薬丸岳のレビュー一覧
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薬丸岳さん、さすが。どんどん、読み進めてしまいます。刑事と犯人の二人の目線から、物語は進んでいきます。二人とも余命わずかの重い病気と宣告されてからのことが物語の中心になっています。読書の楽しみが味わえます。謎解きのむかって、進んでいきます。家族、友人、仲間も絡み合って、面白く読み進めることができます。
今、海外ドラマのロー&オーダーのSVU編(性犯罪系)を見ているので、重なる部分もある。人格形成の時、虐待されたり、誰にも愛されなかったりすると、人は、他人をモノとしてみてしまうのかな。私の想像枠を超えてしまうので、本やドラマでしかしらないけれど。だからと言って、他人に暴行したり、殺した -
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読むのがつらかった。オーディブルなので、耳から、感情を揺さぶる感じ。ひどい、聞きたくない、少し飛ばそうかなと思ったりもしたけれど、聞きました。被害者の家族もいろいろ出てきて、時々、人物の人間関係が?に、なったけれど。
薬丸岳さんのファンで、続けて読んでいる。いつもテーマが重いので、疲れるけれど、奥の方には、人間の温かい想いがあるから、次々と読んでしまいます。
復讐に燃えている探偵の目線から、描かれている。彼の周りの人々の様々な思いも、優しいモノだった。
大切な人がいない、誰にも大切に思われないと、心はすさんでいくかもそれないね。人との関わりは、小さなこと、一つ一つが、大切だなと思った。 -
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ネタバレ自分の子供が人を殺してしまったら という考えうる最悪の展開の一つのストーリー
薬丸先生の何作目かの作品
自分の子供が同級生を殺してしまった父親が主人公
あの時電話をとっていれば防げたかもしれない。
この文章とシーンが描写されるたびに、日常の何でもないと思っていたことが大きな分岐点になるんだなと実感した。
この本のテーマだと思われる、自分の子供が殺人を犯してしまったら?という主題の裏テーマの一つでは?と思った。
薬丸先生はそれぞれの本のテーマに対して、それがどんなに重苦しいものであってもしっかり真正面から向き合って書いていくのは一貫しており、この作品でもそれを感じたのでとても信頼感があ -
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読んでいる間ずっと胸がざわついていた。
益田の心情があまりにもリアルで、「自分ならどうするだろう」と考えずにはいられなかった。鈴木の過去を知ったときの戸惑い、恐怖、信じたい気持ちと拒絶したい気持ち――そのどれもが痛いほどわかる。
それでも、少しずつ心を開き、償いきれない罪を抱えながらも必死に居場所を探そうとする鈴木の姿が切なくてたまらなかった。
彼がみんなと笑い合うその一瞬一瞬に、胸の奥がぎゅっと締めつけられる。
益田の裏切りには正直、モヤっとした。でも同時に、「きれいごとでは済まない」という現実も痛いほど理解できる。
もし私の大切な友人が、あの神戸連続児童殺傷事件のような過去を背負ってい -
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何となく、読み始めただけだったのに、ハマっています。面白いです。自分の中で、名前が覚えにくくって、勘違いするので、メモしながら読んでいます。主要な登場人物は限られているので、わかりやすいのですが、オーディブルということもあるのかな?キャラクターはちゃんとしてて、わかりやすいので、単に自分の問題。ストーリーは、何で、どうしてと、謎解きをしたくて、どんどん、読み進めてしまいます。アメリカの刑事ドラマをよく見ていて、遠い話と思っていたけれど、日本でも、幼児虐待からはじまり、少年犯罪へつながっていくということが、本を読みながら、なるほどなぁと思いながら読んでいます。幸せか不幸かは、ただの運なんだという