薬丸岳のレビュー一覧

  • 神の子(下)

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    非常に満足度の高い作品でした。
    読後も良い気持ちで引きずる終わり方で個人的にはとても好きな作品。

    IQ160以上という頭脳がある少年だからこその苦労と波乱の人生、
    かたわら同じギフテッドの持ち主であり似た境遇の裏社会の謎の室井。
    2人の関係性で巻き込まれていく周囲の人間模様、登場人物のキャラも色濃く、
    飽きが来ないストーリー展開。

    同じ孤独な天才児としてまったく真逆の人生観になっていく様がとても面白かった。
    他人からの愛情を受け入れるか受け入れないかは、自分次第。
    その大事さに気付くかも。
    いかに人間は1人では何も出来ないのかと思わされた素敵なものでした。

    最初はただただ、アウトローなサ

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    2025年09月03日
  • 神の子(上)

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    アウトローなものは理解が難しく個人的には合わないものが多いのですが
    こちらは主人公の天才的な孤児、裏社会との関わりや人間模様にどっぷり
    見入ってしまいました。
    読みやすく、かつ先が気になるドキドキ感や登場人物たちの面白さ。
    長編なのに飽きが来ない物語の進み方。

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    2025年09月03日
  • 最後の祈り

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    こんなにも読み進めたいと思った小説は久しぶりだった。プロローグを読んだ瞬間、なんだこれは・・・と恐る恐る惹きこまれた。主人公である保坂は過去に大切な人を失い、その後、教誨師となった。そしてさらに結婚を控えた娘を残虐死で失う。犯人の死刑囚と教誨師として関わりあうことで生きる希望を与えることが復讐に繋がると考えた。重くて深い小説でした。

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    2025年09月02日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    心が洗われる良い話だった。こんなに良い人居るかなと思う位の優しい二人が主人公。お互いに籠の中から救出できたのだね、よかった。

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    2025年09月02日
  • 天使のナイフ 新装版

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    被害者家族と加害者の織りなす胸の痛む話でした。
    少年法に守られた犯罪者。更生の意味を問いただしたくなるストーリーでした。
    あの少女がなんの役割があるのかと思っていましたが、ラストで納得しました。被害者家族は実名報道、そのせいで起きる苦悩や被害。起こる悲劇の連鎖。
    真摯に謝罪していれば起きなかったかもしれない悲劇を思うとやりきれません。私はどちらの立場にも立った事がないですが、そういう傍観者の人間こそ読むべき本だと思いました。

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    2025年09月01日
  • 刑事のまなざし

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    色々とミステリーを読んでいるが、また新たなキャラクターを好きになった夏目信人だ
    彼の言葉の端々から優しさや柔和な表情などが伝わってくる

    そんな彼だが鋭いところも多く事件を解決していく
    事件も単純なものではなく複雑な人間関係が絡み合っていてとても面白かった
    シリーズで出ているとのことなので、最新作まで全部追ってみたいと思う

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    2025年08月30日
  • 誓約

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    犯罪というのは必ず誰が傷ついている人がいる
    そんなことを改めて気付かされた

    彼は辛い約束のせいで自分の過去の犯罪と向き合うそして償いとはなんなのか
    自分は知らないうちに誰かを傷つけてきたんだと考えることができたともいえるだろう

    ただ復讐というのは本当に何も生まないと思う。
    復讐したからといって心の霧が晴れるわけではないのだから

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    2025年08月28日
  • 最後の祈り

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    特に何も考えず、薬丸さんの他の作品も読んで見ようと手にしたのだが、やはり重厚だった。
    牧師であり教誨師でもあった保坂が娘を暴力的に奪われる。しかも娘を奪った犯人には全く反省の色が見られない。
    訳有りの親子だった為に保坂の苦しみは増すばかりだ。
    赦しを選ぶのか、復讐を選ぶのか、だが復讐を選んだとしても出来る事は限られる。

    相変わらず登場人物の心理描写が非常に丁寧なので読んでいるこちらも心を掻き乱される。ただ保坂がどういう結末を選ぶか見守るだけだ。

    その決断に大きな衝撃を受けた。
    だが、これは別の視点から考えてみると犯人は救われた事になるのかも知れない。読み手に寄っては色々な解釈も出来るだろう

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    2025年08月27日
  • 友罪

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    重い気分になるが読んで良かった。友達が犯罪をしてることはこれまで自分の経験にはないのでどう思うか想像しながら読めた。

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    2025年08月24日
  • 天使のナイフ 新装版

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    子どもの可塑性、少年法など、社会的な側面から未成年犯罪者の人生について考えさせられる一冊だった。真の更生とは何か。被害者家族の思いや自身の罪を生涯心に留め、目を背けることなく、向き合いながら生き続けることなのかもしれない。

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    2025年08月23日
  • 友罪【電子特別版】

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    薬丸さんの作品、初めて読みました!ほんとに考えさせられる本でした。マスやんの心の葛藤、自分の中にある苦しみとそれに向き合う姿、いじめや少年犯罪をテーマにしつつも、人間の善の心と悪の心、うまくいえないけど、揺れ動く人間らしさが表れている作品やったなぁと思いました。他の作品も読んでみたいと思いました。

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    2025年08月20日
  • ハードラック

    匿名

    購入済み

    闇バイトの恐ろしさと悲しみ。高額なお金を手に入れるけれど、その悪行により必ず誰かを不幸にさせている。そんな事も気づかずに闇バイトに手を出している人達は多いんだろう。ジンも決して悪い人間ではないが、考え方がとても甘くて、本当の絶望を味わってる人間からしたら憎むべき人間になってしまう。悪い人間ばかりで壊された彼の心を思うと切なく悲しい。

    #ダーク #タメになる #萌え

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    2025年08月16日
  • 天使のナイフ 新装版

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    14歳未満の少年は刑罰法令に触れる行為をしても逮捕されるのではなく補導される、殺人も非行とみなされ少年を更正させる方向に向かう。妻を殺された主人公の犯人に対する怒りや憎悪、やりきれなさが胸を打ちます。でも、諦めるのではなく自分が納得するまで突き詰めようとする主人公(桧山貴志)と一緒になって小説の最後まで一気に読めました。

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    2025年08月12日
  • ブレイクニュース

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    実にスカッとする社会派ストーリーです。
    現在ではSNS情報は必要不可欠で一人あたりのスマホ使用時間が7時間以上の方もザラに存在し更に海外ではある年齢未満は使用不可にした法案や国自体で情報操作したりと世界的にその使用方法が改善される程必要不可欠なモノになり、その使い方次第で大きな影響力を生み出す、そんな今の時代ならではの現象を上手く物語にし完結に纏めたストーリーになってます。
    物語はYouTubeの申し子…とまで囁かれる女性が動画アップしながらも取材で奮闘する流れを…テキパキとこなす一流記者の如き立ち振る舞いで視聴数を上げていく流れを…スピード感ある描写で描かれてますが、その活躍も、ある目的の為

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    2025年08月12日
  • 友罪【電子特別版】

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    初、薬丸岳さん。
    ココの住人さんたちが(少なくともオイラなんかをフォローしていただいている方々)、多く手に取られている作家さんだ。

    恥ずかしながらオイラは、薬丸さんのお名前すら存じ上げなかった。

    ココに出会わない=薬丸さんとも出会わない。

    ご縁って本当に不思議だ。

    まず薬丸岳さんのつづる文章のリズムと、オイラの薬丸さんの文章を読むリズムが、とてもここちよかった。

    また大好きな作家さんが、お一人増えた。

    ココの住人さんのおかげ!

    そしてこの作品は「葛藤の連続」だと感じた。
    「あー。もー。」と何回も、オイラ自身も葛藤しながら読み進めた。

    そして「どうしても非情になりきれない登場人物

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    2025年08月01日
  • 最後の祈り

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    ネタバレ

    人間模様がすごくよかった。刑務官の人の心の動きなども丁寧に表現されていた。途中からマリアの描写が少なくなったのが残念。最後の言葉がないのか?!と思ったら、エピローグのオチも良かった!

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    2025年07月31日
  • 天使のナイフ 新装版

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    Audible聴了。
    自分の妻が生まれたばかりの赤ちゃんの前で殺されるも、犯人が13歳の中学生3人組ということで少年法により罰せられず、しかもその身元/処遇も全く明かされないという忸怩たる思いの主人公(実際「犯人を殺してやりたい」発言)。その犯人の一人が殺され(主人公が疑われる)、続いて一人は運よく助かるが、またもう一人が最後に殺される。
    犯人は誰なのか、何故妻は殺されたのか、非常に良く練られしかもテンポよく進むストーリーは、第1作目とは思えない「江戸川乱歩賞」受賞作。
    先に『籠の中のふたり』を聴いたが、薬丸岳はこれからも読んでいきたい。

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    2025年07月28日
  • 最後の祈り

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    とんでもな設定だし、なんか先わかるし、北斗の拳かよってかんじだし、主人公もあんま共感できないけど、ラスト泣いてしまった。どっちかっていうと自分は死刑囚の方に自分を重ねてしまった。

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    2025年07月25日
  • 友罪

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    ネタバレ

    600ページ近くある大作だが、薬丸岳さんの本はとても読みやすく、すぐに読み終わってしまう。今回は友達が殺人を犯した過去があると知った時、どう行動するのか、という視点で話が書かれていた。苦しみながら生きていてほしい、そして一緒に償いを探していく、ということが、主人公が導き出した友情の証だった。難しいことを曖昧に終わらせず、結論を出してくれるところも、私が薬丸岳さんがすきなところの1つでもある。他にも、恋人が殺人を犯していたら?自分の息子が子どもを堕ろすと言ってきたら?自分がいじめに加担したせいで、友人が自殺してしまったら?たくさんの考えさせられる視点があって、読み終わった後は本当に複雑な気分にな

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    2025年07月25日
  • Aではない君と

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    すごい。
    一気に読んでしまった。

    離婚して子どもと別々に暮らした父の目線で物語はすすむ。
    この本を読むと、いつか自分が親になったときにどれほど子どもと向き合えるのだろうか考えさせられる。

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    2025年07月19日