薬丸岳のレビュー一覧

  • 闇の底

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    女児への性犯罪事件が起こる度、女児への性犯罪で捕まったことがある犯罪者が次々に殺害される“犯罪抑止の為の殺人”事件。
    犯人は処刑人『サンソン』と名乗る人物。
    性犯罪の抑止の為の見せつけ殺人は正義なのか。

    深い心理描写と緊張感あふれるストーリー展開が印象的だった。被害者家族の内面の葛藤や、人間の暗い部分を鋭く描いており、読み進めるうちに引き込まれた。
    再犯の可能性が高い犯罪者に対しては、司法が十分に機能していないと感じるが、私刑や自らの手で正義を執行することは、さらなる混乱や暴力を生む可能性が高くなる危険も感じた。

    このテーマは非常に難しい。正義や復讐、倫理的なジレンマが絡み合っていて、感情

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    2024年10月24日
  • ブレイクニュース

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    久しぶりの薬丸岳さん!
    今回のは、ネットニュース絡み。
    いつもよりは、重たくないかも?って言っても軽い訳やない。
    39条とか、少年法の方が重い感じは、するけど、ネットもやっぱり重いかなぁ。

    ネットって、匿名性を立てに、言いたい放題。
    「お前、それ!面と向かって言えるのか!」って言いたい。
    実際は、匿名性は、偽りで、特定できるんやけど、
     実名使わんと、はち切れるのか?
     ただ、あんま何も考えてないのか?


    作品では「ブレイクニュース」を立ち上げて、今の時代の事件や社会問題を切る!

    テーマは、
     「パパ活」
     「引きこもり」
     「冤罪(嫌疑不十分)」
     「ヘイトスピーチ」
     「暴露」
     「

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    2024年10月17日
  • 闇の底

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    子供に対する性犯罪の加害者と被害者家族どちらにも消すことのできない傷がある。特に被害者家族は救われることのない思いを一生抱えて生きていく。こいつが犯人だとしたらあまりにも分かりやすすぎるし、もしかしたらこの人が、と最後まで犯人が分からず、そして衝撃のラストだった。

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    2024年10月10日
  • 告解

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    僕は…この罪とどうやって
    向き合っていったらいいのだろう_

    いつも少年犯罪を描き続ける薬丸さん
    もし犯罪の加害者になってしまったら…
    あなたならどうするか…

    答えの出ない深〜い問いかけに
    心が揺さぶられました



    飲酒運転中 衝撃に気づきながらも
    恐怖のあまり走りさってしまった大学生の翔太_

    翌日 一人の老女の命を
    奪ってしまったことを知る…

    失うものの大きさに
    罪から目を逸らし続ける翔太に
    待ち受けていたものとは…



    重い十字架をずっっっと背負いながら
    果たして翔太は 誰にも打ち明けていない想いを
    告白することができるのだろうか…

    ラストはうるうるしながら 読みました

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    2024年10月03日
  • ガーディアン

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    薬丸岳さんには珍しい学校が舞台の作品。
    平穏で晴れやかなラストと思いきや、鳥肌が立つ不穏な4行が待っていた…

    中学校に赴任した秋葉は学校内の雰囲気に違和感を持つ。学校に問題行動を起こす生徒がいない、いじめの兆候も窺えない、平和すぎるのである。 しかし、水面下には生徒たちによる自警団ガーディアンの存在があった。
    正義の名のもとに『悪』を排除するネットワーク。
    ガーディアンは本当に必要なのか、学校に平和をもたらしているのか。

    首謀者を見つけ出すと言うよりも、現代社会の問題を取り上げた作品。ガーディアンの存在は本当は無い方が良いと思うが、個人的には必要悪な存在でもある気がした。教師が抱えるもどか

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    2024年09月21日
  • 告解

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    面白かった。
    罪を犯した側と、被害にあった側、そしてその家族。それぞれの立場で物語は進んでいく。
    とても考えさせられる作品だった。
    自分もいつ加害者になるかもしれないし、被害に遭うかもしれない。何事もなく過ごすことの大切さを感じた。

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    2024年09月07日
  • 誓約

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    2024.09.05
    考えさせらた。
    やり直しはどうすれば認められるのか?
    やり直しはどんなレベルの「罪」までは許されるのか?
    おそらく「被害者」はそれを決めるのは被害者だ。と断じるだろう。
    しかし、その基準が知りたいと読み終わって感じてる。

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    2024年09月05日
  • 刑事弁護人

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    読みごたえかあった!なんだかんだと西も面倒みがいい。引きこもりだった匠海が証言のために、一歩前進できたのが良かった。証人尋問前の西からの言葉と、検察官の桧室からの言葉にグッときた。新たな人生を歩んで欲しいと思った。

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    2024年09月04日
  • 刑事の約束

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    【夏目シリーズ第3弾】
    簡単に思えた事件が夏目の手にかかると、その裏にいろんな思いが隠されている事がわかってくる。関わった人々の心の闇も解決する夏目の優しさが詰まった短編集。

    本書には『刑事のまなざし』の“オムライス”の続編がある。“オムライス”の事件の真相は衝撃的でやるせない気持ちになったが、続編はそれの更に上をいく切なく辛い結末だった。容赦ない結末だったけど、事件で傷ついた心はそう簡単には癒える事はできないと思い知らされた。
    “オムライス”の彼がその後どうなっていくのか夏目刑事と共に見守りたい。

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    2024年08月30日
  • 刑事のまなざし

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    少年鑑別所の法務技官から警察官に転職した、刑事・夏目信人が活躍する短編集。
    『彼が何故転職したのか』を含めて物語は進んでいく。

    刑事といえば、視線が鋭く無骨なイメージがあるが、本書の夏目刑事は物腰がとても柔らかく温かい眼差しの“らしくない刑事”だった。
    そんな“らしくない刑事”の魅力は、人間に対する温かいまなざしと犯罪に対する厳しい姿勢。洞察力と観察力の鋭さに、ただただ感心した。夏目刑事の魅力的な人間性で、読後は完全に心を奪われた。

    良し悪しは別として、大切な何かを守りたいというのは全編に流れるテーマ。
    薬丸岳さんらしい『憎しみの連鎖』『贖罪とは何か』について問う深くて切ない社会派ミステ

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    2024年08月23日
  • 籠の中のふたり 【無料お試し版】

    購入済み

    推理小説?

    最初は「籠の中のふたり」がタイトルで推理小説だと思い読んでいました。今、95%読み終えましたが、やはり推理小説ではなかった。
    では、この小説は何、小説?今日中にあと5%を読み、結論を出したいと思います。以上です。

    #ダーク #癒やされる #共感する

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    2024年08月20日
  • 告解

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    順風満帆な主人公がひき逃げにより転落していく様、人としての葛藤、被害者遺族の心情…毎回そうですが、薬丸作品は一気読みです。
    被害者のご主人は加害者と最後に話すシーンの内容にそういう気持ちもあって直接話がしたかったのかと意外性もありましたが、今回もまた考えさせられる作品でした。

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    2024年08月18日
  • 蒼色の大地

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    螺旋プロで小生初、薬丸岳さん。同性の男性の作家さんとしてはテーマの選定やストーリー展開、語り口など、好きなタイプと感じました。他の著作もトライしたいです。

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    2024年08月12日
  • 誓約

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    訳ありの過去を持つ主人公が、過去を打ち切る為に交わした復讐代行の約束。16年後妻子にも恵まれ平和に暮らしていた主人公に突然手紙が届く「その約束を守らなければ家族の命を奪う」と。脅迫者は誰か、家族は守れるのか。スリリングな展開に手に汗握るミステリー小説。

    薬丸岳さんは『更生・償い』のテーマの作品が多いが、本作は『恨み・復讐』が全面押し出されている作品だった。
    主人公の過酷な幼少期には同情するが、やや身勝手な言動に感情移入出来なかった。ラストの主人公の涙もモヤっとしたし、昔犯した罪への贖罪が最後まで私は感じ取られなかった。
    『犯罪被害者の家族が加害者になる』という憎しみの連鎖について考えされられ

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    2024年08月05日
  • 神の子(上)

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    18年間戸籍のなかった町田ヒロシ。

    天才的な記憶能力を持つが、心がない。

    色々なことに巻き込まれながら、保護司の家を助けることに。

    どうなるか?政界のフィクサー、謎の室井という人物、室井に雇われた雨宮、ホームレスなど様々な人の思いが交錯する。

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    2024年07月30日
  • 蒼色の大地

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    これまで読んだ螺旋プロジェクト4冊の中で、初めて誰にでもすんなり読める作品のような気がします。
    開国直後の完全には近代文明化されていない日本の中途半端な状況だからこそ、海賊の存在や外国との微妙な緊張感も受け入れやすくて上手い構成だと感じました。
    初めて読んだ作家さんですが、文章が読みやすくてキャラクター造成も良いので、他の作品も読んでみたいです。

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    2024年07月18日
  • 誓約

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    失恋後24作目
    相変わらずのテーマ。面白くてぐいぐい読めるものの、考えさせられる。薬丸岳を読むたびに、毎度同じ感想になる。
    真犯人は誰なのか、犯人を奔走することはできるのか、愛する人は守ることができるのか…ぎゅっと詰まってる一冊。

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    2024年07月15日
  • 刑事弁護人

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    ネタバレ

    読み始めた時期がドラマの「アンチヒーロー」と同時期であったので重なる部分もあると感じながら読んでいきました。
    なぜ嘘をつくのか、誰のためなのか、終盤まで散りばめられたピースがどうはまるのか想像しながら読むことができました。

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    2024年06月21日
  • 蒼色の大地

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    ネタバレ

    螺旋プロジェクトを読む中でこの作家さんを初めて読みました。

    山族と海族の対立による若者3人の運命が、最初から最後まで疾走感をもって描かれていてとても面白かった!
    まだ全時代読みきれていないけれど、1番海と山の対立が明確で、その中に葛藤も感じてよかったです。その中にも「そうだったの?」という伏線回収があり、一気読みできる爽快な読み心地でした。
    この作家さんの他の作品も是非読みたいと心から思いました。

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    2024年06月09日
  • 宮辻薬東宮

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    宮部さんから始まり、他4人の作家さんたちが繋いでいくアンソロジー。どれも、意思を持っているかのように思える無機物に人生を翻弄されてしまった人たちが出てくるところが共通してたように思う。最後の宮内さんの作品だけ違ったかな。辻村さんの「ママ・はは」は「噛み合わない会話と〜」で読んだことがあったのだけど、今作で宮部さんの作品を受けて書いたものだと分かると理解が深まった気がして良かった。

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    2024年05月16日