薬丸岳のレビュー一覧

  • 友罪【電子特別版】

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    仲良くなった職場の同僚が、過去に凶悪犯罪を犯していたらどうする?今の彼をみて関係を続ける?それとも今をどんなに真摯に生きていても関係を絶つ?
    まあまあ難しい問題で、自分だったらどうするか考えちゃいますよね。

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    2024年04月26日
  • ラストナイト

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    サラッと読める本ないかなーと手に取った友罪以来の薬丸さん作品。サラッと読み進めてみたけど、そんなサラッと読むものではなかった。もっと時間をかけてじっくりと考えて読む必要がある。片桐の想いがあまりにも強くて汲み取れないから。

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    2024年04月20日
  • 悪党

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     被害者遺族と加害者の問題。赦しとは、更生とは何か。犯罪者は何をすれば赦してもらえるのか。その答えは簡単に出ないが、ここから『Aではない君と』で更生への1つの道標が示されたと思うとグッとくるものがある。仕事として犯罪者の弁護を引き受け量刑を軽くするために闘ってきた弁護士が、自らの娘が被害者となったことで過去に担当した犯罪者に贖罪の気持ちを芽生えさせようとするくだりに様々な思いが浮かぶ。加害者が自らに課した罰と、その罰を否定することで贖罪へ向かわせようとする弁護士の行動はどちらが良いとも言い切れない。

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    2024年04月18日
  • 闇の底

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    女性や子どもが性被害にあう話は本当に吐き気がする
    この世から男はいなくなった方がいいんじゃないかと思う
    被害者家族なら性犯罪者を殺してくれる犯人が捕まらなければいいと思ってしまうかもしれない

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    2024年04月11日
  • 刑事弁護人

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    前半の凛子、西のバックヤードの説明的な内容が長かった。
    途中から涼香のウソが分かり、なぜ、何のためのウソなのかを探り始める。
    が、なんとなくの理由は早いうちに分かってしまい、詳細を追っていく感じ。
    弁護士という職業のジレンマをよく捉えた本。

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    2024年04月01日
  • 蒼色の大地

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    螺旋プロジェクト、3作目として読んだ。スケールが大きいのに、スっと読める作品。本当に凄い。海族、山族、因縁の争いをずっと仕掛け続けて来たのが終わったのか?と思ったが、その争いはスケールの大きさ問わず、ずっっと続いてることを再起して(個人間での対立や都内での対立のこと。国同士や銃、武器を使わずとも。)、なんとも言えない気持ちになった。山族と海族はやはり一緒に居ることは出来ないのだろうか。鈴も無くなってしまい、灯も帰ってきた瞬間、新太郎はまた争いに出かける。
    「対立したい」という気持ちがなくても、一緒に時を過ごせる運命には無いのだろうか。

    展開はベタだなと思った。海と山の戦い呑みを背景に書いているからなのだろうけど、そのまんまの海と山の争いだけ。もうひとひねり欲しかったかもという気持ちもあった。
    海と山が手助けし合い、国を守るという形になった所もある意味作者の味と捉えた。

    薬丸岳さんの作品を初めて読んだ。「明治時代を背景に」だけでここまで練り上げられるのかと感服した。作品内での伏線回収もしっかりされていて凄かった。違う作品も読んでみたいと思った。

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    2024年03月31日
  • 悪党

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    探偵事務所で働いている佐伯には姉を殺された過去がある。
    ある時、事務所を訪れた老夫婦から、息子を殺した男が少年院を出たので調査して欲しいという依頼を受ける。
    そして、その後は所長の木暮が犯罪加害者の追跡調査を売りにし始める。
    佐伯は自然と姉を殺した犯人を探し始める。
    家族を殺された遺族は、その犯人を赦すことは出来るのだろうか。
    そして、加害者たちの反省はどういうことで示されるのか…難しいテーマだと思う。

    2024.3.25

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    2024年03月26日
  • 誓約

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    過去に罪を犯し その過去を捨てて自分の大事なものを守ろうとする。
    犯人がわかり 人間関係がわかっていく
    真実がわかって 家族はこれからどうなるんだろう?その人の過去を受け止められるだろうか?
    そんな思いでモヤっとした気持ちになった。

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    2024年03月11日
  • 刑事弁護人

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    500P超。分厚い!笑

    面白かった。涼香が真実を話していないことは明らかなのだが、何を隠したいため、何を守りたいためなのかが、なかなか分からず。1つ見えてきても、また1つ疑問が出て来る。興味深く読み進められた。

    しかし、その読みごたえに反し、最後に真実が分かった時に、納得感が薄かったような気がする。
    ただ、私自身は母親になったことがないので、母親の気持ちを察することができない部分があるのかもしれないが。。それを明かさないために、ここまで真実を隠していたのか?と。

    とは言え、この長さの小説を中だるみすることもなく、読み切れたと言うことはすごいな、と。

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    2024年02月19日
  • 逃走

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    ラーメン屋を訪れ、店主を殴り殺してしまった犯人が逃走する。
    逃走中に少しずつ明らかになっていく犯人を取り巻く人たちの過去…
    背景はややベタな感じはするが、複雑に絡み合った真実は読み応えがあった。

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    2024年02月16日
  • その鏡は嘘をつく

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    夏目刑事がいい味出してるなあ。
    シリーズ物と知らずにこちらから読んでしまったので、「刑事のまなざし」も読んでみたい。

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    2024年02月01日
  • 闇の底

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    自分的には悪くないと思いますが、内容的にちょっと不快に思う人もいるかもしれません。人の闇自分の闇を考えてみたい人にはオススメできます。

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    2023年11月14日
  • その鏡は嘘をつく

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    夏目刑事と志藤検事
    個性的な二人が面白い味を出しているが、事件が複雑過ぎて解決した後もすっきりしない。

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    2023年11月01日
  • 蒼色の大地

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    202211/他の螺旋プロジェクトは未読、薬丸岳だから読んでみた。意外な設定・意外な世界観、読みやすく程よいハラドキ感もあり単独で読んでも十分楽しめた。

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    2023年10月25日
  • 誓約

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    チョッと辛い気持ちになってしまいました。あまりにも複雑に絡み合って途中で心が重たくなってしまいました。

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    2023年10月10日
  • ラストナイト

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    人生の2/3を復讐のために充て、そのためだけに生き永らえるって悲しいね。悲しすぎる。
    自分の信念を誰にも理解されずに死んでいくのは、さすがに辛い。生きるためのモチベーションって何なんだろう。

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    2023年09月24日
  • アノニマス・コール

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    警察側のあんまりにも自己保身のためにここまでする!?感と、
    無実の罪で追われてる主人公も、さすがに他の件で逮捕されちゃう…と思ってしまうやりすぎ感、
    痛そうなシーンに若干ついていけず。

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    2023年08月12日
  • 逃走

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    薬丸岳先生の作品が大好きです。
    刑事のまなざしは今でも10選に入れるほどで、どの作品も人間の原罪について深く考えさせられる作風が本当に大好きです。
    この作品もいろいろ考えさせられました。
    良作だと思います。

    しかし!ヒロインが!!
    私の大嫌いなタイプだった!!!!笑
    守られることを当たり前だと思い込んでいる上に、それを無自覚に享受している甘えったれの女。
    この期に及んで自分が傷つくことを恐れて逃げるのか!と何度もイライラしました。
    とにかく精神年齢が幼すぎる。
    20代でその思考?は?赤ちゃんでは????
    ってなりました。辛辣ですみません。

    ヒロインが嫌いなタイプすぎて集中して読めませんでした。
    個人的な好みの問題です。
    作品は良作です!!(2回目)

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    2023年06月30日
  • 刑事弁護人

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    長かった…!
    が、後半、真相が徐々に分かってくるので、その過程は面白かった。
    弁護士の仕事は大変だ、と思う一冊。
    色々と逆恨みもされるし。
    皆さんも書いているが、ドラマ化されたら良いと思う。

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    2023年06月30日
  • 蒼色の大地

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    「螺旋」プロジェクトの5冊目。4冊目から少し間が空いた。時は明治の物語。

    かつて同じ村に住み、沼に落ちたところを救ってくれた灯を探し、鬼仙島にたどり着く鈴。灯は流れ流れて瀬戸内海を根城にする海賊になっており、一方、鈴の兄・新太郎は呉鎮守府の軍人として海賊の討伐に参加させられる。
    蒼い目の灯に大きな耳の鈴と新太郎。このプロジェクトを読んでいれば灯と鈴が交わることがないと分かっていながら、三者それぞれの思いと行動が微妙にすれ違い、出会いそうで出会わない、出会ってもすぐに離れ離れになる前半の展開はサクサクと面白く読めた。
    ただ、灯の人物像にあまり面白みがなく、後半の鈴や新太郎との交情があまり盛り上がらず、最後はバタバタとあまり際立った見せ場もなくまとまってしまったところは、前半のテンポ良さからするとやや期待外れ。
    「海族」vs.「山族」の対立があからさまに描かれる話で、海龍と山神の個人的な因縁みたいな構図になってしまったのはいまいちなのだが、このプロジェクトの底流にある、どうして人は争うのだろう、どうしたら争いはなくなるのだろう、争いなんてなければ良いのに、という思いはよく伝わったと思う。

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    2023年05月27日