菊地秀行のレビュー一覧

  • 影恋

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    菊地秀行氏の著作には、伝奇ものとそうでないものに限らず「生者と死者」を扱ったものが多い。
    「幽明境を異に」せずこの世に死者(伝奇ものでは死人・しびとと呼ばれがちだけど)が入り乱れる。
    自分の大切な人でもあちら側に行って、またこちら側に現れたら寒気が走るのかな…見えるとしても前置きが欲しいなと思ったりして。

    しんだらかなしんでくれる人、惜しんでくれる人が誰しもにいるはず。
    余裕がない事がほとんどかもしれないけど、ふと周りを見たら我に帰ることもあるんだと思う。
    最後の数ページで少し救われた気分。

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    2026年02月17日
  • 魔闘学園

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    1990年の菊地秀行作品。

    1988年作品『魔人学園』と同様に、学園バイオレンスになっています。
    『魔人学園』よりは現実に近い世界観で、宇宙からの侵略者が人間の姿になって学園街に現れるという、1970年代のジュニア向けSFの設定を取り入れた格闘アクション小説に仕上がっています。
    設定の詰めが甘いのか、主人公がなぜ地球人代表として宇宙人とバトルするのか、というのが最後まで謎。
    雑誌連載のためラストバトルまでに宇宙人以外にもバトルシーンが何度もあり、そのせいか、せっかくのラストバトルがそれほど盛り上がらなかったです。
    ラストバトルが盛り上がらないのは、『魔人学園』もそうでしたね。
    ただ、『魔人学

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    2024年08月09日
  • 吸血鬼ハンター(41) D-暁影魔団

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    久しぶりのD
    最後がなんか某探偵の滝おちに近しいものがある気がする。
    この主人公があれごときで死ぬとは思えんが。
    そして、その主人公すら危機におとした情報ってどんなものか興味深々。
    出すことはないだろうけどね。

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    2023年07月01日
  • 魔 豹 人

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    1989年の菊地秀行作品。
    それまで数作、短編でのみ描かれた豹男・水月豹馬を主人公にした、唯一の長編作品。
    水月豹馬は流れ者の用心棒。今作で護衛するのは、ヤクザの娘、この娘の体の中に、「山に棲むもの」が独自の技術で作った「気象調節装置」の秘密が隠されていて、その秘密を手に入れようと、2つの組織が暗躍して、という物語。
    筋立てからは、壮大な物語になりそうですが、出来上がりは、昭和30年代の日活映画『渡り鳥シリーズ』のよう。
    萩原老人側の蛇男・熊男、乱麻老人側の気功使い達と、水月豹馬との格闘シーンを中心に据えた、割りとドタバタしたアクション小説になっています。
    菊地秀行氏が、目指したのも、『渡り鳥

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    2022年07月17日
  • 懐かしいあなたへ

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    短編小説集。菊地秀行さんは『バンバイアハンターD』の印象が強いが、それとはだいぶテイストが異なる。日常の一歩先にある異次元への落とし穴 みたいな。

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    2021年10月18日
  • 魔界医師メフィスト 1

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    ネタバレ

    確か20年以上前に小説を読んでいたので、懐かしくなって読んでみた。
    絵はすごく綺麗でデッサンもちゃんとしてるので、安心して読める。けど、その絵の綺麗さと物語が上手く噛み合ってなくて、上滑りしてる感じで勿体無い。

    個人的な魔界都市のイメージは、本当に汚い。その中でメフィスト(とその他の選ばれし麗人)のみが「はきだめに鶴」的に際立つ感じ。
    黒の中に白い医師、でも実はその中身も真っ黒(でも患者にとっては白)という入れ子構造に惹かれるので、漫画だと画面が綺麗すぎて、魔界都市という感じがせず、よってメフィストの「白さ」も、その「白さ」の中の黒さも、またその中にある「白」も、際立たないのかなと。
    漫画だ

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    2021年09月02日
  • 吸血鬼ハンター38 D-暗殺者の要塞

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    昔からずっと読み続けているダークファンタジー。ホラーは苦手なのに何故か吸血鬼モノは好きです。不老不死の悲哀、そして残酷なのは人間の方だったりしますよねw
    挿絵は天野喜孝氏。いつも素晴らしい!

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    2021年08月06日
  • 魔界行・淫獄編

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    この巻で全く別のお話になったみたい。作中の人物も言ってるけど、もはや復讐だけの物語ではなくなってる。

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    2021年06月22日
  • 魔界行・殺戮編

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    ここまで読んで、初読だったと気付いた。
    「妖魔戦線」シリーズと勘違いしていたみたい。
    南雲秋人と工藤明彦は全然違うのにね。

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    2021年06月21日
  • 魔界行・復讐編

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    復習編、なんだけどカタルシスはあまり感じないかな。まぁ、未だ終わってないけど。
    再読の筈なんだけど、こんな話だったかな?
    作品が物凄く多いから、他の作品と混同してるのかな。

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    2021年06月17日
  • 吸血鬼ハンター20 D―不死者島

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    久しぶりに古本で買ったD。今回はほとんどDの活躍はなく、最後にちょこっと出てきたのみ。ヒロイン含めてほとんどの人が貴族になり、殺されて終了。この手の終わり方が結構多い気がする

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    2021年04月18日
  • 吸血鬼ハンター34 D-死情都市

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    久しぶりのDだったが、ちょっと今ひとつであった。ショートは憎めないキャラ、レギュラーになるといいな。

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    2020年10月28日
  • 吸血鬼ハンター37 D-闇の魔女歌

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    37巻。よく続いている。
    今回はまた少し意趣変えてるな。
    原点回帰というか、神祖ネタに戻りつついままであった雰囲気を変えてきてるのかなぁ。
    連続ものではないので終わらないだろうけど。

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    2020年09月13日
  • 宿場鬼

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    菊地らしい時代小説。
    ……うぅん、時代小説の体をとった菊地のいつもの伝奇小説といった方が良いかな。
    チャンバラシーンが観念的というか、書き込みが少ないというか、謎の剣法を扱うにしてももう少し書き込みがあればなぁ。
    主人公より脇役の方が印象に残った感じもどうかと。(^^;

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    2020年02月23日
  • 吸血鬼ハンター36 D-山嶽鬼

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    最近はエンディングを変えたのかな。
    強すぎて狂言回しにしかならないと思われた主人公でさえ苦戦する相手が出るっていうのもインフレすさまじいと思うが
    全部1回限りっていうのがね。

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    2019年11月04日
  • 吸血鬼ハンター35 D-黒い来訪者

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    こういうのもあり、にしたのかな。
    基本スタイルから少し離れて最後に笑みがないバージョン。
    さすがにここまで長く続くと変化球も出てくるか。

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    2019年06月30日
  • トレジャー・ハンター八頭大 ファイルI

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    久しぶりに読んでみました。
    時代を感じさせる表現などがあるもののやはり面白いです。
    新しいイラストは好みが別れるものの、2冊分の内容に新しく書き下ろし付きでお買い得です。

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    2019年05月27日
  • 吸血鬼ハンター34 D-死情都市

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    東南アジアの混沌にまみれた歌舞伎町。
    そんな感じの街が舞台。
    ちょっとなじみないのでなかなかイメージつけづらかった。
    主人公が死んだ回数わりと多くなかったかな?

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    2018年12月01日
  • 吸血鬼ハンター26 D―シルビアの還る道

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    ネタバレ

    Dである。25巻買う前に26巻を買ってしまったようだ。貴族の城から出てきたシルビアを護衛することになったDと、シルビアを連れ戻そうとする貴族ナイトフォールの戦い。ロードムービー調で、行く先々で出会うキャラクターが、今回はわかりやすくとよい。
    しかし、どんだけ貴族はいるんだろうか?

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    2018年11月20日
  • 幕末屍軍団

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    すごい中途半端な印象。(^^;
    伏線張ったのが全部回収できていませんね。
    有名人を出すにしても、なんで出てきたのかいまいちわからない人もいるし。
    せめて、新選組の面子だけを注目すればそれなりに楽しめるかな。
    薩長ファンの人はあまり期待しない方が。(^^;

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    2018年11月12日