菊地秀行のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
クトゥルー(クトゥルフ、ク・リトル・リトル)神話・・・ラヴクラフトらが創作した作品を元に、ダーレスによって体系化され、誰でも参加できるようにした創作神話、及びその設定を扱った作品群。
この作品は、”クトゥルフの呼び声”において、寝起きのクトゥルフさんが、船に体当たりされたくらいで、人間に逃げられちゃう、ドジっ子要素の理由付けをするために、”何故か”料理要素を取り入れた和製クトゥルー本です。
有名なクトゥルー設定が山盛りな中で、高校生の”無謀にして、嘲笑する料理人”内原富手夫がゲテモノ料理を極めようとするお話になってしまいました。
もう本当に・・・イア!イア!グルメ! -
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Posted by ブクログ
本来、経済的なものからは超越していそうな貴族に金銭の観念を取りこみ、マンネリズムという泥濘であがいているかのように思われるが、やはり無理が多い。相変わらず何のために登場しているのか分からない人物が多数散りばめられ、伏線かの様に語れられるエピソードも全く収斂させないまま、唐突に話が終わるのは相変わらずである。ただし確かにマンネリということからすると、何故か守銭奴として何物をも敵に回してもひるまない爺さんとかは今までに無いキャラではある。ただし、そういったプラス要素を勘案したとしても、金という統一した評価軸で人間も貴族も十羽一絡げにしてしまったため、貴族が人間くさくなり、敵としての超越性が損なわれ
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Posted by ブクログ
お約束と言ってよい展開のロードノベル。少し違うのは逃げるのではなく、借金の取り立てに向かうというのが、いつもとは違う。貴族への借金取り立てのついでで登場した、同じく借金を踏み倒した揚句の逆襲により、借金取りへの復讐心で追いすがる異能者達とを振り切りながら、ゴールを目指すという展開かと思われたが、ここでもいい意味で裏切られ、いつの間にか呉越同舟の仲間になっていく展開も新鮮である。そういう目新しさからして、いつものようにテンコ盛りの登場人物で始まり、それらが最初は物凄い形容詞で語られる敵でありながら、最後は尻切れトンボ的にむりくり風呂敷を畳む展開にならない様に望みたい。
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