薬丸岳のレビュー一覧

  • 神の子(上)

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    オーディブルで。刑務所ネタ、天才的な能力を持つクールな主人公が、犯罪組織に付け狙われる中、関わった者を支援したり、守るため、戦うストーリー。
    複雑な展開の中、芯がある話で面白い。

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    2025年11月09日
  • 誓約

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    まさかのどんでん返し❣️
    謎解きで、ぐんぐん読ませます。さすが薬丸岳さん。真相がわかって、びっくりはしましたが、それがなくても、登場人物がとてもよく描かれていて、楽しめる。それぞれの家族や愛する人との関係などの中に、それぞれの心に愛、思いやりがある。重いこと、ひどいことが起きるんだけどね。いつも、重い内容だけれども、今回の真相は、衝撃的だった。それでも、薬丸岳さんの作品の奥にはいつも愛があると思う。薬丸岳さんにハマって続けて読んでいるが、今回も読書の楽しみが味わえた。

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    2025年11月06日
  • 虚夢

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    薬丸岳さん、やはり読ませる。重くて、苦しくなるのだけれど、やめられない。通り魔的犯罪の小説なのだが、背景が描かれている。
    人の心の弱さと強さ。憎しみ、優しさ、愛。人に危害を加える時、その心の奥にあるものとは、いったい。

    刑法39心身喪失者は罰せず。罪に問われない加害者と被害者の心。重い内容なのだが、彼の小説には、愛だとか、人を思う気持ちだとか、あたたかいものが、いつもあると思う。

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    2025年11月05日
  • 友罪

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    読んでいる間ずっと胸がざわついていた。
    益田の心情があまりにもリアルで、「自分ならどうするだろう」と考えずにはいられなかった。鈴木の過去を知ったときの戸惑い、恐怖、信じたい気持ちと拒絶したい気持ち――そのどれもが痛いほどわかる。

    それでも、少しずつ心を開き、償いきれない罪を抱えながらも必死に居場所を探そうとする鈴木の姿が切なくてたまらなかった。
    彼がみんなと笑い合うその一瞬一瞬に、胸の奥がぎゅっと締めつけられる。

    益田の裏切りには正直、モヤっとした。でも同時に、「きれいごとでは済まない」という現実も痛いほど理解できる。
    もし私の大切な友人が、あの神戸連続児童殺傷事件のような過去を背負ってい

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    2025年11月01日
  • Aではない君と

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    重いけど、やっぱり良かった。父親として、Aではない息子と向き合う。2人が少しずつ、気持ちを共有していく。どう生きていくのか、わからないけれど、向き合っていかないといけない苦しい気持ちが伝わってきました。薬丸岳さんの本を全部読みたい気持ちです。

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    2025年10月28日
  • 友罪

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    薬丸岳さんの小説は、一人一人の登場人物の心情が伝わってきます。加害者、加害者の家族、友達、周りの人たち、被害者、被害者の家族、友達、周りの人達、それぞれの気持ちが伝わってきて、重くて、読むのもきつかった。ラストは良かった。どっぷり浸かって、疲れるので、しばらく薬丸岳さんの小説は、休憩しようと、毎回思うのだが、ついつい、またまた、読んでしまいそうです。

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    2025年10月26日
  • 友罪

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    友達は少年事件を起こしていた 仲良くなった影のある友達が、少年事件の犯人だったら。既に少年院からでていても、成人のような刑務所に行ったわけではない。最後の手紙は届いてほしい。

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    2025年12月07日
  • 神の子(下)

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    大学での仲間の起業への関わりや謎多き組織とその周りの人物、操る側操られる側どちらのドラマも深くて、ページがどんどん進みます。

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    2025年10月24日
  • 神の子(上)

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    IQが高い戸籍を持たぬ少年が謎多い組織に取り込まれ犯罪に関わってゆく〜少年院での指導員、仲間との今後は!
    グイグイ読み込みました。

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    2025年10月24日
  • 最後の祈り

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    神の子、天使のナイフと、続けて読んで、とても面白かった、ファンになったけど、けど、とても重くて脳が疲れた。それで休憩思ってたけれど。ついつい、やはり、薬丸岳さんを読んでしまった。最後の祈り。やはり、すごい。読ませる、止まらない。面白いのだ、重いけど。残酷な描写もあったし。心の闇がっ。キツイ。ほんっとに、疲れた。重い。しばらく、薬丸岳さんは休憩、ほのぼの系が読みたいけど、薬丸さんの本は、全部、読んでみたい❣️

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    2025年10月24日
  • 刑事弁護人(上)

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    ぼやけていた輪郭が少しずつ見えてくるように、じわじわと面白くなってきて、上巻を読み終わった時にはすぐ下巻を読みたい!という感じでした。

    まだ不透明な登場人物も事件の真相も、続きが楽しみです。

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    2025年10月21日
  • 天使のナイフ 新装版

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    久しぶりの小説 一気に読み進めることができた。視点も時々変わる。みんながつながっていく、鳥肌が立つような終盤の展開。

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    2025年12月07日
  • 神の子(下)

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    楽しめました。どうなるのーってどんどん、読み進めていきました。闇の世界。本当にあるのー?逃れられない、闇の世界が。あるよね。きっと、似たようなことが。妄想も膨らませながら。自分はフツーに、特に大きなトラブルもなく、過ごせて良かったと、感謝しました。ストーリーは、面白かった。同じ作家の本を続けて、読みたいと思います。

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    2025年10月21日
  • こうふくろう

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    コロナ禍の社会情勢を表し、心の拠り所となるこうふくろうからモンスターとなる組織の変遷を描いている。情弱ビジネスばりの気がついたら泥舟に乗船といったものか。スピード感と時期をずらした描写は楽しい。

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    2025年10月19日
  • 友罪【電子特別版】

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    おびのりさん、雪見酒さんのレビューより興味を持った作品
    いつもありがとうございます(o^^o)




    あなたは友が犯した過去の罪を許せますか?




    同じ時期から働き出し、徐々に関係を深めていった同僚がもし猟奇的な殺人事件の犯人だったら、、、




    同僚であり、親友と呼ばれる益田
    自身の危機も救ってもらい惹かれ始める美代子
    同じ職場の面々
    少年院時代に母親代わりとしてサポートしてきた白石


    それぞれの目線で物語は進んでいきます。
    みんなそれぞれ問題を抱えていて
    鈴木に対していろんな見方があるのが興味深かったです。



    ちょっと白石さんにイライラするかなー
    白石さんが余計なことしなきゃ

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    2025年10月14日
  • 天使のナイフ 新装版

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    ネタバレ

    この作品は、少年犯罪と少年法という難しいテーマを取り扱った作品ですが、これがデビュー作だとはにわかには信じがたい位非常に構成がよく練られた作品だと思いました。

    複雑に絡み合ってくるそれぞれの事件とその関係者達。罪を犯しながらも可塑性があるということで、犯罪の質ではなく年齢によって線引きされ、少年法という盾に守られた加害者の少年少女達。反対に何故自分の家族が死ななくてはならなかったのか、もっとも単純で、おそらく犯罪被害者の家族達が一番知りたいであろうこの疑問すらも知ることが出来ない苦悩。犯罪を犯した少年少女達は、その後どう過ごしているのか、自分が犯した罪についてどう考え、どう向き合っているのか

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    2025年10月10日
  • 刑事のまなざし

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    夏目シリーズ1作品目。夏目さんのキャラクターに興味がわきました。映像化されてるのかな?と調べたら夏目さん役は椎名桔平。なるほどなるほど、そんな感じですね。
    夏目さんの穏やかでありながら、鋭い推察がすかっとさせてくれる。悲しい過去を抱えながら葛藤している様子が人間らしくて良い。
    このあと残りの3シリーズも続けて読んでいく。

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    2025年10月01日
  • 最後の祈り

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    やっぱりキツいし、重いわ〜
    薬丸岳さん

    教誨師か…
    中山七里さんの作品で、知ったけど、まぁ、凄い職業やわ!

    復讐か…
    それも死刑囚相手に…
    死ぬの確定やから、それ以外の手で…
    死ぬのを何とも思っないから、何とも思うように…

    自身に経験ないから、分からんと言えば分からんのやけど、死刑が決まって、死刑執行されても、被害者としては、まだまだ悔しいんやろな。
    そういう対象(死刑囚)が、いなくなったら(死刑執行)、どこにぶつけるんやろ。
    犯人死刑されたから、ハイ!おしまい!ってならんやろうしな。

    最後に死刑囚に贖罪の想いはあったけど…
    執行前に、話した殺された娘の隠されていた言葉…
    私なら、数分

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    2025年09月24日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    テンポが良い。サクサク進む。
    「ああ、もう!なんで!」という苛立ちやモヤモヤした気持ちが心に湧き上がることがなく、物語のテンポに任せて読み進められるところも気に入った。
    途中しばらく読めない期間が続いてしまったのだけれど、再開してからは一気に読み上げた。

    快彦の過去と亮介の事件がどう繋がるのか、その謎に興味を惹かれて読み始めた1冊だったけれど、初めは全く想像もつかず。前半は快彦が身元引受人として亮介を引き取ってから2人の関係性が馴染んでくるまでの話、後半が亮介の事件の全貌が明らかになる話、と2部構成になっている。

    快彦と亮介の従兄弟コンビがなんとも新しい感じ。お互いにお互いを思いやり、だん

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    2025年09月24日
  • 最後の祈り

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    娘が殺される描写が苦しすぎて辛かったし、後半で知る娘の死に際で更に苦しくなった。
    むごい、むごい
    血も涙もない、勝手な殺人犯に腹が立つ。死刑なんて当たり前!死んでも許せない、絶対許せない。
    なのにページ数が少なくなるほど石井はもうすぐ死刑になるんだと思うと、言葉にならない気持ちになる。
    なんで、、、そういう作品だった。

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    2025年09月21日