薬丸岳のレビュー一覧

  • 最後の祈り

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    妊娠中の娘を快楽殺人犯に殺された牧師が、復讐のために教誨師として死刑囚となった犯人と交流する話。
    非常に重い内容だった。
    いわゆる「無敵の人」と言われる凶悪犯罪者にも人の心はあるはず。という薬丸岳さんの祈りも含まれた作品だという。

    最初はこの犯人への嫌悪や憎しみが溢れ出してきた。だが、読み進めてこの男の育ってきた環境や、幼少期からの性質が変化してきた要因を知り、死刑執行を待つ彼に同情心も芽生える。でも、だからといって人を殺して良い理由などない。死刑になるのは致し方ないのだ。被害者の無念を忘れてはならないという気持ち。
    様々な感情が心を巡り、何度も涙した。
    主人公の最後の選択には、なんとも言え

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    2025年03月22日
  • 神の子(下)

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    ネタバレ

    下巻も上巻同様あっという間に読み終わった。町田が徐々に周囲の人に色々な感情を持ち始め、最後は気持ちの良いハッピーエンド。
    大切なもののために奔走する登場人物たちもとても良かった。

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    2025年03月17日
  • 友罪

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    薬丸岳さんを初めて読んだ。593ページの一気読み。出会ってから全ての行いが善良だった鈴木の過去を知った周りの反応がリアリティーがあった。

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    2025年03月17日
  • 神の子(上)

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    続きが気になってあっという間に読んでしまった。悲惨で珍しい境遇の主人公やそれを取り巻く人々、得体のしれない室井という人物、それがどうストーリーと絡み合っていくのか下巻が楽しみです。

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    2025年03月17日
  • 友罪

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    ネタバレ

    ジャーナリストになろうとしてなれず、食うに困って埼玉にある寮付きの工場で働くことにした益田。
    同じ日に採用された鈴木とともに、寮生活を始める。

    寮といっても、もともと一部屋だったものを薄いベニヤで壁をつけただけのような、狭苦しい3畳間。
    隣の鈴木の部屋は益田の部屋とは違って押し入れはあるが、窓はない。

    人とのつきあいを極端に避けるような鈴木に益田は声をかけ、徐々に鈴木は皆とうちとけてゆく。
    言葉にウラオモテがなくまっすぐな正義感を持ち、妙に世間知らずの鈴木を、益田は好意を持って受け入れたのだが。

    十四年前に日本中を震撼させた連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑いを抱いたことから、話は加速

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    2025年03月16日
  • 罪の境界

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    普遍のテーマ。
    昨今よく聞く様になった犯罪をベースに導かれる様に書かれています。
    頷いたり、頷けなかったりもあるかもしれないが、こうあって欲しい結末を裏切られない。
    なんだかんだ言って、私は読後感のいい小説が読みたい。好きです。

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    2025年03月15日
  • 天使のナイフ 新装版

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    少年犯罪、少年法という重いテーマでにあるにも関わらず最後は色々な事が判明していく物語としても素晴らしすぎた…。
    色々と考えさせられる内容でありながらエンターテイメントとしても面白い!
    個人的には解説も好きな高野和明さんだったのも嬉しいポイントw
    迷う事なく☆5にしたい作品ですね!

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    2025年03月09日
  • 刑事のまなざし

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    よくある刑事ドラマにはない夏目刑事が関わった事件とその背景の人間模様が上手く描かれた良作。最後伏線もきちんと回収され、納得が行った。ナレーションも聞きやすく、聞いて良かった。次作も楽しみ

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    2025年03月07日
  • 籠の中のふたり 【無料お試し版】

    購入済み

    珍しいタイプの感動のものがたり

    私は友情系の感動の物語だと高校生などの学生の物語を思い浮かべるのですがこの物語は他と違って大人の物語で学生とはまた違った感じで面白いです

    #感動する

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    2025年03月06日
  • 天使のナイフ 新装版

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    どうやってこんな話を作れるんだろうと思うくらいおもしろかった!
    妻が13歳の少年に殺される
    なぜ殺されたのか?
    なぜ少年たちは罪に問われないのか?
    妻の貯金の500万の行方は?
    妻の過去?
    少しずつ謎が増え、少しずつ謎が解き明かされるのが癖になるほど夢中になれる!

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    2025年03月03日
  • 天使のナイフ 新装版

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    めちゃくちゃ面白かった。まさか...と想像した展開になっていったけど、ラストでさらに上をいった。色々感情を揺さぶられた、読まれたことない人は是非。

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    2025年03月03日
  • 告解

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    告解(こっかい)とは、キリスト教の幾つかの教派において、罪の赦しを得るのに必要な儀礼や、告白といった行為をいうそうだ。
    テーマは『贖罪』であることが多い。加害者と被害者、いつ自分や家族がそうなりうる可能性がある内容だから、なかなか重い。

    また小説の舞台となる地域が埼玉県であることが多いのが、薬丸岳の小説の特徴だ。大宮駅の改札、上尾警察署、川越刑務所、主人公は北本のアパートに住んでいて、元恋人は鴻巣にいる、宮原や桶川まで…それぞれの場所でのシーンなどは実際に取材も行っているのかなあ。どうしても親近感が湧き、読んでしまう。(プロフィールを見る限り、埼玉生まれでは無い)

    あらすじは…
    二十歳の大

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    2025年02月27日
  • 友罪

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    もし同僚が世間を震撼させた連続児童殺傷事件の犯人だと知ってしまったら・・・
    こんな重いテーマの小説。舞台は埼玉県の川口市や蕨市・・薬丸小説の舞台は埼玉県の設定が多いので親近感がわくんだよな。
    読み応えあります・・「償い」「消えない過去」「偏見と更生」「友情」・・読後感もずっしりと考えさせられる内容。

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    2025年02月27日
  • 虚夢

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    読み進めるのが辛い本でした。
    しかしながらページを捲る手が止まらなかった…

    虚しい夢…信じたくない夢のことでしょう。
    物語は通り魔殺人が起きる雪の公園から始まる。21歳の若者の刃で、12人もが殺傷…愛する3歳の娘がナイフで殺され、妻も背中を刺されたが瀕死で何とか生き延びるが精神が崩壊してしまい統合失調症で今も苦しんでいる…その夫(父親)が主人公だ。

    犯人はなんと罰せられなかった…刑法第39条に『心神喪失の者は罪に問われない(中略)』とあり、精神鑑定の結果、犯行時に心神喪失だったことが認められ不起訴となる。
    何も罪ない愛すべき幼い娘を突然奪われた絶望感と喪失感は計り知れない。

    罪に問われる

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    2025年02月27日
  • 刑事のまなざし

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    なんだか暗く重い話なのかなと思いましたがそれだけではなかった。
    確かにテーマは重いものや暗いもの、出来たら避けて通りたいことだったりしましたが、犯人と対峙する夏目さんの姿勢がとても良かった。
    最後の話はネタバレになるので詳しく書けませんが、
    どっちも辛いなぁと感じました。

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    2025年02月18日
  • 友罪

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    すごく重い話だった。けど、綺麗事のように罪を友人として受け入れるのでなくて、自分が彼の罪を知っても受けいられるとは限らない、よくない態度をとってしまうかもしれないというという人間らしさが書かれていて良かった。

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    2025年01月24日
  • 天使のナイフ 新装版

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    籠の中のふたりを読んで、とても好みの内容だったことと、読みやすかったことから、違う作品も読んでみたくなった。刑法41条を扱った内容で、犯罪を犯したが罪に問われなかった少年たちと、法で裁けない現実からやりきれない思いをかかえる被害者家族の間で、何が起きたのか、謎が1つづつ解けていき、最後にはあっと驚く展開だった。事件はナイフで始まり、ナイフで終わる。ナイフが凶器というあたりに少年少女のリアルを感じる。子どもは間違いを犯す、だから教育が必要だという意見にも、その教育の中に罪と向き合った時間は果たしてあったのかという意見にも、どちらにも共感できて、とても面白かった!

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    2025年01月21日
  • 虚夢

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    愛娘を奪い去った通り魔事件の犯人は「心神喪失」にて罪に問われなかった

    刑法第39条について扱った作品

    凄いお話しだった
    重い話なので前半はなかなか読み進められなかったが後半は一気読み
    被害者、加害者両側の視点から描かれていて色々考えさせられた

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    2025年01月13日
  • 友罪

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    人の好奇心は怖い。でもこれが罪を償うということ。

    人の命を奪うことは、その人の周囲の人の人生も狂わす許されないことである。そして加害者が更生し世に出て、人に問い詰められる恐怖と自責の念に追われ続ける人生を送ることは、死刑よりももっと辛く、だからこそ罪を償う行いになるのだと感じた。

    そして関係のない者が、興味本位で人に向ける感情の気持ち悪さといったらなかった。何よりも怖かった。

    あくまで周囲の人の視点でのみ書かれており、だからこそ考えさせられ面白かった。

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    2025年01月02日
  • 友罪

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    読みながら自分の中でも葛藤した。
    鈴木の詳しい動機が知りたいと思ったが、動機がなんであれ許されないことだということは1ミリも変わらない。

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    2024年12月22日