薬丸岳のレビュー一覧

  • 蒼色の大地

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    これまで読んだ螺旋プロジェクト4冊の中で、初めて誰にでもすんなり読める作品のような気がします。
    開国直後の完全には近代文明化されていない日本の中途半端な状況だからこそ、海賊の存在や外国との微妙な緊張感も受け入れやすくて上手い構成だと感じました。
    初めて読んだ作家さんですが、文章が読みやすくてキャラクター造成も良いので、他の作品も読んでみたいです。

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    2024年07月18日
  • 誓約

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    失恋後24作目
    相変わらずのテーマ。面白くてぐいぐい読めるものの、考えさせられる。薬丸岳を読むたびに、毎度同じ感想になる。
    真犯人は誰なのか、犯人を奔走することはできるのか、愛する人は守ることができるのか…ぎゅっと詰まってる一冊。

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    2024年07月15日
  • 刑事弁護人

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    ネタバレ

    読み始めた時期がドラマの「アンチヒーロー」と同時期であったので重なる部分もあると感じながら読んでいきました。
    なぜ嘘をつくのか、誰のためなのか、終盤まで散りばめられたピースがどうはまるのか想像しながら読むことができました。

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    2024年06月21日
  • 蒼色の大地

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    ネタバレ

    螺旋プロジェクトを読む中でこの作家さんを初めて読みました。

    山族と海族の対立による若者3人の運命が、最初から最後まで疾走感をもって描かれていてとても面白かった!
    まだ全時代読みきれていないけれど、1番海と山の対立が明確で、その中に葛藤も感じてよかったです。その中にも「そうだったの?」という伏線回収があり、一気読みできる爽快な読み心地でした。
    この作家さんの他の作品も是非読みたいと心から思いました。

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    2024年06月09日
  • 告解

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    失恋11作目。
    罪と向き合うことが出来るまでの過程や、立場が違う人たちの事件に対する思いが込められた本。相変わらず考えさせられる作品。
    自分でどうするか、逃げや嘘はないか、犯罪を起こさずとも、日々の生活でも繋がっているのかもしれない。
    私的なことだが、失恋して一カ月経過。元彼は新しい彼女が出来て幸せだという報告をしたいそうで食事に誘われた。幸せなの見るの辛いんですけど…

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    2024年06月05日
  • 刑事のまなざし

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    ネタバレ

    夏目信人刑事、このキャラクターを生み出したことがこの作品の成功である
    「法務技官、罪を犯した少年に寄り添う心理士」から愛娘に起きた事件を契機に刑事となった異色の経歴
    娘はハンマーで殴られてから十年間植物状態なのだ
    作中の人物は犯人というよりも過酷な運命の被害者である
    短編集だがラストには・・・秀逸で清涼感があるが事件はやりきれない不思議な作品

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    2024年05月28日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部さんから始まり、他4人の作家さんたちが繋いでいくアンソロジー。どれも、意思を持っているかのように思える無機物に人生を翻弄されてしまった人たちが出てくるところが共通してたように思う。最後の宮内さんの作品だけ違ったかな。辻村さんの「ママ・はは」は「噛み合わない会話と〜」で読んだことがあったのだけど、今作で宮部さんの作品を受けて書いたものだと分かると理解が深まった気がして良かった。

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    2024年05月16日
  • 虚夢

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    刑法三十九条を題材にした作品。
    通り魔事件により娘を殺された夫婦は、犯人が犯行時に心神喪失であったことから罪に問われることがなかったことに憤りを感じて、その後の人生を送ることになった。
    夫婦の生活は上手く行かなくなり離婚していたが、事件から4年が経ったある日、元妻から犯人の藤崎を見かけたと連絡がある。
    娘の命を奪った犯人は、どうなっているのか…病気は治っているのか…あの事件をどう捉えているのか…様々な思いが過る。

    2024.5.14

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    2024年05月15日
  • 友罪【電子特別版】

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    自分だったら‥
    どーしてたかと‥
    考えてしまいました。

    鈴木が最後に手紙を読んでどー思うのか‥
    そこも知りたくなりました。

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    2024年04月30日
  • 告解

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    さすが薬丸先生、おもしろくて一気に読み終わってしまいました。被害者と加害者側の心情を描く作品ってありそうで、なかなか読んだことないなぁ〜と。両者の苦悩がよく描かれてました

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    2024年04月30日
  • 刑事の約束

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    ネタバレ

    夏目刑事シリーズの短編集。
    娘さんが!
    そこの展開は予想していなかったのでびっくりした。
    夏目刑事の素晴らしい人柄に尊敬する。

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    2024年02月13日
  • 虚夢

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    本当に辛い病気なんだろうなと。当人の気持ちを、わかろうとしても、わかってあげることができない。んー、辛いですね。

    三上さんの漢気、素晴らしい。

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    2024年01月25日
  • 誓約

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    逃げても逃げても追いかけてくる過去に、向井が幸せにさえならなければこんな苦しみを味わうこともなかったのにとさえ思わされてしまう理不尽な恨めしさ。周りの優しい人たちが次第に不信感を募らせていくのも苦しい。吐き出してしまうことができるならばどんなに楽か。読む側も向井と同じ感情になっていく。
    薬丸岳氏の作品はどれも先が気になって一気読みしてしまうものが多いが、脅迫者の正体が最後まで読めないことや、章が分かれてないのもあっていつも以上にノンストップで進んでいく。

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    2024年01月19日
  • ラストナイト

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    読みやすい。知らぬ間に読み終えてしまった。
    人生の半分を刑務所で過ごし、それにも意味がある。
    犯罪はよくないが、意味がある犯罪。
    主人公に感情移入してしまうようなストーリー。形は間違ってるかもしれないけど…愛を貫き通す…主人公にとってかけがえのない一番幸せな時間。その時間のために人生かけて守りたかった。
    初めて薬丸岳さんの作品を読ませてもらったが、心がなぜかほっとする、温まる。最後の最後、涙なしでは読めない物語

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    2023年12月24日
  • 悪党

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    薬丸岳さん!って感じの内容。社会派ミステリーなので考えさせられることが多い。
    犯罪被害者遺族はどうしたら犯人を許せるのか。許せる時なんて来るのだろうか。って自分に置き換えて考えてしまった


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    2023年12月20日
  • 刑事弁護人

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    話が進むにつれて真実は何??って気になってページ数多かったけどすらすら読めちゃった!
    プロとしての信念に心打たれた。。

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    2023年12月16日
  • 誓約

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    ネタバレ

    久々の薬丸岳さん。やっぱり面白くて(面白いってちょっと、語弊があるんだけど)、夢中になって一気読みしてしまいました。
    薬丸岳さんは犯罪を犯した人の心の変化(人間的成長)を描くことが多いように思う。
    この小説では、過去に犯罪を犯して逃げ回り、素性を隠して結婚し子どももいるバーテンダーの主人公が、過去に自分が犯した罪と向き合わなくてはならなくなる、という設定。
    正体不明の何者かから、「あの約束を履行せよ」と迫られ、殺人を犯さなければならなくなる…。
    15年前、新しい戸籍と顔を手に入れるためお金が必要だった。犯罪被害に遭い、犯人を激しく憎む女性から、復讐を果たす約束と引き換えにお金をもらった。その女

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    2023年11月23日
  • 刑事弁護人

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    ネタバレ

    流石、この手の話が得意な薬丸さんですね。重めで話もゆっくり進みますが、重みと痛みを伴ってラストに至ります。

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    2023年11月12日
  • 告解

    匿名

    購入済み

    悲しい話しでした。
    被害者の家族の気持ちと、加害者の目線からの物語を見て、加害者のした事は到底許せる事ではないけれど
    本気で罪を償うという気持ち、辛くとも周りに流されない強い気持ちを持つのが大事なんだと思いました。

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    2023年10月31日
  • 友罪【電子特別版】

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    酒鬼薔薇聖斗の事件をモデルにした、少年Aのその後と彼に携わった人々の物語。

    大なり小なり、誰もが持ち得る「罪」の意識。社会で生きる中で、どう向き合い、どう「償う」べきか。様々な人間模様と生き方の中で、自分だったら、自分の友人だったら、自分の家族だったらと、常に問いかけられ、考えさせられる本だった。

    長編ながら、一気に読み進めたくなる話の展開と最後の締めくくり方に感心させられました。
    人生とは、いつまでも答えを探し求め続ける旅の途中なんだと思います。


    【追伸】
    とても人間味溢れる登場人物ばかりで、薬丸岳さんのお人柄が伺えるようでした。しかし、実際の少年Aはどうだろう…彼の強い自己顕示欲に

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    2023年10月31日