薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事弁護人(上)

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    薬丸岳が徹底的な取材を元に構想17年を費やした渾身の法廷リーガルミステリ。
    それにしても刑事弁護人とは割に合わないというか過酷な仕事だと思う。ニュースなどで残虐な殺人事件が報道された際に「何でこんな鬼畜の刑を軽くしようとするんだよ!」と弁護士に対する反感を持ったことは一度や二度ではない。まして被害者遺族にしてみれば犯人の肩を持つ共犯者と同じような人間に見えるのだろう。作中でかつて主人公・持月凜子の父親を殺害した犯人である被害者の母親が「殺されて当然」と言った言葉は背筋を凍らせる。刑事弁護人の存在意義とは何か、本作の主要なテーマの一つだ。
    犯人がなぜ罪を犯さざるをえなかったのかという点を詳細に描

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    2026年03月13日
  • 死命

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    ネタバレ

    オーディブルで。最初は、犯人の、異常な性癖が
    嫌な話の印象が強かったが、死命をかけた犯人と刑事の執念の闘いがすごい。事前に病院で会っていた伏線など、本当に素晴らしい。

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    2026年03月13日
  • こうふくろう

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    岳さんも言うように、これまでで一番ダークな内容だったと思います。
    手を止めて休憩を挟みたくなるほどの心地悪さの中で読み進めながら、最後は少しでも心が晴れるような結末を願っていました。

    コロナによって全世界の人が苦しみ、拘束され、不自由な生活を強いられたと思います。その中には登場人物のように家族の関係を疑い、大きく変化させてしまった人もいたはずです。そう考えると、単なるフィクションと言い切るにはどこか納まりが悪く感じました。孤独や寂しさ、頼れる人もいない状況、そして劣悪な環境から逃げ出した人々のことを思うと、なんとも苦い気持ちになります。

    ストーリー展開をあれこれと考えながら楽しむ一方で、そ

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    2026年03月04日
  • 罪の境界

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    無差別通り魔事件にあい生死をさまよった明香里は、自分を助けて命を落とした男性の最期の言葉を伝えるべく、恋人の航平と男性のルーツを辿る
    一方、生い立ちが自分と似ていることで犯人の小野寺に興味を持ったライターの省吾は、小野寺の生涯を記事にすることで自分たちを虐待した母親への復讐を企てる

    なぜ「罪の境界」を越えてしまうのか、反対になぜ越えないのか
    大切な人がいる人は強いのだと思う

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    2026年03月03日
  • 刑事弁護人

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    500ページ以上ある長編だったけどスラスラと一気に読めた。刑事弁護人という存在を知らなかったのでとても勉強になったが、ここまで熱心に被告人に寄り添ってくれる弁護人ははたして存在するのかと思った。ただ、ラストは薬丸岳さんらしいストーリーで泣かされた。

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    2026年02月27日
  • 友罪【電子特別版】

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    過去に背負った罪が露呈する緊迫感と後悔とが迫ってきて読んでて苦しかった。罪の形も様々でどうするのが正解か分からない、それでも後悔せず生きてほしいと思う。

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    2026年02月18日
  • 告解

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    自分は何を選択するのか。
    目の前の取り繕いを取るのか、贖罪を取るのか。
    罪を自責し続けるのか、全てを無きことにするのか。

    ことが大きくなればなるほど、人の顔が浮べば浮かぶほど間違える選択。

    そのやりきれない、報われることのない状況をすべて自分の弱さ(選択)であると嘆く。

    一つの作品として構成も素晴らしかった。なによりも、ここまで感情が揺れ動くほどのリアリティと取材力に感服した。

    "お父さんはひとつ気づいたことがあった。
    笑うことができなくなった。
    そうなんだ。逃げ続けているかぎり、人は心から笑えなくなるんだと思う。
    罪を犯した息子にこんなことを求めたら、被害者のご遺族に

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    2026年02月12日
  • 罪の境界

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    胸が詰まって言葉が出なくなる。地獄のような現実の中で真っ当に生きようとする人々の姿に感動しました。どんなに傷つけ、傷つけられても心の奥底では求めてしまう母と子の心情描写が素晴らしかったです。

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    2026年02月02日
  • 天使のナイフ 新装版

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    薬丸岳さんのデビュー作らしいとのことで読んでみた。
    少年犯罪の加害者と被害者の問題、難しさについて考えさせられる本だった。

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    2026年01月28日
  • 天使のナイフ 新装版

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    オーディブル視聴。
    少年法が絡むいくつもの事件が関わりあい、登場人物の誰にも気を抜けないミステリー。とくに後半はなんだって…?!の連続で一気読みでした。

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    2026年01月15日
  • 闇の底

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    ネタバレ

    最後は起承転結では収まらないので賛否両論かもしれませんが私はこの先どうするかという考えさせられるのが好きなので良かったです。

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    2026年01月14日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    亮介がいい奴過ぎる。快彦も、もとの友だち思いな奴に戻れてよかった。これから、いい弁護士になれるはず。

    好きでもない、ろくでなしの子どもを産む気持ちが分からない。

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    2026年01月10日
  • 友罪【電子特別版】

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    2025大晦日 読み納め作品
    日本中を震撼させた、あの事件を彷彿させる作品

    ジェットコースターに乗ってるかのようなハラハラ、緊張続きの物語だった
    分厚いが、あっという間に読み進めた

    重いストーリーだが、小説としては実によく出来ていた
    今までで一番ハラハラしながら続きが気になり貪るように読んだ作品だった

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    2025年12月31日
  • ブレイクニュース

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    2025/12/24

    ネットニュースの「ブレイクニュース」
    それを追う週刊誌の記者。

    炎上系YouTuberかー、と序盤で諦めそうになったんだけど、炎上させてるのは一般市民なんだよね。

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    2025年12月24日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    今まで読んだ薬丸さんの本とは異なり愛情友情に溢れた話だった。
    その分、伏線とかは他の作品に比べると緩い感じである程度は想像がついた。でもこの本はそこが主軸じゃないから気にならない。
    最後の動画のシーンで星一つ追加。

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    2025年12月21日
  • 刑事のまなざし

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    夏目刑事が優秀すぎるが、各話、短いにも関わらず重みもあって面白かった。
    ある事件の犯人の本当の目的がわかったときは衝撃だった。

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    2025年12月19日
  • 罪の境界

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    ネタバレ

    友達から借りた本。
    罪の境界を考えるにあたって、様々な視点で話が描かれていく。
    私も、人を信じられなくなったら人を殺すのだろうか?私が罪を犯さずにいられるのは奇跡なんじゃないか、と思わせられる。
    虐待する母親の心情で、『殺さないことで人間でいるようにした』という文章があったが、『虐待しないこと』ではなく『殺さないこと』だったのが、ギリギリの精神を生きていることを表していると感じた。
    どうやったら、このような人を少しでも楽にさせられるのか…やはり、人の優しさなのではないかと思う。
    人に優しくありたい。

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    2025年12月23日
  • Aではない君と

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    深く考えさせられた一冊でした。少年犯罪の保護者の目線で話は進みますが、自分も子を持つ親として他人事のようには思えませんでした。
    特に最後にかけての親と子の気持ちの葛藤は、とにかく涙腺が緩みました。

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    2025年12月12日
  • 告解

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    「飲酒ひき逃げ死亡事故 その後」
    加害者側だけではなく被害者側の視点でも展開していく
    読み進めるうちにこれは滅多にないことではなく、誰にでも起こり得ることだとじわじわと実感する
    まごうことなき傑作

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    2025年12月10日
  • 友罪

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    罪を償うことは、本当にできるのか?
    それは誰が判断するのか?自分の過去の行為からは逃れられない。向き合い続ける必要があるのだなと。
    また、そのことを知ってどのように向き合っていくのか、自分ならどうするのか、深く考えてしまった。

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    2025年12月07日