【感想・ネタバレ】不要不急―苦境と向き合う仏教の智慧―(新潮新書)のレビュー

あらすじ

コロナ禍で突如我々の行動や存在を縛ることになった「不要不急」の四文字。「何が“要”で“急”なのか」、今も多くの人が頭を悩ませている。この難題に、十人の仏教者が挑む。「不要不急」を切り捨てて何のための人生か? 大切なものを他人に決めさせてもいいのか? 「生死事大」「無常迅速」「自利利他」など、仏教の智慧を駆使して、苦境と向き合うヒントを提示する。混迷の時代を生き抜くために必読の十人十色の不要不急論。

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Posted by ブクログ

不要不急というお題で仏教僧がコロナを通じて語る本。お坊さんといっても仏教との距離感はさまざま。不要不急というお題は殊の外いろんなことをあぶり出す結果となっている。
…真言より禅、、、やな。

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2022年07月03日

Posted by ブクログ

各人にとっての不要不急を、もっと尊重し合える社会になったらいいな。人の心は見えないのだから。優しい世界を望む。

資本主義社会の経済自体が我々の身体にとって不要不急で非本質的なものでなり立っていることからうまれるねじれ。
身体的なものに向き合ってきたのが宗教という切り口はとても面白かった。
私たちの本質的な部分と、経済構造自体がかけはなれているのだから、「不要不急」は軋轢が生じるのも必然。。

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2025年03月13日

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