菊地秀行のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
12歳のダンピール少年登場!
ギャラリード公爵(貴族)と人間の母(故人)を両親に持つダンピール若様とその侍女アリスを父親の居城まで護衛するストーリーだが、途中で反逆を狙うジョーゲンセン大老(貴族)の勢力も加わり、Dはなんだかんだで両グループを敵に回すことになる。
最終的にはエドワード若様と公爵の密やかな父子愛を表現しつつ、Dは公爵と決着をつける。ギャラリード公爵は少しだけいい人だった。
巨漢戦闘士ドーライなど善人キャラは大半生き残るのでハッピーエンドではあるが、若様と侍女アリスは袂を分かつことになる離別型ED。エドワードは人間の村に帰っても良かったと思うけれど、それだとDシリーズとしては甘すぎるか。 -
匿名
추억의명작판타지만화
I know it's been a while since Vampire Hunter D was made into an anime, but this is my first time with the manga. Congratulations on getting to volume 43. This is truly a masterpiece. The suspense is surprising and interesting, so I'm watching it. I think it would be good to make a new ani
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Posted by ブクログ
三津田信三さんがそれぞれの作家さんに怪談のテーマを伝えて、「自分が一番怖いと思う怪談を書いてください」とお願いした怪談アンソロジー。
どういう怪談が好きかによって好みの作品が別れそう。
単純に一番怖かったのは
澤村伊知さんの『サヤさん』かな。澤村さんへのテーマは霊能者怪談。
なんと言うか、ゾクリとする怖さがあった。
でも、一番好きだなと思ったのは民族学怪談をテーマに書かれた霜島ケイさんの『魔々』
村の言い伝えとか、風習って恐いと思う内容って結構あったりしませんか。
村人にとっては禁忌だったりする事とか。
そう思う怖さがこの作品にありました。
霜島さんは初めて読む作家さんでしたが、他の作品 -
Posted by ブクログ
このアンソロジーを一言で表すなら、「とても怖い」。とにかく怖い描写や不気味な描写が多い。
澤村伊智『サヤさん』ある霊能者に出会った小学生の話。前半の怪異に襲われる不気味さ、不条理さと、後半の物語の真相、謎の残るラスト。どれをとっても怖い。『予言の島』を事前に読んでおくとなお良い。
加門七海『貝田川』実話の様な怪談、その真偽は不明。フィクションだと思っているのに、そうだと断言することが出来ない。
名梁和泉『燃頭のいた町』「現世」と「異界」の境界が曖昧になり、いつしか怪異に襲われる。だが、この話は怪異より人間のほうが怖いと思う。
菊地秀行『旅の武士』旅をする武士を中心として語られる時代劇怪談。連続 -
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購入済み
鬼との戦いはオススメ
原作の菊地秀行が好きです。
ちょっと古いけど、現実世界に怪物が出てくるような小説は、とても楽しいです。そしてちょっとエッチです。
本編も鬼との戦いをしつつ、セクシーな場面もあります。冬花万由はパジャマ姿でさらわれてるだけなのにエロい(個人の感想です)。
不死身の鬼との戦いも圧巻です。
本編は前作を読んでいると主要人物の人間関係が理解できなお楽しいです。
もちろん、前作を読んでなくても楽しめます。
惜しむらくは、紙面の都合で後半が駆け足になっているように思えるところです。
それをさっ引いてもオススメです -
- カート
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試し読み
ネタバレ 購入済み第3話は重め
2話まではゲストヒロイン死なないのだが、3話目は切ないなあ・・・・・・
やっぱりDの中編集となると、絶対ひとつは悲劇が入っちゃう。優しき巨人と遺伝子改造少女の宿命バトルは、結局誰も報われない結果に。
まあそこそこいい感じに終わるのは1話目だけで、2話目も依頼人の婆さんとか割を食うんですけどね。
終盤、婆さんに憑依?した女吸血鬼のDへの恋慕は印象的だった。でもDさん全く容赦なし(笑)
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ネタバレ 購入済み
ゲストヒロイン強し!
今回はなんと言ってもヒロインが単独でラスボスを倒しちゃうという快挙、これに尽きるかと。
女武器屋だけに仕込み武器が凄いです。鋼糸銃や自家製炸裂弾、銃口逆さまのトリックガン等を駆使して大活躍。
そして魔人夫婦の妻はDと幼少時の因縁がありましたが、やはりDシリーズっぽく最期は夫共々哀しい感じに・・・・・・ -
購入済み
オリビアが可愛い!
主役であるオリビアの口調がすごく良い。お転婆菊池キャラの再現度高し。
ストーリーはまあ平均点かな。いわゆるバンパイア退治のお話です。
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魔界都市〈新宿〉
1980年代後半に初めて菊池先生と細馬先生に出会ったのがこの作品。
当時は、細馬先生の画力とデザインのセンスに圧倒されていました。
先ずギーガーの影響を受け、独特の東洋の意匠を凝らしたオーヴァテクノロジで且つ、オーパーツの都市の造形や小道具も数々にヤラレてしまいました。
魚のウロコのようなヒダヒダや、不自然にうねったシルエットが当時の自分に不意に秘孔を衝きました。
加えて、主人公の十六夜京也やレヴィ・ラーの描写も良かったです。
・十六夜京也:木刀を常備する高校生。当時流行のバルーンシルエットの
Tシャツ姿。スポーツサイクル(今で言うロード)が愛車。
・レヴィ・ラー: -
Posted by ブクログ
菊地秀行は天才だな、と思うのは、惜しげもなくキャラを使い捨てるのを見る時。Dでは特にそれが顕著だ。
なぜなら、Dは基本的に一作一話で、その回に出て来たD以外のキャラクターが続いて登場する事がない。
滅ぼされる貴族しかり、後に残される人間しかり。
それなのに、その一人一人に重厚なドラマ性が付与されている。非常に魅力的なキャラクターも数覆い。
本巻に登場するエドワードやアリス、ドーライ、あるいはギャラリード公爵やその敵である大老、剣士ゼンダーや女戦闘士スーラ、どの一人をとっても、主人公に据えて物語を紡げるだけのキャラクターだ。
もちろん、他にも似たようなキャラクターは出た、と感じる者がいるのかもし -
購入済み
故郷…還る場所か思い出の場所か
人間も貴族も生まれ出でた郷が必ずある。その土地を離れた者に取っては故郷のはず。
でもその場所が果たして幸せな土地なのか不幸な土地なのか、それは本人以外は誰にも分からないだろう。
Dという名を持つ若者でさえも…
それが辺境、それが貴族達の住まう世界。 -
- カート
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試し読み
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Posted by ブクログ
実は、菊池 秀行のマンガ化作品のうちで、細馬 信一とやってた「魔界学園」が一番好きなのです。
まあ、別格で「ダークサイド・ブルース」があるのですが。
これ、連載時、転校生かっこいいとか思って、読んでました。
もう、転校生という設定からして、痺れます。
そして、剣と魔法の学園ものなんですよ。この発想が、ものすごく好きです。
で、その兄弟的な小説がコレです。「魔界学園」ではなくて、「魔人学園」。もしかすると、この小説を原案にしてマンガができたのかな。
前半は、割とマンガと同じですが、後半はだいぶ違う。
主人公が見る人によっていろいろな姿に見えるという前半部は、マンガもがんばっていたけど、小説
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