菊地秀行のレビュー一覧

  • 吸血鬼ハンター23 D―冬の虎王

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    妻の願いは夫であるヴァン・ドーレン公爵の抹殺。

    死を賭したその願いにDは一路、ドーレン公の居城を目指す。

    かつて<虎>と呼ばれた貴族は静かにDを迎えた。
    すべてを知った上で。

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    2012年02月29日
  • エイリアン虚空城

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    久しぶりの八頭大の物語でしたが、面白かった! テンポよく話は進むし、空いては得体の知れない奴だし、毎度おなじみの横槍は入ってくるし。
    この人はこういった能弁で活発な主人公の一人称が一番面白い気がするなあ。

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    2011年06月08日
  • 風来鬼

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    ネタバレ

    うん、本能にはかなわないよなあ。確かに。
    思いの他に官能的でした。
    アイデア、人物描写など、他にない素晴らしさがある
    菊池秀行氏ですが、
    やっぱりぐちゃっと短縮されていて読み取りにくいときがあるのが残念。

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    2011年04月11日
  • 幽剣抄

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    最近の長編は肌にあわなくてしばらく読んでないけど、
    短編の切れ味は今でも抜群。
    この時代劇のシリーズは特に力が入ってるけど、
    その中でも「影女房」の完成度は別格。

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    2011年04月10日
  • ホラーセレクション モンスターズ1970

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    収録作
    井上雅彦「デモン・ウォーズ」
    田中啓文「糞臭の沼」
    友成純一「魔物の沼」
    菊池秀行「甘い告白」

    井上氏作品:本当にパロディ満載で、井上作品の中ではかなり読みやすい物だと感じた。

    田中氏作品:「あぁ、田中さんね、やっぱりねぇ…。」となんとも言えない笑いが浮かぶ一作。
    前半の良い意味での「胸が悪くなる」感じも印象的だが、
    後半のふざけてるような、真面目なような、スピード感のある展開には引きこまれてしまった。
    そして、大爆笑。。。w

    友成氏作品:もっとも個人的にインパクトのあった作品。
    後半はやや失速感もあったけど、前半までの暗黒緋色の世界に魂は翻弄される。

    菊池氏作品:スピード感満載の一作。
    さっくり読めて、後味も悪くない。
    食後の一服という感じでよい締めになりました。

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    2011年01月20日
  • 死人機士団(下)

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    菊地作品は盛りだくさんの展開に引きずられるように読み進めた結果、全体像が全く分からない時がある。
    この死人機士団もそうで、上下あわせて二回ずつ読んだかな。

    悲しい巨人が最後に得た幸せがうれしい。
    人形娘は可愛いなあ。

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    2010年10月22日
  • 血 闘 士

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    バイオレンスであります。
    彼の著作にしては少なめではあるものの
    若干の性表現があるので
    読む際には注意です。

    酔いどれガードマンな八見賀氏
    時に強敵に当たり、絶体絶命になっても
    ある手段を講じ、立場を逆転します。

    最後の作品では
    元妻賀出てきてなにやらありそうな予感ですが…
    でも彼は「男」ですね。
    渋いです。

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    2010年06月29日
  • 死人機士団(上)

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    巨人の依頼人にドッペルゲンガー、世界一有名な人造人間にからむ人間模様。
    相変わらず発想が豊か過ぎて、一人一人のキャラが濃いにも関わらず、入り組んだ展開と人間関係についていけなくなることも。

    今回こそメフィストせんせいは牙をむくのか。
    人形娘は相変わらず可憐。

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    2010年04月08日
  • 吸血鬼ハンター21 D―魔性馬車

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    タイトル通り、全編通して「馬車」の中で話が進みます。
    前半はDらしくロードムービー風、後半は「夢」を軸に「薮の中」的ミステリー…といったところでしょうか。
    貴族らしい貴族が現れないのが特徴的な本作でした。

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    2010年04月04日
  • 魔界都市ブルース <魔法街>戦譜

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    2010/03/07:イカれ帽子屋に時々現れる(同一ではないものの)猫とかこれって「不思議の国のアリス」魔界都市編?
    なので物語の導入が白兎ではなくキンキラパンティなのが(ツカミとしては悪くないですが)ちょっと残念に思ってしまったり。
    オンドル亭の女店員さんは何気に強者というか役得ですね~

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    2010年03月08日
  • 魔界都市ブルース <魔法街>戦譜

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    後半、少しだけメフィスト出てます。
    新キャラが魔法担当してるのでヌーレンブルクと人形娘は不在です。

    ファンが欲しい情報は、こんな所かなw

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    2010年02月27日
  • 魔界都市ブルース4〈蛍火の章〉

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    魔界都市ブルースの感想ではいっつも同じことを書いているような気もするけど、相変わらず発想の豊かさには恐れ入る。

    「偉大なるメスメル」で、ひとつ形容詞を付け加えた秋せつらがとても好きなので、星もひとつ追加。
    「偉大なるメスメル男爵は、この世にひとりしかいない!」

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    2010年02月13日
  • 魔界都市ブルース7〈妖月の章〉

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    魔界都市シリーズです。主人公が依頼を受けて、ヒト探しをするお話です。
    ‘せつら‘かっこいい―!かわいい―!もっとメフィスト先生と絡んで!!と叫んでしまいます。

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    2010年01月02日
  • 若き魔道士 ドクター・メフィスト

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    怪しいお医者さんが主人公なお話。一度読めば、メフィスト先生の虜です(笑)ちゃんと直してくれるかは分かりませんが・・・なにせ女性嫌いなセンセイですから・・・・・・

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    2010年01月02日
  • 吸血鬼ハンター10 D―双影の騎士2

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    吸血鬼ハンターシリーズ第十作品目。
    なんとDの兄弟―というよりもう一人のD―が登場します。
    同じとは言えこうも人?柄が違うと、いつものDでさえ想像上の美貌なのに、一層想像し難い真反対ぶりでした。
    にせDは「これまで生きた歳月の壮絶さが察せられるわ」とDに向って吐きますが、力は互角。それまでにせDは地上には出ておらず、目覚めていなかったはず。
    結果(ネタバレ注意)、左手の差が勝敗を分けたようなラストでしたが、個人的には、左手の使い方も含めて経験の差であるほうが納得できるのです。でなければにせDはどうやってDと同等の経験を得たのか、地下に潜っていてはそれは不可能と考えたい。
    神祖がやはりDを選んだのも、にぜDが出来損ないだったからですし・・、しかし二人のDのやりとりは興味深いものでした。

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    2009年12月14日
  • 吸血鬼ハンター8 D―薔薇姫

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    吸血鬼ハンターシリーズ第八作目。
    「姫」は最後まで名前がありませんでしたが、名前など要らなかったのかもしれません。四騎士に守られ、四騎士を実は守っていた孤高の「姫」です。妖艶なのに茶目っ気たっぷりで、最後には・・Dと壮絶な闘いを果たします。
    エレナも気丈で男勝りで弱くもあって、だから最後はああなってしまったことを残念に思ってしまいます。作品に対してではなく、エレナというキャラに対してですが。
    Dもこれほどまでに凄絶でなければ次回作は乗り切れなかったかも?
    凄味が増したDにはDの掟があるんだな、と、借りの返し方やエレナの処し方に現れていると思いました。面白かったです!

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    2009年12月01日
  • 吸血鬼ハンター別巻 D―昏い夜想曲

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    Dの中編集です。
    三話とも大体100pで完結、どれも「抒情的な話が好き」な菊地先生らしい切なさが漂う作品で、すっと終わってしまうのがまた切なく、小気味良いです。
    特に三話目の戦鬼伝が好きです。Dの台詞が・・いいですね。
    これを読むとまたDに会いたくなります、きっと^v^

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    2009年12月01日
  • 吸血鬼ハンター6 D―聖魔遍歴

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    菊地氏の書かれる女性といえば、魔界都市シリーズに出てくる妖艶でエロティックな女性も思い浮かびますが、吸血鬼ハンターシリーズに出てくる女性は本当にかわいらしくて、健気なキャラが多いと思います。そしてこの「聖魔遍歴」で出てくるタエは特に気に入っています。
    バイパー婆さんもかわいいです^v^
    タエはこれまでに居なかった境遇の女性で、今後も同じ境遇の女性は滅多に出てこないだろうと思いますが、Dとのやり取りに、Dの壮烈さや美しさに惹かれているだけではない思いが溢れてて、いやかわいかったです・・v
    私もDの胸を「馬鹿!」と連呼しながら叩いてみたいものです^^^^^^^
    264pの全文も好きです。265p1行目のDの台詞はD史上に残る名言だと思います。読んでて吃驚しましたから、タエは一層吃驚しただろうな~うらやましいです!!

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    2009年11月02日
  • 吸血鬼ハンター5 夢なりし“D”

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    吸血鬼ハンターシリーズ第五作目。
    舞台は‘奴’に噛まれた少女の見る夢の中。
    夢ゆえの不可思議な現象(誰もがDの夢を見ていた、ナンだけが人より多くDの夢を見たetc)から始まって、読みながらDとともに夢物語へ誘われていく感じが快かったです。
    この雰囲気の中でも‘現実的’な魅力を作品として感じたのは、アイ・リンという主婦の描写です。もし自分がアイ・リンだったとして、Dが訪れすべてを理解したら、一体どうしていいのかわからなくなりそうです。
    平和な夜の夢にDは招かれたのですが、ここでも「Dは、この世界に生きとし生けるものすべての敵であった」のでした。
    その理由、夢の世界に生きる人々と、その夢を見ている少女がどうなったかは、読んでのお楽しみですね^v^

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    2009年11月02日
  • 吸血鬼ハンター4 D―死街譚

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    移動する街―平穏平和な街―閉塞感―謎の実験―謎の行き先―希望―目的―失敗―平和慣れした街の末路

    この街の空気は田舎臭くて湿っぽくてゆるくて、ストーリーとマッチして流れがとても自然でした。
    Dをライバル視するツルギ医師もスーパーマンてわけじゃないけれど良い男で、ラストでのDとの別れも彼のおかげで他の作品にはないような気持ちの良いものになったと思います。
    ローリイもかわいいですね。
    Dと二人で丘へ登るなんて(低い丘だけど)羨ましい・・!
    そのシーンの前後のDの台詞も大好きです!

    「失くしたものは取り戻せないが、新しいものを身につけることはできる」
    そんな前向きな言葉をかけるなんて、あとメモ紙持ってた件でも、Dはローリイに対して厳しくも温かかった。良作でした。

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    2009年10月31日