菊地秀行のレビュー一覧

  • 魔界医師メフィスト 3

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    完結。刊行間隔空きすぎですっかり梵君の来歴を忘れていたけれど、最期で思い出した(汗
    後半駆け足ながら、誰かの宗教観と梵君の一生がコンパクトにまとまった良い作品で、コミカライズとしてはヴィジュアルの秀逸さは出色だったなぁ…としみじみ。
    惜しむらくは著者あとがきにもあるように、もっとエログロにしたかった(が自重した?止められた?)点。梵×環とか途中割愛の事後描写でやや拍子抜け(。´・ω・`。)

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    2015年06月13日
  • 吸血鬼ハンター29 D―ひねくれた貴公子

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    タイトル通り、ひねくれた貴公子が主人公の話。
    Dはいつものごとく狂言回し。
    とはいっても貴公子がダンピールの時点でDとの係わり合いが強くなるのだろうが。
    主従関係が最後ああなるとは思いもしなかった。それがさすが、というべきところだろう。

    あと、左手有能すぎ。左手との出会いの話とか見てみたいきもしなくもない。怖くもあるが。

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    2015年06月13日
  • 吸血鬼ハンター外伝 ダンピール狩り

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    本編より詳細にバックグラウンド書いてるんじゃなかろうか。

    最後のアレはいらなかった気がしないでもないけど。


    主人公が強すぎないところもいいかもな。
    本編はインフレが激しすぎてなぁ。
    まあ、あれはあれでそこがよいのだが。

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    2015年03月15日
  • 吸血鬼ハンター28 D―夜会煉獄

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    戦闘シーンがよくわかだだい。

    前の続きだけど、一応独立して読めないこともないかもしれない。くらい。

    あと、最後で笑わなかったのが印象に残ったのは初めて。
    笑って終わる、というイメージが植えつけられているというか。

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    2014年12月14日
  • 吸血鬼ハンター27  D―貴族祭

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    ネタバレ

    そもそもタイトルである祭りイベントに至らずに話が終わり、続くということになっているので、タイトルが違うだろうと突っ込みたくなるところ。肝心のイベントがわかっていないので、何とも言えないが、そもそも貴族を運ぶということに対する動機が全く分からない。いずれにしろ、いわくつきの人間が呼び寄せられるように集まるという話は良いが、少々、荷が重そう。御者たる女の正体が肝となるのだろうが、そもそもその正体の明かされ方も唐突であったので、次巻では全く関係ないということになるのかもしれない。

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    2014年07月10日
  • 魔界都市ブルース 美女祭綺譚

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    ネタバレ

    魔界都市での美女コンテスト、せつらとメフィストのキスはどの美女のものとなるのかって一ネタで一冊書ききったということだけど、ギャグに走ってネタが尽きたのだろうかと心配になる感じ、そろそろ大ネタで全五巻くらいの強敵と対決してくれないかなぁ。というか、魔界都市完結へのオオネタが刊行されるのを待ってます

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    2014年04月19日
  • 魔界都市ブルース 狂絵師サガン

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    腐れ縁「マンサーチャーシリーズ」。
    ここまで巻が続くと、なんかもう、物語なんかどうでもいい感じです。
    秋せつらはどんどん人格が変わっていくし、いつのまにか敵に勝ってます。

    ホントに腐れ縁。

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    2014年03月01日
  • 魔界医師メフィスト 2

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    最近、原作のほうからは遠のいてるんですがね☆

    個人的には
    メー医師(センセイ)は、せつらとセットで出て欲しい。

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    2013年11月13日
  • 影恋

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    菊地秀行氏と言えば魔界ものとか、なかなかユニークな小説を発表してきたが、本作は現代の雨月物語とも言うべき、死んだ男が残した妻に未練を残し,未亡人にほれた青年の前にその姿を見せるところから話が始まる。青年とその青年にほれている美女OL,未亡人と以前より親しかったお局さんなどなどいろいろな人間が加えて登場する。
    未亡人も幽霊となった夫を愛し続けるのだが、思い深い青年と幽霊の狭間で思いが揺れ始めたりして、クライマックスまで進んでいく。
    菊池秀行氏のいままでの作品とは全く違うのだが、この作品は重いがけずなかなか面白く読めた。

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    2013年10月04日
  • 吸血鬼ハンター26 D―シルビアの還る道

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    いつものより少し読みやすいか。

    主人公は脇で人外な強さを披露してるだけで、主役を別において主役中心に話が進むとわりと自分好みの話になる。
    まあ、主人公が規格外すぎるのが原因ではあるけどねー。
    そういう意味では中期のブギーポップみたいな進行が好みなのかね、自分。

    後半のぽっと出はいただけなかったが。ちともったいないかな、と。

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    2013年08月31日
  • エイリアン幻想卿

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    ああ、昨今の俺Tueeeなんかめでもないなぁ。
    このころから堂々と俺Tueeeしてたし。

    今回は正直、ネタがネタだけに混乱しそうになったけど、あいかわらず
    のノリ。
    彼女の唐突の出現にああ、こんなのいたな、という忘却の彼方なキャラ
    もいてある意味歴史を感じる。

    っていうか、なんでいまごろ・・・

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    2013年05月17日
  • 吸血鬼ハンター25 D―黄金魔[下]

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    神祖がしゃべった話については、もうあまりにも予想どおりのネタで正直がっかりだけど、どのシリーズも完結というはっきりした終わりを書かない作者だけに、Dだけは直接対決で完結することを信じて今後も読んでいく予定。新シリーズよりも、これまでの数々のヒーローのシリーズをキッチリと完結させてくれることを祈る。

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    2013年04月23日
  • 吸血鬼ハンター25 D―黄金魔[上]

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    黄金魔というタイトルからミダス王の感じを予想したら、借金取りの話だった。それにしても神祖と話した人間という設定は、よくも人間のままいられるものだというなんだか虚偽の気配がしないでもない。とりあえず、風呂敷を畳む下巻が楽しみ。

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    2013年04月23日
  • 妖神グルメ

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    クトゥルー(クトゥルフ、ク・リトル・リトル)神話・・・ラヴクラフトらが創作した作品を元に、ダーレスによって体系化され、誰でも参加できるようにした創作神話、及びその設定を扱った作品群。
    この作品は、”クトゥルフの呼び声”において、寝起きのクトゥルフさんが、船に体当たりされたくらいで、人間に逃げられちゃう、ドジっ子要素の理由付けをするために、”何故か”料理要素を取り入れた和製クトゥルー本です。
    有名なクトゥルー設定が山盛りな中で、高校生の”無謀にして、嘲笑する料理人”内原富手夫がゲテモノ料理を極めようとするお話になってしまいました。
    もう本当に・・・イア!イア!グルメ!

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    2013年04月11日
  • 吸血鬼ハンター25 D―黄金魔[下]

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    本来、経済的なものからは超越していそうな貴族に金銭の観念を取りこみ、マンネリズムという泥濘であがいているかのように思われるが、やはり無理が多い。相変わらず何のために登場しているのか分からない人物が多数散りばめられ、伏線かの様に語れられるエピソードも全く収斂させないまま、唐突に話が終わるのは相変わらずである。ただし確かにマンネリということからすると、何故か守銭奴として何物をも敵に回してもひるまない爺さんとかは今までに無いキャラではある。ただし、そういったプラス要素を勘案したとしても、金という統一した評価軸で人間も貴族も十羽一絡げにしてしまったため、貴族が人間くさくなり、敵としての超越性が損なわれ

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    2013年03月20日
  • 吸血鬼ハンター25 D―黄金魔[下]

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    グレイランサーを出してきたあたりから吸血鬼と人間を同一視しはじめてるのではなかろうか。

    人類の「敵」「超えるべき過去の支配者」として設定されてるはずの吸血鬼が妙に人間くさくて。

    ラスボスの影が見えはじめてきたけど、ま、おわらんでしょ。
    作者のライフワークと化しているし。
    ・・・<新宿>もあるし、どっちか切るかな?

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    2012年12月27日
  • 吸血鬼ハンター25 D―黄金魔[上]

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    お約束と言ってよい展開のロードノベル。少し違うのは逃げるのではなく、借金の取り立てに向かうというのが、いつもとは違う。貴族への借金取り立てのついでで登場した、同じく借金を踏み倒した揚句の逆襲により、借金取りへの復讐心で追いすがる異能者達とを振り切りながら、ゴールを目指すという展開かと思われたが、ここでもいい意味で裏切られ、いつの間にか呉越同舟の仲間になっていく展開も新鮮である。そういう目新しさからして、いつものようにテンコ盛りの登場人物で始まり、それらが最初は物凄い形容詞で語られる敵でありながら、最後は尻切れトンボ的にむりくり風呂敷を畳む展開にならない様に望みたい。

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    2012年12月07日
  • 魔界医師メフィスト 1

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    原作からのファンには不評。
    初登場時のおかっぱのメフィスト先生に比べたら
    かいりさんの絵は十分きれいだし問題ないんじゃね!
    なんて思ったけど、実際読んでみるとやっぱり何か違う感

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    2012年11月21日
  • 魔界都市ブルース 狂絵師サガン

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    せつらの姿をモデルに絵を描く、それだけで現実世界が壊れていくというのはいつものパターンだけど、なんだかドクトルファウストの設定が昔より変わってきたのがするのは気のせいか?相変わらず、『美』は最強で最凶

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    2012年10月15日
  • 吸血鬼ハンター25 D―黄金魔[上]

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    相変わらず。
    色々と手をかえ品をかえしてるがマンネリ化は否めないこと。
    ついに(上)とかついてるのに2巻じゃ終わらないかもよ?とか
    本人言い出してるし。
    ・・・前科ある作者だしねぇ。。。。

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    2012年10月15日