薬丸岳のレビュー一覧

  • ラストナイト

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    先が気になり殆ど一気に読んでしまった。片桐と言う顔に豹柄の入墨をした50 代の男。壮絶な過去の恨みを晴らすために全てを捨て犯罪を繰り返し各地の刑務所を出たり入ったりを繰り返す。
    片桐の目的を知らず、犯罪を繰り返すことを心配したり、憎んだりする人や、目的を推測して、何とか止めようと長く見守る人。
    最後はこう言う復讐の仕方かと、とても切ない…

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    2026年10月12日
  • Aではない君と

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    少年犯罪と保護者の話で、対岸の火事ではあるが自分の身に起こったら…と考えながら読むと胸がキュッとなる話だった。

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    2026年10月12日
  • 神の子(上)

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    事件を起こして、少年院入り。これまで学校にも通わせてもらえず、戸籍も無かった少年を中心に話が進んでいく。院での生活、元いた組織の人間たち。どんどんスケールの大きな話になっていく。。

    基本的に重く、暗い内容なので、読んでいて辛い場面も多々。裏社会や、恵まれない人たちのアレコレはしんどい。
    これが上下巻…と思うと…笑
    でも、話は面白い。

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    2026年10月11日
  • 罪の境界

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     通り魔事件の被害者がPTSDに悩まされ、どんどん人格が変わっていく様子に、事件は他人にとっては犯人が逮捕され裁判で判決が出れば(出る前に)終了だが、被害者の苦悩をリアルに想像することはなかったと思い知った。ただ命の恩人の今際の際の言葉を届けるために駆けずり回るシーンは、どうしても御都合主義が過ぎるためフォーカスが薄まるように感じる。母の加害者への想いは斬新だったが、境界線は越えなかったとはいえ虐待したことの言い訳めいた部分をどうしても感じてしまいモヤモヤ。ただただ隣人の少年が救われていますように。

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    2026年10月10日
  • その鏡は嘘をつく

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    夏目信人シリーズ第二弾。
    登場人物のそれぞれの立場から、それぞれの思いと共に話が進展していく。
    志藤検事も夏目同様に控えめなのかと思いきや、強いキャラクターでありつつもこの物語のキーマンで、良いアクセントになっていて面白かった。
    ラストの収まりがスッキリした。

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    2026年10月09日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    薬丸先生本当に大好き。今回題材の割に重すぎずライトだったな。登場人物が本当に生きてるみたい。感情の機微とか人間の弱さとか、分かり合えないかもしれないし傷つくかもだけど人と関わる大切さとか色んなもんが詰まってた。最高。

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    2026年10月07日
  • 悪党

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    ネタバレ

    犯罪被害者や遺族は加害者を赦す事ができるのか。その問自体きっと自分ならしない、加害者を赦さない。現在は探偵をしている佐伯は中3の時姉を強姦殺人で失った。すぐに少年院から社会に出る加害者の人生を追い続ける。けど加害者の弁護士の、自分が過去に弁護して減刑された人がきちんと更生したか、減刑を求めたのは罪ではないか、と自分が被害者遺族になったことで思い悩む所は思い至らなかった。一つの事件は見方を変えたらこれほど多様なのだと改めて思う。

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    2026年10月05日
  • 天使のナイフ 新装版

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    この物語が単純化されたひとつの結論でなかったことに安堵を覚える。この先の物語を、私も考えていきたいと思った。

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    2026年10月04日
  • 悪党

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    ネタバレ

    被害者遺族の話でした。
    主人公が悪党になりきれず、最後に思いとどまって良かった。幸せになってほしい。

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    2026年10月03日
  • 刑事弁護人(下)

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    どう考えても本当のことを言ってるように思えなかった垂水の供述が、ようやく本当のことを言ってるように感じられた。
    そうすると加納の人間性というか、色んな人の話を聞いた上で「この人はこういう人」という印象を読み取るのが難しいなと思えた。

    法廷シーンがメインだが、この質問でこういうアピールが少しでもできたか等考えてるのが新たな気づきだった。
    そういうことも考えながら証人に質問したり、尋問したりするから、すごい頭脳戦なんだなと思った。

    話が進むにつれ真実がわかって行ったが全てがわかった上で「悪」を判断するのがこんなにも難しいんだと思った。
    どうしても情が伴うし、死んで当然という人もいないし、罪を犯した人にも何かしらの理由だってあるわけで、これを裁くというのがいかに難しいことなんだと気づけた話だった。

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    2026年10月01日
  • 怪物の祈り

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    面白かったけど、これは面白いという表現で合っているのか??
    読み終えてから、ずっと心がザワザワしている。
    いやー、、つらい。

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    読み終えた次の日、仕事しながらもずっとこの本のこと考えてた。つらい、苦しいだけじゃなくて、希望もあったなって。

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    2026年10月01日
  • 友罪

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    2025年…何月か不明
    4.0

    町工場で出会った同僚との話。

    とある過去の罪悪感を抱く主人公。

    寡黙で有能な同僚。

    いつか同僚が過去の犯罪者Aではないかと疑問に思う…

    とある日、主人公が勤務中怪我をしてしまい
    同僚が応急処置を適切にしてくれる…が?

    最初距離感があったが
    徐々に距離が近付きつつ友人になった人の
    【過去の罪】を知ってしまい
    一度でも違う視点で見てしまうと…

    自分は相手の過去(犯罪)を無しに
    再び同じ接し方をできるのだろうか

    主人公と同僚との
    【罪】という文字が重くのし掛かる。


    自分たちの場合なら
    どう行動できるか、

    考えさせられる良い小説

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    2026年09月29日
  • 虚夢

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    あらすじを読んで気になったので買った一冊。

    刑法39条について考えさせられた話でした。

    心神喪失者は無罪

    納得いかない法律だなと改めて思った。

    ラストの方は予想外の事がいくつかあった。

    特に元妻の行動は予想外で復讐の執念が凄かった。

    それぞれの登場人物がその後どうなったかがもっと知りたいと感じた小説でした。

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    2026年09月29日
  • 友罪

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    自分だったら…と考えさせられる内容。
    身近で仲良くなった人が、殺人犯だったら…
    刑期を終えたとしても受けいられるか。

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    2026年09月28日
  • ハードラック

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    最初から最後までおもしろくて、2日間で一気読み。
    薬丸岳さんの作品の中では、ストーリーとして深い重みがある内容ではなく、比較的ライトな内容。
    それでもやっぱりおもしろい。

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    2026年09月28日
  • 刑事弁護人(下)

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    子を亡くす親の気持ちは分からない。「経験しなければ分からない」というのであれば、分かりたくない。
    でも、きっと正気を失うのであろうことは分かる。
    悲しむ人、憎む人、嘘をつく人がいて、人の数と同じ数の真実があるのだろう。
    重いテーマだけと一気読み。

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    2026年09月27日
  • 刑事弁護人(上)

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    私の読む本では、検察官から弁護士になったり、逆になったりの本が多いが実際にはどうなんだろうかと思いながら読んだ。
    そんな鞍替えが簡単にはできると思えないが、多角的に物事を考えられるようになるのかななんて思った。

    こういう「悪」が何かに対してを受け止めなければいけない仕事というのは、本当に大変だなと思う。
    100人いれば100人の「悪」があり、「良くは無いと思うが悪なのか?」という案件もあれば、ある人物から見たら「完全な悪」だったりもするわけで、それに白黒つけるというのは責任の伴う仕事だなと思った。
    もちろんそれぞれの仕事が責任が伴わないという訳では無いのだが。

    言い方は悪いがそこまで難しい事件に感じなかったので、上下巻に分かれる程長くなるか?と思っていたが、次々に色んなことがわかってほぼ何も分からなかったという感じだった。
    急いで下巻を読みたい!

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    2026年09月27日
  • 怪物の祈り

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    ​ページをめくる手が重くなるほどにつらく、そして最後まで圧倒的な緊張感が離さない、あまりにも壮絶な心理描写が続く物語でした。

    ​物語は3名の視点によって多角的に紡がれていきます。受刑者に教誨師として説教を施すことを任されている保坂。女性2人を殺害し、裁判中も全く反省の色を見せず、むしろ一刻も早い死刑執行を望む死刑囚・石原。そして、その石原が収監されている東京拘置所で刑務官として勤務する手嶋。それぞれの立場からの葛藤が重なり合っていきます。

    ​そして物語のなかで大きな衝撃を迎えるのが、石原に説教を試みる教誨師・保坂の正体が、実は「被害者の父親」であるという事実です。しかも保坂自身、かつて大切な人に対して犯した過ちや、誰にも言えない後ろめたい過去を心の奥に抱えており、その影が彼の内面をずっと重く縛り付けています。
    目の前に座っている、自分の愛する娘の命を奪った張本人である石原を前にしたとき、過去の十字架をも背負う父・保坂のなかで一体何がうごめき、どう感情が爆発するのか。その対峙の場面は息をするのも忘れるほどの迫力があります。

    ​「人を赦す」とはいったいどういうことなのか。終始張り詰めた極限の緊張感が漂い、ページを閉じたあともその重みがずしりと残り、読後も暫し放心状態になってしまいました。

    ​自分自身も妻子を持つ身として読んでいると、「もし自分が同じ立場、同じ状況に置かれたら、果たしてどういう行動が取れるだろうか」と、どうしても我が身に置き換えて考えてしまいます。
    当然、犯した罪は到底許されるべきものではないですし、一秒でも早く法の裁きが下され、刑が執行されることを強く望んでしまうと思います。​しかし、そんな絶対に交わらないはずの加害者的立場と被害者的立場の人間が向き合うなかで、人間の心の奥底では何が起こるのか。憎しみや復讐心だけではない、人間同士のなかにふと芽生えてしまう「情」や歪んだ絆のようなものは本当に存在してしまうのか。

    綺麗事では決して割り切れない倫理と感情の境界線で激しく心が揺さぶられ、読み終えた後も長く頭から離れない、非常に重厚な一冊でした。

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    2026年09月26日
  • 死命

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    もう、薬丸岳さんの著書が中毒になりやすくてやばい。

    もう治る見込みのないガン患者が、残り僅かな人生で殺人を思いつく。
    そして犯人を追いかける刑事もまた余命僅か。
    犯人に近づけるのか、捕らえることはできるのか。

    彼らの周りの人間関係の描かれ方もよかった。

    寝る間は惜しみたくないけど、読んじゃうんです。。

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    2026年09月24日
  • 告解

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    飲酒運転でひき逃げにより、
    1人の老人が亡くなってしまう。
    犯罪者は、刑務所を出所してから、
    どう生きるべきなのか。

    償いとは何か。
    正解のない答えに、犯人だけでなく、
    家族や友人、恋人にも苦悩は尽きない。

    どう生きるかを
    突きつけられる。

    日々、ニュースになる交通事故の裏には
    苦悩を続ける被害者と犯罪者がいるのだ。

    この後、
    ドラマ「悪党〜加害者追跡調査〜」を一気見!




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    2026年09月24日