薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事弁護人

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    私自身もずっと思っていました。
    なぜ弁護士は、凶悪犯の刑を少しでも軽くしようとするのか、と。
    この本を読んでその人達の心持ちが少しわかった気がします。

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    2025年08月27日
  • 最後の祈り

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    自分の娘を殺した死刑囚と向き合う教誨師の物語。壮絶な内容ですが、「罪」や「許し」というテーマは非常に興味深く、一気に読み進めてしまいました。
    一番良かったところは主人公がただ死刑囚を断罪するだけの正義マンではなく、彼自身もとても深い、許されない罪を背負っている点です。この設定のおかげで人間味があり、共感を持てるキャラクターになっていました。

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    2025年08月27日
  • 最後の祈り

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    「死刑になりたいから人を殺した」
    「誰でもいいから人を殺したかった」
    快楽殺人で4人の女性を惨殺した凶悪犯。
    死刑判決に「サンキュー」と高笑いする、そういう無敵な死刑囚には本当に心がないのか。
    死刑執行前には、「死にたくない」「死ぬのが怖い」と思うのか。
    妊娠中の娘を殺された父の保阪は、牧師になり受刑者の精神的救済をする教誨師として犯人と対峙する。
    煩悶する保阪と、罪の意識のかけらもない犯人。死刑執行の当日、何が起きるのか。
    すごく重苦しい内容であったけれど、難しい題材に加えて、登場人物設定も凝っており、最後まで納得のいくストーリーに仕上がっていた。

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    2025年08月25日
  • Aではない君と

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    物事の良し悪しとは別に、子供がどうしてそうしたのかを考えるのが親だ
    子供相手じゃなく日常生活でもいえること。

    子供が生きていればどんな状況、状態でも結果可愛いんだなあ

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    2025年08月24日
  • 死命

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    初読み作家の薬丸岳さん!

    あらすじを読んで、うん?と思ったら
    ドラマ観てましたꉂꉂ

    余命宣告された警察官と余命宣告された犯罪者の
    捕まるか捕まらないかのバトル物語

    かなり面白かったꉂꉂ

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    2025年08月24日
  • ブレイクニュース

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    美人ユーチューバー野依美鈴が社会問題を赤裸々に配信していく物語。
    児童虐待、8050問題、冤罪、パパ活、ヘイトスピーチ…切り口が生々しく、SNSの光と闇が浮き彫りになっていく。世間の目に臆せず真実を追う美鈴の姿が印象的で、物語が進むにつれて彼女の正体や本心が見えてくる展開も面白かった。
    薬丸作品にしては珍しく、清々しい読後感を残しつつも、余韻のある結末。デジタル社会の現代へ警鐘を鳴らす、SNS時代の新たな社会派小説。

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    2025年08月21日
  • 天使のナイフ 新装版

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    ネタバレ

    少年犯罪多すぎィ!Σ(^∀^;)
    全部が全部、少年犯罪に絡むなんて実際にはあり得ないことだけど、物語としてはものすごく面白くて、どうなっちゃうんだろうと読む手が止まらないおはなしでした。
    丸山くんの存在が異端な気もしたけど、こういう根っからの犯罪者もきっといるんだろうなぁと思える
    そして最後の最後には…この人がけしかけたの~~~!?な展開で絡み合い縺れ合いがすごかった
    伏線回収と収束が見事にハマってモヤるところがなくある意味爽快な読後感でした

    改正少年法かぁ…

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    2025年08月21日
  • 刑事弁護人(下)

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    2025.08.20
    感想は主要登場人物がみな力みすぎというか、変なところに力が入りすぎているというか、自分の内心とは違う行動を積み重ねた結果、誰も幸せになっていないということ。申し訳ないけど、弁護人は弁護士をやる動機がないし、主人公の1人の女性警察官の「動機」も不自然すぎる。謎解きのどんでん返しはすごいと思うけど、そこへ至る動機が不自然すぎて腑に落ちない。

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    2025年08月20日
  • 刑事のまなざし

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    幼い娘を植物状態にされた夏目という刑事が、様々な事件にかかわっていくという短編集だった。400ページ近くあるが、何度読んでも薬丸さんの本は読みやすく、ストレスなく一気に読める。薬丸さんの本を読むと、親と子ども、近いようで遠い関係であることがよくわかる。子どもの事を本当に理解してあげる事ができるのか不安になるが、親はずっとそばで子どもを支えていかなければいけない責任があるというのをいつも本を読み終わったら後に感じる。

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    2025年08月18日
  • 告解

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    主人公の気持ちの移り変わりにはヤキモキさせられた。
    先が気になり途中から一気に読み切った。
    現実的にはこんな結末があるのかとも思ったが
    最後は少しは救われる思いだった。

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    2025年08月17日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    待って、待って、手にした
    どちらも・・・辛いな
    そういう身の振り方には、有り余る覚悟の強さを感じる
    一気に読み終えた

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    2025年08月16日
  • 刑事の怒り

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    大好きな薬丸岳作品。
    今回は短編集で、話の内容はどれも重たいのだけど、あっという間にサクッと読めました。
    印象に残ったのはやはり表題作の「刑事の怒り」と「異邦人」。
    内容が重たくてもなぜかそんなに後味が悪くないのがすごいな…と思います。

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    2025年08月15日
  • 友罪【電子特別版】

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    読み進めているうちに息苦しい感じと読み飛ばしたい感じが時々あった。本当の勇気って何か考えさせられた。
    久しぶりに重い小説を読んだと思ったが、最後の益田君の手紙に救われた。

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    2025年08月11日
  • 刑事弁護人(下)

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    人を許せる心、、、

    無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理~ッ!!WRYYYYYY

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    2025年08月11日
  • 刑事のまなざし

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    ネタバレ

    自分の娘を植物状態にした相手を前にそんな冷静でいられる人間がいるか?夏目はちょっと人間ができすぎでは…というのはともかく、自分も被害者の家族でありながら、同じ被害者遺族(犯人は違うが)の捜査に向かう姿がとても良かったです。 
    ただラストの話で塚本は太田をいじめていた件はそれほど悪いと思ってなさげですよね。殺人や恐喝、強姦という犯罪のせいで「子供の頃のいじめ」が「その程度」感を出してしまっているのが残念です。

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    2025年08月08日
  • アノニマス・コール

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    逮捕をきっかけに離婚し家族と離れ離れになった元刑事
    娘が誘拐され救出のために奔走するが、多方面から横槍が入り…
    ひととおりの事件の黒幕は想像できたけど、誘拐犯とその動機が意外だった
    ハードボイルド系や青臭いほどの正義感が好きな人は好きな作品だと思います

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    2025年08月06日
  • 刑事のまなざし

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    幼い娘が通り魔にハンマーで殴られて植物状態になってしまった。
    夏目信人は当時、法務技官だったが、その事件後に刑事になった。
    刑事には見えないという柔らかい物腰、ただ優れた洞察力で、様々な人から真実を聞き出す。
    そんな夏目の強い意思と優しさ、時に見せる鋭さに心を捕まれる。

    2025.8.2

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    2025年08月02日
  • 最後の祈り

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     付き合っている人のお姉さんを初めて見て恋に陥ってしまうということは、あり得ないことではない。だが、その女性がそのことで離れていって、その後実は自分の子供を残して自殺するということになるとかなりショッキングなことである。そしてその子はお姉さんの養子として育て、その子の父親とは名乗れずに、親切なおじさんとして頼りにされているという関係となると滅多にあることではない。そしてさらにショックなことはその子が身籠った子供と一緒に殺されてしまう。
     この主人公は牧師としてこの犯人の教誨をするのであるが…
    という展開なので、結構引き込まれる。オーディブルで聴いたのだが、集中できた。

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    2025年08月02日
  • 罪の境界

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    加害者の恵まれない環境で育った背景には同情するけど、それでも越えてはいけない一線がある。
    越えてしまえば、いつかどこかで報われる可能性も失われる。
    加害者側の立場で児童虐待への問題提起をしつつも、それでも罪の境界を超えずに生きていくことの大切さを解く社会派小説。
    事件の被害者の状況は想像以上に過酷だった。
    以前と違う人間になって、本人も周りも悲惨。
    加害者はどんな過去を背負っていようと決して許されない。

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    2025年07月31日
  • 天使のナイフ 新装版

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    Audibleにて。聴きおわるまで知らなかったけど薬丸さんのデビュー作にて2005年の乱歩賞受賞作。少年犯罪における可塑性の問題はかれこれ40年以上前の刑法の被害者学のテーマであり、ちょっと古いかなと思ったけど、発表年からまずは納得した。少年法は適宜改正されているが、本作は、被害者による事件記録の閲覧権が法改正で認められた前後の時代をテーマにしたもので、単なる復讐ものでなく、意外性も非常に凝っていてなかなか面白い。もう少し薬丸さんの作品をAudibleで追ってみたくなった。

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    2025年07月29日