薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事のまなざし

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    夏目信人シリーズを読んでみようと思い、まず1作目から。短編だけどどの作品も入り込んでしまう面白さがある。犯罪を犯した理由、心情も丁寧に描かれていて、色々と考えさせられる。
    背景を理解したので次の作品に進もう。

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    2026年10月06日
  • 友罪

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    内容はとても重い。が、読み進めるのをやめられない。
    益田と藤沢さんの立場になりながらも答えはわからない。とても深い話。
    偽善でも何でもなく、自分と向き合う話。
    またいつか読み返すと思う。

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    2026年10月04日
  • 怪物の祈り

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    死刑に関わる人の苦悩がよく描かれており、赦しとは何かを考えさせられるような内容でした。
    映画化もするということなので楽しみです。

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    2026年10月04日
  • 刑事弁護人(上)

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    依頼人の被告が生きているのに、上下巻とは何を語ることがあるのだろう?と思って読み始めたのだけれど、被告が真実を語らなくて、被害者が死んでいたら真実は闇の中なのだった。
    これは厳しい…

    垂水凉香は警察官。夫は新聞記者。垂水凉香が殺したのはホストの加納。その弁護に持月凛子がつく。凉香は容疑を否認している。ナイフを手に襲われたので、逃げなければと酒瓶で殴ったが、その後生きているのをみたあとはわからないという。

    凛子の助言に基づき、凉香は黙秘を続けている。最後まで凉香は黙秘を守った。

    次々と凉香の言うことと矛盾する証言が出てくる。その日被害者と偶然会ったと言うのは嘘で、約束していたことだけ凉香は認める。しかし弁護士たちにも真相がわからない。

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    2026年10月04日
  • 神の子(下)

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    しっかりと細部まで練られてる長編です。少し悲しさもありながら希望も持てて、仲間で締めくくられる。面白かったです。

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    2026年10月03日
  • 誓約

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    向井を操ろうとする正体不明の『やつ』が誰なのか、推理しながら読み進めたのだが、登場人物たちの明かされた関係性は全く持って予想に反した内容であった。
    向井が『やつ』を探していく過程においての読みが外れる細かい描写も凝っていて、最後まで満足感を持って読ませていただきました。

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    2026年10月02日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    母が死んでから人と深く関わらず生きてきた主人公と、殺人を犯した同い年の従兄弟。出所した従兄弟と同居するところから、主人公の心が少しずつ開いていくストーリー。内容は結構ヘビーで、単純なハートフルにとどまらない現実的な面もあるのがよかった。
    心の支えって、知らない間にずっと守られていたとわかることなんだなと知った。

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    2026年09月30日
  • 告解

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    自分がもし加害者だったら…もし被害者だったら…どうしていたのだろう、どんなことを考えたのだろうと思いを馳せながら読み進めた。ラストのシーンでは涙が止まらなかった。罪を犯した者が真に反省するとはどういう事かを深く考えさせられる一書。

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    2026年09月30日
  • 怪物の祈り

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    赦すこと、赦されること
    なにをもって、赦せるのか。
    自分を赦すことも難しいのに、自分の大切な人を殺した人間を赦すことができるのか。
    そもそも赦す必要があるのか。赦さないといけないのか?

    人を殺すことは罪なのに、
    罰で人を殺すことは許されている。
    人間はずっと矛盾の中でもがきながら生きているんだな。

    ページをめくる手は重いけど、めくらずにはいられなかった。
    彼らが選ぶ選択を、感じる感情を、結末を、知りたくてしょうがなかった。
    まるで希望に縋るように。

    声を出して泣いた作品。
    すごく苦しいけど、希望を諦めたくない人に届いたらいいな。

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    2026年09月28日
  • 怪物の祈り

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    死刑についてのお話。
    さすが、社会派薬丸岳さん!という感じ。
    読んでいて苦しくなる重い重いストーリー。
    個人的にはTOP3に入るぐらいの小説でした。

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    2026年09月28日
  • 天使のナイフ 新装版

    購入済み

    薬丸岳さんデビュー作

    面白かったです。デビュー作とは思えない位、話が入り組んでいて伏線の張り方がすごく良くて、好きなタイプのミステリーでした。おすすめです!

    #切ない #ダーク #怖い

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    2026年09月24日
  • その鏡は嘘をつく

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    プレッシャー、決められた未来、そぐわない自分、ただ苦しくて抜け出せない。必死にもがいてやっと見つけた光さえも残酷な形で自分を抉る。自分にできることは大切な人がさらなる罪を犯さないようにすること。悲しくもあり、強くもある者を最後まで理解しようとしてくれる人。自分の正義を掲げ、上にも屈さず強さと共に解決しようとする人。やり方は残酷であれど、弱い人が力を持たぬ人が苦しまないように、助かる人が増えるように見せつける人。それぞれの正義や優しさが描かれているように思いました。鏡はその人自身の心を写す。どこか前に立つ勇気を考えてしまう気がしました。

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    2026年09月17日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    人間ドラマ色が濃い目のミステリー。★4.5です。
    作者曰く、「ずっと描きたかった友情物語で、自著で一番好き」とのこと。
    人との関わりが苦手な弁護士が傷害致死事件を起こした従兄弟の身元引受人となって一緒に暮らし始めた。そんなある日、偶然にも自身の出生の謎を知ってしまう。その真相の先に待ち受けるものとは・・・

    重厚な社会派ミステリーの多い薬丸さんには珍しく、シンプルで軽快な印象のヒューマンドラマでした。主人公目線で新たに現れる点と点が一つずつ繋がっていくという構成がシンプルさを、次から次へと小気味良く展開するリズム感が軽快さを生んでいて、一気読みでした。

    不幸な現実が生む悲しさと人の温かさによる救いが交互するという、あまりに分かり易い作家の戦術にも、根が単純な私はまんまと揺さぶられました。

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    2026年09月17日
  • Aではない君と

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    すごい本だった。
    ノンストップで読み続けてもうすぐ朝の3時半です。


    なぜ翼は誰にも事件のことを話さないのか。
    真実はどうだったのか。
    話せない事情があるのか。

    とにかく疑問だらけで、
    一瞬も読む手が止まらなかった。


    親子の愛情。
    子供はそれほどまでに親の愛情を求めているのか。
    当たり前と言えば当たり前のことだけれど、私たち大人はそんな簡単で大切なことをしばしば忘れてしまうのではないだろうか。


    今すぐ息子を抱きしめたいです。
    朝になったら必ず彼を抱きしめて、変わることも揺らぐこともない愛を彼に伝えたいです。

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    2026年09月16日
  • 怪物の祈り

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    薬丸作品の中で最も難しい
    希望を与えることが復讐となること
    怪物とは、、
    赦しとは、、


    子供がいない今、想像することしかできないが
    私は保坂と同じ行動ができるのだろうか

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    2026年09月16日
  • 怪物の祈り

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    「教誨師」という職業を知れたことは大きかった。
    並大抵の精神では、絶対に慣れない職種。刑務官もそう。
    特に保阪はどれだけの思いで、石原と向かい合わせになったのか。自分じゃとても無理。

    リアルに描かれすぎて、ついどの人物にも感情移入してしまう。
    由亜ごめん…このセリフにすべてを持ってかれた。

    これはもう今年読んだ中でかなり自分に刺さった本だった。生きるための復讐。新しすぎる。でも、何のために生きるのか、それは「伝え続けること」なのかな。

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    2026年09月06日
  • 怪物の祈り

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    迫力が凄かった

    すごくすごく苦しい物語で、人間の暗い真っ黒な部分をどこまでも追求して描かれていて読むエネルギーがすごく必要な本だった。

    同じ人間という生き物がやったと
    想像もできないような凄惨な事件はフィクションに限らずリアルでも起こり得るものだと思うけど

    そんな事件を起こす”怪物”はどうやって生まれるのか

    被害者や遺族はどうやってその”怪物”を赦すのか

    人間から生まれた闇の連鎖はどうやって断ち切るのか

    とても重たく難しいテーマを圧倒的な表現で描いた作品に出会うことができた

    きっと自分の読書人生の中でターニングポイントになる出会いだった。

    薬丸さんはかなり前に「神の子」を読んだけど、記憶が薄れてるほど前だから、他の本も絶対に読む!

    読みたい作家さんが増えすぎてるなぁ

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    2026年09月05日
  • 蒼色の大地

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    明治時代、山の一族と海の一族の対立に巻き込まれた兄(新太郎)妹(鈴)と、幼なじみの灯の話。
    どうして人は争うのだろう。
    血筋や組織に縛られた3人が一触即発の空気が漂うなかでお互いを想い合う姿は、まるで少年漫画のような正義に溢れていた。読んでいて青年たちの幸せを祈らずにはいられない物語だった。

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    2026年09月02日
  • ラストナイト

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    片桐の人生をかけた復讐劇が、完結するまで、読者は、さまざまな伏線から過去の事件を推理して次の行動を予測する楽しめる作品でした。

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    2026年08月31日
  • その鏡は嘘をつく

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    10年以上前に読んでいた本を再読する。
    夏目信人シリーズの2冊目の長編。いくつか並行している事件が1つにつながっていくストーリー展開が面白かった。
     以前読んでいた時の記憶が薄かったので、一気によみました。「刑事のまなざし」に見せた優しさが全編に出ていました。
     刑事の人情味がある小説では東野圭吾さんの加賀恭一郎シリーズも好きだが、夏目信人シリーズも良いシリーズかなと思います。

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    2026年08月29日