菊地秀行のレビュー一覧

  • 吸血鬼ハンター35 D-黒い来訪者

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    ネタバレ

    夢枕獏の『キマイラ』、菊地秀行の『吸血鬼ハンターD』
    どっちも天野喜孝の表紙でソノラマ文庫で昭和時代に出会い、令名時代も続いているのねー

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    2019年06月28日
  • 〈魔界刑事〉凍らせ屋I

    警察小説ではない

     魔界都市新宿シリーズも物語として随分と成熟しました。
     この凍らせ屋のオッサンは肉体的には常人なのです。超人揃いの魔界都市シリーズとこの点が異なります。

     しかし、その分「菊池テクノロジ」が炸裂します。
     まさか、歌舞伎町の小道で???
     そこで、こんな兵器!!!

    さてさて、菊池脳内の奔放さがこの作品でも漏れ漏れです。魔界ならではの濡れ場もアリの、その世界固有の官能描写もアリの作品世界を探訪あれ。

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    2019年05月01日
  • 吸血鬼ハンター24 D―貴族戦線

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    ネタバレ

    Dである。
    気が付けば、結構な巻数が出ていたので、あわてて買ったのである。
    今回はベルゲンジ公が相手。
    都の教授が悪巧みして、貴族の力を得てみたり、巻を重ねるごとに人間側の知恵がついてきているが、いかんせん貴族の力が強すぎるので、やはりDでなければダメであると。
    さらっと読んだ一冊でした。

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    2018年11月05日
  • 吸血鬼ハンター1 吸血鬼ハンター“D”

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    ネタバレ

    当時付き合っていた彼女がはまっていた本を貸してもらって以来菊池さんのファンになった。
    ヴァンパイアと人間の混血児でありながらヴァンパイアハンターという肩書き、そして人面粗の左手を持つという美味しい設定
    なによりイラストが天野氏というからついつい挿絵が楽しみで一気に読んでしまう。
    エロあり、サスペンスあり、スプラッターありの菊池ワールドの魔界都市のファンタジー版って感じかな
    シリーズは「昏い夜想曲」まで読んで飽きたw

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    2018年09月08日
  • 魔界医師メフィスト 怪屋敷

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    舞台は新宿。
    魔術師、怪物、人間が普通に暮らす世界観の中で、魔物が絡んだ事件を解決するために魔術師メフィストが立ち向かいます。

    一風変わった時代小説のような文章に引き込まれて、すらすらと読んでしまいました。
    物語の展開が気になって読む手が止まりません。

    主人公のメフィストがとても美しく、腕もたつのでみなが恐れている孤高の存在なのが魅力的に描かれています。

    奇怪な事件をよくこれだけ文章で書いたなと感心してしまうほど想像力がかき立てられる不思議なお話でした。

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    2018年06月29日
  • 野獣王の劍~柳生一刀流~

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    フツーのチャンバラだった。( ゚Д゚)
    クトゥルーとか超古代とか妖物とか出てこないという意味での普通。

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    2018年03月14日
  • 魔界都市ブルース10〈幻舞の章〉

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    新宿を舞台にしたダークファンタジーもの。女神転生の元ネタのひとつの流れを継いでいるもので、雰囲気を楽しむつもりで手に入れた。
    途中巻から読み始めた私も悪いのだが、場面転換で空白行が無かったりなど何て読みづらい文章なのだろうと思っていたが、一巻を通して読むと慣れてくるのが不思議だ。
    悪い夢から醒めてそれを書き留めているような文章も慣れてくると癖になってくる。超人や妖魔が跋扈する世界観が好きな方なら是非お勧めしたい。

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    2018年02月18日
  • 吸血鬼ハンター30 D―美兇人

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    はじめてじゃないでしょうか、D以外に同様の改造を加えられた貴族の話は。
    久しぶりによんだが、何も変わってない安定して読める仕上がりでした。
    完璧な成功例は、Dだけなのか...

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    2017年11月06日
  • 吸血鬼ハンター32 D―五人の刺客

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    ソノラマ文庫から始まって一番読んだ冊数が増えているのが菊地秀行で吸血鬼ハンターで魔界都市なのかな?
    良くも悪くも作風が変わらないのが嬉しかったりするのだが、まじめなあとがきに何かドッキリ。
    まとめにかかるのか?

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    2017年09月13日
  • 妖神グルメ

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    一風変わったクトゥルー神話モノ。へーこんなのもありだなとゆうのが感想。作者の菊地秀行氏は他にも邪神物を書いているのでそちらもよみたい。

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    2017年08月27日
  • 魔界都市ブルース ゴルゴダ騎兵団

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    マンネリと思いつつも手に取ってしまう魔界都市。
    首がもげようがメフィストがいるし、行方が知れずとも戸谷さんやトンブがブーブー言えば何とかなるしの何でもありな安心感。w

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    2017年05月14日
  • 魔界都市ブルース14〈霧幻の章〉

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    シリーズ初の短編集?
    もうマンネリかもなーと思いつつ重いものや難しいものに疲れた時にかるく楽しめる菊地秀行のエンターテイメント。
    著者がよく観るらしいB級映画を楽しむのと同じ感覚かも。

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    2017年02月17日
  • 真田十忍抄

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     猿飛佐助を中心に真田幸村と真田十勇士の活躍を菊地秀行が伝奇活劇として描き出す。

     真田十勇士、特に霧隠才蔵が大好きな私にとって、あの菊地秀行が彼らの活躍を描くということでそれだけで一気に読んでしまいました。

     才蔵より佐助を中心に描いているところは、惜しいところでしたが、それでも佐助の必殺の忍術や彼の秘密などが徳川との戦いに裏に描かれており、読み応えがありました。

     残念ながら、この作品は未完に終わっているので、ぜひ続きを書いて欲しいと思っています。

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    2015年09月05日
  • 吸血鬼ハンター2 風立ちて“D”

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    一巻よりこの話の方が好きでした。

    リナの思いが切ない…
    そしてDのさりげない優しさにキュンとしました。

    作者の文章がちょっと読みにくいので時間はかかりますが、もう少し読み進めたいです。

    しかし天野喜孝さんのイラストは本当に美しいですね…Dのイメージにぴったりで、天野喜孝さんだったから、人気が出た部分があると思います。

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    2015年08月18日
  • 吸血鬼ハンター1 吸血鬼ハンター“D”

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    未来もので攻撃装置の仕組みがよく分からない時もあった。。
    そしてものすごく長いシリーズ物だという事を読んだ後に知った。。。

    頑張ろう。

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    2015年07月14日
  • 懐かしいあなたへ

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    菊地秀行さんの短編集は珍しい。長編多いだけに、でも買った動機は、カバーの絵が気に入って。14編からなる奇妙な話。少し難しい気もするが、主体がコロコロ変わるので。世にも奇妙な物語のような感じ。魔界都市新宿マンサーチャーシリーズは短編と言えば短編か。

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    2014年10月16日
  • 魔界都市ブルース2〈哀歌の章〉

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    かっこいい!!
    まだ、1巻のときは、「キザ」という感じも残っていたのですが、かっこいいわぁ。

    これ多分、人だけだと「キザ」なんだけど、街全体がかっこいい感じなんだよなぁ。

    と思ったのが、「夜歩く」です。

    そして、その後すぐの話しが、「Aという名の依頼人」。
    凄い落差。
    そして、楽しく、でも、ホラーだよねぇ。

    せつら自身の性格は、まだ良くわからない感じではあるのですが、とぼけた感じというのは、そういうことなのかもしれないなぁと思います。

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    2014年06月18日
  • 幻山秘宝剣

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    おぉ、鉄仮面の正体は、彼がフランス語でしゃべり出すまで気づきませんでした。
    そうきたか…。

    蓮次の正体も、ずっと、もう1人のからくり師だと思っていたけど、違っていました。

    まあ、何人かの人は、なにをやりたかったのかわからないのですが……。特に、主人公(笑)

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    2014年03月06日
  • 魔界都市ブルース〈妖花の章〉

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    人情ものが半分、ハードボイルドが半分、あやかしが半分(…1より大きいじゃん)という、菊地 秀行お得意のお話です。
    妙に日本的で、好きです。この人が「かっこいい」と思う感性というは、まあ、やりすぎな感じもあるのですが、しっくりくるのです。

    このなかでは、「さらば歌姫」が好きです。

    しかし、わたしは、菊地ファンのくせに、魔界都市ブルースのシリーズというか、秋せつらの出てくるお話は、今回が初めてという信じられない人間です。
    多分、菊地 秀行のなかでは、これか「バンパイアハンターD」が1番人気のシリーズかな。

    まあ、かなり前の作品ということで、古さはあるのかもしれないのですが、むしろ、今の世相に

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    2013年11月14日
  • 吸血鬼ハンター20 D―不死者島

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    安定のクォリティ。と言っても、読んでるコレは最新巻じゃないはず。だけど、最初を除けば一巻完結なので、どこを読んでも大丈夫。
    久々にDのクールな世界に浸れたので満足。

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    2013年10月17日