薬丸岳のレビュー一覧

  • 闇の底

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    2025.04.22
    薬丸さんのファンです。
    しかし、この作品はちょっと評価できない。登場人物それぞれの内心描写がないというか読み取れなくて、気持ちの悪い進み具合で結末が慌ただしい感じが強い。

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    2025年04月22日
  • 刑事のまなざし

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    少年鑑別所の法務技研から刑事に転職した夏目刑事の物語。自分の娘が通り魔によって植物状態にされたことをきっかけにして刑事となるが、娘に不誠実な姿を見せられないと、刑事として立派に仕事をする姿が、ちょっと痛々しい。何もそこまで・・・と思わせる。自分の娘を不幸にした犯人を前にした時さえ冷静に対処する。ストーリーの面白さとともに夏目刑事の優しさと冷静さがとても心に残る。素晴らしく暖かな物語だった。

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    2025年04月20日
  • 闇の底

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    サスペンスとしては新しくて面白かったけど、犯罪の質に嫌悪感がありすぎて耐えられなかった。
    それが絶対悪として扱われるのは理解できるけど、やっぱり嫌な気持ちになる。
    最後のオチはそっちになってスッキリはした。

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    2025年04月17日
  • 虚夢

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     とても面白い展開なので、引き込まれましたが、オーディブルだったので少し展開が間怠っこしいようにも感じました。犯罪と刑罰という問題についてはあまり深刻には考えていなかったのですが、被害者にしてみればやりきれない問題だと思いました。

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    2025年04月17日
  • 逃走

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    この本は、期待して手に取ったがやはり面白かった。祐輔と美恵子の兄妹の愛が素晴らしいだけでなくともかく色々なことがストーリーの進行とともにわかってくる。サクサクと読んでいける。祐輔は妹にも仲間にも恵まれているね。しかし残念なのは途中で最後の結末は想像できた。ちょっとその辺が勿体無いかも。しかし、妹少しだけウザい感じかな。
    祐輔も、途中までは、なぜ逃げんだよとイライラしながら読んでいた。それにしても、この兄妹は羨ましいくらい信頼しあっている。素晴らしい。素直にそう思った。

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    2025年04月15日
  • 死命

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    ネタバレ

    犯人と刑事のどちらもが余命僅かのがんにかかっているお話。
    犯人の性描写が多く、性犯罪被害者の話が絡むので致し方ないのだけれども生々しくて勤務中に聞くのは結構大変だった。
    トリックや複線のようなものは少なく、お互いの視点で交互に語られていくというもの。ホラーやミステリーの類ではない。
    最後は犯人がおかしくなってあんまりおもしろくない終わり方だった。

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    2025年04月15日
  • その鏡は嘘をつく

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    非常に面白かった夏目刑事と志藤検事のそれぞれの活躍によって真実が解き明かされていいくその過程がとても面白く勢いよく読むことができた。夏目刑事も志藤検事も非常にレアキャラであるために、お互いを意識している様子も面白い。最後に真実が明らかになっていく様が非常に美しいと感じた。作者の視野の広さを感じる設定や、医学部の中の、特別意識のような部分にも少し棘を刺しているところなどはこの作者らしいと思った。とても良い本だと思う。

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    2025年04月13日
  • ハードラック

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    「ハードラック」更に運の悪いヤツ
    果たして、運が悪かっただけなのか

    主人公は、日雇仕事さえ失い無職、宿無しの25歳
    わずかに貯めた現金も浅はかに騙されて失う
    どうにもならなくなり、闇サイトで同じような境遇の仲間を集めて、何か大きな事をやろうとする
    誰かを騙すこともできず、騙されて
    放火殺人の罪を被る
    そこから自分への疑いを晴らすため、ようやく奮闘していく

    15年程前の作品です
    驚く事に現在ではより一層凶悪化した強盗事件が
    より多く発生しています
    しかも逮捕されるのは、若者達
    事件を知るたび、恐ろしさと悲しさを感じます

    闇サイトで集まった4人は、ワーキングプア 
    貧困家庭、詐欺被害と現実的

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    2025年04月12日
  • 闇の底

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    途中で全容は分かったのだが、最後にやるかやらないかだけを知りたくて読んだ
    どうせやらないんだろうと思ってたら、やったから驚きつつ、こっちの方が好みではあった
    セブン的な

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    2025年04月12日
  • 天使のナイフ 新装版

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    少年法の問題点の提起もあり、いろいろと考えさせられる物語だったが、特に後半の展開に関しては、物語の中に入り込んでしまった。ただ、この手の話にありがちな点だが、どうも自分だったら到底やらないような考え方。普通はありえないような展開。いわゆるご都合的な、そういう風な形になってしまい少し残念。ただ自分の子供が殺されたことを思えばそんな展開もありなのかなぁとも思う。いずれにしても読んでいて怒りがこみ上げてきたり、少し悲しくなったりとても良い話だと思う。

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    2025年04月05日
  • 悪党

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    犯罪被害者の家族の依頼を受けて出所後の犯人の現状を調査する探偵事務所の唯一の探偵。
    彼もまた犯罪被害者の遺族であり、姉を殺した犯人への復讐を動機にこの仕事をしており、犯人グループの今の姿を順番突き止めていく。
    最後はハッピーエンド的になっているものの、犯罪者達があまりに卑劣で読んでいて苦しくなった。
    金の亡者の如く語られていた所長が実は格好良すぎるくせに警察官を辞めた理由が分からないのと、謎の事務員であるお染さんが最後まで謎の存在のままだったところが不完全燃焼かな。

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    2025年03月28日
  • アノニマス・コール

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    薬丸岳さん作家10周年記念作品のようでした

    主人公の元刑事は、警察の理不尽な陰謀の標的となり、辞職して離婚、小学生の娘とも音信不通の生活
    そこに娘が誘拐されたらしいという電話が
    警察を信じられない男は協力者を得て
    自分で誘拐犯に挑む
    警察の闇、政治家の圧力等興味深く読みました
    現場を移動しながら展開もスピードがあり
    緊張感が続きます
    クライムサスペンスという範疇でしょうか
    タイトルをアノニマスとしたところがポイントかと思います
    犯人像としては多少無理があるかなと感じました

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    2025年03月27日
  • 刑事のまなざし

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    「小説現代」掲載の連作短編7編

    主人公は罪を犯した少年達の更正を手助けしたいと法務技官となった夏目
    一人娘が暴漢に襲われた事をきっかけに
    警察官へと転職を果たす
    刑事となってから向き合った事件を
    切ない事情と大切な人を庇いたい背景と共に

    ラストの「刑事のまなざし」は、
    未成年時の自分の犯罪が自身に巡り巡ってくる
    夏目により正しい裁きを得るのだけれど
    果たして夏目は許せるのかと思う
    「オムライス」が、事件の背景としては一番辛くて悲しい  息子よりも愛人を優先する母親

    穏やかな語り口から犯人の深層心理に向かう
    読み応えある短編集で シリーズになっているようです

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    2025年03月22日
  • 天使のナイフ 新装版

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    the薬丸という話。
    面白かったが、最後に話を詰め込みすぎ感は否めず。丸山と歩美が共犯という展開は雑だと感じてしまった。

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    2025年03月20日
  • アノニマス・コール

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    薬丸岳の長編。
    3年前の出来事で失職した元警察官が、ある電話をきっかけに娘の失踪を知る。やがて身代金1千万円を要求する匿名電話(アノニマス・コール)が届き…。

    警察もので誘拐サスペンスというのは王道であるが、警察内部の隠蔽体質や闇を描いたという点ではこれまでのものとは少し違う。また身代金の受け渡しのため、犯人からの指示通りに、大森、新橋、池袋、高田馬場…あちこち東京中を移動するさまが妙にリアルでした。前半はやや展開が遅かったが、中盤から終盤にかけての目まぐるしい展開がなかなかスリル満載でした。

    アノニマス・コールとは非通知電話のこと。最後まで犯人がわからずにやきもきしたが、最後はネタが明か

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    2025年03月07日
  • 闇の底

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    重いテーマで、主人公の移ろう心情が気になりました。
    犯人の目星も付けていたが、まんまと騙されました。

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    2025年03月03日
  • 死命

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    ネタバレ

    こういう快楽系の殺人事件は、女として読んでいてほんとに胸糞わるくなる。
    しかも、どうして犯人がそういう事件を起こすことになった過去を知ったとしても、全く納得も出来ないし、許す事なんて1ミリも出来ない。
    それに加えて、犯人の彼に殺されかけた事があるにも関わらず、彼のことを思いつづける澄乃にも全く共感できなかった。で、最後の最後でようやく彼の本性を知り絶望の中で、彼の子供を身ごもりながら事故で亡くなる澄乃…
    救いが無さすぎる展開の中、最後蒼井が犯人を捕まえ、子供達に看取られながら、妻の元へ旅立てたのだけが唯一の救いだった。

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    2025年03月02日
  • 天使のナイフ 新装版

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     これは著者が江戸川乱歩賞を受賞して、小説家として生計を立てる出発点となった小説だ。流石にストーリーはよく練れていて飽きさせない。オーディブルで聴く場合に、テンポが良くないと集中できないのだが、この作品は集中が途切れない。

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    2025年03月02日
  • ガーディアン

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    中学時代って子供以上大人未満の微妙な時期だったなあ。また幼稚であり、残酷なことも平気でやれる時期だった…

    小説の主人公は中学教師。赴任した中学校は今までの学校とどこか違うことに気がつく。いじめもなく、不良もいない…やがて生徒たちの中に『ガーディアン』という自警団がいることを耳にする…そのガーディアンのメンバーたちは、問題のある生徒らに次々に「制裁」を行っていた…そしてガーディアンについて調べていると、教師である自分に対しても制裁(生徒全員から無視され、根も葉もない噂が立てられる)が加えられる…なかなか現代の教育現場に一石を投じるような内容でした。

    難点としては学校ものなので、視点人物(物語

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    2025年02月27日
  • ラストナイト

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    薬丸さんらしく、読み易い物語でした。5人の登場人物の視点がそれぞれクロスオーバーしていく展開は新鮮でしたね。ただ、他の薬丸さんの著書と比べると、少しテーマに深みが足りないような気がしました。片桐は不器用過ぎるというか、もう少しやりようがあったのではないかと思ってしまいます。

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    2025年02月16日