薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事弁護人(上)

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    刑事弁護人ー刑事事件の被疑者・被告人を弁護するという本来の意味合いと、元刑事の弁護士を主人公とする二重のタイトルかな

    女性弁護士凛子は、父を殺された犯罪被害者でありながら、刑事弁護に使命感を持っている
    刑事から弁護士となった西大輔は、父親を冤罪のまま喪っている
    彼は人は嘘をつくものとして、犯罪を憎みながら真実を探す
    この二人の過去にある犯罪被害者としての立場がまだ書き足りないかなと思うのは、
    やっぱりシリーズ化を目指しているからなのかな
    事件については、下巻で

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    2025年07月11日
  • 罪の境界

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    07月-02。3.5点。
    渋谷のスクランブル交差点で、通り魔に遭った女性。瀕死の重傷を負う。。。
    身勝手な犯人の、半生をルポするのと、被害女性を救って死んだ男性を調べる被害女性。

    面白かった。ラストは救いがあった。

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    2025年07月04日
  • 死命

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    もちろん、快楽殺人者の気持ちがわかるわけはないけど、どうにもただの狂人にしか感じずに、途中、嫌気がさしてきた。
    命に限りがあると知った時、自分の快楽を得ることに走った者と、最後まで自分の生き方を貫き通した者。
    最後の時、何を思って死んでいくのか。
    仕事に最後の命の灯火を燃やし尽くし、家族と真摯に向かい合った人の最後が、安らかであったことに救われた。
    狂人になるしかなかった人の辛すぎる生い立ちは、子供時代を幸せに生きたものには、到底わかるはずのないものだろう。でも、あえて小説として読まなくてもいいかな、私は。

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    2025年07月02日
  • ブレイクニュース

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    ネタバレ

    薬丸岳が好きなので普通に読みやすい本でした。
    評価としては星3です。いつもの少年犯罪系とは違い新しい感覚でした。
    後半までは面白かったのですが最後の終わり方と主人公の野依美鈴がいっきに弱々しくなったのが個人的に残念でした。

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    2025年06月27日
  • 籠の中のふたり 【電子書籍版特典付き】

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    薬丸岳さんの最近までの最新作
    こちらも罪と贖罪がテーマとされている部分は多いのですが、過去作品からすると許すという方向性がはっきりしてきたなと思います。
    両親をすでに無くした孤独な弁護士が傷害致死を起こした従兄弟の身元引受人となり、限定的な同居生活が始まる。
    頑なに共生を拒んでいた弁護士は、従兄弟の罪の根底にあるものを自ら探り、彼の内面に寄り添っていく。
    その罪の自分が犯罪者となり得た要因を知り、犯罪者との境界の曖昧さも読める。
    「友罪」から十余年、罪を受け入れる考察から
    「籠の中のふたり」では許すことへと変化している。
    犯罪小説ではあるけれど、新たな家族、友人としての愛情が込められている。

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    2025年06月26日
  • ブレイクニュース

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    パパ活、ネットの炎上、不同意精交、子供部屋おじさん等、現代の嫌なテーマの幕の内弁当みたいな作品で、野依美鈴のキャラクターである程度はポップに読み進めやすくはなっているけど、それなら最後までそのキャラクターで突き進んで欲しかった。男女が絡むと基本的に男側を悪とする終わり方になるのは良い気持ちがしなかった。

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    2025年06月25日
  • 刑事の怒り

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    2017年第70回日本推理作家協会賞(短編部門
    「黄昏」を含む夏目シリーズ第4弾
    夏目刑事の犯人へも注ぐ優しさが読める短編4編

    「黄昏」
    高齢の母親の遺体をスーツケースに入れてかくしていた娘。母親の死を隠蔽した理由が切ない。
    けれど幼いかな

    「生贄」
    夏目刑事が錦糸署に移動直後の事件。
    公園のトイレで若い男がナイフで刺殺。
    二重三重の性犯罪の被害者の苦悶。
    夏目の許しの心情も揺らぐ。

    「異邦人」
    ベトナム人留学生が警察通訳人として同胞の女性の犯罪に夏目と共に関わる。
    外国人労働問題を犯罪の根底に。

    「刑事の怒り」
    疾患や事故で身体が不自由となり呼吸器を必要とする患者が立て続け亡くなる。

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    2025年06月18日
  • ブレイクニュース

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     オーディブルで聴いたのだが面白く読めた。YouTubeのニュース番組でさまざまな問題を扱うのであるが、それぞれ面白い問題を扱っている。それぞれの番組でそれなりに面白いのだが、実は短編ではなく長編だった。それにしてもこの著者は多筆であるが、その作品のプロットは面白いし、品質も高いので感心する。

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    2025年06月15日
  • 死命

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    薬丸さんは被害者の心情を描くのが特に上手な印象なので、加害者の心理にフィーチャーした本作は新鮮でした。

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    2025年06月13日
  • 神の子(上)

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    ネタバレ



    「誓約」読んだ時も戸籍がうんぬん、、だったから
    主人公に同じ雰囲気を感じた。

    第一章、プリズンブレイク(失敗)
    第二章、義手(まさかこんな義手の話だなんて思いもしなかった)

    為井が軽いのよ。
    次期社長自分じゃなかったの悔しい!起業したい!→面白い合成樹脂!これだ!
    までの流れ。かるっ。
    いや分かるんだけど、町田の義手と工場の立て直しに繋げるためにそうなったのは分かるけど、デキレースすぎて、だったらもっとさらっと繋げてほしかった。これ何の物語?下町ロケット?となってる時間長すぎた。

    そして楓がイライラポイント。
    殺人鬼の居候いるのうざい!ボコって!→もしかして犯罪してない?ごめん→工場

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    2025年06月13日
  • 死命

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    この作品を読んで思い出した。
    若い時に付き合った彼氏が私だけに語ってくれた。「人を殺したい願望がある」のだと。
    イケメンでクラスの人気者で明るい性格の彼の暗い一面を知り、若い私には受け止められず、いつか殺されるのではないかと怖れて、別れたけれど。
    事件を起こしてないだけで、彼はいまだにその欲望を抑えて生きているのだと思う。

    そんな「人を殺したい願望」がある男性が、末期癌で余命宣告を受けてから、残りの人生を自分の欲望の赴くまま、連続殺人を繰り返していく。

    同じく余命宣告を受けた刑事が、その連続殺人鬼を追う。

    快楽殺人でありながらも苦悩している描写が多々あり、さすが薬丸岳さんだなと思った。

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    2025年06月11日
  • 闇の底

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    薬丸さんは、罪と贖罪をテーマにした物が多く見られます
    その中でこの「闇の底」は異質に感じました
    連続して起こる幼児への性犯罪事件
    幼い頃妹を性犯罪者に殺された刑事が追うのは
    その幼児性犯罪者を殺してサンソンと名乗る男
    サンソンはフランスの死刑執行人の名前
    (コミック「イノサン」はまだ続いているでしょうか?サンソン兄妹が美しい描かれてます)

    犯罪者を処刑するがごとくのサンソン

    読みながら多少違和感はあるものの
    多くの人が薬丸さんにしっかりミスリードされてしまうと思う
    そして、真犯人は驚きのあの人

    この妹を殺された過去をもつ刑事が
    事件の後退職するのだが、
    彼のこれからの動向が思わせぶりで良

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    2025年06月06日
  • 刑事のまなざし

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    オーディブル
    自分がやってきたことは無かったことにはできない。一つ一つと向き合い、咀嚼し、向き合う義務がある。夏目刑事の強さと優しさに感動。

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    2025年06月01日
  • 友罪

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    昔、世間を震撼させた、酒鬼薔薇聖斗事件のその後を連想させるような、ストーリー。
    少年2人を殺し目玉をくり抜いた狂気殺人事件の犯人の少年が、医療刑務所を出所し、名前を変えて過去を隠してシャバで働くお話。
    そこで、同期の益田に言われた「お前が死んだら悲しいよ」という一言に救われる。
    色々な目線で語られる。
    生まれ持った異常な性質は、治るものなのか。
    凶悪犯が普通の世界で生きていけるものなのか。
    周りがそれを知って、普通に接することが出来るのか。
    築き上げた友情は、壊れないか。
    凶悪犯は、この世の何処かでちゃんと生きている現実。
    難しい題材ながら、うまくまとめてあるなと思った。

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    2025年05月27日
  • 友罪【電子特別版】

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    昔、世間を震撼させた、酒鬼薔薇聖斗事件のその後を連想させるような、ストーリー。
    少年2人を殺し目玉をくり抜いた狂気殺人事件の犯人の少年が、医療刑務所を出所し、名前を変えて過去を隠してシャバで働くお話。
    そこで、同期の益田に言われた「お前が死んだら悲しいよ」という一言に救われる。
    色々な目線で語られる。
    生まれ持った異常な性質は、治るものなのか。
    凶悪犯が普通の世界で生きていけるものなのか。
    周りがそれを知って、普通に接することが出来るのか。
    築き上げた友情は、壊れないか。
    凶悪犯は、この世の何処かでちゃんと生きている現実。
    難しい題材ながら、うまくまとめてあるなと思った。

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    2025年05月27日
  • 逃走

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    切ない系の事件だった
    妹を守りたい兄
    ここまでは分かるが、それ以外はなにか他に方法があったのではと思うことばかりでスッキリはしなかった
    でも飽きることなく最後まで楽しめた

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    2025年05月27日
  • 逃走

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    両親共に不在の中、施設で育ち
    幼なかった妹を守りながら生きてきた青年
    ラーメン屋の店主を殺害してしまい彼の逃走が始まる
    ラーメン店店主と兄妹の関係
    刑務所に入っていた母親の行方
    逃走する兄の行方を追いながら妹は真実に近づく

    逃亡劇は緊張感があり
    両親の子を想う気持ちに寂寥感あり
    ラストまで読みごたえあります

    今回は いつも数冊を併読しているのですが、
    「祝福の子供」と重なり
    20数年前に死んだはずの父親は誰?
    という設定が同じでちょっろと混乱してしまいた

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    2025年05月22日
  • 告解

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    深夜、飲酒運転中に轢き逃げ事故を起こしてしまった大学生。一人の老女の命を奪う。
    彼は、平常真面目で勤勉。その日は、彼女から無理な呼び出しに応えてしまった。

    罪と現実を受け入れられないまま、懲役4年を超える実刑となる。

    大切な話があると思わせぶりがすぎた彼女の呼び出しとか、
    他の移動手段を選択できなかった大学生とか、
    何かを轢いたと思いながら逃げた状況とか
    被害者の高齢な夫が、加害者の出所を待って
    語る過去の戦争体験とか
    ちょっと作り込みではと思いながらも
    切なく読み進みました。

    私はあまり運転が好きでなくて
    バイパスとかですごく乱暴にスピード出して
    追い抜かれると、
    「きっと奥さんが出産

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    2025年05月18日
  • 天使のナイフ 新装版

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    薬丸岳さんの初期作品ということで、人物描写や展開に粗さを感じる部分もありましたが、少年犯罪などの社会問題が鋭く描かれていると思いました。
    犯罪から生まれた恨みが円環のように連鎖していく展開には、ハッとさせられるものがありました。
    女性の登場人物は名前が三文字でイントネーションも似ている方が多く、誰がどなたか意識しないと把握しづらかったです。
    また、時代とともに法律が整備されていく様子も描かれており、大変勉強になりました。

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    2025年05月16日
  • 死命

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    202411/気になって止められず一気読みだったけど、他の薬丸作品に比べると登場人物も物語も自分好みではなかった。

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    2025年05月15日