薬丸岳のレビュー一覧
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後半戦!
被告人からは、嫌われて、弁護士はずされる!
自分の言う事を信じてくれないからと。
次から次へと、新らたな事実分かったら、そら信じれんわ!
しかし、これだけやなかった!
次々に分かる新事実!
というか、主人公の西弁護士、さすが元刑事やわ。
こんな発想できるなんて!
一つ一つ分かって来た事実を繋げて合わせて、行動を読む!
しかし、新事実がちょこちょこと最後まで、出過ぎで、予測不能やわ。
まぁ、繋ぎ合わせも、出来過ぎな気もしなくはないけどね(・・;)
でも、被告人って、元刑事で身近に刑事さんいたのに、気付きはないの?とは思う。
元刑事の弁護士さんに、お株を奪われてないか?
次々に出る新事実、裏返る証言にも、一本通った事実がある。それは、自身の事より、相手に対する思いやり。ある意味、自身に対する罪の意識でもあるんやけど。
しかし、被告人も、弁護人も、殺された人も遺族もみんな訳アリだらけ!
被告人 子供が死んでる(多分、殺し)
殺された人 ペド、過去に酷いイジメ
弁護人 身内が殺されてる
遺族 何か本人無視してそう
うわっ!重さのオンパレード!
そこが良い!
「検察官は罪を犯した者を追及し、裁判官や裁判員は審理して判決を言い渡します。ただ、罪を犯した者に自分がやってしまったことを深く考えさせ、事件と向き合わせ、二度とこのような過ちを起こさないように論せるのは、被疑者や被告人の言葉に必死になって耳を傾けた、最も身近にいる弁護人だけではないだろうか…」
次は、休憩で、ちょっと軽いの読も!
で、タイトルに地獄とか付いてたり(^◇^;)
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今週末は、映画館で、2本!
金曜日は残業やったけど、上映時間遅かったから、帰って車で!
「ゴーストキラー」
「ベイビーわるきゅーれ」の片方の子 髙石 あかりさん、出てるので観に来ました〜
殺し屋が、組織に殺されて、その殺した弾丸拾った女子大生に取り憑き〜
幽霊になった殺し屋と一体化した時、殺し屋の力を発揮!
殺された組織を潰して、成仏するために!って言ってもホラーやない!
アクションシーンは、なかなか。
人は、情け容赦なく死んでいきます〜!
まぁ、グロいって訳やなく、スキッとします。良かった〜
更に土曜日は、映画館で
「アマチュア」
観て来た〜
確かに、直接、銃とかで人を殺すのは出来んし、そういう意味やとアマチュアなんやろうな。
デスクワーク主体のCIA分析官チャーリーが、殺された妻の復讐の為に立ち上がる!
でも、今の世の中、情報化社会全盛で、パソコンお宅みたいな主人公の方が、相手やっつけるのには、強そう。
メカにも強そうやし。
一対一の格闘とかそうないやろうし。
何か、「ゴーストキラー」とは、真逆の話になってまうけど。
なので、アクションシーンは、ない!
地味系のスパイもんやな。まぁ、地味って言っても、ビルのプール破壊したり、格闘よりも被害は甚大やけどね(^◇^;)
楽しめました!
リメイク作品って知らんかったわ。
原作は、『チャーリー・ヘラーの復讐』。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今回も考えさせられる内容だった。もう少し登場人物の背景描写が欲しくなるぐらい、深く読みたくなる本。
自分にとって大事な人が殺されて、『加害者が心神喪失により責任能力なし』と言われたら、誰にこの怒り悲しみ絶望を当てればよいのか、何をしても大事な人は戻ってこないのに...と思ってしまうだろう。もしそんなことが起きたらと考えるだけで胸が詰まるし、精神病に罹った人とかかっていない人、見分けられるか確認したくなるだろう。でもこの展開には驚いた。
統合失調症も、鬱も誰だってなりうる病であり、望んでなる訳ではない。しかし、心神喪失であるからと『自分じゃなくなるか』は難しいところではないだろうか。だからと言って罪を償わないのは、罪を犯した者も宙ぶらりんでツラくないだろうか。だから悲劇はまた起きようとしたのではないかと思った。
ユキのパートは、精神疾患をもつ者や知的能力症をもつ者への理解のなさが招いた二次障害について問題提起していると感じた。
解離性遁走は、虐待や酷い虐めなどを受けた人が現実を忘れないと生きていけないから自身を切り離すことで症状となって現れる。守りたかった者を殺して自分も死のうとするツラさは計り知れない。
こういった方々を救うために、罪を犯させないために何ができるか、司法は被害者遺族をどのように助けるかを考えさせられた。 -
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親友が過去に凶悪犯罪を犯していた事実に苦しむ話。
この本は加害者側の優しい面を中心に描かれているので、加害者は罪を償いながらも生きてほしい、と読者に思わせるが、もし自分の家族が被害者だったら加害者にはできるだけ苦しんで死んでほしいと思うだろう。こういう難しいテーマの物語こそ小説という人々の心に残る形で綴るのに適していると思うし、そんなテーマの作品を描き続けている著者を尊敬する。
加害者と知らずにその人を好きになった女性も出てきて切ない。自分の人生を救ってくれた人が猟奇殺人をしていたとか苦しすぎるし、恋人として一緒に生きていくことはできないという結論になるのも頷ける。
なので一つ言えるのは、加害者にとって益田という親友と呼べる存在はとても貴重だし、そんな人に出会えたことはとても幸運ということだ。自分の罪や償いについて一緒に考えようと言ってくれる人がどれほどありがたいことだろう。
ここ最近、薬丸岳の作品を沢山読んできたが、その中でも「友情」に焦点を当てたこの作品が一番刺さった。 -
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久しぶりの薬丸さんの新刊でワクワクでした♪
綿密な取材、資料の多さが容易に知れる作品ばかりなのでとにかく新刊が出ない。゚(゚´Д`゚)゚。
上下巻併せて700ページ…長い!けれど最後まで失速する事なく、そして結末に納得し読み終わった。
久しぶりの薬丸作品はハラハラもどんでん返しも良い意味で地味。これを長くつまらないと思うかは読み手によるかもしれない。
事の発端は「子供を亡くす」事である。
わたしにも30を過ぎた子供が2人います。
産まれた瞬間、いやお腹にいる時からもしこの子がいなくなったらどうしよう…と不安になった。
病気になったら、事故にあったら、事件に巻き込まれたら…生きていけるだろうかと考えた。
大人になった今もそれは変わらない。
自分より大切な存在だと言える。
解説はリーガル小説で人気の五十嵐律人さん
この解説も良かった。エンタメに走りがちな裁判シーンで面白くする為に事実上ありえない事を書く事もできる。しかし薬丸さんは絶対にしない。五十嵐さんの薬丸さんに対する尊敬、リスペクトが書かれていました。
とにかく西さんが良い!
もう西さんのシリーズで短編出して欲しい!
あっ!帯に新シリーズって書いてあった( ̄▽ ̄)
これは椎名桔平でドラマ化して欲しい!!
もう一冊薬丸作品が棚に鎮座してるので楽しみです♪ -
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告解(こっかい)とは、キリスト教の幾つかの教派において、罪の赦しを得るのに必要な儀礼や、告白といった行為をいうそうだ。
テーマは『贖罪』であることが多い。加害者と被害者、いつ自分や家族がそうなりうる可能性がある内容だから、なかなか重い。
また小説の舞台となる地域が埼玉県であることが多いのが、薬丸岳の小説の特徴だ。大宮駅の改札、上尾警察署、川越刑務所、主人公は北本のアパートに住んでいて、元恋人は鴻巣にいる、宮原や桶川まで…それぞれの場所でのシーンなどは実際に取材も行っているのかなあ。どうしても親近感が湧き、読んでしまう。(プロフィールを見る限り、埼玉生まれでは無い)
あらすじは…
二十歳の大学生が、バイト仲間と居酒屋で飲んだ後に、恋人から『話がしたい』とメールが届き、免許を取ったばかりで雨の日の運転は初めてだったにもかかわらず、ハンドルを握ってしまう。ある交差点に差し掛かった時、何かを轢いてしまう…
被害者は老婆。そしてこのひき逃げ死亡事件の加害者と、被害者の配偶者とその家族、双方の視点をスイッチしながら物語は進んでいく…
車の運転中に睡魔に襲われたり、飛び出してきた自転車や歩行者に驚いたり、夜や雨の日に怖い思いをしたことって、免許を持ってる人なら誰でも思い当たる節はあると思う。もちろん事故は起こしたくない、人を轢きたくはない。ただ一瞬の判断、気の迷いが運命を変える場合がある。
ハンドルを握る立場としては、襟を正して読まないといけない内容でした。 -
Posted by ブクログ
読み進めるのが辛い本でした。
しかしながらページを捲る手が止まらなかった…
虚しい夢…信じたくない夢のことでしょう。
物語は通り魔殺人が起きる雪の公園から始まる。21歳の若者の刃で、12人もが殺傷…愛する3歳の娘がナイフで殺され、妻も背中を刺されたが瀕死で何とか生き延びるが精神が崩壊してしまい統合失調症で今も苦しんでいる…その夫(父親)が主人公だ。
犯人はなんと罰せられなかった…刑法第39条に『心神喪失の者は罪に問われない(中略)』とあり、精神鑑定の結果、犯行時に心神喪失だったことが認められ不起訴となる。
何も罪ない愛すべき幼い娘を突然奪われた絶望感と喪失感は計り知れない。
罪に問われることなく、犯人は精神病院に入って治療を受け、数年後に退院する…偶然に繁華街で我が娘を殺した犯人を見つけ、ポケットに忍ばせたナイフで刺し殺したい。…自分の人生を投げ捨てても、何の罪もない娘の命を奪った男をこの手で八つ裂きにしてやりたい。…そう思うが、決断がつかず逡巡する父親の心情描写がものすごく辛かった…
先日、塾の帰りにマクドナルドで15歳の少女の尊い命が、突然見知らぬ男の刃で奪われてしまいました…許しがたい話です。現実にこの小説のように犯人が裁かれなかったら…もしこの少女の父親が自分だったら…と思うと、ここに書けないことをしそうな自分がいる…
薬丸岳さんの小説には、じんわりと沁みてきて言葉を失うような重さがある。他の作品でもそうだが被害者が生まれたら、そこには加害者(犯人)がいる。犯人の背景や人生にも触れ、犯人の家族の苦悩や、犯人自体が心底の極悪人でなく罪を償おうともがいていたりするので、余計に重いのだ… -
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薬丸岳さんの作品は重くて難しいテーマが多い。その中でも『悪党』は特に辛かった。
15年前に姉を陵辱し殺害された元刑事・探偵の佐伯修一が、忘れることの出来ない犯罪と向き合い葛藤する物語。
“被害者家族は加害者を赦すことができるのか”
佐伯は被害者遺族からの『加害者追跡調査』の依頼を受け調査を重ねていくうちに、自身の問題に立ち向かい、姉を殺害した犯人達への復讐に向かって動き出す。佐伯の苦悩がリアルに描かれていて、途中読むのが辛くなったが、エピローグではほのかに明るい未来が見えて心が救われた。
被害者家族は、どの様に前を向いて歩いて行けばいいのか。また加害者は生きる権利はあるのか。赦しや更正について重たい難問を投げ掛けられる作品だった。
遺族の抱える困難を克明に描いた問題提起する傑作です。 -
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螺旋プロジェクト4冊目。
読む順番がこれでいいのかが分からない。過去の作品を何冊か読んだことのある作家さん。その時は面白かったけれど全作品を追いかけるまではいかなかったけれど、、、これは最高に面白かった!螺旋プロジェクトの海族山族の関係が違和感なく無理なく自然に組み込まれている感じがした。時代的背景とストーリーの内容がイメージしやすかった。主要人物以外の名前が誰がどっちだっけという感じなってしまうことがあったが、どんどん読めたので一気読みした。最近は現代のものを読むことが多かったので、この螺旋プロジェクトでいろいろな時代の物語を読めてうれしい。 -
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弁護士の持月凛子と西大輔が殺人の容疑で逮捕された警察官の垂水涼香を弁護する物語で504ページの分厚い本だったが、一気に読破できた.殺されたのはホスト・加納怜治で涼香の証言では彼の自宅でナイフで襲われ近くにあった酒の瓶で怜治の頭を殴った由.凛子と大輔が証拠集めに奔走する中で、大輔は涼香の証言に疑問を感じた.大輔は元警察官で学生時代に司法試験をパスした秀才で現在は弁護士.涼香は息子の響を亡くしており、それを悔いていた.怜治の前科を調べるうちにその捜査に涼香が加わっていたこと、その過程で涼香が有力な証拠を発見したことなど、大輔の琴線に触れる事象から調査を継続する中で新たな証拠を発見する.裁判の最終段階でその証拠を提出し、裁判所での弁護側、検察側の白熱した討論がハイライトだ.捜査する側の日向清一郎と大輔は元同僚であり、立場の違いを超えた人間関係が素晴らしいと感じた.無罪判決後の加納の母親の行動を大輔が冷静に判断し、凛子に宿題を出した終わり方は何ともかっこいい!