薬丸岳のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実にスカッとする社会派ストーリーです。
現在ではSNS情報は必要不可欠で一人あたりのスマホ使用時間が7時間以上の方もザラに存在し更に海外ではある年齢未満は使用不可にした法案や国自体で情報操作したりと世界的にその使用方法が改善される程必要不可欠なモノになり、その使い方次第で大きな影響力を生み出す、そんな今の時代ならではの現象を上手く物語にし完結に纏めたストーリーになってます。
物語はYouTubeの申し子…とまで囁かれる女性が動画アップしながらも取材で奮闘する流れを…テキパキとこなす一流記者の如き立ち振る舞いで視聴数を上げていく流れを…スピード感ある描写で描かれてますが、その活躍も、ある目的の為 -
Posted by ブクログ
初、薬丸岳さん。
ココの住人さんたちが(少なくともオイラなんかをフォローしていただいている方々)、多く手に取られている作家さんだ。
恥ずかしながらオイラは、薬丸さんのお名前すら存じ上げなかった。
ココに出会わない=薬丸さんとも出会わない。
ご縁って本当に不思議だ。
まず薬丸岳さんのつづる文章のリズムと、オイラの薬丸さんの文章を読むリズムが、とてもここちよかった。
また大好きな作家さんが、お一人増えた。
ココの住人さんのおかげ!
そしてこの作品は「葛藤の連続」だと感じた。
「あー。もー。」と何回も、オイラ自身も葛藤しながら読み進めた。
そして「どうしても非情になりきれない登場人物 -
Posted by ブクログ
Audible聴了。
自分の妻が生まれたばかりの赤ちゃんの前で殺されるも、犯人が13歳の中学生3人組ということで少年法により罰せられず、しかもその身元/処遇も全く明かされないという忸怩たる思いの主人公(実際「犯人を殺してやりたい」発言)。その犯人の一人が殺され(主人公が疑われる)、続いて一人は運よく助かるが、またもう一人が最後に殺される。
犯人は誰なのか、何故妻は殺されたのか、非常に良く練られしかもテンポよく進むストーリーは、第1作目とは思えない「江戸川乱歩賞」受賞作。
先に『籠の中のふたり』を聴いたが、薬丸岳はこれからも読んでいきたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ600ページ近くある大作だが、薬丸岳さんの本はとても読みやすく、すぐに読み終わってしまう。今回は友達が殺人を犯した過去があると知った時、どう行動するのか、という視点で話が書かれていた。苦しみながら生きていてほしい、そして一緒に償いを探していく、ということが、主人公が導き出した友情の証だった。難しいことを曖昧に終わらせず、結論を出してくれるところも、私が薬丸岳さんがすきなところの1つでもある。他にも、恋人が殺人を犯していたら?自分の息子が子どもを堕ろすと言ってきたら?自分がいじめに加担したせいで、友人が自殺してしまったら?たくさんの考えさせられる視点があって、読み終わった後は本当に複雑な気分にな
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Posted by ブクログ
薬丸岳さん、2作品目。
前回は少年法の話。今回は無差別殺人の話。
裁判や刑事事件のことを詳しく分かりやすく書いてくれるので勉強になる。
タイトル「罪の境界」とは……
結婚を意識している彼から誕生日のデートをドタキャンされた「浜村明日香」
彼女の不幸はそこで終わりではなかった。
ドタキャンの腹いせにスイーツでも買って帰ろうと進路を変えスクランブル交差点を渡っていると、突然、斧を持った通り魔に襲われる。
全身17箇所の傷をおい、1週間意識不明、死の窮地をさ迷った明日香。彼女が生きていられたのは斧を持った通り魔から彼女を守ってくれた男性がいたから………その男性は明日香に最後の言葉を託した「…約 -
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物語は、26歳の明香里が渋谷のスクランブル交差点で通り魔に襲われるという衝撃的な事件から始まる。明香里とその恋人・航平、そして事件に関心を持つライター・省吾の3人の視点を通して、被害の痛みや加害者への向き合い方が描かれていく。
重傷を負った明香里は、通りすがりの男性に命を救われるが、その男性は「約束は守った…伝えてほしい」という言葉を残して亡くなる。その“約束”の意味が、物語を読み進める鍵となる。柚月裕子さんの『教誨』を少し前に読んでいたこともあり、「約束」というキーワードが印象的に重なった。
省吾は犯人の過去を取材する中で、彼の幼少期が自分自身と重なるような、虐待やネグレクトにまみれた過