薬丸岳のレビュー一覧

  • 告解

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    面白かった。
    面白かったけど重いなぁ〜。薬丸岳さんの作品はほんとに面白いんだけどどの作品も重くてしんどくなる。続けては読めないなぁ。
    今回の作品は贖罪に対する在り方を問う作品ってことだけどでも交通死亡事故の加害者とその他の殺人事件の加害者とじゃ全然違うよなぁ。
    とりあえず毎日ハンドルを握る身としてはほんとひとごとじゃなく感じられた。
    毎日を大切に生きようと思える作品だった。

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    2024年10月28日
  • 蒼色の大地

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    螺旋プロジェクト4冊目。
    読む順番がこれでいいのかが分からない。過去の作品を何冊か読んだことのある作家さん。その時は面白かったけれど全作品を追いかけるまではいかなかったけれど、、、これは最高に面白かった!螺旋プロジェクトの海族山族の関係が違和感なく無理なく自然に組み込まれている感じがした。時代的背景とストーリーの内容がイメージしやすかった。主要人物以外の名前が誰がどっちだっけという感じなってしまうことがあったが、どんどん読めたので一気読みした。最近は現代のものを読むことが多かったので、この螺旋プロジェクトでいろいろな時代の物語を読めてうれしい。

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    2024年10月21日
  • 刑事の約束

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    このシリーズは短編の方が活きる気がする。
    今回も名作揃い。
    第4話は泣けた。
    最終話は胸を締め付けられた。
    哀しい犯罪。
    見つめる夏目の目は誠実で慈愛に満ちている。

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    2024年10月09日
  • 刑事弁護人

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    弁護士の持月凛子と西大輔が殺人の容疑で逮捕された警察官の垂水涼香を弁護する物語で504ページの分厚い本だったが、一気に読破できた.殺されたのはホスト・加納怜治で涼香の証言では彼の自宅でナイフで襲われ近くにあった酒の瓶で怜治の頭を殴った由.凛子と大輔が証拠集めに奔走する中で、大輔は涼香の証言に疑問を感じた.大輔は元警察官で学生時代に司法試験をパスした秀才で現在は弁護士.涼香は息子の響を亡くしており、それを悔いていた.怜治の前科を調べるうちにその捜査に涼香が加わっていたこと、その過程で涼香が有力な証拠を発見したことなど、大輔の琴線に触れる事象から調査を継続する中で新たな証拠を発見する.裁判の最終段

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    2024年10月06日
  • 虚夢

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    刑法39条“心神喪失者の行為は罰しない”
    犯罪を犯した精神障害者の責任能力の有無について真っ向から問題提議をする社会派ミステリー。

    『幼い娘を心神喪失者に命を奪われた。犯人は刑法39条により罪に問われなかった』

    刑法39条の違和感や理不尽さを被害者家族を通して表現しているだけでなく、犯人の精神疾患の問題の複雑さにも触れており、法律や精神鑑定のあり方についてとても考えさせられた。そして終盤に明かされる驚きの真実。心が揺さぶられた。
    読者に投げかける問題は深く結論は出ない。

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    2024年09月25日
  • 逃走

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    これは正解はなんだったのだろう。
    あの日に4人で心中すればよかったのか、夫婦が逮捕されるのがよかったのか、もう少し早く妹に真実を話せばよかったのか。。。すごく考えさせられました。わたしが妹なら、本当のことを早く教えて欲しかった。

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    2024年09月13日
  • 刑事の怒り

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    【夏目シリーズ第4弾】
    シリーズ第4弾は夏目刑事が東池袋署から錦糸署に異動から幕が開く。年金不正受給、レイプ被害、外国人労働、介護。現代の社会問題にそれぞれ切り込んだ作品群。

    4番目に収録された表題作『刑事の怒り』
    「植物状態になった患者」の生きる意味や苦悩、そして患者は幸せなのか。本人の意思が明確に確認できない状況で、生きて欲しいと思うのは家族のエゴなのか…
    薬丸岳さんがたどり着いた命題への答えに胸が打たれ、人の尊厳と命の大切さについて考えさせれた。

    読み終えて夏目ロス気味。夏目の娘・絵美ちゃんの今後の回復と、祐馬の心に光が灯る日が訪れる事を祈りつつ第5弾を待ちます。

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    2024年09月02日
  • 告解

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    薬丸岳先生、個人的3作目。どの作品にも言えることですが、ただ面白いだけでなくメッセージ性が強く毎回考えさせられます。今回のテーマは贖罪。加害者が罪を償うのは当然としても、刑を終えたその人とどのように付き合っていくべきなのか色々考えさせれました。目の前に元受刑者の人がいたとして、自分はその人とどう向き合うのだろう。恐らく、拒絶的な感情を抱くのだろうけど、その人が社会復帰できるように支えてあげる人が必要ということも考えていこうと思う。何より、加害者にならないように運転は気をつけよう。。

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    2024年08月29日
  • 友罪【電子特別版】

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    ……。
    予想はしてたけど、重い内容でした。

    ついかっとなって…
    ほんの出来心で…
    魔が刺した…
    などと表現する犯罪や罪は人ごとでない気がするけれど、いわゆる
    猟奇的殺人と言われる理解し難い犯罪を犯した本人が実際そばにいたとしたら
    果たして自分は何も恐れる事なく接する事が出来るのか?と問われればやはり無理ではないかと思った。
    小説だから、読みながら鈴木さんを擁護したいという気持ちになったけれど、現実的には自己防衛の気持ちの方が強いんだろうな…と
    考えさせられました。

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    2024年08月22日
  • 神の子(上)

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    殺人事件で逮捕された少年・町田は母親に戸籍も与えられず、生きるためにどんなことでもやってきた。彼は類いまれなる頭脳を持っているが、大切な何かが欠けていた。

    展開が早くて一気読み。登場人物が多いが、後半に連れて徐々に繋がっていく。そこが本当に面白いしワクワクした。
    彼を取り巻く環境や、彼をひつこくつけ回す闇組織の存在。町田の頑なに閉ざしている心は変化するのか。どんな展開がまっているのか下巻が非常に楽しみ。

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    2024年08月12日
  • 刑事のまなざし

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    通り魔に襲われた娘が10年間植物状態のまま入院を続けているという背景を持つ夏目刑事。
    娘を襲った犯人を捕まえるため、また世の中からすべての犯罪を無くすために少年鑑別所の法務技官から刑事に転職したという異例の経歴。
    その夏目が独特の観察眼で事件を解決するする短編集。
    夏目の凄さを感じるには長編よりもこのような短編よ方が合っています。それにしても優しくも厳しい、すごい作品でした。

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    2024年08月03日
  • 告解

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    巻末、解説を書かれた著者がとっても深みを出す作品。(そこが私的にはハイライト)

    解説を書かれたのは、ザノンフィクションというTV番組にも出演されている方(親族である妹さんを亡くされ、その後、出所の方々を受け入れる場を作る方)

    最後から50Pはくどいような長いような、作調。
    最後の解説で深み(フィクションからノンフィクション)へつなげる作品と思いました。

    個人的に
    1人ではないと事を再認識し、余裕が生み出される事がいかに大事なのか。
    それを読める一冊でした。

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    2024年07月25日
  • 告解

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    物語以上に、解説を読んで、耐え難い経験をした上で「人類皆キョウダイ」と言える人間が、この世の中に実在することに、人間の強さを感じた。

    強くて、弱い、人間。ネット怖。

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    2024年07月02日
  • 悪党

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    自分の身近な大好きな人がこんな形で殺されたら、そりゃそうなるよねと思う。最後の最後踏みとどまっているのが主人公の良さがすごく出ててやばい

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    2024年06月16日
  • 悪党

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    これは期待以上に面白かった。被害者家族と加害者・加害者家族の心情が過不足なく描かれ、元警官の探偵が事件の被害者・加害者と交錯する連作ストーリもとても上手くハマっており、薬丸岳の良さが十二分に発揮されている。これは読んで損のない傑作。

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    2024年06月05日
  • 刑事のまなざし

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    刑事物の作品だったので、サスペンス、推理ものの作品かと思いきや、・・・なかなかのものでした。一読の価値ありです。ちょっぴり泣けます。

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    2024年05月24日
  • 天使のナイフ 新装版

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    3人の少年によって妻を失った男の話。
    彼らは法によって罰されることもなく、彼らと法廷に立つことはおろか、彼らの名前も顔も知ることができない。
    被害者の人権は守られず、まるで少年たちを守るためにあるような少年法に憤りを覚える男。「国家が罰を与えないのなら、私の手で殺してやりたい」と発言した数年後、少年のうちの一人が殺される。
    ===
    少年犯罪というものに、運良く縁がなく過ごしてきた。どんな凶悪犯罪であれ少年少女の『可塑性』を信じ罪に問われないことの非情さを、被害者遺族の目線から書かれるところから始まるが、ただ一辺倒になることなく、物語の展開と共にあらゆる視点で「更正とはなにか」に真っ向から向き合

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    2024年04月04日
  • 刑事弁護人

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    読み応えがありました。
    何が嘘で、殺人罪を受け入れてまで隠したいことは何なのか⁉️
    真実に辿り着けてよかった。

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    2024年03月11日
  • 誓約

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    昔悪人だった主人公が今は家族と幸せな生活を送って、まともに生きているところから物語が始まる。過去のある約束が主人公を苦しめる。
    守るべき家族がいる事で窮地に立たされて行く。
    壮大な復讐劇…。
    愛する家族が殺されたら犯人を赦さないだろうか?考えさせられる作品です。
    薬丸岳さんと言えば夏目刑事シリーズ作品が好きですが、犯罪を憎むと言う事に於いてはどの作品も一貫していますね。
    非常に良く出来た作品で一気読み必至です。

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    2024年01月08日
  • 刑事の怒り

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    夏目信人シリーズ4作品目。
    4編の中•短編集の物語、どの作品も現代社会の問題を掘り下げた内容で実際にあった事件を薬丸岳さん独自の視点で描いている。

    事件の真実を知る事への執念、夏目刑事の洞察力や犯人への優しさを感じる内容です。

    夏目信人シリーズ4作品を読んで思う事は、犯人や関わっている人への思いやりが非常に好感が持てる良い刑事だと思う。
    薬丸岳という作家さんの人柄が良く出ている。
    これからも応援します。

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    2023年12月17日