薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事の約束

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    いつも特に大きな盛り上がりはないけれど、辛い現実の中にいつもほんわり温かさが残る。夏目刑事の人柄なのだろう。鋭い観察力で事件は解決されていくのだけど、夏目刑事の場合、その観察力は人間に対する思いやり?愛情?寄り添える心?そこから来たものだ。
    そんな刑事がいたら素晴らしい。そんな人がいたら本当に素晴らしい。
    どうか夏目刑事が幸せになりますように。

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    2025年11月05日
  • 最後の祈り

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    素晴らしい作品です。罪について、深く考えさせられました。なかなか重い作品は読まないのですが、引き込まれて一気に読み終えました。

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    2025年11月04日
  • 罪の境界

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    初読の作家さん
    あらすじに惹かれて手に取りましたが、面白かった。
    なかなか重たいテーマで、確かに被害者側のその後って本当に考えさせられるよなと。
    しかしタイトルにもある「罪の境界」という言葉がだいぶ深い

    そしてまた最後の終わらせ方、というか最終10Pのこのなんとも言えない展開よ・・

    満足、別の作品も読んでみよう。

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    2025年11月03日
  • 告解

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    これは飲酒運転での引き逃げからの、主人公の気持ちの葛藤。主人公の、家族、友達、恋人、それぞれの気持ちも、描かれていて、引き込まれる作品。ひき逃げで被害者となった、おばあちゃんの家族の葛藤。ずっと、残虐な犯罪からみの、薬丸作品を読んできたので、ほんの少し、自分には物足りなかったような気もするけれど、ラストはなかなか、感動的です。不注意や、ちょっとしたことからの交通事故と、怖くて逃げてしまったこと。ひき逃げ事件のニュースを、テレビで見たりするけれど、加害者も被害者もそれぞれの家族もつらいね。気が重くなった。でも、読むのをやめられない、薬丸岳さん。

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    2025年11月01日
  • 告解

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     飲酒運転の末の轢き逃げにより、1人の老女の命を奪ってしまった二十歳の大学生・翔太の贖罪の物語。被害者の夫が認知症と戦いながらも、妻の命を奪った憎き主人公に伝えたいこととは何か?薬丸作品はやはり贖罪ものの方が読み応えがある。中でも終わり方が綺麗でミステリー要素が強いので読みやすい部類に入る。被害者、加害者、被害者遺族、加害者の家族や友人、どの立場の登場人物の心情も共感でき、心の持ち様に困った。加害者自身の犯した罪に対する向き合い方を、せめて遺族が知ることができたならと願ってやまない。

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    2025年10月28日
  • 逃走

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    傷害致死で指名手配された主人公の逃走劇
    早いうちから捜査の手が主人公に伸び、けっこうハラハラ
    話が進むにつれで21年前の事件や家族の秘密が明かされていきます
    依存気質で自己保身に走りがちな妹が気になる……いや、でもこんなもんなのか??面白かったです

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    2025年10月27日
  • ブレイクニュース

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    薬丸岳さんといえば、少年犯罪、少年法や刑法39条など重く深い問題の内容が多いイメージだが、前回読んだ神の子と本作と引き続き、爽快感が残る作品だった。内容は現代の問題や闇がいくつも組み込まれているが、そこに立ち向かう主人公の潔さが見ていて気持ちがいい。

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    2025年10月27日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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     小学生の時に母親を亡くして以来、大人になっても愛する人にさえ心を開ききれない快彦の元に現れた弁護士。20年以上も会っていない従兄弟の亮介が服役中で仮釈放の身元引受人に自分を指定してきたという。
     そんな義理はないと思いつつも、亮介のペースにのまれ、同居することとなる。
     亮介に不信感を抱いていた快彦は、一緒に暮らすうちに少しずつ頑なな心がほどけていく様子に期待しますが、次第に暗雲がたちこめます。
     誰かを守りたいという強い気持ちを場面場面で感じました。
     過去の出来事が歯車を狂わせて色んな所に波及していきますが、1つづつ紐解きをし、前に進んでいく様子に心が打たれます。
     実際にこんなことが起

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    2025年10月26日
  • 神の子(下)

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    (下)の読み始めは、どんどん話が広がっていって、どこに向かうのだ?っと心配になりましたが、少しずつ全てが繋がっていき、なるほどなるほど、とても良かった。少し長すぎた感はあったけど、敵がどれほど怖い相手なのかを伝えるために必要だったのかなぁ。

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    2025年10月25日
  • 悪党

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    オーディブルにて

    ひたすらにしんどかった。
    メンタルえぐられる。
    薬丸岳さんの作品はいつもしんどい。

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    2025年10月22日
  • 誓約

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    ある約束に縛られて追い詰められていく主人公…テンポ良くストーリーが進んでいくので一気に読み進めました!終盤にいろいろ詰め込んでバタバタした感はありましたが面白かったです!

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    2025年10月19日
  • 天使のナイフ 新装版

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    「法は罪を裁く。でも、心の痛みは誰が癒すのか。」

    犯人は13歳の少年だった——。
    娘の目の前で妻を殺された桧山貴志。加害者が少年であったため罪に問われず、4年後、今度はその少年のひとりが殺され、桧山が容疑者となる……。

    薬丸岳さんは中山七里さんと並び、社会問題を真正面から描く作風が印象的な作家です。本作もまた、少年犯罪という重いテーマを通して「法」と「正義」のあり方を問う物語でした。デビュー作とは思えない完成度で、読みながら何度も胸を締めつけられます。

    少年犯罪という現実の痛ましさだけでなく、「被害者の視点」から見た感情の行き場のなさ、そして“赦し”とは何かという深い問いが心に残ります。

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    2025年10月18日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    少々胸糞悪い場面も見受けられ、心情になかなか共感できなかったり、主人公が弁護士とは思えない言動に訝しんだ。従兄弟との生活で徐々に成長し、真実を知りたいという気持ちは理解できた。このふたりは良いコンビになりそう。

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    2025年10月11日
  • 刑事の怒り

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    最後の夏目シリーズ。ここまで4冊夢中になって読みました。
    夏目シリーズは短編集が多いけれど、短いけれど厚みがあり面白い。
    また続編が読みたいです。

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    2025年10月11日
  • こうふくろう

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    ネタバレ

    コロナ禍の苦しみで、人との繋がりを求めて、血のつながりより、本当の家族のような繋がりを求めてこうふくろうが結成されたが、結局支配、犯罪と悪いことに巻き込まれてよくない月末に。分厚いページ数に読むのをためらったが、読み始めると続きが気になり、一章ごとは少なく、ぐいぐい読んでしまった。登場人物たちの家庭環境がかわいそう…
    そして颯太がどんどん悪いことに手を出してしまうのと、一方で涼風は本来のこうふくろうの意味で活動し続けたのと。主人公は誰だったんだろう…と思った。結末が後味悪い、とのことだったが、それは強くは思わなかった。苦しい時に逃げられる場があることは大事だが、いろんな人の思惑が重なると、弱み

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    2025年10月10日
  • 死命

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    ネタバレ

    薬丸岳先生にはよく泣かされてるなーと思います。
    刑事ものでこんなにグッとくるのは珍しいけど、家族ものでもあるからなんでしょうね。
    途中までずっと岩沢刑事にイライラしていたんですけど最後良いキャラになりすぎてずるいなと思いました。笑
    なんだかんだで職場でも家でも良い関係を築けていた蒼井の人生は素敵だなと思います。

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    2025年10月04日
  • 最後の祈り

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    罪を死をもって償う死刑は、それに携わる者に心身ともに大きな負担が伴う。こんな刑罰が必要なのかと思ってしまった
    復讐を果たすより許してしまう心情がなんとなくわかる気がする

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    2025年09月28日
  • 逃走

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    3.8
    家族にも色んな形があるよね
    終盤で過去の真実が次々と明らかになっていく流れが質の良いミステリのようでグイグイ引き込まれた

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    2025年09月28日
  • ブレイクニュース

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    過激なニュース系Youtuber。見境なくインパクト重視な動画の顛末と思いきや、そこは薬丸作品、1話1話も全体も両方ともしっかりと深さがある社会派ミステリー。面白かった。

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    2025年09月20日
  • 虚夢

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    刑法39条、心神喪失者の行為は罰しない。自分の娘を殺されたにも関わらず、法律により裁かれることなく社会に出てきた犯人を追いかける夫婦の話。最後の奥さんの手紙の内容にはビックリした。確かに、心神喪失であるという状態を判断するのは非常に難しい事ではないか、と思う。この世の中にはやり切れない思いを抱えているひとがいるのだな、と思った。苦しい場面も多いが、薬丸さんの文章は本当に読みやすく、考えさせられる内容が多い。

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    2025年09月19日