか杉村が雨宮の父親ではありませんように。そしたら評価2。