薬丸岳のレビュー一覧

  • 刑事の怒り

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    短編集は正直あまり好きではないが面白く読めた。それぞれの事件に裏があって、それを明らかにしてい夏目刑事の活躍が緩やかで良かった。

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    2026年01月22日
  • 天使のナイフ 新装版

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    少年法という難しいテーマを扱った作品。後書きで、13階段に影響を受けたと書いてあり納得しました。本作の主人公が事件を解決することで、成長する姿が見れた。

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    2026年01月10日
  • 友罪【電子特別版】

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    ネタバレ

    最後の鈴木に向けた手紙は良かった。泣いた。
    正直仲良くなった人が犯罪者でしたって最初から分かってて面白いのかな?この人がどうせその人でしょ〜的な読み方をしてました。
    メインテーマとしては『過去とどう付き合っていくか』なのかなと読みながら思いました。
    読みながら登場人物たちの"消せない過去"に触れて、そこから葛藤どう向き合うのか、そんなお話でした。

    でもすっごく個人的な感想だと益田が軽率すぎてキーっ!!!となりました。鈴木の過去が許せるか許せないかとかは意見が違うと思うし、私も実際どうするか分からないけど、口軽そうな人に写真見せたり、週刊誌の先輩に写真あげちゃったり、、記事

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    2026年01月09日
  • 刑事の約束

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     最初に少し読んだ時には、少し風変わりな刑事が実は名探偵で、些細な手がかりを元に、人の心の闇が引き起こす犯罪の真相を解明する連作短編集というものだった。読み終えてみると、あまりの落差に自分でびっくりしてしまう。

     読んでいて苦しくなる話が多かった。狡猾で悪い犯人が犯罪を引き起こすのではない。犯罪が人の運命を変え、時にそれが新たな犯罪を引き起こす悲劇。犯罪の奥に見える人の苦しさ、悲しさ。本来なら幸せな人生を送っていたはずの人が、何の罪もないのに絶望の中に叩き込まれ、それでも懸命に生きようとしている姿が見える。そして、それに不器用ではあるけれど誠実に向き合おうとする主人公の刑事の姿が見える。読ん

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    2026年01月05日
  • 刑事の約束

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    夏目シリーズ。短編5話。
    無戸籍児童として生きている少年。
    夏目の同級生が同窓会と同じ会場で起こそうとしている事件。
    殺人事件の容疑者だった男が逃げた先で事故死したが、その男が守りたかったもの。
    88歳の女性がどうしても高齢者住宅でなく、自宅での生活を続けたかった理由。
    過去に関わった事件の被害者で夏目が気にかけていた少年との再会とその際に交わした約束。
    短編なのに、どれも長く読み続けているように深い。
    特に最後の「刑事の約束」は夏目にとって辛く、今後にも続く話だと思う。
    そして、各所に登場する検事の志藤や夏目の家族との絡みも読み応えあり。

    2025.12.30

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    2025年12月30日
  • こうふくろう

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    登場人物の本名とニックネームをメモしながら読む事をオススメする。
    後味悪いから気をつけて下さい。
    ストローリングの所で流した私の涙返してー!

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    2025年12月29日
  • Aではない君と

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    ネタバレ

    未成年による事件をテーマにした、父親と息子の親子のやり直しの物語だと思いました。加害者の親となったことで、吉永が息子と真剣に向き合うきっかけを得たのだと思うと皮肉だなと感じます。勿論殺人事件を起こすなんて許されないことですが、この両親の息子への関わり方が違っていれば、起こらなかった事件なのではと思ってしまいます。加害者側ではありますが、SOSを出していたのに両親どちらにも気にかけてもらえなかった翼の境遇に同情してしまいます…。母親の存在が薄いのは、吉永と元妻の関係性の薄さの表れなのかなと思いました。

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    2025年12月22日
  • こうふくろう

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    他人に弱みをみせたら、碌なことにならないということか。最初は理想があったんだろうに、集団になると歯止めがかからず悪い方へと流れていく。勢いがついたら止められないのかもしれない。

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    2025年11月29日
  • 神の子(下)

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    ネタバレ

    Audibleにて。IQが超絶高く無戸籍だった少年が謎の組織の犯罪に関与し少年院を出た人生のパートに、大企業の御曹司が起業をする物語とが絡みあい、謎の組織の陰におびえる話。ストーリーは面白く最後まで読ませるのだが、謎の組織とか敵対する組織の掘りが浅く、少年を追い詰める理由も自滅型でなんだか哀れだった。その裏で、かえでという少女の成長過程が地道に描かれ、最終エピソードが意外にほっこりしてしまう。メインストーリーはしっかりあっても、サイドストーリーはキレがなかった感じ。まあおもしろかったけど。

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    2025年11月18日
  • ガーディアン

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    ネタバレ

    学生の持つ、想像以上に大人びた部分やまだ残る幼い部分が創るアンバランスで脆い世界が垣間見れて面白かった。ただ、結末部分のどんでん返し?というか展開がこじつけのように感じられてしまった。

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    2025年11月16日
  • 悪党

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    重い!重すぎる!
    読んでいて辛くなってきました。
    一応最後に主人公が踏み止まってくれたのが、救いなのかな?

    二章のラスト、母親に遺棄された子供の話ですが、長男が母親に囁いたセリフ、ぞくっとしました。
    ああいうのを呪いって言うんだろうなぁ…

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    2025年11月15日
  • ラストナイト

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    片桐のことをわかってくれる人がいて、救われた。
    それでも、元妻への愛の貫き方が何とも哀しいものだった。

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    2025年11月13日
  • こうふくろう

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    ネタバレ

    後味最凶、とまではいかないかな
    何ならウイングがラスボスかなぁと思っだけど、それはなかった

    帯の「これはあなたのすぐ隣にある物語」というのが怖かった

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    2025年11月10日
  • こうふくろう

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    居場所のない人々を狙った悪質な組織『こうふくろう』。コロナ禍中、不安と孤独に苛む涼風と別離した実父、新見寛貴とのラストシーンが切ない。登場人物が多いので、ペアレントネームを兼ねての紹介一覧が欲しかった。

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    2025年11月10日
  • 誓約

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    こんな立場になれば、誰でもそうするに違いない。途中、一文がおかしいと気づいたので、なんとなく、先が読めてきた。全体として、おもしろい。

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    2025年11月09日
  • こうふくろう

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    久しぶりの薬丸作品。
    私がこれまでに読んできた薬丸さんの小説と比べると異端な印象を受けました。

    コロナ禍で居場所をなくした若者たちがこうふくろうというコミュニティを立ち上げ、互助会的な活動を行うストーリー。
    多感な時期に血の繋がった家族からの愛情が感じられず苛まれる登場人物の心理描写はさすがです。
    序盤は人助け中心で物語が展開していきますが、中盤から不穏な空気が漂い始め、あっという間に真っ暗闇へ。人間は環境の産物となり得ることを知らしめさせられ、読んでいてヒリヒリしました。

    登場人物が多くコミュニティ内でのニックネームがあり、ニックネームが付く前と付いた後で時系列も行ったりきたりするので私

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    2025年11月07日
  • その鏡は嘘をつく

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    夏目シリーズ第二弾。
    鏡張りの部屋で自殺したとされる医師。
    その医師は、その前に痴漢容疑で逮捕されていた。
    それを苦に自殺したのか?
    その一方で、暴行事件が起きており、被害者や通報者がわからない状況となっていた。
    自信溢れる検事の志藤とマイペースの刑事の夏目、キャラの違う二人だが、頭が切れることには共通点がある。
    ただ激しいだけの刑事物ではないところが、面白い。

    2025.11.1

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    2025年11月01日
  • 逃走

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    薬丸さんの作品はいくつか読んできたけれど、この作品はこれまでとは少し違う印象を受けた。
    テンポよく読めて決してつまらなくはないのに、どこか物足りなさを感じる。これまでのようにガツンと心を揺さぶられるような衝撃や余韻が、少し薄く感じられた。

    「どうしてあんたがここにいるんだ!」その一言から裕輔の人生が一変し、男を殴り死なせてしまう。
    20年前に母が父を殺害し、孤児となった兄妹。兄として妹を守り続けてきた裕輔が、なぜ逃亡という道を選ばなければならなかったのか。その理由が明かされたとき、胸の奥に哀しさと虚しさが残った。
    これまでの薬丸作品に比べ、社会的テーマに加えて「家族とは何か」に深く踏み込んだ

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    2025年10月30日
  • こうふくろう

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    コロナ禍は人々の心に暗い影を落としたと思う
    産業的打撃もすごかっただろう
    自分の仕事はたまたま影響を受けなかったけど
    簡単に職を失ってしまい救済されない人が多くいたのだろうなぁ
    しかしこのお話の中心は学生が多いし、どちらかというとコロナより家庭の事情が大きいから
    一概にコロナのせいとも言い切れないがキッカケにはなったのだろう
    コミュニティが大きくなれば一枚岩でいられなくなり、
    もともとの思想は良いものだったのに、悪いことを考える人はいる
    清涼な水に一滴落とされた染料のように広がっていく

    時系列がバラバラにされているのは何か意図があるのかもしれないがちょっと読みにくかった

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    2025年10月30日
  • ガーディアン

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    「いじめにあうこと」よりも「ひとりぼっちだと感じること」の方がつらい。本当にそうだと思う。
    誰か一人でも自分のことを分かってくれている人がいれば。目を合わせてちょっと笑ってくれるだけでも救われるんだ。

    ガーディアンが正義の味方のように感じてしまう場面もあったが、やっぱりこのやり方は間違っていると思う。
    でも、じゃあどうするのか。
    先生に届かない声って、現実でもあるだろうな。
    現役の中学校の先生はどんな感想を持つだろう。

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    2025年10月22日