薬丸岳のレビュー一覧

  • 友罪【電子特別版】

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    親友が過去に凶悪犯罪を犯していた事実に苦しむ話。
    この本は加害者側の優しい面を中心に描かれているので、加害者は罪を償いながらも生きてほしい、と読者に思わせるが、もし自分の家族が被害者だったら加害者にはできるだけ苦しんで死んでほしいと思うだろう。こういう難しいテーマの物語こそ小説という人々の心に残る形で綴るのに適していると思うし、そんなテーマの作品を描き続けている著者を尊敬する。
    加害者と知らずにその人を好きになった女性も出てきて切ない。自分の人生を救ってくれた人が猟奇殺人をしていたとか苦しすぎるし、恋人として一緒に生きていくことはできないという結論になるのも頷ける。
    なので一つ言えるのは、加害

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    2025年04月02日
  • 告解

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    本を読むのをやめられなかった。単に犯罪を犯した人が反省しハッピーエンドになるのではなく反省とは今後の過ごし方、人との接し方が考えさせられた。被害者の息子が最後まで加害者を許す表現はなくそこも良かった。

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    2025年03月30日
  • 刑事弁護人(下)

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    久しぶりの薬丸さんの新刊でワクワクでした♪
    綿密な取材、資料の多さが容易に知れる作品ばかりなのでとにかく新刊が出ない。゚(゚´Д`゚)゚。

    上下巻併せて700ページ…長い!けれど最後まで失速する事なく、そして結末に納得し読み終わった。
    久しぶりの薬丸作品はハラハラもどんでん返しも良い意味で地味。これを長くつまらないと思うかは読み手によるかもしれない。

    事の発端は「子供を亡くす」事である。
    わたしにも30を過ぎた子供が2人います。
    産まれた瞬間、いやお腹にいる時からもしこの子がいなくなったらどうしよう…と不安になった。
    病気になったら、事故にあったら、事件に巻き込まれたら…生きていけるだろう

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    2025年03月25日
  • 友罪

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    薬丸岳さんを初めて読んだ。593ページの一気読み。出会ってから全ての行いが善良だった鈴木の過去を知った周りの反応がリアリティーがあった。

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    2025年03月17日
  • 神の子(上)

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    続きが気になってあっという間に読んでしまった。悲惨で珍しい境遇の主人公やそれを取り巻く人々、得体のしれない室井という人物、それがどうストーリーと絡み合っていくのか下巻が楽しみです。

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    2025年03月17日
  • 友罪

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    ネタバレ

    ジャーナリストになろうとしてなれず、食うに困って埼玉にある寮付きの工場で働くことにした益田。
    同じ日に採用された鈴木とともに、寮生活を始める。

    寮といっても、もともと一部屋だったものを薄いベニヤで壁をつけただけのような、狭苦しい3畳間。
    隣の鈴木の部屋は益田の部屋とは違って押し入れはあるが、窓はない。

    人とのつきあいを極端に避けるような鈴木に益田は声をかけ、徐々に鈴木は皆とうちとけてゆく。
    言葉にウラオモテがなくまっすぐな正義感を持ち、妙に世間知らずの鈴木を、益田は好意を持って受け入れたのだが。

    十四年前に日本中を震撼させた連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑いを抱いたことから、話は加速

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    2025年03月16日
  • 刑事のまなざし

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    よくある刑事ドラマにはない夏目刑事が関わった事件とその背景の人間模様が上手く描かれた良作。最後伏線もきちんと回収され、納得が行った。ナレーションも聞きやすく、聞いて良かった。次作も楽しみ

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    2025年03月07日
  • 籠の中のふたり 【無料お試し版】

    購入済み

    珍しいタイプの感動のものがたり

    私は友情系の感動の物語だと高校生などの学生の物語を思い浮かべるのですがこの物語は他と違って大人の物語で学生とはまた違った感じで面白いです

    #感動する

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    2025年03月06日
  • 告解

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    告解(こっかい)とは、キリスト教の幾つかの教派において、罪の赦しを得るのに必要な儀礼や、告白といった行為をいうそうだ。
    テーマは『贖罪』であることが多い。加害者と被害者、いつ自分や家族がそうなりうる可能性がある内容だから、なかなか重い。

    また小説の舞台となる地域が埼玉県であることが多いのが、薬丸岳の小説の特徴だ。大宮駅の改札、上尾警察署、川越刑務所、主人公は北本のアパートに住んでいて、元恋人は鴻巣にいる、宮原や桶川まで…それぞれの場所でのシーンなどは実際に取材も行っているのかなあ。どうしても親近感が湧き、読んでしまう。(プロフィールを見る限り、埼玉生まれでは無い)

    あらすじは…
    二十歳の大

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    2025年02月27日
  • 友罪

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    もし同僚が世間を震撼させた連続児童殺傷事件の犯人だと知ってしまったら・・・
    こんな重いテーマの小説。舞台は埼玉県の川口市や蕨市・・薬丸小説の舞台は埼玉県の設定が多いので親近感がわくんだよな。
    読み応えあります・・「償い」「消えない過去」「偏見と更生」「友情」・・読後感もずっしりと考えさせられる内容。

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    2025年02月27日
  • 虚夢

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    読み進めるのが辛い本でした。
    しかしながらページを捲る手が止まらなかった…

    虚しい夢…信じたくない夢のことでしょう。
    物語は通り魔殺人が起きる雪の公園から始まる。21歳の若者の刃で、12人もが殺傷…愛する3歳の娘がナイフで殺され、妻も背中を刺されたが瀕死で何とか生き延びるが精神が崩壊してしまい統合失調症で今も苦しんでいる…その夫(父親)が主人公だ。

    犯人はなんと罰せられなかった…刑法第39条に『心神喪失の者は罪に問われない(中略)』とあり、精神鑑定の結果、犯行時に心神喪失だったことが認められ不起訴となる。
    何も罪ない愛すべき幼い娘を突然奪われた絶望感と喪失感は計り知れない。

    罪に問われる

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    2025年02月27日
  • 刑事のまなざし

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    なんだか暗く重い話なのかなと思いましたがそれだけではなかった。
    確かにテーマは重いものや暗いもの、出来たら避けて通りたいことだったりしましたが、犯人と対峙する夏目さんの姿勢がとても良かった。
    最後の話はネタバレになるので詳しく書けませんが、
    どっちも辛いなぁと感じました。

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    2025年02月18日
  • 虚夢

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    愛娘を奪い去った通り魔事件の犯人は「心神喪失」にて罪に問われなかった

    刑法第39条について扱った作品

    凄いお話しだった
    重い話なので前半はなかなか読み進められなかったが後半は一気読み
    被害者、加害者両側の視点から描かれていて色々考えさせられた

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    2025年01月13日
  • 刑事の怒り

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    世相を映す痛切な犯罪事件。
    立ち向かう夏目の姿勢は「罪を憎んで人を憎まず」では語り尽くせない何かがある。
    短編賞受賞作「黄昏」や他の作品も珠玉の出来だが、やはり表題作が良かった。
    切なくなるけど、あぁ、続きが読みたいなぁ。

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    2024年12月04日
  • ブレイクニュース

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    皆さん、こんにちは。ブレイクニュースの野依美鈴ですー
    自称ジャーナリスト野依美鈴は、SNSなどに寄せられた情報を元に個人でさまざまな問題のリポートをするYoutube配信者ある。
    始まりは週刊現実の記者である真柄新次郎が彼女に出会うところから。大きな題材として彼女の正体、そして素顔を晒して時には過激で危ない真実に近づくブレイクニュースの目的はなんなのか。
    虐待、8050、冤罪、ヘイトスピーチ、SNS炎上、医療過誤など。全7編で明らかになる真実。

    無理やり恋愛ごとや家族のことなどが絡んできたりすることもなく、純粋に何かを成し遂げようとする人の軌跡のお話だと感じました。
    各話今だからこそ起こりえ

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    2024年11月29日
  • 悪党

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    薬丸岳さんの作品は重くて難しいテーマが多い。その中でも『悪党』は特に辛かった。
    15年前に姉を陵辱し殺害された元刑事・探偵の佐伯修一が、忘れることの出来ない犯罪と向き合い葛藤する物語。

    “被害者家族は加害者を赦すことができるのか”

    佐伯は被害者遺族からの『加害者追跡調査』の依頼を受け調査を重ねていくうちに、自身の問題に立ち向かい、姉を殺害した犯人達への復讐に向かって動き出す。佐伯の苦悩がリアルに描かれていて、途中読むのが辛くなったが、エピローグではほのかに明るい未来が見えて心が救われた。
    被害者家族は、どの様に前を向いて歩いて行けばいいのか。また加害者は生きる権利はあるのか。赦しや更正につ

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    2024年10月30日
  • 告解

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    面白かった。
    面白かったけど重いなぁ〜。薬丸岳さんの作品はほんとに面白いんだけどどの作品も重くてしんどくなる。続けては読めないなぁ。
    今回の作品は贖罪に対する在り方を問う作品ってことだけどでも交通死亡事故の加害者とその他の殺人事件の加害者とじゃ全然違うよなぁ。
    とりあえず毎日ハンドルを握る身としてはほんとひとごとじゃなく感じられた。
    毎日を大切に生きようと思える作品だった。

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    2024年10月28日
  • 蒼色の大地

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    螺旋プロジェクト4冊目。
    読む順番がこれでいいのかが分からない。過去の作品を何冊か読んだことのある作家さん。その時は面白かったけれど全作品を追いかけるまではいかなかったけれど、、、これは最高に面白かった!螺旋プロジェクトの海族山族の関係が違和感なく無理なく自然に組み込まれている感じがした。時代的背景とストーリーの内容がイメージしやすかった。主要人物以外の名前が誰がどっちだっけという感じなってしまうことがあったが、どんどん読めたので一気読みした。最近は現代のものを読むことが多かったので、この螺旋プロジェクトでいろいろな時代の物語を読めてうれしい。

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    2024年10月21日
  • 刑事の約束

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    このシリーズは短編の方が活きる気がする。
    今回も名作揃い。
    第4話は泣けた。
    最終話は胸を締め付けられた。
    哀しい犯罪。
    見つめる夏目の目は誠実で慈愛に満ちている。

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    2024年10月09日
  • 刑事弁護人

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    弁護士の持月凛子と西大輔が殺人の容疑で逮捕された警察官の垂水涼香を弁護する物語で504ページの分厚い本だったが、一気に読破できた.殺されたのはホスト・加納怜治で涼香の証言では彼の自宅でナイフで襲われ近くにあった酒の瓶で怜治の頭を殴った由.凛子と大輔が証拠集めに奔走する中で、大輔は涼香の証言に疑問を感じた.大輔は元警察官で学生時代に司法試験をパスした秀才で現在は弁護士.涼香は息子の響を亡くしており、それを悔いていた.怜治の前科を調べるうちにその捜査に涼香が加わっていたこと、その過程で涼香が有力な証拠を発見したことなど、大輔の琴線に触れる事象から調査を継続する中で新たな証拠を発見する.裁判の最終段

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    2024年10月06日