薬丸岳のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
面白かった
薬丸岳版、学園ミステリー
教師は子供たちを本当の意味で救うことができるのか?
ストーリとしては、
中学に赴任してきた秋葉。
いじめも少なく、問題を起こす生徒も少ない学校に違和感を持ちます。
そして、そこには、ガーディアンと呼ばれる生徒による「自警団」の存在が..。
背後で支配するガーディアン
ガーディアンは誰なのか?
起きている事件は解決できるのか?
ガーディアンのやり方は正なのか?
そして、教師はガーディアンを超えることができるのか?
といった展開です。
本書で、何がつらいかって、登場人物がいっぱいできてきてわけわからん状態になること(笑)
子供たちが、名字だったり名前だっ -
Posted by ブクログ
元警察官の主人公が誘拐された娘を救うために奔走する物語。
そこまで深く考えずサラッと読める本だった。
元警察官なのに警察に頼らず解決しようとする背景には何が関係しているのか。
警察不祥事や政治家不祥事などたまにニュースになるけど、大きい組織の幹部や有識者の不正が起きたときにすぐに発覚するのではなくて、隠蔽工作されてて後から明るみに出ることもあるって残念。(これ書いてるときでいうと、日大理事による背任とか。)その行為によってどれだけの人が被害を受けたか。
自分の欲からくる行動ではなくて正義や使命、人を思いやる心から行動できる人を尊敬するし見習いたい。
主人公や元妻と共に犯人によって奔走させら -
Posted by ブクログ
英語教師の秋葉が赴任した学校は、いじめも少ない平和な学校。しかし元気だった生徒が突然不登校になったことから、秋葉は学校に対して違和感を覚え、耳に挟んだガーディアンという存在について調べ始める。
学校小説ということもあり、登場人物の多さは確かに感じるが主要な人物はきちんとキャラ立ちしていたし、そこまで覚えるのに苦労はなかった。
生徒を襲うさまざまな問題に教師は無力なのか、見守ることしかできないのか、生徒を救うにはガーディアンがやるような犯罪まがいの方法しかないのか。ガーディアンのやり方は嫌いなのに、そう思わせる文章力はさすがだなと思った。 -
Posted by ブクログ
一気読み。
しかし登場人物には同情ができないものが多すぎる。皆自分の不幸な身を嘆き他責な考え方ばかり。
今の日本に暮らしていてここまで堕ちていくのは自己責任としか言いようがない。派遣切りにあっても貯金があれば新しく家を借りれたはずだし。身の丈にあった生活をしてないからこうなるわけで。
最悪の場合は生活保護だって自己破産だってできるのになぜこうなるのか。自己責任としか言いようがない。
しかし、そもそも貯金が必要だとか身の丈にあった生活をしなければならないとか、そういった考えもできないような境遇で育ったことが社会のせいとか言われてしまえばもうなんも言えません(笑)
しかし今の日本でなら普通の生活を -
Posted by ブクログ
宮部みゆきさん→辻村深月さん→薬丸岳さん
→東山彰良さん→宮内悠介さん。
不思議な話、ともいえる短編でした。
ちょっと繋がってみたり、そのままだったり。
見つけられなかっただけで、繋がってるのやもしれませんが。
最初からぞっとする話でしたが、それを語った人物も…。
そこからすると、まだ2話目は大丈夫でした。
本人になったら、と考えるとぞっとするどころじゃないですが。
3話目は分かればほっとする状況です。
語られている間は、ひたすらに怖いだけ、でしたし
最後の方になって、ようやく違和感が、な状態。
4話目は、都市伝説のような内容でした。
行き着く先は当然、という感じでしたが
主人公は結局ど -
Posted by ブクログ
夏目シリーズの第4弾。4編からなる連作短編。亡き母の想いに胸を締め付けられた”黄昏”,強姦事件の傷が招いた悲しい悲劇”生贄”,出稼ぎ外国労働者のやりきれない境遇”異邦人”,そして相模原障害施設殺傷事件の嫌な記憶がよみがえる表題作の”刑事の怒り”。どれも心揺さぶられる良作でした。
あらすじ(背表紙より)
スーツケースに入った高齢女性の遺体。隠していたのは娘だった。母の死を届け出なかった本当の理由とは(「黄昏」)。公園のトイレで起きた殺人。容疑者はレイプから身を守ったというが(「生贄」)。犯罪者自身が抱える壊された心、それでも許されない罪の重み。現在をまっすぐ見つめる刑事・夏目の傑作ミステリー。