菊地秀行のレビュー一覧

  • 幻山秘宝剣

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    ネタバレ

    「おりんの山」―恐るべき妖魔の棲む災厄の魔山。山の魔物を狩りにきた異相の賞金稼ぎ・工藤悪之進は、「念法」の腕を買われ、盲目の美剣士・朽葉兵庫に雇われる。兵庫は、ある大藩の密命を帯び、三人の奇怪な武士を率いて、妖魔の守る秘宝を狙っていた。妖気充ちる山中に恐怖の罠が待ち、獣人の淫欲に女体が喘ぐ。妖、闘、淫の新境地を開く痛快時代劇。

    1996年7月27日初読

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    2012年04月22日
  • 吸血鬼ハンター7 D―北海魔行[上]

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    ウーリン  フローレンスの少女
    スーリン  ウーリンの姉
    グレン   美貌の騎士?
    ギリガン  悪い奴
    マインスター男爵 フローレンスの貴族

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    2009年10月04日
  • ニャンコ、戦争へ

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    家の・・・家族のニャンコが戦争に行く。それも、人間の代わりに。戦場から帰るたびに身体は傷が増え肢体を失くしていく。それでも、ニャンコはまた戦場へ行く。猫は自由なもの・・・こっそり逃がしてやろうとするけど、ニャンコは『キミの言うとおり、自由に生きる。誰にも邪魔はさせない。だから、戦場へ行くよ』ニャンコは帰ってこない。砲弾の直撃を受けて、ヒゲ一本戻ってこなかった。って!菊池 秀行の絵本って聞いてたから、どんなもんかと思って読みましたが、号泣です。深いです、深すぎます。猫好きには、感動200%増しです。

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    2009年10月07日
  • 吸血鬼ハンター19 D―魔道衆

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    既にネタ切れ気味のこのシリーズ。

    でも面白いのは確か。
    毎回出てくる奇想天外なハンターやら貴族やらが秀逸。

    今回も巨大列車”鉄の城”を舞台に摩訶不思議な戦いが繰り広げられる。

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    2009年10月04日
  • 魔界医師メフィスト 怪屋敷

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    続刊中?伝奇もの。魔界都市・新宿の美貌の医師メフィストシリーズ。この世界観と設定にはまったら、まず抜け出せない。魔界都市シリーズの中でも読みやすいメフィストシリーズ。味わったことの無い方は是非。メフィストの魅力に酔いしれてください。

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    2009年10月04日
  • 七人怪談

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    澤村伊智『サヤさん』が一番面白かった。

    今回のではじめて知ることができた作家さんだけど、名梁和泉『燃頭のいた町』もよかった。

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    2024年10月15日
  • 魔闘学園

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    1990年の菊地秀行作品。

    1988年作品『魔人学園』と同様に、学園バイオレンスになっています。
    『魔人学園』よりは現実に近い世界観で、宇宙からの侵略者が人間の姿になって学園街に現れるという、1970年代のジュニア向けSFの設定を取り入れた格闘アクション小説に仕上がっています。
    設定の詰めが甘いのか、主人公がなぜ地球人代表として宇宙人とバトルするのか、というのが最後まで謎。
    雑誌連載のためラストバトルまでに宇宙人以外にもバトルシーンが何度もあり、そのせいか、せっかくのラストバトルがそれほど盛り上がらなかったです。
    ラストバトルが盛り上がらないのは、『魔人学園』もそうでしたね。
    ただ、『魔人学

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    2024年08月09日
  • 七人怪談

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    ‘ふさわしいテーマ‘っていうのがとても良い。確かに望まれているのは、それぞれに振られている短編だろう。
    初見では名梁和泉さん、見知りでは福澤さんがよき。

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    2024年01月28日
  • 七人怪談

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    7つのホラーアンソロジー。
    「自分が最も怖いと思う怪談」という課題で集まっただけあって本当に怖いです。それぞれ全然毛色の異なる怪談なのですが、どれもズシンと肩が重くなるような、負のエネルギーを引っ張り込んでしまったような戦慄を感じます。

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    2024年01月03日
  • 七人怪談

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    自分のこのみになってしまいますが
    読みやすい話や、さっと流してしまう話
    がありました

    でも、色々な作家さんの話が読めてよかった

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    2023年11月02日
  • 七人怪談

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    発起人の三津田信三を含む七人の作家によるホラー短編集。
    それぞれ三津田氏から与えられたテーマに沿った『最も怖いと思う怪談』を集めた。
    読んだことのある作家さん、初めての作家さん、それぞれ雰囲気の違うホラーを楽しめた。
    これを機に読んだことない作家さんの作品に手を伸ばしてみようと思った。

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    2023年10月05日
  • 七人怪談

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    初めて読む作家さんの話、気になってた作家さんの話、いろいろ読めて楽しかった。
    特に澤村伊智さんの「サヤさん」はとても私好みですごく良かった。澤村さんの他の小説もぜひ読んでみたい。
    時代劇系のお話をホラーに関わらず全く読まないので、そこに触れられたのも良かった。
    ぜひ続編も期待したい。

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    2023年09月25日
  • 七人怪談

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    7人の作家によるホラーアンソロジー。
    編者の三津田信三が、それぞれのテーマで「自分が最も怖いと思う怪談を書いて下さい」とお願いして出来上がった一冊。
    澤村伊智「霊能者怪談」
    加門七海「実話系怪談」
    名梁和泉「異界系怪談」
    菊地秀行「時代劇怪談」
    霜島ケイ「民俗学怪談」
    福澤徹三「社会系怪談」
    三津田信三「建物系怪談」
    霜島ケイ「魔々」と名梁和泉「燃頭のいた町」が面白かった。
    「魔々」田舎の古い家に一時的に住むことになった主人公が夜な夜な天井や壁からの異音に悩まされ、リフォーム業者に調べてもらうと、塗りつぶされた壁の向こうに階段があり、屋根裏には白い布が被さった神棚が…怪しさ満点。民俗学怪談好き

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    2023年08月25日
  • 七人怪談

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    「サヤさん/澤村伊智」
    「貝田川/加門七海」
    「燃頭のいた町/名梁和泉」
    「旅の武士/菊地秀行」
    「魔々/霜島ケイ」
    「会社奇譚/福澤徹三」
    「何も無い家/三津田信三」
    七話収録の短編集。

    七人の作家が、霊能者・実話系・異界系・時代劇・民俗学・会社系・建物系の七つのテーマを題材に描いた書下ろし作品。

    澤村さん目当てで手にしたが、やはり一番面白かった。

    タイトルの『サヤさん』からそそられる。
    雑誌に投稿されたエピソードで構成されているが、『体験・報告』と明記されているのがミソ。
    実際に起こり得そうで震える。

    熱帯夜にオススメの一冊。

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    2023年07月14日
  • 吸血鬼ハンター(41) D-暁影魔団

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    久しぶりのD
    最後がなんか某探偵の滝おちに近しいものがある気がする。
    この主人公があれごときで死ぬとは思えんが。
    そして、その主人公すら危機におとした情報ってどんなものか興味深々。
    出すことはないだろうけどね。

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    2023年07月01日
  • 魔 豹 人

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    1989年の菊地秀行作品。
    それまで数作、短編でのみ描かれた豹男・水月豹馬を主人公にした、唯一の長編作品。
    水月豹馬は流れ者の用心棒。今作で護衛するのは、ヤクザの娘、この娘の体の中に、「山に棲むもの」が独自の技術で作った「気象調節装置」の秘密が隠されていて、その秘密を手に入れようと、2つの組織が暗躍して、という物語。
    筋立てからは、壮大な物語になりそうですが、出来上がりは、昭和30年代の日活映画『渡り鳥シリーズ』のよう。
    萩原老人側の蛇男・熊男、乱麻老人側の気功使い達と、水月豹馬との格闘シーンを中心に据えた、割りとドタバタしたアクション小説になっています。
    菊地秀行氏が、目指したのも、『渡り鳥

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    2022年07月17日
  • 懐かしいあなたへ

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    短編小説集。菊地秀行さんは『バンバイアハンターD』の印象が強いが、それとはだいぶテイストが異なる。日常の一歩先にある異次元への落とし穴 みたいな。

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    2021年10月18日
  • 魔界医師メフィスト 1

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    ネタバレ

    確か20年以上前に小説を読んでいたので、懐かしくなって読んでみた。
    絵はすごく綺麗でデッサンもちゃんとしてるので、安心して読める。けど、その絵の綺麗さと物語が上手く噛み合ってなくて、上滑りしてる感じで勿体無い。

    個人的な魔界都市のイメージは、本当に汚い。その中でメフィスト(とその他の選ばれし麗人)のみが「はきだめに鶴」的に際立つ感じ。
    黒の中に白い医師、でも実はその中身も真っ黒(でも患者にとっては白)という入れ子構造に惹かれるので、漫画だと画面が綺麗すぎて、魔界都市という感じがせず、よってメフィストの「白さ」も、その「白さ」の中の黒さも、またその中にある「白」も、際立たないのかなと。
    漫画だ

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    2021年09月02日
  • 吸血鬼ハンター38 D-暗殺者の要塞

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    昔からずっと読み続けているダークファンタジー。ホラーは苦手なのに何故か吸血鬼モノは好きです。不老不死の悲哀、そして残酷なのは人間の方だったりしますよねw
    挿絵は天野喜孝氏。いつも素晴らしい!

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    2021年08月06日
  • 魔界行・淫獄編

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    この巻で全く別のお話になったみたい。作中の人物も言ってるけど、もはや復讐だけの物語ではなくなってる。

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    2021年06月22日