薬丸岳のレビュー一覧

  • こうふくろう

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    最後の回収と涼風の家族愛がよかった


    “きみがあのとき言ってくれた言葉のおかげでぼくはこれからも生きていくことができる”
    “仮にこれからどんなことがあったとしても、涼風が求めたことは間違いじゃないから”
    この二つの台詞がお気に入り。

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    2026年03月13日
  • ラストナイト

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    内容的に単純といえば単純。よくある感動もの。
    だけど、感動した。たまにはなんの捻りもない、こんか純粋な感動を味わうのもいい。
    1つの出会いが人生を、生き方を変えることができる。たったひとつの支えがあれば人間はどれほどでも強く生きることができるのだ。

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    2026年03月12日
  • こうふくろう

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    薬丸岳さん作品のタイトルに、
    "こうふく"って入ってるだけで、「ほんまかいな〜…」になるんやけど…(^◇^;)

    家族なぁ…
    血の繋がりがあるのが、普通ではあるけど、別になくても心が繋がってたら良いような気はするけどね。
    それも虐待されてたとか、血の繋がりを疑うようなのなら特に!
    コロナ禍の話なんで、孤独感が半端ない!
    そんな経緯もあって、強烈な閉塞感から、"こうふくろう"として、本当?の家族になる人たち。
    主に若者。
    あの頃は、大学入学しても、結局、家のままで、キャンパスライフ堪能出来んもんな。私らは、家で楽な部分あるけど、学生時代はなぁ…

    こういう

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    2026年03月11日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    次々と過去の秘密(?)が明かされていく話の展開なので、最後まで読まずにはいられなくて、睡眠時間がずいぶん減ってしまいました。主人公は2人とも悲しい過去を持ってるけれど、周りの仲間やそれぞれお互いとの関わりの中で強く明るく生きていけるようになって、本当によかったです。

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    2026年03月07日
  • 天使のナイフ 新装版

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    ネタバレ

    少年犯罪と更生をテーマにした物語。

    約20年前の作品でありながら、ほとんど古さを感じなかった。テーマが普遍的であることも理由の一つだろうが、犯罪が起きた際、加害者と被害者双方の感情の落としどころをどのように法律で定めるのかという難題が、今なお議論され続けているからこそ、違和感なく読むことができたのだと思う。

    タイトルである「天使のナイフ」の意味についても考えさせられた。
    天使は純粋無垢な存在、ナイフは暴力や加害を象徴するもの。
    つまり、「守られるべき存在が誰かを傷つける」という、本作の核心を表しているタイトルなのだろう。

    客観的な出来事の上に、主観的な感情が重なることで、立場によって物事

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    2026年03月05日
  • 罪の境界

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    ネタバレ

    ひたすらやり切れない物語。
    犯罪者が悲惨な過去を負っているからといって、全てが正当化されるわけがありません。
    でも、悲惨な過去を知ると、元を作った親も憎く思えます。でもその親もまた虐待を受けていた過去があって、とどこまでも悲劇の連鎖でした。
    過酷な環境に置かれて、自暴自棄になり犯罪に走るか否か、そういう意味での罪の境界なのだとタイトルに深い感銘を受けました。

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    2026年02月28日
  • こうふくろう

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    コロナ時代を知っている世代が読むと(コロナ禍はこんな状況だったな)と感情移入出来るけれども、何十年後かにコロナ時代を知らない世代がこの作品を読んだら理解出来ないのかもしれない。最初、実話かと思って驚きながら読み進めてしまいました。さすがに途中からは物語だと分かったけれども、それ位コロナ禍ではありそうな世界。最後までハラハラと読み終える事が出来ました。
    関係ないけれども、都会は怖い。

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    2026年02月27日
  • こうふくろう

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    コロナの閉塞感と孤独を絡めて、行き場のない若者のはまり込む不条理な暴力と犯罪の連鎖。
    「こうふくろう」の理念だけで動いていた頃はいいけど、それを利用とする人が現れたときに理想は現実に取って代わられる。身近でも起こりうる恐ろしい話。

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    2026年02月23日
  • 友罪

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    ネタバレ

    人が、人の裏側を知った時の行動が妙に生々しくて、読み進めるとしんどくなるところもあった。

    最初は、黒蛇神の犯人を見つけ出すタイプの物語かと思ったけれど、最終的には、犯人がほぼ確定した上で、周りの人間がどう動いていくのか、何を感じて何を起こすのかを描いており、とても読み応えがあった。

    週刊誌や記者などは、全く関わりのない世界だけれど、実際に色々な事件や事故の被害者と加害者の知人友人親戚はものすごく辛いのだろうと感じる。

    藤沢さんの過去を知った男たちを想像するだけで吐き気がした。
    人には隠したい過去がある。
    でもバレてしまったら逃げるしかないのか。
    何も悪いことはしていないかもしれないけれど

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    2026年02月20日
  • 誓約

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    段々ハラハラさせる展開と終盤にかけて明らかになってくる展開は薬丸先生らしく流石です。安定して面白い好きな作家さんの一人。次の作品も楽しみです。

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    2026年02月19日
  • 罪の境界

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    ネタバレ

    かなり重めのミステリー?
    通り魔に遭って心身共に深い傷を負った女性と、その犯人に興味を持ってノンフィクション本を出そうとする男性が中心の話。
    最後まで読み進めるのが嫌な暗さと重さだったけど、最後は最後まで読んで良かったなと思えた。犯人側の同情を誘うような背景だったり、被害者側の受けた闇からの攻撃性や脆さだったりを丁寧に書いていて、色々考えさせられる本だった。とても面白かったしこの著者の他の本も読みたいけれど、余裕がある時にしか読めないなと思う。余裕がある時に是非次も読みたい。

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    2026年02月18日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    文庫になるまで待ちたかったのですが、ブクトモ皆様読まれていたので単行本を買ってしまいました。
    いいのです。私の後は隣の叔母が読みますから。叔母は薬丸さんファンですから♪


    弁護士・快彦の元に、傷害致死罪で仮出所した同い年の従兄弟・亮介の身元引受人になってくれないかと亮介の弁護士から依頼が来る。
    母親の自殺から、知らぬうちに人を傷つけてしまうのではないか?と、人との関わりを拒絶していた快彦は、コミュ力が高く、誰とでも親しく出来る亮介と生活する中で、次第に変わっていく。
    そんなある日、快彦は父親の遺品から、偶然出生の秘密に繋がるものを発見する。


    厳し目評価もありますが、私はめっちゃ面白かった

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    2026年02月15日
  • 友罪【電子特別版】

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    オーディブルにて。

    罪を犯した者は一生幸せになってはいけないのか、死ぬべき存在なのか。
    加害者家族もまた、一生苦しみ、償わなければならないのか。
    勿論被害者や被害者家族からしたらたまったもんではないし、お金や死を持って償われても報われない。
    でも1番厄介なのは、無関係な第三者の中途半端な興味関心なのかもしれない。赦しってなんだろう。

    映画は見たことあるが、ほとんど覚えていなかったため初見に近い。
    でも最後に映画のネタバレを見たら、映画より小説の方が救いがあるように感じる。

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    2026年02月13日
  • こうふくろう

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    ネタバレ

    ボリュームあるのに読みやすくて一気に読み終えた。コロナの頃の閉塞感を忘れないうちに読んだほうが良い。終わりはやや駆け足。

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    2026年02月12日
  • 罪の境界

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    グッと胸にくる重い話だった。
    誰が考えても人を殺すということはダメなことだが、そこまでに至る過程を聞いてしまうと、同情的になってしまう。
    罪の境界を越える人と越えない人の差はどこで生まれるのかを考えさせられた。

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    2026年02月12日
  • こうふくろう

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    ネタバレ

    時系列が前後するし登場人物も多いので、確認の為にページを戻ることもしばしばだったけど、それでも充分に面白かった。
    善意の慈善活動だったものが、こんな反社のような集団に変わってしまうとは怖しい。
    終盤の方は、どうなるのかハラハラしっぱなし。
    涼風のお父さん‥可哀想。

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    2026年02月12日
  • こうふくろう

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    コロナ禍での孤独につけ込んで私腹を肥やす側
    狩られる側と狩る側とみると、
    コロナ禍だけが原因ではないかもしれないな
    なかなかに重い内容でした

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    2026年02月10日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    年々読むスピードが落ちているけど
    久しぶりに一気読みした
    主役二人の関係性がよかった
    これからの明るい未来が描ける終わり方も

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    2026年02月09日
  • ラストナイト

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    人生が狂うのって日々の積み重ねなこともあるし、渦みたいなものに急に巻き込まれて、みたいなこともある。
    しんどいな。
    最後、悔しいのかやるせないのか分からないけど涙が出た。
    人が人を思う気持ちはいつも複雑で、絡み合っていて、一筋縄ではいかない。
    私はいつ自分が借金まみれになるか分からないと思ってるし、いつ犯罪者になるか分からないと思ってる。苦しい。しんどい。他人事じゃないんだ、こういうのは、ずっと。でもこんな話リアルな友達とは中々できないし、「そんなことないよ」「なんでそんな風に思うの?」って不安にさせるだけだから言えない。
    不運に不運が重なったり、誰もその人の背景を知らなかったり、真実を話すこ

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    2026年02月09日
  • ラストナイト

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    顔中に豹柄の刺青を入れ、犯罪と服役を繰り返す男。彼の過去を知る古くからの友人や、彼の更正を心から信じる弁護士。たった数日の出来事が、複数の登場人物の視点で語られていくにつれて最初の想像とは全く違った物語が見えてくる。
    予想がつかないストーリーの巧みさもさることながら、人間の描き方がとにかく深い。著者の作品にしてはページ数がかなり少ない方だと思うが、そうとは全く感じさせない読みごたえと満足感があった。

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    2026年02月08日