薬丸岳のレビュー一覧

  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

    匿名

    購入済み

    とても複雑なストーリーで、1人の悪人のせいでたくさんの人達が不幸になり、やるせない気持ちになりました。

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    2026年05月27日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    audible☆再読
    1年ぶりの再読でも所々覚えていた!!
    それぞれの人物に物語があり、村瀬快彦の心の成長には目が離せなかった。
    是非、読んで欲しいと思う☆
    そしてaudibleで聴いていると名前の漢字が分からないし聴き取りにくい名前もある。
    ChatGPTで調べると名前と人物紹介が出てきてとても便利だった‼︎

    快彦と織江の会話
    「人と深く接するのがどうしようもなく怖かった。」
    「あの時も怖いって言ってたね。」
    「人の心に立ち入るのも自分の心に立ち入るのも、そういう性格としか言いようがない。子供の頃からずっとそうやって生きてきたから今更変えられないって。」
    織江の目をしっかりと見つめ自分の心

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    2026年05月24日
  • 天使のナイフ 新装版

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    少年法の抱える葛藤をまざまざと描いた作品。自分の罪の重さとその責任を受け止めることができた人と、それらを軽んじて寧ろ被害者かのように生きる人。どんなに悔いても改めることはできない。けどその罪を負い続け、被害者とその家族のために、行為によって傷つけてしまった自分の大切な人のために、自分が生きる社会のために、何ができるのか考え続け動いていくしかない。どんなに恨んでも、罪を犯した人が死んでしまったらその人に罪の意識を持たせ贖罪させることができない。
    子供には可塑性があるけど、罪の自覚をもたせる必要がないはずはない。更生保護教育による社会復帰と同時に自分の行いの理解をすることは忘れてはならない。
    (無

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    2026年05月23日
  • 友罪

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    償うって終わりはないのかな
    彼がどんなに悲惨に過ごして辛くてもも過去に犯した罪は消えないし、被害者はそれ以上に辛い気持ちを抱えてる
    更生しても生きて罪と向き合って一生を終えていくしかないのではないかと思った
    あなたが犯した罪のせいで生きられたはずの子供たちは死んでしまったのだから
    難しいけど、考えるのをやめたらダメ
    考えて考えて向き合っていくのが加害者にできる唯一の償いだと思う

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    2026年05月16日
  • ブレイクニュース

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    野依美鈴の本来の目的が隠されたまま、全てを捨てられる覚悟でないと真似できない勢いのメディアの取材と報道が繰り広げられる。ブレイクニュースだからこそ、野依美鈴だからこそ信頼して、情報をリークする人たちも多い。今の日本においてはどのメディアが近しいものとしてあるだろう。

    作家として薬丸岳さんもメディアの担い手だが、この本においてはメディアやSNSに対する問題提起が中心だった。メディアとして続くために、その地位を守るために、ビジネスとしてやるために、本来メディアがやるべきこと(求められてること)はなかなか発揮されない。野依美鈴のビジュアルも皮肉だなと思った。

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    2026年05月15日
  • 友罪【電子特別版】

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    病的に人を殺してしまった鈴木も、騙されるようにAV女優になってしまった美代子も、友人が犯罪者だと信じたくない一方で自分を守るためにもその友人を売ってしまった益田もリアルだけど、よりリアルで人間らしい?日本人らしい?のは彼らの周りにいる人だなと思う。他人事だから、批判もできれば切り捨てることもできる。
    最後の手紙の展開は、もしかしたら薬丸岳さんがペンの力を信じているからなのかなと勝手に想像した。他の人も言うように、私はここで一番心が動かされた。

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    2026年05月13日
  • 最後の祈り

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    辛い物語だった。何の罪悪感もなく2人の若い女性を惨殺した死刑囚が、少しだけ人間の心を取り戻して刑が執行される。
    私は死刑反対派ではない。それだけのことをしたんだから命で償えば良いと思っていた。しかし、この作品で考えさせられた。
    保坂宗佑さんの苦悩はいかばかりか…辛すぎる。

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    2026年05月09日
  • 天使のナイフ 新装版

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    中盤からの展開の速さにハラハラしたし、終盤の追い込みには唸らされた。ミステリー小説として面白いだけでなく、「贖罪とは?少年法のあり方とは?」と考えさせられた。面白かった!

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    2026年05月07日
  • ラストナイト

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    読み終わった後漠然と「じゃあどうしたら良かったのか」という気持ちが浮かんだ。
    憤りにも似た、何故?が今も心の中にある。

    色んな人の視点で事案を見ていくと、やっぱり娘の気持ちは当たり前だと思うが、なんだか悲しくなった。
    世の中には本当の悪はたくさんあるのに、こんな方法でしか愛を貫けない片桐が悲しくなった。

    なんだか上手く言えないが、ふとした時にしか分からない人への優しさを見逃さないで生きていきたいと思った。

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    2026年05月06日
  • ラストナイト

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    これは文句なしに面白い。顔に入れ墨のあるインパクトのある主人公、5人の登場人物の視点で同じ場面が何度も描かれ、その積み重ねでだんだんと謎が解けていくように色々なことの理由とか背景が分かっていく。そして悲しい。
    しかし、菊屋には一度行ってみたい。顔に入れ墨のある瓜田純士みたいな客が来たら、早々に引き上げるかもしれませんが。。。

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    2026年05月05日
  • Aではない君と

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    心を殺すのと、肉体を殺すのとでは、どちらが罪深いのか
    それは忘れずに生きていきたいが、どちらも殺さずにいるには互いにどうしたらいいのか考えさせられた

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    2026年05月04日
  • 虚夢

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    ネタバレ

    薬丸岳さんの作品は友罪、Aではない君と、に続く3作目。
    どうやらものすごく私好みの作家らしいということがはっきりした。
    久々の一気読み。
    ニュースなどで殺人犯の精神病歴で罪に問われないことをずっとなんかおかしいんじゃないかと思っていた。もし自分の身内がその被害者になったら、怒りはどこに向ければいいのか。ずっと三上と同じ気持ちで怒りを持って読んでいた。
    最後の最後で、松岡の視点、ゆきの過去が明かされて、これまでの自分の思いがはじめて揺らいだ。
    専門家がどんなに研究しても統合失調症の視点には立てないし追体験はできない、ということ。
    いますぐ「だからなにが正しいのか」を結論づけることはできないが、こ

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    2026年05月04日
  • 最後の祈り

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    最初の60ページまでに7人が死ぬという怒涛の展開。その後もこれでもかというほどの不幸の連続。1/3くらいの時点でもうヘトヘトになりました。薬丸さんの本は何度も読んでいますが、いつも理想論できれいごとだと思ってしまうのですが、緻密に作り込まれた展開に納得させられ目頭が熱くなってしまいます。今回もまさにそのとおり。最初は死刑囚なんか刑が確定したら早く執行されろと思っていたのに最後はボロボロでした。素晴らしい本でした。

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    2026年05月03日
  • ブレイクニュース

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    ★4.5です。
    ネットメディアで活動するジャーナリストを描いた社会派ミステリー。
    旧来のマスコミとは一線を画す独自取材で次々と社会問題をニュース発信する人気YouTuber。彼女の追い求める先にあるものとは・・・

    数々の社会問題(8050問題、パパ活、冤罪、ヘイトスピーチ、等々)をネットメディアの可能性・リスクとともに作者独自の視点で切り出していて、単純にいろいろと考えさせられて面白いです。
    短編連作の形式もテンポ感が小気味良く、それぞれにスパイスの効いた締めがあって上手いですね。短編であまり満足感を得ることがないのですが、本作は楽しめました。

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    2026年05月02日
  • 最後の祈り

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    とても深いお話しだった。残酷で許し難い殺人者が
    死刑執行されるまでの、知らない世界。

    娘を残忍な形で殺された親の気持ちなんて、
    そんな、そんな、想像もできない、できるわけがない。
    それを事実として受け止めるしかない家族の
    深い深い苦しみ。

    異常な感情をむき出しにし、止められない怒りを露わにし、意の赴くまま行動し殺人を犯す。
    精神鑑定は正常であっても、自分と向き合わず、感情のままに言葉を発しているようでは、悪い事も悪いとわからない。恐ろしいことだ。

    犯人が教誨師に伝えた被害者の最後の言葉には身の毛がよだつ思いだった。

    いままでの自分と一つ一つ向きあい、もつれた糸を少しずつ解く。教誨師に導

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    2026年05月01日
  • 最後の祈り

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    死刑囚の生活と最期がリアルに描かれていて、その様子を学べる作品でもある。ボタンを押す刑務官だけでなく、その場に居合わせ、様々な役を担う刑務官が相当なストレスを抱えることも息苦しくなるほどに伝わってきた。
    自分の愛娘を殺した、しかも「無敵の人」である犯人と対峙をし続ける。こんなに悲痛苦痛はない。その地獄を経て、神ではなく彼自身が赦す。人間だから、共感でき想像できる社会的な生き物だから、できる所業だと思う。

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    2026年04月26日
  • 告解

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    交通事故は誰でも起こす可能性が最も高い犯罪。その要因を作った彼女もまさかそんなことになるとは想像しなかったが、何がきっかけで犯罪が起こるかは誰にも分からない。

    殺人が認められた戦争が、犯罪と同じように語られる。悔い苦しみ、身の回りの死を、自分への罰だと、罰に巻き込んでしまっていると、さらに苦しむ。その反省は、共感を伴い、最大の赦しだと思う。

    罪を悔い改めようにも社会から否定される。反発してしまうけど、それを罪に対する罰だと受け止めるしかない。それを身と心を持って示してくれている。

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    2026年04月26日
  • 天使のナイフ 新装版

    Posted by ブクログ

    最初の事件を引き金に次々と新たな事件が紡ぎ出されてしまう負の連鎖が半端ない。
    最後まで先の読めない、気の抜けない展開であった。
    まさかあの人もあの子も関わりがあるなんて、、
    福井くんはどうなるの。

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    2026年04月25日
  • こうふくろう

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    ぶ厚かった。
    登場人物、多かった。

    青少年犯罪をテーマだと、この作家さん。
    デビュー20周年、おめでとうございます!

    新型コロナのせいで、たくさんの影響があった。
    いい事も、悪い事も、数えきれない。
    そんなこと、あんなこと、あったあったと頷きながら読んだ。

    青春の真っただ中の青少年にしたら、どんなに孤独で鬱屈した日々を送った事だろう。
    まして、家族の中で辛い思いをしている若者にとっては地獄だ。

    最初は善良な心でつながり始めても、
    人が集まれば、徐々にまとまらなくなってくる。
    まして、そこに邪な人物が入り込み、支配しようとすれば、とんでもないことになる。

    困っていそうな人を、見ず知らず

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    2026年04月24日
  • 虚夢

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    衝撃の展開だった。

    私自身、刑法第39条の存在を知らなかった。心神喪失と認められると刑が軽くなるのではなく、不起訴処分になるなんて…。被害者側からしてみればあり得ないし憤りを処理できない。本の中でも語られるように、心神喪失と認められた加害者が果たして本当にそうなのかは、専門家の判断でも信じられない部分があると思う。
    心神喪失状態になる状況や病気はいくつかあるのだろうが、藤崎(この本における統合失調症の加害者)の場合はきっと罰しても効果はない(反省には繋がらない)。でも3年で出てくるのは社会的にもさらなる被害者が生まれるため良くないし、被害者側はたまったもんじゃない。じゃあどうするのか。
    一生

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    2026年04月21日