菊地秀行のレビュー一覧
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近未来、吸血鬼である貴族たちの世となり…それから数万年後の世界が舞台。
遠い未来の地球で、貴族や他の夜の一族たちに命の危険にさらされながらも、人間はなんとか生き延びていた。
そんな彼ら人間が、自分たちを狙う貴族たちから身を守るために雇うのがバンパイアハンター。
この作品は、そのバンパイアハンターのひとりであり、貴族と人間の混血のダンピールのD。
彼と貴族たちとの壮絶な戦い…そしてDとDが追う貴族の始祖の謎がとっても惹かれる。
ちなみに、天野喜孝氏の挿絵も素敵ですv
好きな作家さんの一人菊地秀行氏の作品の中で最初に読んだ作品。
中学生ぐらいの時に古本屋で発見して買いました。
その頃から吸血鬼好き -
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Posted by ブクログ
七人怪談は、7人の作家さんがテーマを与えられ、それにそった内容の怪談を書くという形式になっていた。
澤村伊智 霊能者怪談
加門七海 実話系怪談
名梁和泉 異界系怪談
菊地秀行 時代劇怪談
霜島ケイ 民俗学怪談
福澤徹三 会社系怪談
三津田信三 建物系怪談
それぞれ怖い作品であったが、どれも読みやすくあっという間に読み終えてしまった。
霜島ケイさんの話では、主人公の行動によって最悪とも思える結果になってしまう。その後のことは書かれていないが、これから何が起こるのか想像するだけで恐ろしい。
でも、自分が主人公の立場でも同じように考えるだろうし、対応すると思う。その当たり前の行動が取り返しのつ -
ネタバレ 購入済み
村娘シルビアの帰郷
貴族侯爵(既に滅びた)の下にいた小間使いの娘シルビアが帰って来るお話。血は吸われていないが、本来ならば村に受け入れられない。
しかしこの話では兄や元恋人始め、村民は優しい人が多い。けれどシルビアは故郷の村に留まる気はなく・・・という感じ。
シルビア自身は最後まで生存するが、旅の道連れとなった兄キムジや別の村の娘ヴァージニア、それに元恋人トノイは尽く侯爵の息子ナイトフォールの餌食に。旅の行程でかなり人が死にます。モドキ化したキャラ達もDに倒されるし。
シルビアは結局村には住まず、愛犬と共に亡き侯爵のいた土地に戻っていく。このオチだけはやや予想外。
しかしヒロインは吸血鬼親子にモテるねー。 -
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Posted by ブクログ
久しぶりの魔界都市ブルース!
マン・サーチャー・シリーズ第16弾!
予想通り、初レビュー(^◇^;)
久々に読むので、巻頭にある概要を!!!
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二十世紀末九月十三日金曜日、午前三時ちょうど。
マグニチュード八・五を超す直下型の巨大地震が新宿区を襲った。死活の数四万五〇〇〇。街は瓦礫と化し、新宿は壊滅。そして、区の外縁には幅二〇〇メートル、深さ五十数キロに達する奇怪な〈亀裂〉が生じた。新宿区以外には微震さえ感じさせなかったこの地震は、後に〈魔震(デビル・クエイク)〉と名付けられる。
以後、〈亀裂〉によって〈区外〉と隔絶された〈新宿〉は急速な復興を遂けるが、その街
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