南直哉のレビュー一覧

  • 復興の精神

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    各界著名人が復興についての考え方を述べた共著。
    この本の存在は知ってたけど、もっと早くに、もっと震災についていろいろ考えた時期に、読んだらよかったかも。
    日本に好きになる一冊。

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    2011年11月04日
  • 復興の精神

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    3.11以降の心象風景は変わりました。正に本編の直哉先生の言葉の通りなのですが、彼らと私を分けたのは何だったのでしょうか?私はどうしようもない断絶と無常を感じ言葉がありません、自分は何をすれば良いのか、これからどうすれば良いのかという問いは、全て人の問いでもあると思います。この本に寄稿した方たちの思索が我々の足元を照らす一助になることを期待します。

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    2011年06月21日
  • 復興の精神

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    ネタバレ

    「これから」をどう考えるか。3・11以降を生きる杖。
    と、帯にあった通り、東日本大震災を経、これからをどう生きるかを9人が語っている。

    養老孟:精神の復興需要が起きる

    これを読みたくて買った一冊。いつもと違う養老センセ。スラスラとその思いのままに語り、面倒だから説明はヤメ、と突き放されるようないつもの文章よりも、ずっとずっと、静かでゆっくりとした口調で語られている。
    「周りがうるさくなってくると静かにする。ブレーキをかける。そういう習性が身に付いているのです。」(本文より抜粋)という姿勢からきているのかもしれないが、意外なほどに、淡々と「これから」を語っていた。

    「生きていれば、さまざま

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    2011年06月16日
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―

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    [ 内容 ]
    我々はどこから来たのか、そしてどこへ行くのか-。
    人類誕生以来、問われ続けてきたアポリア(難問題)に、脳科学者と禅僧が挑む。
    死はすべての者に平等に訪れる。
    けれど誰もが望んでこの世に生れてくることはできない。
    つまり、「私」に根拠はないのだ。
    だからこその苦、だからこその人生。
    それでも、その苦しみを引き受け、より良く生きるための方法はある。
    無常の闇に射す一筋の光明を探すため、存在を賭けた脳と仏教の真剣勝負。

    [ 目次 ]
    星の友情(茂木健一郎)
    1 無記の智慧(坐禅とクオリア 説明不足の仏教 悟りが最終目的ではない ほか)
    2 脳の快楽、仏教の苦(裸になれる場所 恐山の日

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    2011年05月22日
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―

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    なぜ自分は生まれてきたのか?何のために生きるのか?人類がずっと問い続けてきた難題をテーマに、禅僧と脳科学者が語り合う対談集です。
    この世に望んで生まれてきた者など誰もいない。だから、生れて生きることには、もともと根拠が無い。根拠の無いものを問い続けたところで、当然答えは得られない。答えのないものを探し求めるから苦しい、根拠がないからこそ、自ら死を選び取るのもひとつの道なのだ・・・・・と、本書ではそのような会話が交わされます。けれど、苦は快楽だとも・・・・・。
    修行とは解脱するために行うもの、悟りとは真理を見いだし、心の平安を得ることだと思っていましたが、そうではないのですねぇ。
    答えがないとわ

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    2009年12月12日
  • 超越と実存―「無常」をめぐる仏教史―

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    新しい視点で書かれた仏教史として面白い。なんとなく「仏教の教えは良いもの」と受け入れきた我が身を反省。

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    2026年02月17日
  • 「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本

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    前半はとても参考になりますが、後半は死者と向き合う話になるので本のタイトルと乖離している気がしました。

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    2025年12月08日
  • 苦しくて切ないすべての人たちへ(新潮新書)

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    こうでないといけない、などと思う必要などないんだな、と感じた。
    くすっと笑ってしまうところも散りばめられていて、あっという間に読み終えました。

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    2025年09月27日
  • 刺さる言葉 ──「恐山あれこれ日記」抄

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    霊場恐山の院代に着任した著者が解説したブログ「恐山あれこれ日記」のなかから、編集者が抜粋したものを一冊の本にまとめています。思想家の内田樹がこの方法で多くの本を刊行していますが、両者の考えはもちろんさまざまな点で異なっているものの、どこか思考のリズムに近いものがあるように感じられます。「ブログを書く」という型が、思考をかたちにしていくことに影響をおよぼすのでしょうか。

    内容は、「あれこれ日記」というタイトルが示すように多岐にわたっており、恐山にまつわる出来事を紹介したり、著者自身の日常の体験のなかから読者の興味を引くようなものを語ったりしているものもあります。他方で、『善の根拠』や『仏教入門

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    2025年03月30日
  • 仏教入門

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    著者自身の理解する仏教の根本的な発想が提出されている本です。

    著者は、「仏教の思想的問題の核心が言語、すなわち無明にある」と述べています。たとえば、十二縁起にかんする部派仏教の解釈は、言語機能によって生じる実体間の因果関係を説くものだと批判して、実存としてのわれわれの妄執のメカニズムを示したものとして解釈しなおす試みをおこなっています。

    言語によってもたらされる妄執に陥っている状態が「無明」であり、それを自覚することが「悟り」だと著者は主張します。そのさいに著者が注意をうながしているのは、「悟り」とはなんらかの神秘的な体験を指すのではないということです。

    たとえば本書中で著者は、坐禅のし

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    2025年03月28日
  • 善の根拠

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    著者自身の考える仏教の立場にもとづいて、倫理の根拠についての考察が展開されています。

    著者の議論の出発点となっているのは、「私」は自分ひとりで「私」であることはできず、他者から「私」であることを課されることではじめて「私」であることができるという、人間存在の実存的な条件です。そのうえで、他者によって課された「私」のありかたを引き受けることが「善」であり、それを拒絶することが「悪」であると著者は考えます。

    ただし著者は、他者によって課された「私」を引き受けるべきだと主張しているのではありません。他者によって「私」であることを課されるという事実それ自体は善悪にかんして無記であり、いわば「道徳の

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    2025年03月28日
  • 恐山―死者のいる場所―

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    法話調で、でも全然お坊さんぽくなくてめちゃくちゃ読みやすかった。知性は最終的には哲学・宗教に向かうのかもしれない。つまり人生が一番の難題だから。
    死そのものが何であるか…社会における死の扱い、弔い、死者の死を受け容れること…大切な友達のことを想いながら読みました。

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    2025年03月13日
  • 不要不急―苦境と向き合う仏教の智慧―(新潮新書)

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    各人にとっての不要不急を、もっと尊重し合える社会になったらいいな。人の心は見えないのだから。優しい世界を望む。

    資本主義社会の経済自体が我々の身体にとって不要不急で非本質的なものでなり立っていることからうまれるねじれ。
    身体的なものに向き合ってきたのが宗教という切り口はとても面白かった。
    私たちの本質的な部分と、経済構造自体がかけはなれているのだから、「不要不急」は軋轢が生じるのも必然。。

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    2025年03月13日
  • 「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本

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    全然ささらなかった。自分には表面的にしか感じなかった。
    見出しだけメモ
    ・生きるか死ぬか以外は大したことではない
    ・人生に意味などない、生きる意味は見つけなくてもいい
    ・人生はネガティヴで当たり前
    ・生きがいややりがいを作る必要はない、テーマを決めてそれに賭けて生きてみる

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    2025年03月02日
  • 新版 禅僧が教える心がラクになる生き方

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    僧侶ならではの考えで、そこまで悟りを開くのは難しい,と感じました。同感する部分と、これは、難しいかな、という部分と両方あります。
    瞑想の時間を持ちたい、そして
    いい縁を大事にして、来るべき日に備えたいです。

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    2024年11月04日
  • 恐山―死者のいる場所―

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    宗教というより、死とどう向き合うか、に重点が置かれている。
    南さんの考えをもう少し聞いてみたいというのと、曹洞宗の教えとは?というのに関心を持った。
    死とは生者のもの。

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    2024年10月07日
  • 苦しくて切ないすべての人たちへ(新潮新書)

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    本のタイトルと違和感ある感じ。 人が生きていて、悩んだり違和感がある事について、優しく説いてくれるかな? いろいろな方のお話を聞かれていて経験も豊富なので、万人に分かりやすく読みやすい本。
    一度はお会いし説法を直に聞いてみたいな。

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    2024年06月22日
  • 「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本

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    前向きは大事だけど、それに疲れる事もある。
    僕の場合、明るいネガティヴとか言って、冗談めかしてネガティヴな事を笑って言うけれど。

    禅僧の教え的な本は何冊か読んだ事があり、そういえばそういう考えだったなぁと振り返りも出来たかな。

    こうした考えに至るにはそれこそ修行が必要に思うわ。
    たまに、達観した考えになることがあるけど、それがこの教えに似ているような。
    人は誰しも、どこかにこんな考えも持っているのかもしれない。

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    2024年05月22日
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―

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    ネタバレ


    生の最初から思い通りにはなっていない。思い通りにならないから辛いんです。ですが、人類は全て最初から思い通りに生まれた人はいない、と言うことをもっと自覚すべきでしょうね
    人間が考え方を変えるには、生き方を変えるしかない。人間は、頭で自分の考えを切り替える事は、ほぼできないんですね。生活を変えない限り絶対にダメだと思います。根本的には変わらない

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    2023年08月01日
  • 「前向きに生きる」ことに疲れたら読む本

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    自己啓発本とはひと味違って、「そんなに頑張らなくてもいいよ」と言ってくれている。
    この手の本を手にする時は、本からのアドバイスを求めがちで、「なんとかしなくちゃ」って思いが強い。でも、そんなに焦るな、急ぐな、答えを求めるなと言われている気がして、悩み事から一歩引いて、考えられる時間を持てる。
    「前向きに生きる」ことが大切なわけじゃない、力を抜いて、ゆるゆる生きるのもいいんだと思った。

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    2023年06月22日