薬丸岳のレビュー一覧

  • ブレイクニュース

    Posted by ブクログ

    ある目的のため、女はひとり、立ち上がった。

    ユーチューブで人気のチャンネル『野依美鈴のブレイクニュース』。児童虐待、8050問題、冤罪事件、パパ活の実情などを独自に取材し配信。マスコミの真似事と揶揄され、誹謗中傷も多く、中には訴えられてもおかしくない過激でリスキーな動画もある。それでも野依美鈴の魅力的な風貌なども相まって、動画の視聴回数は1千万回を超えることも少なくない。年齢、経歴も不詳で、自称ジャーナリストを名乗る彼女の正体を探るべく、週刊誌記者の真柄は情報を収集し始める。すると彼女の過去が見えてきて……。
    デジタル社会の現代へ警鐘を鳴らす、SNS時代の新たな社会派小説。

    0
    2024年12月10日
  • アノニマス・コール

    Posted by ブクログ

    元警察官の朝倉は3年前に妻と別れ、娘とも離れて暮らしている。その娘が誘拐されてしまったところから物語がスタートする。機械で声を変えて電話をかけてくる誘拐犯。その声を想像しながら、朝倉とともに誘拐犯と真相を追いかけて、読む手が止まらない。少しずつ真相解明されていくのが面白く、さすが薬丸岳!という1冊。

    0
    2024年12月04日
  • 誓約

    Posted by ブクログ


    「あの男たちは刑務所から出ています。」
     
    犯罪者は幸せになってはいけないのか。
    人生のやり直し。どこまでいけば許してもらえるのか。
     
    薬丸さんの書く犯罪を犯した人の心情ってなんでこう重く辛いのに引き込まれるんだろう。
    犯人、真相、ゆっくりと分かってくるんだけどこれも辛い。
     
    でもね、犯罪を犯して一定期間経てば許されますよってのもオカシな話。
    モンスターだから許されるものでもないし。
     
    それにしても脅迫者
    わからなかったなぁ。
    そこにいたかぁって感じ。
    すごく辛い時間だったろうなぁと思いながら
    わたしはこういう復讐はできないと思う。

    0
    2024年11月28日
  • 虚夢

    Posted by ブクログ

    薬丸さんの少年犯罪が好きでいつも読んでいるが、今回は心神喪失者の犯罪、刑法三十九条について描かれていてとてま興味深く読ませてもらった。考えさせられる一作でした。

    0
    2024年11月22日
  • 告解

    Posted by ブクログ

    加害者にも被害者にも、どちらの立場にもなる可能性は誰にもある。
    どちらも苦しいと思うが、本書の幾人かの登場人物のように、捉え方も様々となる。
    相手だけでなく自分に赦しを請うことは難しい。

    0
    2024年11月20日
  • 告解

    Posted by ブクログ

    "自分を赦す"
    これは容易に出来ない事ですよね。
    読んでいて共感というか、実際に当事者となった時
    近い考え方になってしまうのでは?と思ってしまいます。

    主人公の翔太が自己嫌悪に陥るのも分からなくもないです
    人を撥ねての殺人を犯したのですから
    生きている間は亡霊も視ますし、十字架を背負って
    人生を全うしなければいけない。

    どこかで自分を赦すという事をしないと
    "更生"というレールに入らないかもしれないですね!
    作中では二三久がある意味での共感者がいてこそ
    翔太は少し早く立ち直る事が出来ているハズです。
    勿論、加害者や被害者の家族も支え合っていた。

    0
    2024年11月03日
  • ブレイクニュース

    Posted by ブクログ

    ウルトラマンさんの感想を読んで、直ぐに購入した(*^^*)

    というのも、ネットイジメみたいなものに関心があったので、ウルトラマンさんのレビューが超気になっていた。

    Yahooニュースなんかを読んでいると、コメント欄が結構辛辣。
    そのコメント、面と向かって相手に言える??という内容のものも多く、私はどうもネットで人の投稿に否定的なことを書く人が苦手(-。-;

    この本はとあるYouTubeチャンネルを立ち上げた女性の物語。
    物語は、私が苦手とする連作短編形式だったのだが、全く気にならず、サクサクスイスイ読み進められた。

    女性はある目的を果たす為にYouTubeでニュースチャンネルを配信して

    0
    2024年11月03日
  • 告解

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    薬丸さんのディープな小説は本当に考えさせられる。
    自分が誰かを轢き逃げしてしまった時、冷静に対応出来るだろうか。改めて、車に乗る時は誰かの命を奪うかもしれない。その意識を持つ必要があると感じた。
    犯罪者の更生。確かに大事。それは分かる。でも、今自分が管理者という立場に立っており、採用面接に来た方に前科があったとしたら。
    おそらく怖くて採用出来ないだろう。
    更生は願うが、自分がその責任を負うのは憚られる。
    何かいいシステムがあればなと思わされる作品だった。

    0
    2024年10月30日
  • 闇の底

    Posted by ブクログ

    女児への性犯罪事件が起こる度、女児への性犯罪で捕まったことがある犯罪者が次々に殺害される“犯罪抑止の為の殺人”事件。
    犯人は処刑人『サンソン』と名乗る人物。
    性犯罪の抑止の為の見せつけ殺人は正義なのか。

    深い心理描写と緊張感あふれるストーリー展開が印象的だった。被害者家族の内面の葛藤や、人間の暗い部分を鋭く描いており、読み進めるうちに引き込まれた。
    再犯の可能性が高い犯罪者に対しては、司法が十分に機能していないと感じるが、私刑や自らの手で正義を執行することは、さらなる混乱や暴力を生む可能性が高くなる危険も感じた。

    このテーマは非常に難しい。正義や復讐、倫理的なジレンマが絡み合っていて、感情

    0
    2024年10月24日
  • ブレイクニュース

    Posted by ブクログ

    久しぶりの薬丸岳さん!
    今回のは、ネットニュース絡み。
    いつもよりは、重たくないかも?って言っても軽い訳やない。
    39条とか、少年法の方が重い感じは、するけど、ネットもやっぱり重いかなぁ。

    ネットって、匿名性を立てに、言いたい放題。
    「お前、それ!面と向かって言えるのか!」って言いたい。
    実際は、匿名性は、偽りで、特定できるんやけど、
     実名使わんと、はち切れるのか?
     ただ、あんま何も考えてないのか?


    作品では「ブレイクニュース」を立ち上げて、今の時代の事件や社会問題を切る!

    テーマは、
     「パパ活」
     「引きこもり」
     「冤罪(嫌疑不十分)」
     「ヘイトスピーチ」
     「暴露」
     「

    0
    2024年10月17日
  • 闇の底

    Posted by ブクログ

    子供に対する性犯罪の加害者と被害者家族どちらにも消すことのできない傷がある。特に被害者家族は救われることのない思いを一生抱えて生きていく。こいつが犯人だとしたらあまりにも分かりやすすぎるし、もしかしたらこの人が、と最後まで犯人が分からず、そして衝撃のラストだった。

    0
    2024年10月10日
  • 告解

    Posted by ブクログ

    僕は…この罪とどうやって
    向き合っていったらいいのだろう_

    いつも少年犯罪を描き続ける薬丸さん
    もし犯罪の加害者になってしまったら…
    あなたならどうするか…

    答えの出ない深〜い問いかけに
    心が揺さぶられました



    飲酒運転中 衝撃に気づきながらも
    恐怖のあまり走りさってしまった大学生の翔太_

    翌日 一人の老女の命を
    奪ってしまったことを知る…

    失うものの大きさに
    罪から目を逸らし続ける翔太に
    待ち受けていたものとは…



    重い十字架をずっっっと背負いながら
    果たして翔太は 誰にも打ち明けていない想いを
    告白することができるのだろうか…

    ラストはうるうるしながら 読みました

    0
    2024年10月03日
  • ガーディアン

    Posted by ブクログ

    薬丸岳さんには珍しい学校が舞台の作品。
    平穏で晴れやかなラストと思いきや、鳥肌が立つ不穏な4行が待っていた…

    中学校に赴任した秋葉は学校内の雰囲気に違和感を持つ。学校に問題行動を起こす生徒がいない、いじめの兆候も窺えない、平和すぎるのである。 しかし、水面下には生徒たちによる自警団ガーディアンの存在があった。
    正義の名のもとに『悪』を排除するネットワーク。
    ガーディアンは本当に必要なのか、学校に平和をもたらしているのか。

    首謀者を見つけ出すと言うよりも、現代社会の問題を取り上げた作品。ガーディアンの存在は本当は無い方が良いと思うが、個人的には必要悪な存在でもある気がした。教師が抱えるもどか

    0
    2024年09月21日
  • 告解

    Posted by ブクログ

    面白かった。
    罪を犯した側と、被害にあった側、そしてその家族。それぞれの立場で物語は進んでいく。
    とても考えさせられる作品だった。
    自分もいつ加害者になるかもしれないし、被害に遭うかもしれない。何事もなく過ごすことの大切さを感じた。

    0
    2024年09月07日
  • 誓約

    Posted by ブクログ

    2024.09.05
    考えさせらた。
    やり直しはどうすれば認められるのか?
    やり直しはどんなレベルの「罪」までは許されるのか?
    おそらく「被害者」はそれを決めるのは被害者だ。と断じるだろう。
    しかし、その基準が知りたいと読み終わって感じてる。

    0
    2024年09月05日
  • 刑事弁護人

    Posted by ブクログ

    読みごたえかあった!なんだかんだと西も面倒みがいい。引きこもりだった匠海が証言のために、一歩前進できたのが良かった。証人尋問前の西からの言葉と、検察官の桧室からの言葉にグッときた。新たな人生を歩んで欲しいと思った。

    0
    2024年09月04日
  • 刑事の約束

    Posted by ブクログ

    【夏目シリーズ第3弾】
    簡単に思えた事件が夏目の手にかかると、その裏にいろんな思いが隠されている事がわかってくる。関わった人々の心の闇も解決する夏目の優しさが詰まった短編集。

    本書には『刑事のまなざし』の“オムライス”の続編がある。“オムライス”の事件の真相は衝撃的でやるせない気持ちになったが、続編はそれの更に上をいく切なく辛い結末だった。容赦ない結末だったけど、事件で傷ついた心はそう簡単には癒える事はできないと思い知らされた。
    “オムライス”の彼がその後どうなっていくのか夏目刑事と共に見守りたい。

    0
    2024年08月30日
  • 刑事のまなざし

    Posted by ブクログ


    少年鑑別所の法務技官から警察官に転職した、刑事・夏目信人が活躍する短編集。
    『彼が何故転職したのか』を含めて物語は進んでいく。

    刑事といえば、視線が鋭く無骨なイメージがあるが、本書の夏目刑事は物腰がとても柔らかく温かい眼差しの“らしくない刑事”だった。
    そんな“らしくない刑事”の魅力は、人間に対する温かいまなざしと犯罪に対する厳しい姿勢。洞察力と観察力の鋭さに、ただただ感心した。夏目刑事の魅力的な人間性で、読後は完全に心を奪われた。

    良し悪しは別として、大切な何かを守りたいというのは全編に流れるテーマ。
    薬丸岳さんらしい『憎しみの連鎖』『贖罪とは何か』について問う深くて切ない社会派ミステ

    0
    2024年08月23日
  • 籠の中のふたり 【無料お試し版】

    購入済み

    推理小説?

    最初は「籠の中のふたり」がタイトルで推理小説だと思い読んでいました。今、95%読み終えましたが、やはり推理小説ではなかった。
    では、この小説は何、小説?今日中にあと5%を読み、結論を出したいと思います。以上です。

    #共感する #ダーク #癒やされる

    0
    2024年08月20日
  • 蒼色の大地

    Posted by ブクログ

    螺旋プロで小生初、薬丸岳さん。同性の男性の作家さんとしてはテーマの選定やストーリー展開、語り口など、好きなタイプと感じました。他の著作もトライしたいです。

    0
    2024年08月12日