菊地秀行のレビュー一覧

  • 魔王伝(1)双鬼編

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    ネタバレ

    15年の眠りから覚めた浪蘭幻十と付き従う小さな超人・豹太。魔都を支配する者の秘密の《封印》を巡りせつらとの戦いが開始される。メフィスト医院では抱いた男が直後に必ず死ぬ真弓の治療を開始する。幻十との戦いの中、拉致された秘書を救いにいくせつら。せつらに罠をしかける宗像兄弟。

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    2026年09月18日
  • 七人怪談

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    ホラー小説アンソロジー。

    特に面白かったのは、澤村伊智さんのサヤさん。
    霊能者ものの変化球。

    それから、霜島ケイさんの魔々。
    こっちはわかりやすく怖かった。

    福澤徹三さんの会社奇譚。
    有名百貨店Sの経営破綻の裏話を含む実話怪談。
    ある意味こういうのが一番怖い。
    ところどころ伏せ字の意味がないし。笑

    夏にふさわしい短編集でした。

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    2026年08月10日
  • 吸血鬼ハンター(45) D-殺戮貴族

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    何十年かぶりにDを読んだ。おもしろく読めた。ところどころにDの旅の目的やこの世界の謎がわかりそうな場面が散りばめられて、飽きさせないようになっている。また、前に登場したキャラクターの名前が出ることでずっと続いていることを感じさせる。この本のストーリーだけでも楽しく読めるが、やっぱりシリーズを通して読んだ方がいい。
    ジーラの正体がわかったような気はするが、人間なのかどうか。結局父親は誰だったのか。もう少し知りたかった。次もジーラが登場し、Dの正体、旅の目的、神祖にも関係していくと、もっとおもしろくなると思う。
    長いシリーズなので、最新作と共にまだ読んでいなかった分も交互に読もうと思う。

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    2026年07月27日
  • 七人怪談

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    全ておもしろかった!と言いたいところですが、いろんな作風があるので、正直自分の中では当たり外れがありました。でもそこは短編なので、ハズレがあったとしても、次はどんな怖さを体験させてくれるのだろうというワクワク感を感じて読むことができました!良かったのは「サヤさん」と「魔々」

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    2026年07月26日
  • 七人怪談

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    7人の作家さんそれぞれに違ったテーマで怖い話を依頼した書下ろしアンソロジー。
    個人的に豪華メンバー。
    始めて知るお名前の方がいたり、名前は知っているけど読んだことがない作家さんもいて初読みで来て良かった。
    民俗学系のお話が好きなので『魔々』が一番好き。

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    2026年07月04日
  • 七人怪談

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    2026.06.13

    霊能者、実話系、異界系、時代劇、民俗学、会社系、建物系の怪談集。それぞれ「この作家といえば」な構成で、そこも楽しみにしてた

    『サワさん』がダントツで怖い。怖いというより気持ち悪い。決定的なオチがあるわけではないところは「ナニソレ怪談」かもしれないが「ヒトコワ」から派生してるところが後味悪くて好き。

    民俗学怪談『魔々』は、実際にありそう。ここで本当に「思い」が解放されるとしたら「その苦しみを与えた者たち」も存分に苦しめばいいのにと、思ってしまった。

    『何も無い家』実はいちばんゾッとした。家に「呼ばれた」んだな、と思った。それにしても、家の描写、間取りの説明が本当に細かく丁寧。まるで自分が玄関から入って家の中を歩いているよう。そういえばそういう怪談あったよね。ひょっとしてこのお話は「家に『呼ばれた』奇妙な話」ではないのでは...?

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    2026年06月13日
  • 七人怪談

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    人のイメージというのは乱暴

    あれこれイメージするっていうのは乱暴です。未成年がイライラして、あれこれイメージすると、余計危険。その作り話がホラー…。世間に知られて、噂がひとり歩きして、ますますホラー…。そんな乱暴なイメージ、つくっちゃいけない!。でも、世の中には、ifというものがあり、ifを探らねば謎が解けない場合も…。ホラーってのは、警察的な鍛練かも…。

    #怖い #ドロドロ #ダーク

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    2026年06月06日
  • 吸血鬼ハンター26 D―シルビアの還る道

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    「故郷」に対して様々な感情を抱く人々が登場するが、それは後書きにある作者自身が抱いている故郷への気持ちが反映されているのかな…と思った。
    「故郷とは、こころのある所だ」という言葉をDという故郷を持てず旅を続けなければならない存在が言ったのが印象的でした。

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    2026年05月31日
  • 吸血鬼ハンター39 D-鬼哭旅

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    普段は長編の「吸血鬼ハンター」シリーズだが、これは何時もよりもミステリーっぽさを纏ったお話が5つある短編集。
    もうちょい世界観設定を固めれば特殊設定ミステリとしてもイケそうでは?となったんですけど作者先生どう…?

    個人的に「エリザベートの墓」と「時間狂い」がお気に入り。

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    2026年05月22日
  • 吸血鬼ハンター1 吸血鬼ハンター“D”

    購入済み

    うれしい

    電子化嬉しいです。
    紙の本の時代、何冊同じ本を買ったことか。
    中々次の本でない上、「Dー◯◯」というタイトルが
    買ったかどうかを忘れさせて、何冊同じ巻を買ったことか。
    なので電子書籍は同じ巻を買うのを避けてくれる上、
    番号まで付けてくれてありがたいです。

    #怖い #ダーク #カッコいい

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    2026年01月13日
  • 夢幻舞踏会

    ネタバレ 購入済み

    過去を続ける夢世界のお話

    Dシリーズの「夢なりしD」と殆ど同時期に書かれた作品。主人公のゆきえはある日、世界が夢で構築された幻と看破するが、目覚めさせようとする力と夢を続けようとする力(同じ存在?)の争いの狭間でせめぎ合う。
    最初はゆきえ本人が見ている夢世界かと思ったが、主人公もまた作られし存在で、夢はもっと混沌とした複合意識的なものらしい(正確には不明)。
    終盤は王道的に目覚める力が勝つものの、ゆきえ自身の進化のせいで、新しい夢世界が生まれそうな結末がやや意外だった。幻想的で80年代っぽいっちゃぽい。

    #深い

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    2025年08月30日
  • 吸血鬼ハンター26 D―シルビアの還る道

    ネタバレ 購入済み

    村娘シルビアの帰郷

    貴族侯爵(既に滅びた)の下にいた小間使いの娘シルビアが帰って来るお話。血は吸われていないが、本来ならば村に受け入れられない。
    しかしこの話では兄や元恋人始め、村民は優しい人が多い。けれどシルビアは故郷の村に留まる気はなく・・・という感じ。
    シルビア自身は最後まで生存するが、旅の道連れとなった兄キムジや別の村の娘ヴァージニア、それに元恋人トノイは尽く侯爵の息子ナイトフォールの餌食に。旅の行程でかなり人が死にます。モドキ化したキャラ達もDに倒されるし。
    シルビアは結局村には住まず、愛犬と共に亡き侯爵のいた土地に戻っていく。このオチだけはやや予想外。
    しかしヒロインは吸血鬼親子にモテるねー。

    #ダーク

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    2025年07月17日
  • 吸血鬼ハンター5 夢なりし“D”

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    夢の村へ!

    謎の村で夢世界に誘われ、戦いの果てに村を脱出するまで。
    結局村の住人含めて、舞台の全ては眠る少女シヴィルの創造の産物だった? そのシヴィルも結局30年前に死んでいたってオチだし、生き残りはDと外部の女旅商人だけみたいなんで、少しわかりにくい結末でした。しかし今回も黒幕は「奴」か!

    #カッコいい

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    2025年07月10日
  • 吸血鬼ハンター21 D―魔性馬車

    ネタバレ 購入済み

    虜囚の美青年は既に吸血鬼か!?

    古典映画・駅馬車のオマージュ(似てるのは少しだけ)。貴族に拉致され、10年後に逃げ出した美青年を都へ連行する旅路と、その争奪戦がメイン。
    拉致された若者は既にモドキか?それとも本人曰く人間か?という流れだが、オチとしてはやはり悲劇。
    敵の公爵も最終的には滅びるが、他の貴族と比べると主目的が恋愛だっただけに最期も潔い。むしろ青年の方が悪党寄りだったね。
    今回の二大ヒロインである女治安官はモドキ化して死亡するが、旅の酒場女の方は生き延びる。

    #ダーク

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    2025年07月01日
  • 魔界都市ブルース16 <影身の章>

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    久しぶりの魔界都市ブルース!
    マン・サーチャー・シリーズ第16弾!
    予想通り、初レビュー(^◇^;)

    久々に読むので、巻頭にある概要を!!!

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    二十世紀末九月十三日金曜日、午前三時ちょうど。
    マグニチュード八・五を超す直下型の巨大地震が新宿区を襲った。死活の数四万五〇〇〇。街は瓦礫と化し、新宿は壊滅。そして、区の外縁には幅二〇〇メートル、深さ五十数キロに達する奇怪な〈亀裂〉が生じた。新宿区以外には微震さえ感じさせなかったこの地震は、後に〈魔震(デビル・クエイク)〉と名付けられる。
    以後、〈亀裂〉によって〈区外〉と隔絶された〈新宿〉は急速な復興を遂けるが、その街を産み出したものが〈魔震〉ならば、産み落とされた〈新宿〉はかつての新宿であるはずがなかった。早稲田、西新宿、四谷、その三カ所だけに設けられたゲートからしか出入りが許されぬ悪鬼妖物がひしめ〈魔境〉ーーー人は、それを〈魔界都市"新宿"〉と呼ぶ。
    そして、この街は、哀しみを背負って訪れる者たちと、彼らを探し求める人々との物語を続きつづけていく。あらゆるものを切断する不可視の糸を手に、魔性の関を行く美しき人探し屋(マンサーチャー) ー 秋せつらを認り手に。
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    「未帰還児童」
    まぁ、神隠しみたいなもんか。
    一度、向こう側に行ってしまうと引き戻される。連れ戻すヤツは、倒しても…
    せつらは、急に、ロスにトリップして、ハンサム大賞総取りで、パスポートなしでも、税関のチェックは、笑顔とお願いのひとことで事足りた…
    イケメン最強!

    「フリークス」
    フリークス(Freaks)とは、異形のものや奇形、物事に熱狂している人々を指す言葉。ここでは、異形のものを舞台にするショーパブ。
    そんなとこ行っても普通に戻って来る。
    区外の女性を探すが、見つけても、もう元には戻れない。
    でも、コイツもせつらの顔にやられてる。

    「〈新宿〉人形物語」
    人形師か.…
    人と同様、それ以上をつくる。
    絶世の美女を作るが…
    美しさでは、上がいる!

    「客の後ろに誰かいる?」
    よくあるタクシーに、幽霊のお客さんが乗って…
    やけど、魔界都市では、お客さんだけでない場合も…(−_−;)

    「幽霊屋敷」
    何十年も異界のものが支配してる建物嫌やな。ある日突然、消える。
    で、人探し屋さんの出番。
    人探しと異界の者退治とで!

    「帰って来た男」
    病気になって、「薬買いに行って来るわ!15分で買えるしな!」が、5年に…
    真実は…

    「あとがき」
    コロナ禍ピークの時期の作品みたいやけど、新宿は、まだ流行ってないそう。
    作者は、元々、引き籠り状態なんで、あんまり生活変わらんみたいやな。
    この人も結構、描くの速いしな。
    (ゾンビもんの映画観ながら…)

    このシリーズは、端的に言うと、秋せつらが、めっちゃイケメンで、それが全て。
    イケメンは正義!!って事!

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    2025年02月10日
  • 吸血鬼ハンター(40) D-血風航路

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    吸血鬼の祖(神祖)と人間との間に生まれた混血児(ダンピール)の主人公Dが吸血鬼と戦う1話完結のシリーズ物(1話は1冊から数冊と色々あり)。青少年向けの作品で、18話までは読みましたが、現在では40話まで出ているようです。
    *長期入院中で、続きが読めません。
    このシリーズの大きな謎はなぜ主人公が吸血鬼と戦うのか? です。形の上では人間に依頼されて吸血鬼と戦うわけですが、そもそもの理由が触れられていません。
    神祖の血を引くため強大な力を持ちピンチになっても最後は必ず勝つというワンパターンの展開ですが大人でもとても面白く読めます。まあ、大人向けなら魔界都市「新宿」のシリーズがお勧めですが。

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    2024年09月30日
  • 吸血鬼ハンター39 D-鬼哭旅

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    初かな短編集。それもミステリー要素あり。どれも面白かったが、嵐の宿が一番ミステリー要素大きかったな。ご神祖忘れてないし。

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    2024年09月29日
  • 魔界都市ブルース 紅の女王

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    ネタバレ

    いつもの展開かと思いきや、紅の女王が最後にはせつらに恋をする(?)という予想外の展開に。イリスの配下との戦いやイリスvsメフィストとかも見たかったし、屍の活躍の場がもう少しあればいいのにと思った。今回は1冊でなく3冊くらいに分けてもよかったのでは。まぁ、面白かったからいいですけど。

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    2023年08月18日
  • 吸血鬼ハンター(41) D-暁影魔団

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    宇宙帰りの女貴族!

    今回は何度も苦戦するD。滅亡主義の女貴族ギャラクシアは強敵でした。
    でも暁影魔団の処理は終盤になると粗雑だったかな。メインの敵が途中から貴族に代わりましたからね。
    全般的にはDと三人のもどきたちの旅路の物語で、締め方含め悪くなかった。

    #ドキドキハラハラ

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    2023年04月27日
  • 魔界都市ブルース15 <愁歌の章>

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    マンサーチャーシリーズ第15弾!
    もう、魔界都市「新宿」シリーズとしては、何巻あるか分からん…
    短編集で、新宿の日常を語ってるって感じやけど、まぁ、この新宿の日常は、非日常なんで何でもあり。
    良くもこんなに長くシリーズ続けられるもんなんや…菊池秀行さん…
    お決まりと言えばそれまでやけど、安定感抜群のセリフ「私を見たな」が炸裂!
    秋せつらは、何モンかは、何となくしか分からんまま、何十年経ってるけど、超イケメンも初老ぐらいは迎えてるはずなんやけど…この魔界都市では関係ない!
    相変わらず、涼しい顔して、人の手を、首を、足をサクッと斬り落とす。
    こんな世界ないのは分かってるけど、ヤメられず、ずっと読んでる…
    私もこの本を読んでる最中は、歳もずっと、そのまま(^◇^;)

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    2022年10月01日