南直哉のレビュー一覧

  • 恐山―死者のいる場所―

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    日本一の霊場、口寄せするイタコ、死者との邂逅。そんな場所としての
    イメージしかない恐山。

    その恐山の菩提寺の住職代理が綴った書ということで軽い気持ちで
    手の取ったのだが、いやはや考えさせられる。

    死というものは死者の側にあるのではなく、生者の側に存在するって
    かなり哲学的なのだけれど、亡くなった人には死はもう訪れないんだ
    ものなぁ。

    恐山に足を運び、死者を悼む人たちとの会話は「弔う」とはどういう
    ことなのかを示唆してくれるし、死者とどう向き合うかのヒントをくれる。

    テレビの心霊番組などの影響もあるのだろうが、おどろおどろしい
    イメージがあった恐山も本書を読むと死者を追悼し、思いを馳せる

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    2017年08月17日
  • 復興の精神

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    養老孟司:もちろん一致団結は悪いコトではありません。しかしそれが言論統制になってはいけない 茂木健一郎:復興の精神は、日本人の変化への希望の中にこそ、見出されるのだ山内昌之:公欲のために私欲を捨てよう 瀬戸内寂聴:私たちはどんな不幸の中でも決して絶望してはならない。暗闇の空に希望の星を見出す力を人間は与えられてここまで生きてきた 

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    2012年06月16日
  • 復興の精神

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    ネタバレ

    著名な作家などがそれぞれの3・11をふりかえり、これからどうすればよいかそれぞれの視点から提言を述べる作品。
    この本で一番驚いたのは、病を患っていたため、この震災で不安や無力感を感じなかったといった著者がいたことだ。このことから、他人や未来への不安や自分の無力感はある程度自分に余裕がないと生じない感覚なのだと感じた。
    しかし、震災直後に起こった買いだめの現象から、今回日本人が感じた不安のベクトルは自分に向いていなかっただろうかと感じた。
    また、どん底はつづかないと励ましている著者がいるが、何もなくても、毎日が先の見えないどん底だと感じている人々である現代人に伝わる言葉なのだろうかと感じた。

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    2012年02月16日
  • 復興の精神

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    ぜんぶは読まなかったなー
    面白いとこと面白くないとこ
    っていうと語弊があるか
    好きなとことあまり好きじゃない感じのとこがあって
    そりゃそうだけどいろんな人が書いてるから
    なんだかんだ結局養老先生が一番おもしろかったなあ。

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    2012年02月12日
  • 復興の精神

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    もともと雑誌化状況にあった新書界の、311後の加速たるや…。本書は発行2011年6月。
    しかし絶対に全てが緩んでくるはずの半年過ぎにこそ、読んで兜の緒を締めようと、満を持しての(?)トライです。
    筆者9人がそれぞれに挙げた声であれば、その言葉をこそ復興の精神として留めたい!と胸に響いた一節もあれば、この人がこんなに底の浅いことでなんとする?と首をかしげる部分もありましたが。。。そんな感想をもてるのも、今だから、なのだということです。
    「復興の精神」というガッツなタイトルの中で、ひとつ橋本治氏による“病人の視点”は目からウロコでありました。

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    2011年10月26日
  • 復興の精神

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    この度の震災は、「日本人」を強く意識せざるを得ない機会だと感じた。善くも悪くも日本人の一人として背負っていくべきことがある。そう感じた。
    橋本治の箇所が個人的には印象に残る。

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    2011年10月11日
  • 復興の精神

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    【読書】結婚等のバタバタで落ち着いて本を読めなかったので、久々の読書。読んだのは震災からの復興について各界の著名人のメッセージ。くしくも自分の結婚式は震災からのちょうど3ヶ月。心からこの国の復興を願うとともに、自分も自分のできることを全力で頑張りたい。

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    2011年07月03日
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―

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    結局、よく分からなかったです。しかし、分かりようがないと言えばないのです。なんで生きているとか、なんのために生きいるとか誰も知らないのたがら。

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    2011年06月23日
  • 人は死ぬから生きられる―脳科学者と禅僧の問答―

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    2009/07/26

    脳科学者、茂木健一郎氏と、
    恐山の禅僧、南直哉氏との対談集。

     ブッダが因果を説くのは、
     「あらかじめ因果によってものごとは決まっている」
     ということではなくて、
     人が努力して未来に希望を持ち、
     自分が自分として立っていくために
     絶対必要な考え方だからというわけです。
     (p.142)

    生きることに形而上学的な問題について、
    あえて「無記」という姿勢を貫いたブッダが、
    因果については熱を持って説くというのが
    生きることを「苦」と捉えた
    極めて現実主義的な思考の表れのように思う。

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    2009年10月04日