薬丸岳のレビュー一覧

  • 罪の境界

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    教誨とシチュエーションが似すぎていて、ちょっと微妙な読み順だったかもしれない。
    グイグイ読み進めさせられる面白さ。もう少し感情移入できるとグッとくるんだろうなという場面も多々あったけど、そこまで入り込めなかった感触。

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    2026年08月26日
  • 死命

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    ネタバレ

    なんか、読んだことあるんだよな~。でも、購入記録がないんだよな~、と思っていたら、文春文庫で購入して読んでました!なんてこったい!

    犯人と警官、それぞれの立ち位置で選ぶものの違いが、対比となって、死まで進んでいくところが面白かったです。最後、犯人の衝動の理由の一部がわかりますが、「だからなのか」とはなりませんでした。

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    2026年08月19日
  • こうふくろう

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    ネタバレ

    3.5
    ナイトの変わりようが凄いな。
    時系列がバラバラでわかりにくかったが、何となく、あれは誰これは誰と予測が出来たのでok。根深いな。
    単純に面白かった、まさか父がそんなことになるとは………だった。なんか最後は事件解決して父娘は和解して終わるのかなと思ったが、あきらかにページ数的にどうなるん?って感じだった。闇深いわ。
    もっと長編で読みたかった。
    薬丸さんの本は初読み、他の本全部が高評価なんだよな、凄い。次は神の子読んでみたいな。

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    2026年08月15日
  • こうふくろう

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    重厚感ある、、、

    思い返すとコロナってほんと世間をめちゃくちゃにしたよね、思い出した
    どうしようもない塞ぎ込んだ気持ちも分かるし
    そんなとこで未成年と悪知恵の働く大人が数人混じったらまぁこんなことになるよなぁ、と

    お父さんいい人だよあんたは

    私は誰よりもナイトが胸糞悪くて嫌い

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    2026年08月14日
  • 刑事弁護人(上)

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    ネタバレ

    持月凛子は現役警察官の垂水涼香がホストを殺害した弁護士。同僚の西大輔は元警官、持月と西は共に親しい人を殺害されている。できすぎ感はある。涼香が弁護士に対して真実を語らない。どうつながるのかわからずページが進まず…外堀を固め下巻へ。

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    2026年08月12日
  • 怪物の祈り

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    殺された娘のために、悔い改めない死刑囚に主人公である教誨師は生きたいと渇望させた上で死刑に処す。その設定自体が面白い。本来見たくない、見てはならない人間の暗闇を覗き込んでしまった。赦される罪などこの世にあるのか、そういう問題を突きつけてくる。加害者が殺人に に至る過程には運悪く辿り着いてしまった生への罪悪感と放棄を抱えていて、同情もした。それでも赦せるのか。その葛藤を教誨師という目線を通して色濃く描いた物語だった。死刑に処される罪、そこに至るまでの同情する過程、殺した事実、それらを無意識下で背負う加害者と向き合い、心を慰め死刑に処されるまでに人間感を取り戻す。死刑に処される頃にはただの普通の人

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    2026年08月07日
  • 怪物の祈り

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    ニュースで「今日〇〇の死刑が執行されました。」って聞いた事があるけど その日をいろいろな思いでむかえている人がいるんだなと思った。 
    その場に立ち会う刑務官の心情も大変な事なんだと思った。

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    2026年08月01日
  • 罪の境界

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    読み終えてタイトルを改めて見ると沁みる。
    罪の境界を超えてしまうのか、踏みとどまって「人間」のままでいられるのか。
    小野寺の母親がまともに見えてくるから不思議。境界は超えなくても虐待で我が子に消えない傷を負わせているのに。
    なにが正しいのか、考えてしまう。

    通り魔事件の被害者となってしまった明香里の描写がすごくリアルだった。命が助かってもこんなふうに心に傷が残ってしまうのか。わかっているようで全然わかっていなかった。助かったんだからよかったじゃん、なんて軽く言えないな。

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    2026年07月28日
  • 悪党

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    【良かった点】犯罪の加害者と被害者には埋めがたい大きな隔たりがある一方で、その境界はほんの少しの違いで入れ替わり得るのではないかという恐ろしさを強く感じた。その問いを最後までぶれることなく描き切った構成は見事で、読後には静かな希望も残り、重いテーマながら爽やかな余韻があった。【気になった点】文章は非常に読みやすい反面、人物描写や会話はやや淡泊で、もう一歩踏み込んでほしかった。【おすすめ度】★★★☆☆【ミステリーとしての意外性】★★★☆☆派手な展開よりテーマ性が印象に残る作品だった。

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    2026年07月28日
  • アノニマス・コール

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    ネタバレ

    クライマックスの辺りで、かつて仲間だった者の罪を見逃さなかった朝倉と逆に罪を見逃し隠蔽にさえ協力してしまった奈緒美の父との対比が見事だと思った。

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    2026年07月24日
  • 怪物の祈り

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    最初から最後までかなり苦しい読書体験でした。全体を通して、死刑囚に関する話なので執行されるシーンや、被害者が殺される描写などが所々にあり、終始鬱々としながらでした。でも物語全体はとても読みやすかった印象です。
    死んでしまった人は誰かに何も伝えることができない。忘れずにいたいと思います。

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    2026年07月18日
  • こうふくろう

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    読みやすかった。ただこの人誰だったっけ?はあったから一覧あるとよかった。
    みんなを救いたい気持ちは分かるけど、家族が90人とかになれば統率取れないに決まっているし、変なやつも紛れてくるだろうな。
    共有みたいなスマホチェックや他の人とはなるべく関わらないルールは…それって家族なのか?というところで涼風の作りたかったものは何だったんだろう?と思った。

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    2026年07月17日
  • Aではない君と

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    「どうして動物を殺すことは許されるのに、人を殺すことはゆるされないの?」
    もし、自分の子どもが殺されたら、どんな理由があろうとも相手のことを憎むに違いない。絶対に許すことなんかない。
    だから、「人を殺すことが許されないのだ」が分かります。

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    2026年07月16日
  • 刑事の怒り

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    刑事・夏目シリーズ。
    錦糸署に異動になる前の東池袋署での最後の母娘の事件。
    80代の母の遺体を自宅に隠していた。
    どうしてそんなことをしていたのか…
    錦糸署に異動になっても、夏目が妥協することはなく、とにかく真実を納得行くまで突き詰めたいという情熱が伝わってくる。
    ただ、この小説の最後に書かれた事件「刑事の怒り」は、夏目に衝撃をもたらした。
    娘の絵美の現状に重なるものがあったから…
    それと、気になるのは錦糸署での相棒とされた本上というワケアリそうな女性刑事。
    刑事らしくないのか、一匹狼的な危険な雰囲気がある。

    2026.7.13

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    2026年07月13日
  • 友罪【電子特別版】

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    町工場で働き始めた青年は同時期に入社した同い年の同僚がかつて日本を震撼させた猟奇的事件の犯人だと疑念を抱く。
    実在の有名事件を基にしており、謎解きの快感や感動的な結末を楽しむ類の作品ではない。少年法と贖罪について考えさせられるが人によっては消化不良な結末と感じるかも。

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    2026年07月11日
  • 怪物の祈り

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    ネタバレ

    娘を殺された牧師が、犯人である死刑囚の教誨を行う。その目的は、全く反省の色を見せない相手に復讐するため。
    死刑であっても構わないという相手に生きる希望を与え、死にたくないと思わせたところに、絶望の言葉を与えることが最終目的だとは言え、教誨を行う度、殺人の様子やその時の娘の様子を聞かされ、反省の様子を全く見せない相手に、主人公の方が疲弊して行く様が、本当に読んでいて辛い。
    途中に刑務官視点も挟まれるが、死刑執行の様子はもちろん、その後の刑務官の心理状況なども描写されるため、死刑制度について深く考えさせられた。
    ニュースを見る度、こんなに酷い犯罪を犯したのだから死刑だろうとか深く考えずに思っていた

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    2026年07月10日
  • アノニマス・コール

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    ネタバレ

    薬丸さんの作品の中ではエンタメよりですね。

    元警察官の朝倉は、不意に離婚した元妻と暮らしているはずの娘からの電話を受ける。「お父さん・・・」とだけで切れてしまった通話に胸騒ぎ。娘は誘拐されてしまった。

    警察に頼らずに娘を取り戻そうと奔走するうちに、警察が隠してきて、組織ぐるみの不祥事が明るみになる。

    それにしても、警察不祥事は、だいたい神奈川県警ですね。

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    2026年06月27日
  • 神の子(下)

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    ネタバレ

    第二章(承前)
    エリカ
    美人局をしていた。

    小杉
    スギさん。元ヤクザのホームレス。雨宮と一緒に稔を探す。ある人の命で雨宮を監視していた。

    雨宮一馬
    ホームレスになり小沢稔を探す。加藤信二という偽名を使う。

    芝田
    白髪交じりの男。小杉より一回り以上は年上に見えるホームレス。

    美香
    雨宮の姉。室井の組織の一員。坂口の愛人。

    室井仁

    アカギ
    赤城。小杉たちのボス。日本中の闇社会を束ねている。政財界にも多くの影響力を持っている。

    町田博史

    高垣
    理工学部の教授。

    為井純
    繁村、為井、夏川、町田の四人で起業する。

    前原悦子

    繁村



    相原リサ
    理工学部一年。町田に気があり、仲間

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    2026年06月21日
  • 神の子(上)

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    ネタバレ

    プロローグ
    ひろし
    詐欺の計画を考えてシナリオを作る。名義上の名前は小沢稔。戸籍がない。稔の住民票を使い原付免許を取得。


    百八十センチ百キロ以上の体格。

    伊達
    闇サイトで仲間を集めて、仕事の指示をする実働隊のトップ。室井の命令でひろしに稔を殺すように指示するが、稔に殺される。

    室井
    ひろしや室井の雇い主。

    アカギ
    室井のスポンサーのようなもの。


    第一章
    内藤信一
    法務教官。町田の個別担任を受け持つ。二年前に神奈川県にある少年院から栃木にあるこの少年院に転任してきた。二十四年前に法務教官に拝命された。

    塩谷
    少年院の鬼教官。

    町田博史
    教官たちの間で話題になっている少年。三ヶ

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    2026年06月18日
  • 闇の底

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    サンソンという言葉が出てきて、思いがけなくサンソンのことを調べてしまった。
    こういう知らないことを知るために、本を読んでいる。

    あまりにも幼女に対しての事件が続くなと思ったが、日本中で考えたらこれくらいの頻度で発生してるのかもしれないなと思った。
    自分が知らないだけで、色んな性癖もあるし、多様性という言葉で容認せざるを得ないような雰囲気になりつつもあるが、手を出さなければ犯罪じゃないのかとかが気になった。

    何より藤川に対して憤りを感じた。
    何が切り札だよ、と自分の事のように腹ただしかった。

    最後はスッキリ!という訳にはいかなかったが、少しでも心のモヤモヤが減るのであればいいなと思った。

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    2026年06月18日