薬丸岳のレビュー一覧

  • 逃走

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    不幸の連鎖とスピード感のある内容で、ページをめくるのがドキドキした。
    読み終えて 人は守りたいもののために、これほど強くなれるものなのだろうか……。
    と考え深くなってしまった。

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    2019年04月23日
  • ラストナイト

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    ネタバレ

    居酒屋「菊屋」にやってくる顔に刺青を入れた片桐。
    32年前にその店で店主の妻に脅してきたヤクザから
    守るために傷害事件を起こしてしまい、それから
    何度も強盗、誘拐事件をおこしては服役を繰り返してきた。
    それは何故なのか?最初の事件で妻と子供と別れることになり
    自暴自棄になったからなのか?
    「菊屋」の店主菊池、弁護士の中村、娘のひかり、
    ヤクザの女絢子、片桐に借りのある荒木、それぞれの
    視点から片桐という人物との関わりが書かれている。
    復讐のためだけに生きる片桐がとても悲しく、
    ラスト10ページぐらいから涙が止まらなかった。
    ゲスな梶原にもっとスカッとする復讐をさせてやりたかった。


    0
    2019年01月06日
  • 友罪

    購入済み

    読みやすかったー

    どうして、人生は、こんなに辛い人や幸せな人があるのか、どこで決まるのか考えてしまった!ただただ自分の今の生活に感謝しようと思った!

    1
    2018年06月03日
  • 闇の底

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    重いテーマですが、気分が沈むことなく読めるのは、筆力があるからでしょうか。ミステリー要素と社会問題がうまく絡み合っています。登場人物に感情移入できませんでしたが、読書ペース変わらずに読むことができました。

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    2023年11月27日
  • 友罪【電子特別版】

    購入済み

    友罪

    これは非常に面白かった。

    加害者側の心理に寄り添う小説は「うーん、、」が多いけど、この作品は大丈夫だった。

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    2013年05月27日
  • 刑事のまなざし

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    ずっと気になっていた刑事シリーズの1作目。
    娘を通り魔に襲われて植物状態にされた夏目信人が、転職して刑事になった。
    前職は法務技官。
    そんな夏目が事件を解決する連作短編集。

    え?と思うような逆転もあって面白かった。
    けれど、ラストの話だけは嫌だったな。
    家庭環境に問題があったことには同情するけれど、己の罪を償わず、『一生背負うから』と幸せに生きるのはどうだろう。
    たとえ罪に問われなくても、虐めをしたことには向き合わず、「自分もあの頃は青かった」じゃないよ。
    相手に真摯に謝罪しないからずーっと恨まれるんだよ。
    そして、罪を償っていないくせに『自分の幸せな生活を守りたい』は虫が良すぎ。
    一先ず事

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    2026年09月06日
  • ラストナイト

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    オーディブルにて

    場面の切り替えの記述が不足してるから、ん?翌日の話?って思うところが何箇所かあったり、登場人物視点から見た章立てになっているから、物語が進んでは戻ったりするとこはあるけども、主人公の不可解な行動の目的が分かってからは、目頭が熱くなった

    この作者の作品を読むのはまだ2作品めだけど、生き方に不器用な主人公が描かれてる共通点がある

    他の作品も読んでみよう

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    2026年09月03日
  • 怪物の祈り

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    心を削られるようなシーンの連続、そして緊張感あふれるラストへ収斂していく怒涛の展開。まさに極上のサスペンスでした。
    映画も絶対観ます!

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    2026年08月31日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    【籠の中のふたり】
    弁護士の村瀬快彦は傷害致死事件を起こした従兄弟の蓮見涼介の身元引受人となる。涼介が殺人を犯した理由、快彦の出生の秘密など推理要素も含みつつ、人付き合いが苦手な快彦が涼介を介して人との付き合いが増えていくなどハートフルな気持ちにもなるエンタメ作。

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    2026年08月30日
  • ラストナイト

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    Audibleにて。一気に聞き終えた。
    不幸な生い立ちもあるのだろうけど、不条理というか、やるせない気持ちになった。

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    2026年08月29日
  • 怪物の祈り

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    教誨師というものを知ってから、教誨師の話というのは何作か読んだが、色んな人間がいるから当たり前に、教誨師にも色んなスタンスの方がいるんだなと思った。

    赦されないから刑が決まったのに、やはり家族がいない人はいないから、必ず後悔してしまうし、誰かに赦されたいものなのかなと思う。
    もちろん生まれながらの悪というのは誰も居なくて、生きている過程で色んなことがあるんだろうが、愛情というか、唯一無二の無償の愛いうのが家族に当てはまるのかなと感じた。

    それでもどうして由亜に全てを打ち明けなかったのかなというのは疑問だった。
    こういうのを打ち明けるタイミングやらメリットデメリットというのもすごい繊細な問題

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    2026年08月29日
  • 怪物の祈り

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    終わり方が少しあっさりした感があるが、そこに至るまでの被害者家族として。そして教誨師としての両心情が痛いほど突き刺さる。
    そう考えると、このエンディングがベストなのかなぁ。

    それにしても刑務官の仕事も大変ですね。
    死刑執行の流れ、みたいな番組を以前見たことがあるが、下で受け止める係もいるわけで…。そのお手当って割に合わないんじゃない?ってくらい安いんですよね…。
    立ち会う刑務官の心情も描かれていて、そこも胸が痛みます。

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    2026年08月28日
  • 神の子(上)

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    戸籍がない少年時代を過ごした町田博史はIQ161以上。稔と不思議な関係の中、少年院に入所して脱走事件を起こす。

    出所して大学に通うが、博史を執拗に追い求める室井の存在。

    続きが気になる〜早く下巻が読みたくなりました。

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    2026年08月26日
  • ラストナイト

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    傷害事件を一度起こしてから、何度も何度も再犯を繰り返す片桐。ラストでその意味がわかった時、どうにもならないもどかしさを感じた。
    片桐に関わった人達5名の目線から描かれた5章。
    同じ出来事を様々な角度から見てみると、こんなにも景色が変わるのかと思う。
    時間でいうとたったの5日間のこと。その濃密な時間が丁寧に描かれていて読み応えがあった。

    0
    2026年08月24日
  • 友罪【電子特別版】

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    ネタバレ

    最後の益田が鈴木へと書いた手紙の内容を読み、
    『 この本を読んで良かった』と心から思い、涙が流れた。

    猟奇的殺人というこの上ない重い罪を犯してしまった鈴木。
    これからの彼の人生もきっとイバラの道であることだろう。

    でも生きて欲しい。
    生きて、罪を償うということについて考え続けてほしい。

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    2026年08月23日
  • 怪物の祈り

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    あまりにも重いテーマでしたが、人間の「情」に容赦なく迫る薬丸節が冴え渡っていてするすると読めて惹き込まれました。この重厚感は本当にすごい。いま放心状態です

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    2026年08月20日
  • こうふくろう

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    感想を書くのも躊躇うほど、人が腐敗する過程が悲しかった。
    親や友人、想い人などの関係性の中で傷付き自暴自棄に陥ってしまう事あるだろう。
    でもここまで歪んでしまうのか?
    同じ環境の中で慰め合う人、それを利用して利を得ようとする悪者。
    人は弱い堕ちていくのも早い
    どんな環境でも人に危害のない正義を
    選ぶ事が出来る人が育つ世の中であって欲しい願い読んだ作品でした。

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    2026年08月14日
  • Aではない君と

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    少年犯罪をテーマに、息子が同級生を殺害したとして逮捕された父親が、事件の真相と息子の心に向き合っていく物語。

    「少年がなぜ犯罪を犯してしまったのか」だけではなく、その周りにいる家族や被害者、そして加害者自身の苦しみまで、簡単に答えを出せないまま突きつけてくる。

    中でも、「心とからだと、どっちを殺したほうが悪いの?」という問いには、思わず読む手が止まってしまった。

    被害者の家族がつらいのはもちろんだけど、加害者の親もまた、簡単には言葉にできない苦しみを抱えている。自分の子どもが誰かを傷つけたという事実、被害者やその家族への罪悪感、それでも我が子を見捨てることができない気持ち。



    読んで

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    2026年08月13日
  • 怪物の祈り

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    設定に現実性が薄い部分があると感じてしまい、ノイズになってしまっている点があるため4
    しかし全体的には5
    教誨師の現実を読んだだけに描写のリアリティがすごいことを感じる
    ラストは予想外だっただけど、心に突き刺さるラストだった
    死というものに徹底的に向き合って解釈した一冊

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    2026年08月11日
  • 罪の境界

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    ネタバレ

    一気に読み切った。
    電車の中で読んでいて、度々涙を堪えた。事件前後の明香里の変わりように胸が痛んだし、周囲の人との関わりを経て、少しずつ前向きになっていくところ、犯人の小野寺に正面から自分の想いをぶつける勇気に心を動かされた。
    トムくんが、ひどい目に遭わされても母親に会いたがり、会えなくなったのは自分のせいだと、自らを責めるシーンも印象に残っている。どんな母親でも愛するのが子供なのだ。そして人には母親からの愛が必要なのだ。溝口はもう2度とそれを感じることはできない。小野寺は、近くに母の愛があったのに、自ら遠ざけてしまった。そして、罪を犯してから改心して、真っ当に生きると誓った飯山のような人もい

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    2026年08月07日